ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 42814
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳(悪天の為、テン泊縦走断念日帰り)

2009年07月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:15
距離
11.4km
登り
1,714m
下り
468m

コースタイム

5:30北御所登山口-6:20蛇腹沢登山口-7:17清水平7:30-8:04うどんや峠-9:10小屋場-10:10七合目-11:05八合目-11:45宝剣山荘(昼食休憩)12:35-13:19駒ヶ岳山頂-13:35駒ヶ岳頂上山荘(休憩)13:45-14:45千畳敷ロープウェイ駅で下山
天候 終日雨とガス、稜線上は木曽谷側からの横殴りの強風
過去天気図(気象庁) 2009年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
菅の台バスセンターの始発は5時12分でしたが、人が多かったので5時前から臨時バスを運行してくれました。

北御所登山口からのコースは歩かれているコースのようで、歩きやすく危険箇所はありません。晴天ならきっと眺望も良さそうな気持ちよいコースなのでしょうが、雨でガスガスで、まったく周りの風景を見ることが出来ずとても残念でした。
約1時間おきに看板や標識のあるポイントがありますがベンチなど腰を下ろすものはありません。

視界が悪いと稜線部ではどちらの方向に何があるのか全然解りません。道間違いに気をつけましょう(宝剣山荘から駒ヶ岳山頂を目指すのにしばらく道に迷ってしまいました)。

中岳と駒ヶ岳の鞍部にはテント場があります。テン泊・空木縦走の予定で登ったのですが、悪天強風で装備一式ぐっしょり状態となってしまったので、残念でしたが撤退となりました。
北御所登山口から沢沿いの林道を歩きます
2009年07月18日 06:14撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 6:14
北御所登山口から沢沿いの林道を歩きます
2009年07月18日 06:20撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 6:20
蛇腹沢登山口
2009年07月18日 06:21撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 6:21
蛇腹沢登山口
蛇腹沢登山口から約1時間 清水平
2009年07月18日 07:18撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 7:18
蛇腹沢登山口から約1時間 清水平
清水平はすぐ横に小さな沢があり豊富な水を補給できます(1分ほど上流に水場)
2009年07月18日 07:18撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 7:18
清水平はすぐ横に小さな沢があり豊富な水を補給できます(1分ほど上流に水場)
清水平から約40分 うどんや峠(五合目)
2009年07月18日 08:04撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 8:04
清水平から約40分 うどんや峠(五合目)
所々、樹林の間から眺望を楽しめそうなポイントがありましたが、この日は全然NG
2009年07月18日 08:27撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 8:27
所々、樹林の間から眺望を楽しめそうなポイントがありましたが、この日は全然NG
うどんや峠から1時間弱 一丁ヶ池
こういう池は雨天時の方が雰囲気が良い
2009年07月18日 08:57撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 8:57
うどんや峠から1時間弱 一丁ヶ池
こういう池は雨天時の方が雰囲気が良い
2009年07月18日 08:57撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 8:57
一丁ヶ池から10分ほどで小屋場(六合目)
切り開かれた広場ですが、特に何があるわけでもない
2009年07月18日 09:10撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 9:10
一丁ヶ池から10分ほどで小屋場(六合目)
切り開かれた広場ですが、特に何があるわけでもない
七合目手前の舟窪地形部分から稜線前方の眺め
2009年07月18日 10:08撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 10:08
七合目手前の舟窪地形部分から稜線前方の眺め
七合目 きっと晴天なら正面に檜尾岳と檜尾尾根が見えるのかも
2009年07月18日 10:10撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 10:10
七合目 きっと晴天なら正面に檜尾岳と檜尾尾根が見えるのかも
七合目から進行方向(鳳凰三山の稜線みたい)
2009年07月18日 10:10撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 10:10
七合目から進行方向(鳳凰三山の稜線みたい)
七合目から振り返って
2009年07月18日 10:10撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 10:10
七合目から振り返って
八合目 きっと晴天なら千畳敷カールや宝剣岳が素晴らしいのかも
2009年07月18日 11:05撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 11:05
八合目 きっと晴天なら千畳敷カールや宝剣岳が素晴らしいのかも
八合目から進行方向 伊那前岳すら認識できない
2009年07月18日 11:06撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 11:06
八合目から進行方向 伊那前岳すら認識できない
弥勒石
2009年07月18日 11:21撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 11:21
弥勒石
稜線の左下は千畳敷カールのはず
2009年07月18日 11:24撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 11:24
稜線の左下は千畳敷カールのはず
木曽駒ヶ岳山頂 悪天強風の為誰もいません
2009年07月18日 13:19撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 13:19
木曽駒ヶ岳山頂 悪天強風の為誰もいません
木曽側の駒ヶ岳神社
2009年07月18日 13:19撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 13:19
木曽側の駒ヶ岳神社
伊那側の駒ヶ岳神社
2009年07月18日 13:20撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 13:20
伊那側の駒ヶ岳神社
駒ヶ岳山頂から下山 展望が効かない時は下山方向に注意
2009年07月18日 13:22撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 13:22
駒ヶ岳山頂から下山 展望が効かない時は下山方向に注意
2009年07月18日 13:24撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 13:24
千畳敷カールへの下り(八丁坂)
ここまでくれば風はありません
2009年07月18日 14:14撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 14:14
千畳敷カールへの下り(八丁坂)
ここまでくれば風はありません
千畳敷カール駅前のカールと宝剣岳を記念写真に納めるスポット標識だけど。。。
2009年07月18日 14:46撮影 by  Caplio R4 , RICOH
7/18 14:46
千畳敷カール駅前のカールと宝剣岳を記念写真に納めるスポット標識だけど。。。
撮影機器:

感想

海の日の3連休。初めての中央アルプスを木曽駒・空木テント縦走を楽しもうと遠征してきましたが、予想以上の悪天候と全く切れることのないガスガス、そして危険な匂いがプンプンするぐらいの横殴りの強風。
スゴスゴと千畳敷からロープウェイ下山の日帰り山行となってしまいました。

テント・2泊分食料を背負って、菅の台バスセンターからしらび平行きバスに乗って、北御所登山口下車。他に誰も降りることなく、乗客の皆さんから「がんばってね」の声援をいただき、雨天の林道をひとりトボトボ歩きます。

蛇腹沢登山口からの登山道は雰囲気もよく、歩かれている道のようで危険箇所もなく、さりとて整備されすぎた道というわけでもない、良い登山道でした。

小屋場すぎてしばらく進むと樹林も切れてハイマツの稜線コースとなるのですが、濃いガスと強風で、ただただ歩いて進むのみ。雨も横から吹き付けるし、遮るものもないコース(唯一の例外ポイントは舟窪)のため、ひたすら濡れまくりでした。

結局、浄土乗越で千畳敷から登ってくる人を見かけるまで誰にも会わないとても静かなコースだったので、晴天時なら眺望を独り占めできる楽しいコースとなるでしょう。

ズブ濡れでクタクタ(おまけに体も冷えてブルブル)のまま宝剣山荘に入り、食堂で1時間ほど、さあどうしようかと思案しながら、生ジョッキとおでん、おにぎりでランチタイム。隣でランチしていたオジサンはすでに駒ヶ岳に登ってきたらしく、強風でけっこう大変とのこと。
山荘のテレビの天気予報では天候は悪化予報だし、山荘スタッフに聞いても明日も雨と強風・ガスは変わらなそうとのことで、駒ヶ岳登っての撤退をほぼ決意。

まあそうは言ってもテン場の様子も気になるので、とりあえず装備一式を背負って駒ヶ岳へ。

宝剣山荘を出ても、中岳・駒ヶ岳はおろか間近にあるであろう宝剣岳すら見えません。駒ヶ岳はどちらに進むのかわからずしばらく迷ったりしながら、天狗山荘を見つけ、中岳・駒ヶ岳への標識もみつけてむかいます。視界が効かないと大変です。
稜線上を木曽谷側から吹き付ける暴風にヘロヘロになりながら、中岳通過。しかし目前の駒ヶ岳も見えません。

鞍部にキャンプ場の看板がありましたが、テントが見当たりません。よ〜く見ると頂上山荘の間近に3張りほど。

鞍部にリュックを置いて、空身で駒ヶ岳山頂ピストンしてきましたが、とにかく横殴りの強風と強烈なガスで視界10mくらいの山頂。もちろん誰も居ません。
だだっ広く視界の効かない山頂部だったので、下山方向も間違いそう。磁石で方向を確認し、下山途中でお会いした方にどちらから登ってきたかまで確認するぐらいとにかく方向感覚がわかりませんでした。

頂上山荘で山バッジを買い、ご主人としばし談笑。明日も天候回復の見込みは無さそうということで、ここまで重いテントを背負ってきましたが、日帰り撤収とすることに決めて、頂上山荘からは、あとはひたすら千畳敷カールのロープウェイ駅へ。

浄土乗越から八丁坂の下りも、ガスガスで何も見えませんでしたが、風は殆どなく、ずっと寒さも治まり、快調に千畳敷駅まで下れました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2101人

コメント

濃霧&強風の木曽駒は怖ろしいですね
こんばんは ちろるです
私もkazさんが行かれた1ヶ月くらい前に木曽駒に登りました。
私は千畳敷から登ったのですが、稜線は強風とガスで殆ど何も見えず……
kazさんのレポートのように、何処に何があるのか全く見えず・方向もわからず・目隠し状態のままただ登山道脇に張られたロープを辿りながら歩いていったら、いつの間にか木曽駒山頂に着いてしまったという状態でした。
kazさんの言うとおり宝剣山荘から木曽駒山頂までは濃霧だと本当に道に迷いそうになりますよねsad

なんだか山行記録を拝見していたら懐かしくなりました happy01
私も今度は北御所登山口から登ってみたいと思いますfuji
2009/10/19 21:18
来シーズンこそリベンジしたいですねえ
ちろるさん、コメントありがとうございます!
山行記録拝見しました。というか行く前にチェックしていました。でもその際はTIROLさんがちろるさんだとは気づかなかったです。

それにしても今シーズンの夏場は天候に悩まされた山行が多かったですねえ。

眺望あってこその苦労の末の山頂制覇! なので、必ず来年にはリベンジ挑戦してきたいです。北御所から再度挑戦し、宝剣〜空木の稜線漫歩を達成してきたいなあ。
2009/10/22 22:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら