初夏の棒ノ嶺(県境を跨いでのんびりハイク)



- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
10:39 名坂峠 →岩茸石山へ
10:45 岩茸石山 (休憩)〜11:00
12:02 常盤の前山
12:10 逆川ノ丸
12:52 権次入峠(ゴンジリ峠) (休憩) 〜12:55
13:08 棒ノ嶺頂上 (昼食)〜13:55
14:05 権次入峠(ゴンジリ峠)→河又方面へ
14:20 岩茸石
15:22 河又(登山道終点)
15:30 さわらびの湯
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 さわらびの湯BSから乗車 国際興行バスにて約40分 JR 八高線 東飯能駅まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆危険箇所 ありません 強いて言えば、権次入峠から岩茸石への下りにある丸太の階段が通過しにくい程度。地面より20センチ程高く突き出ているので丸太を足場にして乗り移りながら進むことになりますが、滑ると転倒する危険性があります。 |
写真
感想
時々一緒に山登りする友人と奥多摩から棒ノ嶺を歩いてきました。
友人の足が万全でないこともあって川井駅からのショートコースを取りましたが、混雑しないルートでしたので結果的に良い選択だったかなと。岩茸石山の人の多さから想像して、たぶん御嶽駅からの高水三山コースは大盛況だったんでしょうね。
春というには気温が高く、初夏といっても過言ではない登山道、せっせと高度を稼ぎます。半袖Tシャツ一枚になっても汗が引かないくらいの暑さ。名坂峠までは谷間を行くので陽射しも景観もあまりありません。名坂峠からはずっと尾根歩きですね。なお、岩茸石山へ寄り道する道はなかなかの急登で息が上がります。とりあえず看板に書かれた0.1kmとはとても思えない!詐欺だ、詐欺表記だと同行者と悪態をつきながら山頂へ。
岩茸石山は北側の眺望のいい爽やかな山頂でした。休憩している人、惣岳山から続々と登ってくる人でにぎやかです。目指す棒ノ嶺までのルートを眺めて、休憩もそこそこに出発。
岩茸石山から棒ノ嶺までの尾根は展望こそ木に遮られてあまりないものの、危険な箇所もなく厳しい急坂もなく、爽やかなハイキングとしては実にいいルートでした。鮮やかな黄緑の新緑が目に眩しいくらい。花の彩りはミツバツツジ、アセビくらいでちょっと少なめ。棒ノ嶺の山頂に咲いていた(多分)シバザクラが花としては今日一番の鮮やかさでした。
棒ノ嶺山頂からは北側の眺望がよく、霞んでなければ北関東の山々まで見通せるみたいです。今回は遠くまでは見えませんでしたが、それでも武甲山や伊豆ヶ岳など飯能〜秩父の山々を一望できました。個人的には、大持山が鋭いピークとして見えたのが驚きです。登ったときは細長くてどこが山頂なのかはっきりしない山だと思ったのですが、尾根の延長線上にある棒ノ嶺からは武甲山並の三角形の山に見える、実に意外でした。
棒ノ嶺から河又への下りも、細かいアップダウンはあるものの全体的には緩やかな登山道、のんびりと下ります。高度を下げるほどに蒸し暑さが増し、下山後の温泉が待ち遠しい気持ちに。登山道を抜けて入間川を眺めると、GWをキャンプで過ごす家族がたくさん。さわらびの湯も大混雑でした。
ちなみに今回登った山、東京都側からは棒ノ折山、埼玉県側からは棒ノ嶺と表記がくっきり分かれるようですね。道標をチェックしてみると両方を併記しているものはなく、お互い譲らない姿勢を見せているようでちょっと面白いと思いました。
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