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記録ID: 43138
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

天城山

2009年05月24日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.3km
登り
884m
下り
1,329m

コースタイム

0800 伊東駅バス停
0855 天城高原ゴルフ場バス停 バス(\500)
0900 登山口
0915 万二郎登山口
1000 万二郎岳
---- 10分休憩(雨具装着)
1110 万三郎岳
---- 10分休憩
1140 小岳
1320 八丁池
---- 10分休憩
1340 展望台
---- 30分休憩
1415 登り御幸歩道入口
1520 向峠
1540 天城峠
1600 水生地
1610 水生地下バス停
1625 水生地下バス停 バス(確か\1000前後)
1720 修善寺駅
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
道はしっかりしている。
八丁池から水生地への道は軽いガレあり。
八丁池にトイレあり。
縦走路登山口
2009年05月24日 08:56撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 8:56
縦走路登山口
万二郎登山口
2009年05月24日 09:17撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 9:17
万二郎登山口
万二郎岳
2009年05月24日 09:59撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 9:59
万二郎岳
一面の曇り世界(苦笑)
2009年05月24日 10:03撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 10:03
一面の曇り世界(苦笑)
小雨降り出し…
2009年05月24日 10:15撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 10:15
小雨降り出し…
大雨に!
2009年05月24日 10:40撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 10:40
大雨に!
川が出来てます
2009年05月24日 11:06撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 11:06
川が出来てます
万三郎岳
2009年05月24日 11:08撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 11:08
万三郎岳
ヤマツツジだろうか?
2009年05月24日 11:15撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 11:15
ヤマツツジだろうか?
ヒメシャラ林
2009年05月24日 11:45撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 11:45
ヒメシャラ林
山の主
2009年05月24日 12:00撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 12:00
山の主
八丁池
2009年05月24日 13:21撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 13:21
八丁池
展望台から
2009年05月24日 13:40撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 13:40
展望台から
青空が出てきた!
2009年05月24日 14:09撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 14:09
青空が出てきた!
天城ぃ〜越ぉ〜えぇ〜♪
2009年05月24日 15:38撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 15:38
天城ぃ〜越ぉ〜えぇ〜♪
水生地下バス停
2009年05月24日 16:06撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX
5/24 16:06
水生地下バス停
撮影機器:

感想

土曜日は友人のお誘いで今年も伊東BBQに参加。
翌日をどう過ごすか考えてたら、JR伊東駅から天城山へのバスが出ていることに気付き。
天城山、演歌の「天城越え」に出てくる舞台であると同時に、一応百名山。
ま、この機会に登っておこうかと。

バスに乗るため7:45ぐらいに駅に着いたら、既に年配ハイカーの長蛇の列が出来ていて、結局座れず。
石楠花のシーズンだから、まぁしょうがない。
伊東駅にJRの列車が着く時間の前に並ばないと駄目だなと学習。
朝8:00、伊東の駅を出発し、登山口のある天城高原ゴルフ場へ。

バスはゴルフ場のゲストハウスの前に着き。
そこから少し下ったところが登山道入り口。
崩れゆく登山道を守るための「一人一石運動ボッカ」の看板あり。
登山道の整備のために1人1つ、小さくてもいいから、山の上に石を運んで下さいという内容。
もちろん賛同なので、片手サイズではあるけど、石を片手に登山開始。

最初の30分は静かな新緑の中を歩く。
朝露に濡れた木々や草が、艶やかに輝き、わずかにかかる靄が情緒深し。

が、途中から30名近い団体にぶつかり、道も狭いことから、遅々とした行軍を余儀なくされ…。
そしてその辺りからがっつりと靄が濃くなり、周りの景色が隠れてしまった。
1つ目のポイント、万二郎岳(1320m)に到着したのが10:00。
予定より15分もオーバー…とほほ。
狭い山頂は当然ながら団体で溢れ返り、また、景色も見えないので、そのままスルーして次のポイントへ向かう。

他にも数名、縦走目的のハイカーが同じように「いち早く団体をパスする」目的で先を急いでいて。
そんな会話をしながら、ようやく静かな山歩きを開始。

遠くの景色は白くガスっていて見えないけど、もともとそんなに見晴らしの良い場所と思っていなかったので、逆に目の前の新緑の鮮やかさを楽しむことが出来た。
登山道の左右に生い茂るアセビが織り成す緑のトンネルを潜り抜け、気持ちの良い山歩き♪
が、とうとう懸念していた雨が降り出す…。
アセビが傘の代わりをしてくれているので、それほど濡れないのだけど、このトンネルが終わった時がしんどいのでレインコート着用。
この判断が正しくて、まもなくトンネルの終わりがくると共に雨足が強くなる。

