五月晴れの三ッ峠山（6月だけど）

2022年06月13日(月) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 7.7km
• 登り: 610m
• 下り: 606m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:45
• 合計: 4:53

距離 7.7km 登り 610m 下り 610m

7:05 西川新倉林道脇駐車場
8:42 8:44 四季楽園
9:06 9:08 御巣鷹山
9:40 9:49 三ッ峠山
10:00 10:05 四季楽園
10:23 10:47 三ッ峠山荘
10:50 10:53 展望ポイント1･2
10:57 0:00 木無山
11:04 0:00 三ッ峠山荘
11:58 西川新倉林道脇駐車場

　先々週から　いつ三ッ峠山へ行こうかと天気予報を見ていた。今日なら梅雨の晴れ間で☀も午前中は出るらしいので決行することにした
※昨年は6/1に上がって　カモメランもアツモリソウも咲き始め頃だった

天候

午前中は快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

河口湖ICから西川新倉林道脇駐車場へ（月曜日の7:05で　県営駐車場は満車だった）昼には路駐の車もあった
帰りは旅の駅に寄って　来た道を戻る（15:00前に帰宅）

コース状況／危険箇所等

コースによっては急坂もあるが　花を探しながらなので楽しい
歩き難い所は特になし

その他周辺情報

"旅の駅”（河口湖町）で　家族用の野菜とシャインマスカットを購入（安かったから…）

写真

6/13 7:05

西川新倉林道脇駐車場から出発

6/13 7:12

カントウマムシグサかな（小葉の縁に細鋸歯がある）

6/13 7:16

マタタビ　まだ蕾

6/13 7:24

シロバナノヘビイチゴ　この山は多い

6/13 7:29

クワガタソウ　まだ咲かない

6/13 7:28

ツルシロカネソウ　花弁は黄色い部分

6/13 7:29

ヒロハコンロンソウ　葉の形から

6/13 7:31

ツルキンバイ　長い匐枝で一面に広がる

6/13 7:30

3小葉は卵形で薄く鋸歯が鋭い

6/13 8:46

花弁の基部橙色なのが典型

6/13 7:32

バッコウヤナギ（ヤマネコヤナギ）？綿毛が飛んでいた

6/13 7:39

ツリバナ　ピントがなかなか合わない

ヒメムヨウラン　あった（初見）

花の下に鞘状葉が見える

唇弁が上になっているらしい（珍しいタイプ）

子房がだいぶ膨らんでいる

花がそっぽを向いている

ササバギンラン　花が開いていない

6/13 8:01

ナツトウダイ　子房が垂れている

6/13 7:54

マイヅルソウ　咲き始め

6/13 8:32

雄蕊が4つでユリ科？

6/13 8:03

ミヤマカラマツ　多かった

6/13 8:21

タチツボスミレ　托葉が櫛葉状だった

6/13 8:28

ヤマドリゼンマイの胞子葉か（葉は無いけど）

6/13 8:34

ミヤマニガナ　中央裂片が大きく先が尖る

6/13 8:27

クサタチバナ　増えているらしい（鹿も食べない？）

6/13 8:40

キバナノコマノツメ　湿り気のある場所に

6/13 8:44

閉まっていました

6/13 8:44

ヤグルマソウ（ユキノシタ科）蕾だった

6/13 8:47

ホソバアマナ　昨年と同じ場所に

カモメラン　白花と共生（檻の中）

距は　唇弁と同じくらい長い

桃色が濃く　側花弁に赤い斑点

ユキザサ　咲き始め

アツモリソウ　仮雄蕊が良く見える　

クマガイソウより花の開きは小さい（背萼片はあまり立ち上がらないからか）

昨年とは柵や檻の場所が変わっていた所もあった

6/13 9:06

鷹ノ巣山の電波塔

双子のように

檻の中で群れていた

根生葉が1つ　上は苞葉

シロバナノカモメラン　泥がついている

カモメには見えないな

6/13 9:40

頂（開運山の方が馴染みがある）

6/13 9:41

シロバナフウリンツツジ　サラサドウダンの白花品種らしい

6/13 9:43

ミツバツツジ　残っていた

6/13 9:44

金峰山　朝日山　北奥仙丈岳（周囲の山々がこんなに見えたのは初めてだ）

6/13 9:45

甲斐駒ヶ岳　北アルプス　八ヶ岳　

6/13 9:38

八ヶ岳　手前に茅ヶ岳　曲岳

6/13 9:45

北アルプスUP　霞沢岳　焼岳　穂高　大キレット　槍ケ岳　常念岳　燕岳（凄いなあ）　

6/13 9:45

甲斐駒ヶ岳　左に地蔵岳　観音岳

6/13 9:46

間ノ岳　北岳　仙丈ケ岳

6/13 9:47

南アルプス全景　手前に十二ヶ岳から黒岳（釈迦ヶ岳）御坂山

6/13 9:47

五月晴れの富士山　

6/13 10:01

サラサドウダンツツジ　花の形は釣鐘型

6/13 10:12

ミヤマザクラ　花柄長く　途中に苞が見える

6/13 10:14

ウツギ　三ッ峠山荘の下斜面に

6/13 10:14

ヤブウツギ　花は濃い紅色

6/13 10:16

ミヤマカラマツ　ここにも多かった

6/13 10:17

屏風岩　クライマーが見える

6/13 10:22

クリンユキフデ　葉腋に短い穂状花序をつける

6/13 10:25

ズミ　盛りだった

6/13 10:25

三ッ峠山荘　薄雲が多くなった

6/13 10:47

倉見山　鹿留山　左に御正体山

6/13 10:50

展望ポイント1から（雲が纏わりついてきた）

6/13 10:50

アヤメ　ここではまだ蕾

6/13 10:52

展望ポイント2　山中湖も見える

6/13 10:57

木無山　三つ頂を踏んだ

6/13 10:57

遠くの檻にアツモリソウ

6/13 11:02

グンナイキンポウゲ　蕾にも毛が密生

帰りには咲いていたクワガタソウ

2本の雄蕊が　兜の鍬形

6/13 11:58

駐車場でゴール　車がだいぶ増えていた

撮影機器：

COOLPIX P610 NIKON

感想

atuya

　家を5:00前に出発し　西川新倉林道脇駐車場へ6:54に到着
　🍙を一つ食べ　出発準備をして歩き出す。林道ではヒメムヨウランとギンランを見つけることを楽しみに上がって行く。時季が遅いのかシロバナノヘビイチゴはあまり出てこない。ツルシロカネソウやツルキンバイなどを沢の近くで見つけ　林道沿いにクワガタソウが群れていた（陽が当たらないので咲いていない…帰りは咲いていた）暫くきょろきょろしながら進んで行くと　林道沿いに第一ヒメムヨウランを発見　小さすぎて花が咲いているのか　枯れかかっているのか分からない（尚且つ老眼で　写真のピントが合わせられない）数撮りゃ一枚くらい当たるだろうと10数枚写す（一枚ずつ撮って確認するという性分ではないので…）その後は　土手上に数箇所　林の踏み跡近くに数本咲いているものもあった（その下にストックが落ちていたが　もしかすると目印に置いておいた？）林の中にはササバギンランの葉だけは数個見つけたが　花のついているものは1つしかなかった
　三ッ峠山荘との分岐からは少々急ぎ足で四季楽園に上がり　裏道から御巣鷹山をめざす。柵外にも所々対の花を開いたカモメランはあったが　柵の中に白と桃色のカモメランが一緒に咲いていたのは初めてで驚いた（柵と檻が二重になっており写真が撮りづらかった）
　尾根道に出て　檻の中にアツモリソウの花盛りを見る。クマガイソウよりは堂々とした恰幅の良いお花だ（あくまで個人の感想）
　御巣鷹山を一周し　三ッ峠山へ向かう途中に柵や檻の中のカモメランを見て回る（よく見ると桃色や赤い斑点に違いがあるようだ）三ッ峠山の頂からは　雲一つない富士山と対面し　南アルプス　八ヶ岳　何とこの季節に北アルプスも見ることができた（今回の一番の収穫だったかも知れない…昼には雲に隠れて見えなかった）
　四季楽園に下り　さらに下道で三ッ峠山荘へ上がり　日陰のない広場で残りの🍙を食べ　豆大福でコーヒータイムを済ませ　どうせならと木無山にも寄って　下山する。ヒメムヨウランの場所を確認するが　半分以上見逃した。その前にはシロバナノカモメランを撮影されていた先輩の方に　キバナナノアツモリソウが咲いている二ヶ所をお聞きしたが　見つけられなかった（どうも真剣みが足りないようだ…今更　性格は変えられないが…）
　高速代等高額だが　楽しい山行だった
　月曜日だが人は多かった。お花の山で人気なのだが　来月はウチョウランが見たいなあ…