白山初詣 ’22

2022年06月04日(土) 〜 2022年06月05日(日)

• GPS: 33:30
• 距離: 25.9km
• 登り: 2,453m
• 下り: 2,453m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:40
• 合計: 9:00

6:30 市ノ瀬
7:20 猿壁登山口
9:10 9:30 白山展望所
10:30 10:50 チブリ尾根避難小屋
12:30 御舎利山
12:40 別山
12:40 13:30 御舎利山
14:30 14:40 天池
15:00 油坂ノ頭
15:20 赤谷渡渉点
15:30 南竜ヶ馬場野営場

2日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 2:10
• 合計: 8:30

6:30 南竜ヶ馬場野営場
8:00 展望歩道
8:10 平瀬道・展望歩道分岐
8:30 8:50 白山室堂
9:20 10:30 白山
10:50 11:00 白山室堂
11:10 黒ボコ岩
11:40 11:50 殿ヶ池避難小屋
12:30 別当坂分岐
13:40 14:00 指尾山
14:20 六万山
15:00 市ノ瀬

五月も訪問（レコ外）したけど天気がすぐれずリタイヤ。
今回晴れて登頂。薄曇りだったけど雨にもたたられず快適山行。

天候

晴れやや曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

●チブリ尾根：避難小屋から上は雪道と夏道が交互
●別山縦走路：ほぼ夏道、雪庇はほとんど崩壊済み
●油坂：全面雪の急傾斜、アイゼン、ピッケル必携、難易度高め
●展望コース：展望台から上雪多く、クレバスの巣状態
　　　　 　　今がちょうど雪崩れ時期で危険かも
●観光新道：黒ボコ~殿が池避難小屋間数か所残雪あるのみ
　　　　 　通行止めは分岐から別当出会への五輪坂部分なので市ノ瀬行きは問題なし
　　　　　（＊市ノ瀬の案内はこの辺が分かり難かった）
●雪も概ねなくなっていて、南竜ヶ馬場に寄らなければアイゼンも必要なし

その他周辺情報

市ノ瀬永井旅館の温泉は外来入浴を止めているのは残念だけど、白峰総湯もイイ湯だし、湯上りにお向かいの菜さいでソフトクリームを頂くのがマイルーチン。（17:00までだから下山も急ぎましょう）

写真

6/4 6:33

今年もここから始まる

6/4 6:41

と思ったら、
あれま釈迦新道に続き観光新道まで…

6/4 7:22

仕切り直して別山目指す

6/4 7:41

toward the light

6/4 8:28

who is this ?　モリアオガエルだと思うけど、卵があちこちの草葉についていて、小さな地鳴りが至る所から聞こえていて、まるでコダマ。

6/4 8:30

チゴユリ

6/4 8:38

ニリンソウ

6/4 8:42

サンカヨウ

6/4 8:42

この辺白い花が咲き競う

6/4 9:10

覗きより、ごきげんな白山。
足はすでにごきげんななめ…

6/4 9:21

ムラサキヤシオツツジ
所々乱れ咲き

6/4 9:26

コイワカガミは今回道中至る所で見かけた

6/4 12:39

アイゼン付けるまでもない残雪の連投にやや辟易しつつ登頂

6/4 13:17

いつ来ても静かな山頂

6/4 13:04

Ah, but I was so much younger then.
我が春山debutの南縦走路、あん時は軽アイゼンひとつで来たもんだ！

6/4 13:48

南竜へ、以降雲中縦走
尾根上の雪はもうなくなっていてずっと夏道
最後の油坂の急斜面は全面雪

6/4 15:12

リュウキンカ
油坂下の雪解けのところに慌てて咲いた感じ

6/4 15:13

赤谷
ここで水は得られず。

6/4 15:28

赤谷から登り返して南竜テン場到着

6/4 15:42

my sweet 南竜！
ここも川が埋れてて水が…

6/4 16:32

特等席に幕営
炊事場、トイレ(旧舎)が開放されてました。
敷板も拝借して快適な寝床に。

6/4 17:18

何人か山荘の方にいた様子
でもテン場でヒトリシズカに過ごす

6/4 18:57

せっかくなのでテン場裏の斜面を登ってみた

6/4 18:55

雲海に沈む陽を見送る

6/4 19:02

風もなく、音もなく、薄曇りで星もなく、寒くもない、ひたすら穏やかな一夜。
テントでこんなに熟睡したのは何年ぶり?

6/5 6:46

明け方は小雨だったので日の出は迎えず、
それはそれでのんびりした朝を過ごす。

6/5 7:42

展望コースを行くが雪が多く道が不明瞭なので構わず西側斜面を直登。上部はけっこうな急傾斜。クレバスもあって覗くと5m以上の積雪

6/5 7:42

斜面上端部。御嶽山（見えないけど）方面
手前の尾根が展望歩道

6/5 8:01

コースに復帰した所から展望台を見下ろす。
道を阻む大きな雪渓はクレバスの巣状態。

6/5 8:06

ここから見る別山がイイ

6/5 8:22

翼よ、あれがパリの灯だ、な気分なのだ

6/5 10:16

山頂で入魂

6/5 11:06

弥陀ヶ原から白山とお別れ

6/5 11:15

観光新道へ
馬のたてがみで今日唯一の登山者とすれ違う。
「はじめての白山、地図見て来てみました」
って、この道を選ぶ…若者は偉大だ

6/5 11:28

ミネザクラ on 別山

6/5 11:37

ショウジョウバカマ
春の魁

6/5 12:17

オオバキスミレ

6/5 12:17

ミツバオウレン

6/5 12:42

ツバメオモト

6/5 12:48

ツバメオモトとコミヤカタバミ

6/5 12:52

慶松平以降の道はマイヅルソウの大群落
花はまだだったけど近い日には咲き乱れることでしょう

6/5 12:59

ゴゼンタチバナもちゃんといました。
この辺チゴユリもたくさん

6/5 13:08

柳谷は夏の装い。ヒグラシが鳴いてます。

6/5 13:40

指尾より。
白山は早々に雲隠れ
アサギマダラがたくさん戯れ中

6/5 14:16

ずっとマイヅルソウ
標高を下りると花もちらほら

6/5 14:20

慶松平からここまで、いつ来ても植生の豊さに驚かされる
けど、足もガクガクで気持ちに余裕がない😅

6/5 14:56

ゴール間近で唯一の水場。
みそぎのつもりで涼水を浴びます。

6/5 14:56

最後は立派な杉の森を抜けて

6/5 15:05

帰還\( ˆoˆ )/

6/5 15:46

新しい足で、一度してみたかった山ツー、
けっこうしんどい…

撮影機器：

GXR A12 RICOH

感想

ooinuno

●南竜ヶ馬場の積雪は予想していた以上に多かった。ここで水が取れなかったのは想定外。山荘前の川は完全に埋れていたけど、5分も遡ると沢が顔を出している所があって取水できた。(これを見つけたのは翌朝のこと)
●展望歩道上部の雪はこれから雪崩れ始める雰囲気で今が一番危険かも。
●雪の付き方を見ると、その山の性格が見えてくる気がする。普段何気に通っている夏道がいかに危ういところを避けながら通っているか、ということが分かってくる。