綿向山 雨乞岳 鎌ヶ岳 縦走

2022年06月12日(日) [日帰り]

• GPS: 07:48
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,873m
• 下り: 1,408m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:11

6:49 御幸橋駐車場
7:03 7:04 ヒミズ谷出合小屋
7:27 7:29 綿向山三合目
7:32 7:32 あざみ小舎
7:41 7:48 五合目小屋
7:59 7:59 七合目行者コバ
8:07 8:10 八合目分岐
8:19 8:32 綿向山
8:38 8:38 綿向北尾根分岐
9:03 9:04 イハイガ岳（祝ヶ岳）
9:26 9:26 大峠
9:33 9:40 大峠
10:24 10:24 雨乞・東１０１４Ｐ
10:36 10:36 清水頭
11:03 11:07 南雨乞岳
11:24 11:25 雨乞岳
11:36 11:41 東雨乞岳
12:04 12:05 七人山のコル
12:41 12:42 クラ谷分岐
12:50 12:51 沢谷峠
13:19 13:21 武平トンネル西登山口
13:23 13:23 武平峠
13:26 13:26 武平トンネル東登山口
14:14 14:15 武平トンネル東口駐車場
14:24 14:24 武平峠
14:51 14:51 三ッ口谷分岐
14:56 14:57 鎌ヶ岳山頂登山道・巻き道分岐
15:03 15:20 鎌ヶ岳
15:26 15:26 鎌ヶ岳山頂登山道・巻き道分岐
15:30 15:31 三ッ口谷分岐
15:51 15:52 武平峠
15:57 15:57 武平トンネル東登山口
16:00 ゴール地点

天候

曇 時々 雨 後 晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

* 車2台使用
武平峠で集合
1台で綿向山御幸橋駐車場へ向かいスタート

コース状況／危険箇所等

1. 御幸橋駐車場-綿向山山頂: 道は明瞭でよく整備されており特に危険と感じる箇所はありませんでした．湿度の高い日には山ヒルが多そうです．

2. 綿向山-イハイガ岳: 以前歩いたときより大分しっかりした踏み跡がありました．イハイガ岳より少し手前の樹林帯では若干道が分かりにくい箇所がありました．テープも参考にしながらこまめに地図・GPSの確認を行い進む方が良さそうです．危険と感じる場所はありませんでした．

3. イハイガ岳-大峠: 道はやや不明瞭になり、狭く滑りやすい箇所も多く、歩きにくい下りでした．道迷い・転倒に注意が必要と感じました．

4. 大峠-清水頭: 稜線に出るまで急な登り返しになります．稜線に出るまでの道は不明瞭でした．稜線に出てしまうと道は明瞭になりますが、清水頭まで木の枝が生い茂る道でした．

5. 清水頭-南雨乞岳-雨乞岳: しばらく開けた稜線歩きですが、南雨乞岳の手前からは背の高い笹をかき分けて進む道になります．雨乞岳の手前は更に高い笹が生い茂る道でなかなか体力を消耗しました．

6. 雨乞岳-東雨乞岳-武平峠: 久方ぶりに通常登山道の趣きとなり、だいぶ歩きやすくなります．七人山のコルから武平峠までの道は頻回の渡渉・サイドチェンジがあり、リボンを忠実に追いました．細いトラバースも続くので転倒・転落には注意が必要と感じました．

7. 武平峠-鎌ヶ岳: 歩きやすい道です．ザレた道が続くので転倒には注意が必要と感じました．落石注意．

その他周辺情報

[温泉]　十二坊温泉　ゆらら　https://www.12-yurara.jp/
[食事]　PARIVARA https://tabelog.com/shiga/A2502/A250202/25007903/

写真

6/12 6:48

[綿向山御幸橋駐車場]
今回は車2台でコースを決めさせてもらいました．
武平峠に集合し、1台でこちらの駐車場までやってきました．

6/12 7:03

[ヒミズ谷出合小屋]
今日は段々天気が良くなる予報なのですが

6/12 7:19

小雨まで降っています...

6/12 7:41

[五合目小屋]
霧の雰囲気も悪くないですが

6/12 7:44

やっぱり晴れて欲しい　笑

6/12 7:57

[七合目行者コバ]
こちらで

6/12 7:58

お不動様と

6/12 7:58

役行者様に御挨拶をして、先に進みます．

6/12 7:59

夏道(右手)と冬道(左手)の分岐．
グリーンシーズンの綿向山は2回目ですが、ここから夏道を歩くのは初めてです．

6/12 8:02

トラバース気味な道が多いですが、非常によく整備して頂いており、歩きやすいです．

6/12 8:12

ほんまに晴れてくるんやろか...

