一年越しの想いを 茶臼岳〜上河内岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,525m
- 下り
- 2,533m
コースタイム
17日(木)5:15茶臼小屋ー6:45上河内岳7:15ー8:15茶臼小屋9:35ー10:45大無間展望場所11:15ー11:35横窪沢小屋ー13:00ウソッコ沢小屋ー14:00ヤレヤレ峠14:15−15:30沼平
天候 | 二日間とも高気圧に覆われた晴天。 夜間は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
まず静岡市内から登山口までが最初の難関。 長い林道をひたすら山奥に向けて進みます。 コンビニは静岡側からは新東名付近にあるローソンンとサークルKで終わり。 川根側からでも千頭の少し手前まで(だったと思う)までしかありません。 井川を過ぎ田代の集落を抜けてから先は落石多いです。 交通規制がありますので直近に最新情報を確認するのが良いでしょう。 http://ikawa.ooi-alps.jp/main.asp |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは沼平ゲート前、畑薙大吊り橋にあり。 <沼平〜畑薙大吊り橋> 30〜40分程大井川東俣林道歩きです。 落石多数。結構なサイズのものが落ちてくる事も。 注意して歩きましょう。関係者の車が通ると砂埃が舞います。 吊り橋は181m。高度感はありますが作りはしっかりしてます。 <畑薙大吊り橋〜茶臼岳(鳥小屋尾根> 登りは鳥小屋尾根を使いました。 昭和32年の国体の山岳競技で使用された由緒あるルートですが、今は地図にも記載がない廃道です。 吊り橋を渡り終え急な登りの後、送電塔手前をを右に折れるのが正規ルートですが、それとは反対側に曲がり、送電塔の下を通って尾根の取りつきに入ります。 畑薙山に向かい真っ直ぐに尾根を登ります。 基本踏み跡は薄いですがマーキングもそこそこあり南アのバリエーションとしては優しい方だと思います。妙にトラバースするような踏み跡(獣道?)が多いですが尾根上を真っ直ぐが正解です。細い尾根は分かりやすいですが広い尾根に出た場合はちゃんと方角を確認するべき。 危険個所は2ヵ所。 畑薙山山頂手前のガレの通過。 崩落地に寄り過ぎなければ大丈夫でしょう。 もう一カ所は畑薙山から一旦コルに下り、茶臼岳に向かうところの1900〜2000mぐらいにある崩落地。ここ南側は崩落、反対側は結構な斜度の雪の斜面。どちら側にも落ちたらアウトです。 雪の状態も不安定。ちょっと凍ってるところもあるし崩落地だけあって足場もザレていて不安定です。雪が少なくなってきているので融ければもう少し歩きやすくなるかも。 2000mぐらいからはひたすら急登。 茶臼岳手前は藪漕ぎですが、この時期は雪のお陰でほぼ藪漕ぎなしで進めます。 その後の樹林帯もまだ雪の量は多いので、雪の状態によっては踏み抜き地獄になりそう・・・。 概ね締まっていて歩きやすかったですが何度か股下ぐらいまで踏み抜きました。 標高差アップダウンを含めて2000mぐらいひたすら樹林帯です。水場もありません。 が、地形図を見ると真っ直ぐに尾根を登る綺麗なルートです。いい尾根です。 <茶臼岳〜上河内岳> 県境尾根を歩く森林限界上の稜線歩きです。 広い尾根を北側に向けて真っ直ぐ歩きます。 夏道に比べ直線的に歩けるます。 東側は雪庇が出ているので寄り過ぎないように。 晴れていれば気持ちいい稜線歩きですが、視界が悪いと二重山稜なので間違った尾根に入ってしまうかもしれません。 昨年吹雪で殆ど前が見えずルートを外してしまった場所がよくわかりました。 風が強い場所でもありますが山頂直下以外は飛ばされても落ちるようなところはありません。 奇岩竹内門を過ぎ、岩肌の少し出た夏道の登りを越えると上河内岳の肩。 肩から上は薄い雪とガチガチに凍りついた斜面。 夏道はジグザグに登る感じですが、歩きやすいところを見つけて登るのが良いでしょう。 氷化しているところはアイゼンピッケルも効きずらく少し緊張します。 <上河内岳〜茶臼小屋> 茶臼岳〜上河内岳の稜線上の分岐を東側に折れて少し下れば茶臼小屋です。 2Fの冬季小屋が解放されています。 とっても綺麗です。トイレも使用可。水場は枯れていました。 <茶臼小屋〜横窪沢小屋> 夏道は茶臼小屋から少し下をトラバース気味に歩く感じですが小屋から正面の尾根を少し登り、尾根上を通過するようなルートを取ります。主尾根を外さなければ問題ないですが、心配であれば尾根の南側の斜面を歩いて行けばある程度下ったらどこかしらで夏道に合流します。 通らなかったので分からないですが夏道方面に向かうトレースがあったように見えました。 2000mぐらいまでの樹林帯の雪は多く踏み抜き地獄でした。 二度腰まで潜り、足が抜けなくなって雪を掘りおこしたり・・・ 2000mぐらいより下になるとところどころ日当たりのいいところは雪が解けているところもあります。 1700mぐらいまでは雪がありますが、凍結箇所はないのでアイゼン等は無くても良いかな?と思います。 それ以降は横窪沢小屋まで夏道です。 <横窪沢小屋〜ウソッコ沢小屋> 小屋から横窪峠まで橋を渡って夏道を登るのは雪に覆われていて注意が必要。 現時点では沢を沿いを少し歩いて登りやすい場所を見つけて登るのが良いと思う。雪が融け、凍結もなくなれば夏道を使用できるようになる。 今回橋から少し沢沿いに下って渡渉し(石の上を通って渡れます)雪の無い斜面を木や動物の踏み跡を頼りに登りました。 この数日で何名か通過しているはずなのでどこかにトレースがあるはずなんだけど・・・。 横窪峠からウソッコ沢小屋までは特に危険個所、注意点は無し。急な下りです。 <ウソッコ沢小屋〜畑薙大吊り橋> ルートは明瞭。ルート全体としては昨シーズンこの時期のよりも整備されている感じでした。 とはいえシーズン前なのでまだ整備がちゃんとされていなく、少し倒木が多いですが手で払ったりまたいだりすれば良いので問題ないでしょう。 あまりに邪魔なものは少し除けておきました。 水場付近に小規模の崩落が何ヵ所かあるのでそれらは慎重に通過するように。 吊り橋も全部使えます。 一旦沢沿いまで下りて登り返してヤレヤレ峠。 ヤレヤレ峠から吊り橋までのトラバースで一カ所梯子が落ちているところがありました。 ココが一番の危険個所でしょうかね。 通過の仕方は各人で判断するのが良いと思いますが、ステップを切ってトラバースするか、少し下の方まで下って崩落個所を通過してから正規ルートに登り返すかで通過は可能です。 それ以外は特に注意点は無しですが長いルートの最後が細いトラバースですので気は抜かないように。 ※GPS等の機器は持っていませんのでルートは手書きです。 |
写真
装備
個人装備 |
わかん 1
アイゼン 1
ピッケル 1
予備の手袋 1
スリング 2
ロープ 1 8mm×20m
カラビナ 3
|
---|---|
共同装備 |
ザック 1
テント 1
マット 1
コンロ 1
ガスカートリッジ 1
クッカー 1
食料 日数分
水 2〜3L
シュラフ 1 冬季用
救急セット 1
防寒具 1
雨具 1
ライト(ランタン) 1
ヘッドライト 1
コンパス 1
地図 1
トイレットペーパー 1
ゴミ袋(ジップロック大・中・小) 数枚
ウエットティッシュ 1
手袋 1
|
感想
昨年の4月に上河内岳に登りました(と言っても何度も登ってますが・・)
が、吹雪で自分の足先も見えないぐらいの状況だったので眺望は殆ど楽しめませんでした。
雲が飛んだ一瞬だけ見えたいくつかの景色を晴れた時に眺めたいと常々思っていました。
で、そのチャンスが巡ってきました。
昨年登った日からちょうど一年。
良いタイミングでお休みが取れました。
(16日)
静岡市内から山間部へ車を走らせること2時間。
通行規制があるので少し時間調整も兼ねて仮眠を取り畑薙ダム先の沼平ゲートに到着。
荷物の確認をして登山届をだしゲートを越えて出発です。
久々の冬季フル装備。
最初の林道歩きだけでも荷物の重さが気になります。
畑薙大吊り橋を渡り山の中へ。
どなたかが、あっちの世界とこっちの世界の境界みたいなことを書いてましたがよくわかる気がします。
長い吊り橋を渡り終え、いきなり急登が始まります。
送電塔の手前を右に折れてトラバースするのが一般登山道ですが、今日は逆に進み畑薙山を経由して茶臼岳に登ります。今は地図に記載されていませんが鳥小屋尾根と言って60年近く前に国体で使われた由緒あるルートです。
尾根を真っ直ぐに登るルートです。
今は廃道になっていますが元々ルートがあったところですので南アのバリエーションとしてはそれ程難しくなく、所々目印もあるし、薄い踏み跡も見られます。
細い尾根のトップをひたすら真っ直ぐに登ります。
と、目の前でガサガサっと音が??
クマちゃん登場です。
立ち上がって威嚇されましたが、こちらが何もしないと分かったのかそそくさと逃げて行きました。
この時期はまだいないかなぁと思ってましたがもう目覚めているようですね。
もう一度黒い生き物に遭遇しましたが距離が少し離れてたのと、後姿だけだったのでさっきの熊か、カモシカか区別はつきませんでした。
途中尾根が広くなるところはお天気が悪かったりして視界が悪ければ慎重にルートファインディングしなければいけないかもしえません。が、基本的には尾根を辿るだけだし、テープなどもあるので慎重に歩けば問題ないでしょう。
尾根からトラバース気味に進ませようとする跡が何度も現れますが、あれは獣道だと思います。騙されないように。
崩落地のガレの通過がありますが、端っこに寄り過ぎなければ問題ないかと思います。
少し傾斜が緩み、雪が出てくると樹林の中にある畑薙山の山頂です。
まずここでブランチ。
食事を摂って少し休んだら再出発。一旦畑薙山と茶臼岳のコルの1700m辺りまで下って、再び登りが始まります。
始めのうちは少しなだらかな登りで徐々に傾斜急になってきたなと感じる頃に崩落地が現れます。
思いっきり崩れてます。
崩落している反対側の斜面は結構な角度の雪の斜面です。
どちら側にも落ちたらアウト。
崩落地だけにガレていて足元は弱く反対側も溶け始めた雪の斜面で足元は不安定ですので細心の注意を払う必要があります。
雪面側をトラバース気味に通過しますが、あまり下に行くとその後が大変なのでなるべくトップに近いところを通過。
ココしか足置くとこないってとこに鹿の糞が!!
勘弁して欲しいです(笑)
とまぁ、木の根をつかんだり、手足の置き場を慎重に選んだりしながら難所は通過。
ちょっと一息。
ここからの登りは結構な急斜面。
雪の急斜面を息を切らせて登ります。雪の量も少し増え足元も重たい。
結局1900mぐらいから2200mぐらいまでに短い休憩も含め2時間近くかかりました。
なかなか手強いですね。
傾斜が緩み、植生が少しずつ変わってきたなと感じるとようやく雪と樹林以外に青空が見えてきます。
雪が多いので多少踏み抜きはありますが、そこまで苦戦はしません。2400m付近からは藪漕ぎがあるはずですが、雪のお陰でハイマツは隠され、殆ど藪漕ぎはありません。
小さなピークをいくつか越えると真っ白な雪面と、茶臼岳の山頂が姿を現します。
あとちょっと!
体力的に自信がなければこの辺りで一泊ってところでしょうか。
最後の登りは真っ白な雪の斜面を一歩一歩進んで行く。快晴微風の茶臼岳山頂に到着。
光岳方面へ続く縦走路も真っ白、そして反対側にはお目当ての上河内岳と奥に聖岳、兎岳。
素晴しい眺めです。
今日はきつい登りで一日殆ど眺めが無かったので何度も登っている茶臼岳のピークもいつも以上に素晴らしく感じました。
一息ついた後、茶臼小屋方面には比較的新しいトレースがあったので誰か登ってきているのかな?と茶臼小屋に寄ってみると、なんと山岳救助隊の方々が訓練に来ていて小屋は大賑わい。
本当はこの先の上河内岳に向かう縦走路から少し外れたところにある風を避けられる樹林にテントを張り、上河内岳の東の尾根を下るつもりでしたが、皆さんに勧められてお酒飲んじゃったのと一日の疲れでもう先に進む気力は無くなり時間も日没まであまりなかったのでここにテントを張って一泊し、翌日上河内岳をピストンする事にしました。
山男なんだからお酒もイケるだろ?なんて言われて勧められたら断れないっス(笑)
救助隊の皆さんお酒とおつまみありがとうございます
水と火もありがたく使わせてもらいました。
プチ宴会楽しかったです。
明日もこの天気が続きますように。
(深夜)
実は日没と共に雲が現れ、一晩中強風にさらされていました。
小屋の脇にテントを張ったのでそれ程しっかりブロックも作らず、適当に張ってしまったのでさぁ大変。
飛ばされそうな風に吹きさらされながら眠れぬ夜を過ごしました。
時折風が止んで雲が晴れた時は月が綺麗でうっとりする程で、外に出てテントを張り直しウイスキーを飲みながら月を眺めたりしました。
(17日)
4時少し前に起床。
まだ風は強いですが少しずつ風が弱まっている?気がします。
支度をしていると救助隊の方々も起きて動き出しました。
お話しを聞いてみるとその前の日も夜の間だけ雲が出て風強くて明るくなったら晴れて風も収まったと言う事。
今日も同じ感じだねぇなんて言ってました。
風は嫌いじゃないけど、穏やかなのに越したことはないからそうなってくれることを期待。
とは言えこのままテント張ったままってのも心配なので畳んで小屋の中にデポ。
余計な荷物は置いて上河内岳に向けて出発です。
救助隊の方達は昨日ボクが登りに取ったルートを使って下山してみるとの事でした。
本来のルートは小屋から西側に登り、県境尾根の分岐を右手に折れるのですが、雪がたっぷりなのでそのまま北西に直登してショートカットするように尾根に出ます。
途中富士山の脇から太陽が昇り、対照的にその反対側には十六夜の月が浮かんでいました。
面白い光景ですね。
ハイジの丘に上がると上河内岳がドーンと姿を現します。
綺麗な三角錐で巨大で格好イイです。
見とれてしまいます。
期待は高まり、足取りも軽い♪
この辺りは二重山稜になっていて、昨年吹雪で前が見えず、迷い込んだ尾根の形が良く分かりました。
あそこをこんな風に歩いたんだなきっと。良いお勉強です。
で、稜線歩きですが、風もそこまで強くなく、空は快晴。
まだ朝で気温もそこそこ冷えていて暑くもなく、寒くもなく快適。
アイゼンで雪を踏みしめる音がたまりません。
尾根の東側には小さな雪庇があるので寄り過ぎないように注意する以外は好きなところを好きなように歩けます。
気持ちいい!
奇岩竹内門を過ぎ、上河内の肩まで少し岩場を歩き、最後の一登りです。
硬い雪のところはアイゼンが良く効きますが氷化しているところは少し厄介です。
歩きやすいところを自分で探しながら一歩一歩・・・。
念願の晴れた雪の上河内岳山頂です。
下山した救助隊の方以外に入山者はいないのでもちろん貸切。
北アルプスや富士山は残念ながら霞んでしまってうす〜くしか見えないけど、聖、赤石、悪沢の南部BIG3の姿は神々しく、茶臼や光方面も真っ白、お隣南嶺の山々も良く見えます。
一年越しの想いは果たされました。
しばらく座って余韻に浸り、この素晴らしい景色と時間を惜しみながら下山します。
下山も快適な稜線歩きで小屋まで戻り、2回目の朝食。
お天気良くて暖かいし時間もたっぷりなので少し横になって休憩。
荷物をまとめて下山開始。
夏道方面にもトレースありましたが状況分からないので冬季ルートの尾根上から歩き始めます。
この2400m〜2200mぐらいまでの樹林の尾根歩きがまぁ大変。
踏み抜き地獄です(笑)
腰まで埋もれる事数回。膝上、股下ぐらいは数え切れず。
足が抜けなくなって掘り起こさなきゃならない事もありました。
で、苦労して大無間展望ベンチで一息つこうとしたら、外付けしてたマットが無い・・・。
去年はわかんを落とし今年も??
ただ、途中2200mぐらいのところで水を飲んだ時にはあったはずだし、大きな荷物なので斜面を転がったら気付くはず。って事は300m登り返せばどこかに落ちてるはず。
行きましょう。
結局200mぐらい登り返したところに落ちてました。
空身で急いで登ったので早かったです。良かった(^_^;)
ここから下はまだ少し雪がありますが、ノーアイゼンで充分と判断してツボ足で。
1700mぐらいからは夏道になりました。
横窪沢小屋で一息ついて横窪峠の登りへ。
救助隊の方に状況聞いたら雪もないし全然平気だよって言ってたので安心しきってましたがダメです。
凍結と雪で登りに使うのも嫌な状態。トレースもありません。
どこか別のルート使ってる??
とりあえず沢を少し下って渡渉し(岩の上を歩いて渡れます)登りやすそうな斜面をよじ登って横窪峠に。
雪が付いてるうちは夏道は使わない方が無難でしょう。
この先は長い長い激下りですが歩きやすい登山道です。
重い荷物が背中にのしかかってきて、標高が下がる程暑くて、疲労感も出てきます。
急ぐ旅でもないのでゆっくりゆっくり森と沢の景色を楽しみながら下ります。
ウソッコ沢小屋から水場までと沢沿いのルートで少し登山道が崩れ気味なところ、倒木が多いところがあり、少し荒れ気味ですが、入山者の少ない南部の山のシーズン前ですので例年通りといった感じ。
これから整備され、人が入れば踏み跡もしっかりするでしょう。
沢からの登り返しでヤレヤレ峠に着いた時は、結構バテていて、ついつい「やれやれ・・」って言葉が漏れてしまいます。ここで一息。
事前の情報ではこの先のトラバース道に崩落個所があると聞いていましたが、どんなもんかと思いながらその場に差し掛かると、掛けられていた梯子のワイヤーが切れて落ちていました。
崩落地をステップを切ってトラバースしましたが、ここは通過に注意が必要です。
そしてクライマックスは大吊り橋。
風が強く結構激しく揺れました。もう登りはないと思ってましたが吊り橋の真ん中から先が最後の登りですね。
しかし、まだ先があるのです。
そう、林道歩き・・・
長い林道をとぼとぼ歩きようやく沼平のゲートに到着。
山岳救助隊の方達が一足先に下山し片付けをしていたのでご挨拶し、少しお話しして登山口を後にしました。
その後は白樺荘で汗を流して茶臼岳を眺めながらのんびりお風呂に浸かり余韻に浸りました。
去年ここを訪れたのは4月15、16でした。
観たかった景色にちょうど一年後に出会えた今回の山行。
久々の冬山のフル装備を担いでVRからの雪山はしばらく緩い山歩きしかしてなかった体には堪えましたが充実の二日間でした。
やっぱり南アルプスの大きな山が大好きです。
覚えてます。昨年の記録。
今年はいい天気だったみたいで良かったですね。
この山域はまめぴょんさんのもの。
俺はなかなか行けないですもの。
いつものように細かな描写のレポと上手すぎるセルフ撮影。笑
南南ア、いいですね。充実の二日間。
お疲れ様でした。
今度、特殊能力の使い方教えてね。
まめぴょんさん。笑
この山域はホームグラウンドです
登山口までが最初の難関なのでmakasioさんに限らず多くの方がなかなか踏み入れない場所ですねぇ。
今年は天気良くて良かった。
セルフ撮影、カメラをどこか安定した場所に置いて、ボタン押してそれからフレームインしてポーズ決めて取るので失敗作も多いです
さてどれでしょう??
特殊能力は神様が与えてくれたものですから教えられませんよ〜
mamepyonさん、こんばんは。
ついに行きましたね 〜
茶臼岳、上河内岳、聖岳、まだまだたっぷりと雪がありますね!