そして土砂降り(笑)
さらには本当に土砂が流れ出し、赤く濁った川が登山道に出現!
さすがに先に進むか引き返すか悩んだけれど、戻ればまた団体とぶつかるし、下山しても帰りのバスがなかったので、前へ前へ!
途中、石楠花が綺麗に咲いている場所があり、雨化粧した花に見とれてしまう。

万三郎岳には11:00到着。
もちろん展望なしw
この雨が長引くのかと思うと、なるべく先に進んでおきたいと思い、これまた写真だけ撮ってスルー。

と、この万三郎岳を越えた辺りから、雨足が弱くなってきて。
そして、この雨のおかげで周りの新緑がさらに一層鮮やかさと力強さを増し。
雫を滴らせるアセビの葉、濡れて妖艶な木肌を見せ付けるヒメシャラ、そして雄々しく存在を膨らませるブナの原生林。
山の木々は雨でその内側にエネルギーを貯め、そして雨上がりと共に外へと放出するのだろう。
この1時間程度の天気の移り変わりの中で、そんな思いを抱かせてくれた。

歩いていると、ふと、目の前の土が動いたような気がした。
良く見ると、拳大サイズの蛙♪
近づいても動じることなくジッとしているので、思わず撮影会(笑)
実は彼(彼女?)は山の神様で、
「雨の天城もなかなかいいモンだろう?コレをお前に見せたかったんだよ」
と言いに来たのかもしれない…なんて思ってみたり。
他のハイカーに踏まれぬよう気を付けて、と声をかけ、素敵な出会いのひとときを後にする。

緩やかな下りの樹林帯、色鮮やかな緑を楽しみながら、八丁池に13:20到着。
モリアオガエルの大合唱がお出迎え♪
湖畔の雰囲気を楽しみながら、展望台へと向かう。
展望台は4人も来れば満員という小ささだったけど、今日はウチ1人で貸切♪
ついでにここで昼食、濡れたレインコートを手すりにかけ乾かしながら、晴れ間すら戻りつつある山々の景色を楽しむ。

ここでショックな出来事が一つ。
雨でデジカメのレンズ内部に結露発生、センターに靄がかかったような状態でしか撮影できないことに気付き。
さらにレンズクリーナーが濡れきってしまって、レンズ表面の油脂が取れない…。
んー、コレも雨の中歩いてみないと分からないことだなぁ。

さて、メシも食べぼんやり景色も見たところで、14:20下山開始。
ここからは「上り御幸歩道」「下り御幸歩道」の2ルートがあるのだけど、反抗期なウチは「上り」を下ることにw
基本的にほぼフラットに近い樹林帯をひたすら歩く。
周りの景色に変化がないので、もう無心に足を動かすだけw

天城峠に着いたのが15:40。
1曲歌ってやろうかとも思ってたんだけど、あまりに普通の分岐点なのと、バスの時間が気になりだしたので先を急ぐ。

そして旧天城トンネルの入り口へと下山。
ここからバス停まで1.8km、バスの時間まで残り25分。
競歩の選手並みの早足でバス停までダッシュ!
(と、今地図見てて気付いたんだが、バス停までもっと短いルートがあった…orz)

途中、別ルートで降りてきた老人と合流し、一緒にバス停へ。
結局、バスの時間をウチが勘違いしていて、10分ぐらい待つことに。
その間、一緒に降りてきた老人とお話をば。
この1週間で、雲取→両神→丹沢→天城と縦走し、今日の夜行バスで西に帰るとのこと。
いやはや、驚きの健脚っぷりw

バスに乗り込み、終点の修善寺駅までうつらうつらと眠りこけ。
駅前でひとっ風呂浴びようかと思ったけど、早く帰りたい気持ちが勝り、17:23の三島行きへ乗車。
三島駅で立ち食い蕎麦でお腹を満たし、ワンカップとツマミを手に18:17発東京行きの東海道線へ。

地元の駅に着くと、なんとまぁ、雷まで鳴って…土砂降り再びw
天気の移り変わりの妙を、最後まで味合わせてくれた1日になりました♪

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