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Yamareco

記録ID: 4306237
全員に公開
ハイキング
伊豆・愛鷹

天城山・八丁池(天城峠から水生地下への周回)は意外に苦戦した

2022年05月20日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:21
距離
13.1km
登り
870m
下り
890m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:27
休憩
0:53
合計
6:20
9:13
10
9:39
9:45
43
10:28
10:28
130
12:38
12:38
3
12:41
12:46
8
12:54
13:22
109
15:11
15:22
11
15:33
15:33
0
15:33
ゴール地点
途中、向峠と八丁池トイレ間で30分程度ロスあり
天候 曇りのちときどき薄日
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き 東海バス 修善寺駅8:15→9:00天城峠 1,100円
帰り 東海バス 水生地下16:00→16:20湯ヶ島 570円
コース状況/
危険箇所等
ルートを外さなければ危険個所なし。しかし、広い尾根など踏み跡が薄く、複数の踏み跡があることが多いため、ルートを見極めることが必要な個所が比較的多かったです。実際、外してしまったのでその個所を感想と写真コメントに書きます。また大きな岩ではないですが、ガレ場もありますので比較的底の厚い登山靴の方がよいと感じました。この日使用したColumbia セイバー ファイブ ミッド アウトドライではつらかったです。
その他周辺情報 湯ヶ島温泉に後泊(静岡県民割「「今こそしずおか元気旅」使用)
下田街道の天城峠バス停。4グループほどが乗っていたが、全員ここで降りた。下田街道の左わきの道を行く。
2022年05月20日 09:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
5/20 9:13
下田街道の天城峠バス停。4グループほどが乗っていたが、全員ここで降りた。下田街道の左わきの道を行く。
ひと登りで、天城山隧道。伊豆の踊子ですね。右側の道を行く。
2022年05月20日 09:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 9:25
ひと登りで、天城山隧道。伊豆の踊子ですね。右側の道を行く。
なんかあんまり歩かれていない感じ。若干荒れ気味かな。
2022年05月20日 09:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 9:30
なんかあんまり歩かれていない感じ。若干荒れ気味かな。
天城峠を超えて、しばらく行く。若干滑りやすい箇所がある。
2022年05月20日 09:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 9:51
天城峠を超えて、しばらく行く。若干滑りやすい箇所がある。
すでにブナも見られるようだ。
2022年05月20日 09:51撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 9:51
すでにブナも見られるようだ。
分岐の脇道にはロープが張られている。ここは右折すべきところで、ロープがないとつい直進してしまうところ。
2022年05月20日 09:55撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 9:55
分岐の脇道にはロープが張られている。ここは右折すべきところで、ロープがないとつい直進してしまうところ。
指導票は適度にある。
2022年05月20日 10:06撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 10:06
指導票は適度にある。
ブナの大木。このあたりからは快適なブナ林歩き。
2022年05月20日 10:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 10:07
ブナの大木。このあたりからは快適なブナ林歩き。
シャクナゲ。今回のルートではここだけだった。
2022年05月20日 10:21撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 10:21
シャクナゲ。今回のルートではここだけだった。
ロープの先の白い花が気になって、ロープを超えて見に行く。
2022年05月20日 10:24撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 10:24
ロープの先の白い花が気になって、ロープを超えて見に行く。
ツクバネウツギでした。基部の萼片に特徴がある。
2022年05月20日 10:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 10:25
ツクバネウツギでした。基部の萼片に特徴がある。
ブナを見上げる。
2022年05月20日 10:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 10:54
ブナを見上げる。
ここが、問題の個所。このあたりで道を誤った。広い尾根で根が張ってて踏み跡が判らなくなった。テープが見えるのでここは正しいルートか。
2022年05月20日 11:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 11:04
ここが、問題の個所。このあたりで道を誤った。広い尾根で根が張ってて踏み跡が判らなくなった。テープが見えるのでここは正しいルートか。
この辺りから怪しくなるが、方向は正しいはずなので直進。それがいけなかった。
2022年05月20日 11:09撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 11:09
この辺りから怪しくなるが、方向は正しいはずなので直進。それがいけなかった。
ついに完全に踏み跡がなくなる。左側がかなりの斜面で、戻ろうかと思うが、登り返すのも大変。ふと、かなり下に人が見えた。しかしここは急すぎて降りられない。石を落とすのはまずいと思い、しばし自重。
2022年05月20日 11:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 11:19
ついに完全に踏み跡がなくなる。左側がかなりの斜面で、戻ろうかと思うが、登り返すのも大変。ふと、かなり下に人が見えた。しかしここは急すぎて降りられない。石を落とすのはまずいと思い、しばし自重。
なんとか樹を伝って、右側の斜面から降りてきた。30分ぐらいロスしたか。
2022年05月20日 11:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 11:26
なんとか樹を伝って、右側の斜面から降りてきた。30分ぐらいロスしたか。
ワサビ田。
2022年05月20日 11:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 11:28
ワサビ田。
若干崩れてはいるが、道があるので、先ほどに比べればどうということはない。
2022年05月20日 11:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 11:35
若干崩れてはいるが、道があるので、先ほどに比べればどうということはない。
蝶?いやこれは、蛾のようです。オオゴマダラエダシャクか。よくわからない。なぜか地面でバタついていた。
2022年05月20日 11:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 11:46
蝶?いやこれは、蛾のようです。オオゴマダラエダシャクか。よくわからない。なぜか地面でバタついていた。
いい感じ。
2022年05月20日 11:48撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 11:48
いい感じ。
ヒメシャラが混ざったブナ林。
2022年05月20日 12:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:06
ヒメシャラが混ざったブナ林。
直通バスからの道(今日は休便)はここに合流する。
2022年05月20日 12:08撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 12:08
直通バスからの道(今日は休便)はここに合流する。
これぞ天城のブナ林。万三郎岳あたりのブナ林もこんな感じだったなあ。
2022年05月20日 12:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:11
これぞ天城のブナ林。万三郎岳あたりのブナ林もこんな感じだったなあ。
これも。
2022年05月20日 12:12撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 12:12
これも。
これも。この感じが好き。
2022年05月20日 12:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:19
これも。この感じが好き。
ここからしばらく石がゴロゴロ。
2022年05月20日 12:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:27
ここからしばらく石がゴロゴロ。
ここが尾根かな。
2022年05月20日 12:37撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 12:37
ここが尾根かな。
ここからは広い道。
2022年05月20日 12:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:37
ここからは広い道。
森の中のトイレ。
2022年05月20日 12:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:38
森の中のトイレ。
展望台は、鉄製だった。
2022年05月20日 12:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:40
展望台は、鉄製だった。
展望台からの八丁池。森に囲まれていたんだな。草原とばかり思っていた。
2022年05月20日 12:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:40
展望台からの八丁池。森に囲まれていたんだな。草原とばかり思っていた。
少し下からの八丁池。写真の奥の岸にだけ行けるようだ。
2022年05月20日 12:41撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 12:41
少し下からの八丁池。写真の奥の岸にだけ行けるようだ。
トウゴクミツバツツジ、だと思う。ミツバツツジかもしれない。
2022年05月20日 12:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:44
トウゴクミツバツツジ、だと思う。ミツバツツジかもしれない。
アセビのトンネル。
2022年05月20日 12:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:48
アセビのトンネル。
アセビの若葉。
2022年05月20日 12:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:48
アセビの若葉。
八丁池に到着。ここで昼食。今日は人もまばらだ。
2022年05月20日 13:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 13:16
八丁池に到着。ここで昼食。今日は人もまばらだ。
望遠で。トウゴクミツバツツジかな。
2022年05月20日 12:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 12:53
望遠で。トウゴクミツバツツジかな。
もう一枚。青空だったらよかったが。富士山も見えなかった。
2022年05月20日 13:22撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 13:22
もう一枚。青空だったらよかったが。富士山も見えなかった。
帰り。再びブナ。
2022年05月20日 13:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 13:37
帰り。再びブナ。
ずっと気になっていたのは、ブナ林に下層植生が全然なかったこと。シカの食害だろうか。このあたりはそれでも小木が生えていた。
2022年05月20日 13:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 13:54
ずっと気になっていたのは、ブナ林に下層植生が全然なかったこと。シカの食害だろうか。このあたりはそれでも小木が生えていた。
ここからは、人工林となる。
2022年05月20日 14:16撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 14:16
ここからは、人工林となる。
国有林だ。
2022年05月20日 14:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 14:18
国有林だ。
ちょっと歩きにくい。
2022年05月20日 14:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 14:34
ちょっと歩きにくい。
うーん。ぼんやりしていたら、このあたりで再び道を外している。すぐに気づいて、定則通り真っすぐ引き返した。
2022年05月20日 14:40撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 14:40
うーん。ぼんやりしていたら、このあたりで再び道を外している。すぐに気づいて、定則通り真っすぐ引き返した。
ここからは長い林道歩き。帰りの道はつまんなかった。
2022年05月20日 15:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 15:01
ここからは長い林道歩き。帰りの道はつまんなかった。
治山工事中のようだが、普通に通行できる。
2022年05月20日 15:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/20 15:21
治山工事中のようだが、普通に通行できる。
バス停に到着。発車時刻の20分前。もうちょっとのんびり歩きがしたかったが、帰りはかなり急いだ。
2022年05月20日 15:34撮影 by  SHV45, SHARP
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5/20 15:34
バス停に到着。発車時刻の20分前。もうちょっとのんびり歩きがしたかったが、帰りはかなり急いだ。
撮影機器:

装備

MYアイテム
翔亀
重量:0.42kg
個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

山旅再開第2弾は、湯ヶ島温泉宿付。宿泊はコロナ前の雪の八ヶ岳が最後だったから、2年半ぶりとなります。初日は山歩きで、第2日目が史跡歩きというよくやってたパターン。史跡は頼朝の蛭ケ小島と北条氏邸宅跡に韮山城(北条早雲)。でもちょっと無理したかな。筋肉痛がひどいです。あとに書くように道を外したときに急斜面を降りたせいです。

目的は天城山の八丁池。行ってみなきゃわかりませんね。そのわけは二つあります。

天城山という山はなく、いくつかの山(ピーク)の総称です。東の方にある最高峰の万三郎岳(1,405m)や万ニ郎岳には2回登ったことがあるのですが、八丁池は初めてでした。万三郎岳からの縦走も考えたことがあるのですが、尾根道を2.5時間歩くことになるので躊躇して、2回とも天城高原ゴルフ場からの周回としました。今回は、逆側の天城峠から登り水生地下までの周回コース。標高は1,173mといいます。この池が山頂みたいなもんです。

<行ってみてわかったこと1>
八丁池はまさに山頂(ピーク)にあって森に囲まれていたんですね。これにはびっくりしました。じつは高原みたいなところだと思っていました。この池の周りは歩くことが出来ず、展望台からの写真の池の向こう側の少し開けたところだけ行くことが出来ます。池の岸に降り立つと、ほぼ山のピークにあるにしては、大きな池であることが実感できます。カルデラ湖みたいですが、断層に水が溜まったと言います。

<行ってみてわかったこと2>
この八丁池には土日だけ近くまでバスが通っていて、1時間も歩けば来ることができます。昭和天皇の行幸(昭和5年)でも有名です。この日は金曜でしたので人もまばらでした(一般車両は不可)。しかしバスで簡単に来れるというイメージがよくなかったです。登ってきた道は、かつて万三郎岳に登った道より数段難しかったです。
広い尾根など踏み跡が薄く、複数の踏み跡があることが多いため、ルートを見極めることが必要な個所が比較的多かったです。実際、外してしまって30分はロスしたりしました。写真コメントにあるように、急登の斜面で外したので、降りて戻るのが大変でした。
そもそも登山靴の選択も間違えました。大きな岩場ではありませんが、ガレが結構あって、ある程度底厚の靴の方がよかったです。少なくともトレッキングシューズとされているColumbia セイバー ファイブ ミッド アウトドライではつらかったです。散歩用にはいい靴ですが。天城山はバカにできないと思いました。
あと、2年半のプランクが大きかったかな。体力の減退もあるかもしれない。登り3.5時間は、時間がかかり過ぎでした。のんびり散歩のつもりが時間に追われるとんだエキサイティングな山行になってしまいました。

とはいいつつ、エキサイティングというのは山行につきものなので、次への意欲がわいてきます。この山のブナ林は相変わらず素晴らしかったです。

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