6/12 8:16

こちらの階段が見えてきたら頂上はすぐです．

6/12 8:18

山頂には立派な御社とケルンがあります．

6/12 8:20

[綿向山 山頂]
あきさんはこちらが初めてだったので、良い眺望を見て頂けず残念やな〜

6/12 8:28

山頂で座って小休止をしていると、ふとシャツのお腹の部分に血が．少し驚きましたが知らぬ間にヒルに噛まれていたようです．やるな！買ったばかりのシャツやのに...笑

6/12 8:35

幸福のブナを潜って気持ちを立て直し、先に進みます．

6/12 8:38

こちらを右手へ

6/12 8:38

晴れていたら凄く綺麗な眺望があるとこなのに〜！！おふたりにそれを見て頂けないのが残念...

6/12 8:43

苔の雰囲気が素敵です．

6/12 8:52

以前歩いた時より大分踏み跡がしっかりしています．

6/12 8:54

開けた稜線から樹林帯に入ります．

6/12 8:56

この辺りは少し道が分かりにくいです．地図・GPS、リボンをこまめに確認しながら進みます．

6/12 8:59

急登をこなすと

6/12 9:02

[イハイガ岳 山頂]
イハイガ岳のピークです．少し見ない間に標識がちょっと劣化してる... 以前勝手に『イハイガ』は「位牌」と思い込んでいましたが、「祝ヶ岳」らしいですね．全然意味が変わってくるやん 笑

6/12 9:05

今回の工程では2か所難所だなと感じた場所がありましたが、1つ目はイハイガ岳から大峠までの下りです．雨後でぬかるんでいたというのも大きいですが、滑りやすく難儀しました．

6/12 9:15

右手に大きな崩落個所を見ながら進みますが、特に怖さはありません．

6/12 9:23

細いトラバースや分かりにくい箇所が多いです．トラバースの道が崩落した箇所があり、1度大いに滑りました．

6/12 9:28

6/12 9:33

[大峠]
何とか無事に大峠までやってきました．

6/12 9:39

尾根まで登り返します．ここも結構な急登で、道も分かりにくいです．

6/12 9:56

尾根に乗ってしまうと大分歩きやすくなりますが、木の枝などを軽く藪漕ぎするような箇所も多く、少し気疲れします．

6/12 10:02

晴れてたらどんな感じなんやろ...

6/12 10:12

清水頭が近づくと大分歩きやすくなってきました．

6/12 10:31

6/12 10:33

明るくなってきました．もうすぐ樹林帯を出るのかな？

6/12 10:36

開けたところに出ました．

6/12 10:38

[清水頭]
間も無く清水頭に到着しました．

6/12 10:48

南雨乞岳に向かいます．

6/12 10:50

可愛い花やな〜　ヤマタツナミソウですかね？

6/12 10:51

いい雰囲気．

6/12 10:55

やがて雨乞らしい笹が多い茂る道になり、笹をかき分けて少し進むと

6/12 11:03

[南雨乞岳 山頂]
南雨乞岳のピークまで来ました．

6/12 11:03

予報ではもう晴れててもいい頃なんやけどな〜

6/12 11:09

雨乞岳に向かっているとほんの一瞬晴れ間が！

6/12 11:15

南雨乞岳から雨乞岳が2か所目の難所で、場所によっては背丈より高く密集した笹をかき分けて進まねばなりません．必死で藪漕ぎしていると、後のあきさんが敢えて複雑な質問をされてきて吹き出しそうになりました　笑

6/12 11:18

[雨乞岳 山頂]
必死のパッチの藪漕ぎで何とか雨乞岳までたどり着きました．

6/12 11:21

[大峠ノ沢]
山頂からすぐのところに雨乞岳の由来となった池があります．
モリアオガエルの卵がありました．久しぶりに見たな〜

6/12 11:28

東雨乞岳へ．眺望がいいピークですが、この分では厳しいかな...

