本名御神楽岳〜御神楽岳（初夏の頃、ヒメと出会う）

2022年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: 06:47
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,183m
• 下り: 1,177m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:45

6:16 スタート地点
6:20 6:20 御神楽橋P
6:26 6:27 御神楽岳登山口
6:50 6:56 八乙女滝
7:20 7:20 八丁洗板
8:11 8:12 杉山ヶ崎
9:03 9:07 本名御神楽
9:44 9:53 御神楽岳
10:31 10:36 本名御神楽
10:44 11:14 御神楽岳避難小屋
11:37 11:38 杉山ヶ崎
12:15 12:15 八丁洗板
12:37 12:38 八乙女滝
12:53 12:54 御神楽岳登山口
12:59 12:59 御神楽橋P
13:01 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道「三条線」の路肩（登山口やや手前）

林道の路面状態は比較的良好かと
但し落石も多いので走行には注意が必要
また雨後となると水溜りが多々あり

コース状況／危険箇所等

・6/4時点で本名御神楽岳までの登山道は刈り払い済
　本名御神楽岳〜御神楽岳の間は未整備につきやや藪状態
　足場が崩れている箇所もあり

・登山口から続く沢沿い登山道には足元の悪い区間が多々あり
　（雪渓や泥濘、脆くて傾斜のある状態など）
　特に鎖場（ロープ）箇所の通過は慎重に
・時期（夏場など）によっては草木が茂る区間あり
・八丁洗板より少し先には沢の渡渉あり
　水量の多い場合には慎重に
・沢を離れてから杉山ヶ崎までは急坂
・杉山ヶ崎〜避難小屋の間では鎖場の急坂あり
・杉山ヶ崎〜本名御神楽〜御神楽にかけて場所により
　片側が切れ落ちている為、踏み外しには注意が必要

・本名御神楽岳の手前に避難小屋あり
　（近くに水場があるようですが未確認）
　屋根が破損しており、宿泊はお勧めできないとのこと

・登山口の登山カードBOXは封鎖されていました
　（山開き前だからかもしれません）

※ルートは部分的にズレがあるかと

写真

6/4 6:28

前日の雨の様子も残る林道
大事を取って少し手前から歩き出します

6/4 6:29

お陰でこんな出会いも
イカリソウですね

6/4 6:32

ここより登山道へ

6/4 6:37

序盤は樹林帯の道を行きます

6/4 6:39

その中で見つけたのはツクバネソウ

6/4 6:44

沢音が耳に届きます

6/4 6:47

ふと気付くと目立ち難い花が
コチャルメルソウ

6/4 6:51

一方のこちらは目立つ色
ムラサキヤシオですね

6/4 6:52

八乙女滝を過ぎると最初の難所へ

6/4 6:58

鎖場付近、気を許してはいけませんが
イワカガミに気を取られる

6/4 7:08

ホウチャクソウのようです

6/4 7:12

踏み跡、目印などあり迷うことはないかと

6/4 7:16

まとまった残雪
例年より多いのでしょうか

6/4 7:17

脇見はできない足元あり

6/4 7:21

咲き始めのサンカヨウ

6/4 7:22

ラショウモンカズラ
多くは雨で？倒れていたのは残念

6/4 7:24

ここが八丁洗板かな
滑床が広がります

6/4 7:27

そこそこの川幅の渡渉あり

6/4 7:36

雪解け直後の場所なのかショウジョウバカマ

6/4 7:37

少し離れたところにはエンレイソウ

6/4 7:41

雪渓の通過あり
問題なく通過できました

6/4 7:44

小さな花のお名前が出てこない・・・

6/4 7:47

今度は倒木上を通過

6/4 7:56

沢を離れると増す傾斜

6/4 7:57

癒しは乏しく
吹き抜ける風が救い

6/4 8:08

急登な分、見晴らしが良くなり

6/4 8:11

ここで登山道整備の方達とすれ違い
お声掛けを頂き、先へ進みます

6/4 8:11

直後に足止め
ギンリョウソウがありました

6/4 8:15

6/4 8:31

イワカガミは見頃で広い範囲で見られました

6/4 8:32

雲が優勢ですが眼下は見渡せます

6/4 8:34

所々にあるヤマツツジが映えます

6/4 8:40

熊打場？の鎖場
登りよりも下りが厄介なところ

6/4 8:42

茂みに潜むピンク色
ここでヒメサユリと出会う

6/4 8:44

ツクバネウツギにも惹かれるものがあります

6/4 8:45

こちらはウラジロヨウラクですね

6/4 8:47

山頂は窺えず、芳しくない・・・

6/4 8:51

避難小屋脇を通過
先に山頂へ進むことに

6/4 8:53

チゴユリ達が咲いてます

6/4 8:59

刈り払いされた登山道

6/4 9:05

6/4 9:05

山頂で待っていたのはアカモノ

6/4 9:06

そして青空も

6/4 9:06

御神楽岳への稜線は少しだけ

6/4 9:08

雪渓残す沢を望む
良い眺めですね

6/4 9:10

こちらはサラサドウダンでしょう

6/4 9:11

気を良くして御神楽岳へと向かいますが・・・

6/4 9:15

待ち受けていたのは半藪状態の手厳しい登山道
足元は切れ落ち
木々の枝が被さり
葉には前日雨の水滴

6/4 9:19

早々にずぶ濡れで後悔の気持ちが生まれるも
打ち消す景色が所々で

6/4 9:29

林内にヤマトユキザサ

6/4 9:30

タニウツギと残雪の景色

6/4 9:34

あれは・・・シラネアオイが散った後のようで

6/4 9:35

ここでも主の花はイワカガミ

6/4 9:37

水晶尾根が姿を現した貴重な時間帯でした

6/4 9:46

山頂にお一人、少ししてもう一人の方とお会いしました

6/4 9:57

残念ながら山頂展望は叶わず

6/4 9:58

アズマシャクナゲ？
色からするとハクサンのようにも見えますが

6/4 9:58

晴れていれば見晴らしの道

6/4 10:11

マイヅルソウの存在に気付く

6/4 10:15

本名御神楽まではもう少し

6/4 10:19

こうして見ると綺麗な水玉

6/4 10:29

ここに春花、カタクリが咲く

6/4 10:33

再び本名御神楽岳

6/4 10:33

振り返ると御神楽岳の姿が

6/4 10:34

周囲を見渡してみる
粟ヶ岳ではなく矢筈岳ですよね

6/4 10:34

残雪目立つ山は浅草岳

6/4 10:34

日尊の倉山と狢ヶ森山
一般的には登られない山のようです

6/4 10:34

南東方向に広がる山並み
判別できませんが栃木県の山も見えているでしょうね

6/4 10:36

山頂休憩を考えましたが
まとわり付くブユ？により退散

6/4 10:47

避難小屋
