栗ノ木ダワ尾根、七ツ石山、片倉谷右岸下段巡視道


- GPS
- 07:32
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,706m
- 下り
- 1,706m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
以前、奥甚助尾根を登った際(2022.5.14)、塩沢への下降点と思しきところに赤テープをつけておいた。
そこから下降に入る。
左の小さな尾根に向けて斜下降するが、わずかながら踏み跡があり、それをたどる。
踏み跡はだんだん鮮明になってきて、尾根を乗り越し、もう一つ左隣の尾根に向かっている。
二つ目の尾根を下り末端が近づく頃、踏み跡はさらに左の浅いルンゼ状に入るが、ぬかるんでいて足場が悪く左へ寄りながら塩沢に降り立った。
二つの尾根は地形図では判にくい尾根なので、もし栗ノ木ダワ尾根に行かれる方は、下のブログにある軌跡図を参考にしてください(あくまでも参考までに)。
諸左衛門谷の出合より上流に降り立ったようなので、荷物を置き出合の様子を見に行ってみる。
出合には3mほどの滝がかかっており、この付近からは尾根に取り付けない。
荷物を降ろした場所が、渡るにはちょうど良さそうである。
小憩後、濡れた石をだましだまし使い対岸に渡った。
正面に栗ノ木ダワ尾根の末端が土の壁となってそそり立っている。
ちょうど日原小川谷の石楠花尾根の末端のようである。
高度差にして30mほどの急斜面を登りきると一転広い尾根となり、もう危険はないようである。
栗ノ木ダワ尾根は、下部は痩せているが上部に行くに従って幅広くなる。
特に上部のブナ林が美しい。
七ツ石山まで標高差800m、30度近い気温に気力体力が削られていく。
歩いては立ち止まりを繰り返し、なんとか七ツ石山山頂へ。
当初予定のヨモギ尾根経由の下山は百万光年の彼方に飛んで行ってしまい、鴨沢道を下る。
車を片倉谷に停めてあるので、堂所から片倉谷へ降り、片倉谷右岸下段巡視道を使い出合へ下る。
※ 諸左衛門谷出合から遡り、右岸からワサビ谷が流入する対岸に「塩沢の湯」という鉱泉があったという古い記事を見かけるが、いくつかの塩沢の遡行記事を見てもその記載が一切見当たらない。確かめてみたいが、ワサビ谷まで滝越えと股下までの水浸かりがあるようなので諦めた。
詳細は、https://yama2syouyou.blog.fc2.com/blog-entry-155.html
コメント
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kuuと申します。七ツ石山の上と下の巻き道の合流地点で、偶然、当方の写真に写っているのがbistari様ですか。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4357006.html
山々逍遥のホームページも拝見しました。私は雲取山登山で堂所に着くと、尾根の南側はどうなっているのだろうといつも思っておりましたが(ヤマレコの「みんなの足跡(夏)」にもしっかり踏み跡がありますし)、3月にはこの登り尾根も歩いておられるのですね!! 感服いたしました。
お尋ねいただきありがとうございます。
写真に写っているのは、時間からも、そしてあんな所を歩いていたのは間違いなく私です。
お一人巻き道を歩いていたのを記憶しています。それがkuu様だったのですね。
日帰りで雲取山とは素晴らしい!
堂所から南へは登り尾根が村営駐車場まで続いています。
通常は駐車場で区切りとなりますが、天邪鬼の私は昨年10月に末端の加茂神社から七ツ石山まで歩きました。
https://yama2syouyou.blog.fc2.com/blog-entry-126.html
アップダウンが多く、長い尾根なので疲れますが、鴨沢道と違い静かな山登りができます。
また、堂所から西へ片倉谷に下り、片倉谷右岸巡視道を下ることもできます。
巡視道の木橋はかなりスリリングです。
どちらもよろしければ歩いてみてください(片倉谷はちょっと難しいかも)。
今日も、ニジュウタキ尾根、塩沢周辺を歩いてきました。
後日アップしますので、ご高覧いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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