6/12 11:28

雨乞岳からは非常に歩きやすい道になります．整備して頂いている方に改めて感謝の念が浮かびました．

6/12 11:32

おお！ちょっと晴れてきた？

6/12 11:35

[東雨乞岳 山頂]
今日もここは風が強いな〜

6/12 11:38

一瞬の晴間に御在所岳、鎌ヶ岳が見えました．

6/12 11:42

武平峠に下っていきます．懐かしい道！

6/12 11:47

少し晴れてきました．

6/12 11:49

御在所岳がくっきりと

6/12 11:53

釈迦ヶ岳もよく見えるように

6/12 11:53

鎌ヶ岳も！

6/12 11:55

[七人山のコル]
persさんは七人山に向かわれましたが、あきさんと私は以前七人山に登っていたのでこちらで休憩させて頂きました．

6/12 12:19

武平峠までは沢沿いの美しい道が続きます．意外と登り返しも多い道です．

6/12 12:33

細いトラバースの箇所も多いのでバランスを崩さぬよう気をつけて歩きます．

6/12 12:41

[クラ谷分岐]
ピンクのリボンを忠実に追ってすすみます．

6/12 12:50

[沢谷峠]

6/12 12:52

武平峠が近づいてきましたが、気を抜かず慎重に．

6/12 13:12

もうすぐです．

6/12 13:19

武平峠まで降りてきました．

6/12 13:20

武平トンネルをこえて

6/12 13:27

[武平峠駐車場]
集合場所のトンネル東側駐車場まで来ました．

6/12 13:44

こちらでお昼を頂きました．カルディでやっと手に入れられたロイタイのカレーメシ？にpersさんに頂いたコーラを頂きます．最高でした．

6/12 14:17

武平峠でゴールの予定でしたが、もう少し歩きたいし軌跡も繋いでおきたいということで、あきさんと私で鎌ヶ岳に登ることにしました．

6/12 14:23

[武平峠]
こちらから左手に登っていきます．

6/12 14:24

歩きやすくて明るい雰囲気の道で、爽快な気分になります．

6/12 14:29

少し岩めいてきました．

6/12 14:30

来た道を眺めるあきさん．
歩いてきた雨乞岳、奥にスタート地点の綿向山が見えます．

6/12 14:36

最初は斜度はさほどでもありません．

6/12 14:43

山頂が近くなってきました．

6/12 14:46

やっぱり鎌ヶ岳は独特の迫力があるな〜

6/12 14:49

崩落が進行しているのが心配です...

6/12 14:54

山頂が近くなると斜度が強くなります．

6/12 14:56

直登ルートは閉鎖されていました．

6/12 14:57

巻き道を登り

6/12 15:02

山頂まで登ってきました．武平峠からは本当にすぐですね！

6/12 15:04

[鎌ヶ岳 山頂]
良くなったお天気のもと360度近い眺望を満喫しました．

6/12 15:04

歩いてきた綿向山から雨乞岳の稜線

6/12 15:09

鈴鹿市街の眺望

6/12 15:10

入道ヶ岳から続く稜線．やはり美しい．ハードですが、是非また歩きに行きたくなりました．

6/12 15:16

雲母峰

6/12 15:31

同じ道を引き返して

6/12 15:58

2度目の武平峠駐車場へ．今度こそ本当のゴールです 笑

6/12 17:31

[十二坊温泉ゆらら]
少し離れたこちらで汗を流しました．十二坊も気になるな...

6/12 19:14

[PARIVARA]　
甲西にある美味しいネパール料理屋さんであきさんとたらふく食べて

6/12 19:14

睡魔と戦いながら帰宅しました 笑

撮影機器：

α6400 ILCE-6400 ボディ SONY

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

petit-prince

以前滋賀県の日野町へ仕事で通っていたことがあります．

5年間ほど通っていたのですが、とても風光明媚なところで、お会いする方々も良い方ばかりで、気が付くとすっかり日野町のファンになっていました．日野の街から見える綿向山も大好きで、いつも職場から四季折々の山容を眺めていました．

6年ほど前に初めて綿向山に登ったのですが、その際に歩いた綿向山山頂から北東に繋がる稜線に魅せられ、いつか雨乞岳まで歩いてみたいと常々思っておりました．

persさんと行先を相談していると、ふとこちらのコースを思い出しあきさんと3人で歩いてきました．生憎のお天気で肝心の稜線の景色は楽しめませんでしたが、最終的には晴れて鎌ヶ岳で素晴らしい眺望を楽しみました．

今回人生で初めて山ヒルに噛まれました．ちょっと山屋に近づけたかな？笑