屋根が破損しており、雨漏りありとの情報
（ブルーシートの補修はあり）

6/4 10:59

では頂きます

6/4 11:17

日差しが強く感じられる中、下山へ

6/4 11:21

奥の残雪山塊は三ツ岩〜会津駒ではないでしょうか

6/4 11:23

出会いに感謝し

6/4 11:56

緑眩しい森を歩き

6/4 12:00

ふとした花に足を止め

6/4 12:02

残雪で冷気を感じ

6/4 12:06

朝閉じていたミヤマカタバミが花開く

6/4 12:12

同じく朝に弱いニリンソウも元気に

6/4 12:19

サンカヨウに再度目を向け

6/4 12:21

山によってはカタクリはまだ見られそう

6/4 12:31

6/4 12:36

最後の難所、ロープ箇所は体勢に気を使う

6/4 12:37

こちらを向いているようなので
どうしても視線を投げてします

6/4 12:43

ユキザサを最後に登山口に到着

6/4 12:54

その後は林道歩き
これはツボスミレかと

6/4 13:06

歩いていると登山道整備の方に声を掛けられ、駐車場所まで乗車
（ものの5分と掛からない距離でしたが）
お気遣いありがとうございます

6/4 13:47

ことあと延長戦へ

撮影機器：

LUMIX DC-TX2 パナソニック

感想

wakasato

以前こちらの山を訪れたのは夏の時期。
季節を変えて初夏の時期に再訪してみました。

歩き出しはやや山上の天気に不安を持ちましたが
山頂到達時には青空を見せてくれました。
（ただ御神楽岳ではガスで無展望）
周囲に見られる雪食地形の景色がやはり印象的。
切り立つ岩肌の水晶尾根が見所でしたね。
一方で山を彩る花々は多種。
イワガガミを主にニリンソウやアカモノ。
他にもカタクリやヒメサユリなど
季節の異なる花達を楽しめました。

御神楽岳までは本名までと違って未整備の登山道。
進むのには難儀しました。
整備（刈り払い）されるありがたみを改めて感じましたね。

コメント

🌸🐛＠sakura64

こんにちわ！

早春のお花までも出会えたんですね。いろんなお花に出会える良きコースですね。
このコース一度は登ってみたいと思っているんだけど、おいらには、結構ハードル高そうです(；ﾟДﾟ)。
姫さまイイな〜〜ぁ。おいら今日逢いに行ったけど、ダメでした。外しちゃったよ((´∀｀*))ヶﾗヶﾗ
では、矢の原湿原レコへとお邪魔しますね(^_-)-☆！

wakasato

sakurasaku64さん、こんばんは。

雪深い山域ではまだ春の花がみられる山がありますよね。
ここ会越国境の山々もその一つかと。
豪雪過ぎてスラブ状になり植物を寄せ付けない場所もありますが・・・
限られた場所に可憐な花が見られました。
そんなところだからこそ姫さまとの出会いも貴重なものでしたね

近くに来ていたとなると、南郷スキー場か高清水公園？
まだ咲いていなかったのでしょうか・・・
標高は低くても開花が遅いのは不思議ですね

BOKUTYANN

もうサユリ様の季節なんだ！

wakasatoさん　おはようございます

静かそうな山ですネェ〜！　熊はいない？
この時期の東北の山は良いですね！
もうヒメサユリが見られる季節になったんだと思うと今年も半分終わりそう
少し気持ちが焦って来そうです
chanceを逃さずに行きたい山に行かないとシーズンが終わりそうで怖い
雪深い山に行くと早春から初夏の花まで季節感が長く見られるのが魅力的
こっち方面を見ると飯豊山などがとても気になります（●＾o＾●）

wakasato

BOKUTYANNさん、こんばんは。

確かにもう半分近く経過しているのですね。
早く感じるのは年のせい？
春が過ぎて初夏の頃になると一層早まっているような気もします。

里山から高山の花に移るとあれこれ心惹かれる花が目白押し。
何を狙うか迷うくらいに・・・
これからですとチングルマやワタスゲ、ニッコウキスゲ等々
挙げると切がなくなりそうですね
飯豊なら全てを満たしてくれそう。
やはり気になる山ですよね

nyagi

わかさとさん、こんにちは！

何やら有り難そうなお名前の山ですが
お花のラインナップが凄いですね〜
サンカヨウとシラネアオイが健在だったなら、小百合様はまだ咲いていなかったのかな⁉️
足元は結構悪かったみたいですけど、青空も見えてよい山旅だったようで何より😀

6月・7月はお花の最盛期なのに梅雨空が恨めしい💦
ちっとやそっとの雨なら頑張れますが、今年もすんごい台風が来ないことを祈る思いです

wakasato

nyagiさん、こんばんは。

名山に挙げられるようなお花畑はありませんが
見られる花の種類は多かったですね。
やはり豪雪地帯。
雪解けするタイミングで春がスタートするので
今の時期の花と一緒に楽しめました

今回はちょうどになってくれたのは幸運でした。
これから１月位は空模様にやきもきしそうですね。
お出かけの日と晴れ間の巡り合せはやはり期待小かな？
曇りでも良しと考えないといけませんね。