鳥小屋尾根は昨年から気になっていた尾根で登ってみたいルートでした。
2,072付近の状況がよくわかりとても参考になります
しかも下りは上河内岳東尾根を計画していたとは
展望のあまりないきついルートを登り
茶臼岳に直登して一気に展望がひらけるその瞬間を想像すると
思わず身震いしてしまいます
あぁ、羨ましい
当方、仕事が忙しくここひと月以上山に行けていません。
ストレス溜まりまくりです
たまに山に行ければ始終、ごきげんなのになぁ。
鳥小屋尾根、雪のあるうちにチャレンジしたいと思います
それでは、また〜
petercat さんこんにちは
今年は少し雪が多めで昨年よりも雪山っぽい感じを味わえました。
最近暖かいので雪解けが進みそうですがGWぐらいまでは何とかこの雰囲気を味わえそうな感じでしょう。
ボクは地形図を見た時に一直線に続く綺麗な尾根が好きで、深い森も好きなので鳥小屋尾根はとっても魅力的な尾根。下山後救助隊の方ともお話ししましたが、その方達も思ったよりいい尾根だったって言ってました。廃道になっちゃったのは勿体ない。
水場と小屋が無いから体力が無いときついからかなぁ?
お仕事などで山に行く時間がなかなか作れないとちょっと元気なくなっちゃいますね
何とか時間が出来たらぜひまたこの辺りの山に登ってみてください。
ではまた〜
なにやら凄いですね(゜o゜)
いきなり熊もんに出会ったり、VRだったりと。
冬のテン泊・・・
自分にはまだまだ先のお話ですね(>_<)
まだまだ初心者なもので!
たくさん山を歩いているといろんな事がありますねぇ。
クマもんぐらいじゃ驚かなくなります
telex さんも精力的に歩かれてるようですね
冬季のアルプスやテントはなかなか気軽にはできませんが、体力、技術、総合力が試される部分もあって充実感はひとしお。
魅力的な山行です。
いつかこういうのも是非
お互い怪我の無いよう山を楽しみましょう〜
mamepyonさん、弟の代わりに(笑)
53番のピックの向き?
ピッケル持ってもいないし使ったこともありませんが
いろいろ読んだり見たりするのは好きなので。
でも別に間違いではないんでしょう?
それにしてもいいShotです
これがセルフって。
シャッターが切れるまでのmamepyonさんの動きも見てみたい。
>mmgさん
正解!
まぁ、時と場合によってはいろんなやり方があるので間違いでは無いかもしれないですが、ピックの向きは登りの時は前ですね。
シャッター押して、手袋はめて、カメラから少し離れて登ってる風にファインダー内に収まるように急いで移動して・・・。
裏事情がww
いいショットですか?
ありがとうございます
好天の茶臼岳、上河内岳登頂おめでとうございます!
鳥小屋尾根、厳しく美しい尾根ですねぇ。
長い樹林帯登りが終わると白い茶臼岳が目の前に。。想像しただけでうっとりです。
そして上河内岳への稜線とその後ろにそびえる聖岳!
私達も「何度も」「振り返る」「振り返る」しました。
その気持ちすご〜くよくわかります。
ずうずうしいですがmamepyonさんのレコを拝見してもう一度登頂した気分に浸れました
素敵なレコありがとうございました
>kamehiba さん
こんにちは
ありがとうございます。
予告通り??晴れた上河内岳に登ってきました。
何度も登っている茶臼、上河内ですが、中でも今回は登り応えもあり、お天気も良く、普段滅多に会う事の無い人との出会いもあり思い出深い山行となりました。
ボクは地形図を広げた時に麓からトップに向けて真っ直ぐに伸びる尾根を見ると面白そうだなと思ってルートを考えたりします。この山域には他にも面白い尾根がたくさんあるのでそのうちまた紹介できたらと思います。
鳥小屋尾根の最後の200mぐらいの場所は、長く険しい樹林を抜けた後に意外とw格好イイ山頂が姿を現し、雪の時期だったら一面真っ白なところで本当に素晴らしい場所です。
あの上河内岳まで続く素敵な景色思い出していただけたら幸いです
何度も何度も立ち止まったり振り返ったりしちゃいました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する