北アシーズン開幕、常念岳-蝶ヶ岳


- GPS
- 35:15
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,542m
- 下り
- 2,497m
コースタイム
一ノ沢駐車場5:41-一ノ沢登山口6:16-常念乗越10:47
常念乗越11:39-横通岳手前2680m付近12:42-常念乗越13:15
(常念小屋泊、常念テント場泊)
5/4(日)
常念乗越4:37-常念岳6:22/6:48-2512mピーク9:00-2592mピーク9:53-蝶槍11:14-蝶ヶ岳ヒュッテ12:10
蝶ヶ岳ヒュッテ12:49-蝶ヶ岳12:58-2014mピーク14:54-1916mピーク15:09-三股登山口16:43三股駐車場16:57
天候 | 5/3(土)午前中 晴れ 午後曇り 14時ぐらいから 風雨強い 夕方 晴れ 視界良好、稜線では風が強い 5/4(日)午前中 晴れ 午後 曇り 視界良好、午後より槍穂側では雲がかかる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■南側:蝶ヶ岳側 2台で移動、mikipom号デポ 三股・烏川林道ゲート マップコード:158 182 159*25 ↓ ■北側:常念側 fjsaf1号に3人乗車 一ノ沢(ヒエ平)登山口 マップコード:158 244 885*85 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■残雪期は、気象条件により登山道の様子が違ってきますが、基本山の上は冬だと思います。装備、計画は万全を期したいものです。 一ノ沢、三股では登山届を提出するよう呼びかける人が早朝からいます。 ■登りの楽しさはどちらが楽しい? 登りが楽しいのは一ノ沢からの常念岳だと思います。 三股からの蝶ヶ岳は長い樹林帯を通るので、かなり上の方に行かないと展望がなく、あまり面白くないでしょう。 ■10/12本爪アイゼン(軽アイゼン不可)、ピッケル必携です。 ずっとアイゼンで行動という訳にはいきません。効率よく歩くためにアイゼンの着脱は何回か必要です。 ●一ノ沢-常念乗越 途中までツボ足で行けます。 アイゼン着:2150m付近の急登の始まる地点から。 アイゼン脱:常念乗越は、雪がありませんのでアイゼンは外します。 ●常念乗越-横通岳 アイゼン着:2490m付近 アイゼン脱:2590m付近でアイゼンを脱ぎ、夏道を歩きました。 下りはアイゼン無しで常念乗越まで。登りも横通岳の偽ピークまでならだぶん要りません。 夏道と雪道トレースが両方あるのでよく見て歩く必要があります。 ●常念乗越-常念岳 アイゼン着:2670m付近 ●常念岳-蝶ヶ岳 アイゼン脱:2760m付近 アイゼン着:蝶槍のかなり手前2592mピークの手前2470m付近 アイゼン脱:蝶ヶ岳ヒュッテで食事のため ●蝶ヶ岳-三股 アイゼン着:急な斜面の道で、トラバースが危険なため、2520m付近で装着、もう少し早く装着しても良かったと思います。 アイゼン脱:2150m付近 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
[url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%9E]参考[/url]
あちこちに咲いていました。
[url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%82%B6%E3%82%AD%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B2]参考[/url]
別名、キチガイイモ、キチガイナスビ
毒草ですが、薬草でもあります。口にするとたちまち走り回ってしまうことから命名されたとか。
[url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%AD]参考[/url]
[url=http://ky-oka.com/]可京[/url]で餃子を頂きます。国道147号沿いです。
可京(かきょう)
長野県安曇野市穂高570-2
電話:0263−82−2851
お食事(18:00〜20:00)
定休日:毎週月曜日(祝日の場合翌日)、第3日曜日
感想
昨年も同時期に今回の逆ルートをやり、非常にしんどい思いをしました。というわけで、逆ならもっと楽なんじゃないかと(笑)思い、カープ仲間のfjsaf1さんをお誘いして宴会+山行をしてまいりました。単純に「常念岳⇔蝶ケ岳」のみを考えれば、今回の方が楽だと思います。ところが…。
今回は初日に常念の小屋に泊まり、2日目の歩き出しはいきなりこの日の核心部の常念岳の登り下りです。ここは登りもキツイが下りもキツイ!特に下りは大きな岩が連続して続くため、短足のワタクシには大変厳しかった〜(笑)。しかし逆コースでは、この長く続くガレた登りが最後の最後に待っているというわけです。疲れた体に鞭を入れ、重いテンパクの荷を担いであえぎながら登った昨年の記憶は鮮明です。下りならば、と思ったのですが、いえいえ下りもかなり効きました。これがあとからボディーブローのようにきいてくるんですね(笑)。
下りでどっと疲れたところへ、厳しいのぼり返しが襲いかかります。その内の最後の難関が「蝶槍」への登りです。登る前には、さすがに一息ついて心の準備をしました〜。登らないと帰れないし(笑)。あとはひたすらにfjsaf1さんの足元のみを見て一歩一歩進むと、意外と楽にあがりきることができました。fjsaf1さんがうまくペースを作ってくれたおかげでした。ゆっくりゆっくりペースダウンしていく作戦にしてくださったのでした。
その後の道のりはゆるいアップダウンが蝶ケ岳まで2キロほど続きますが、カラフルなテン場も見えていますし、気持ちのよい稜線歩きなので気が楽、なはずでした。しかし実際は強風にあおられ、景色を楽しむ余裕はなく、けっこうなヘロヘロ状態で、ようやく蝶ケ岳ヒュッテへ駆け込んだのでした。多くの登山客でごった返す中、いただいたカレーライスは美味でした(笑)。
その後「もういい」って言うのに、撮影係りに追い立てられ、疲れた体に鞭を入れ、蝶ケ岳山頂で記念撮影をし(笑)、下山しました。しかし本当の地獄はここからでした。昨年は初日にここを蝶ケ岳に向かって登ったのですが、雪が吹き荒れる中、必死で登ったので、ここがどれだけキツイかすっかり忘れていました。何せ、ものすごい急斜面!しかもトラバースの連続なので、滑らないように緊張が続きます。スゴイ汗(ある意味冷や汗も)をかきました。もう膝は限界ギリギリ、ガクガクでした〜。
で結論ですが、この最後の地獄の下山路が待っていることを考慮すると、「常念岳⇔蝶ケ岳」はどっちから行っても楽ではありません(笑)!というより、翌日の筋肉痛は昨年の比じゃなく今年の方が激しかったような気がします。
↑今年の方が、早く歩いたからです。(撮影係)
おまけに最後の最後で目の横をやばい虫に刺され、翌日は顔の右半分がパンパンに腫れあがり、撮影係りに「笑っちゃ悪いけど、朝青龍みたい!」と、どこかで聞いたようなことを言われ。さらにおまけにどこでもらったか、喉が痛く、咳がゴホゴホし、翌日以降、声がでなくなってしまいました。連休最後の2日間は「激しい筋肉痛」「顔面の腫れ」「出ない声」の3重苦で、病の床に伏しておりました…。
天候にも恵まれ、素晴らしい景色を堪能し、fjsaf1さんとのカープ話に花が咲き、充実した山行でした。
顔の腫れ、明日はよくなっていますように。
※fjsaf1さん、お仕事超多忙につき、先週は富士山へと山行には出かけていますが、レコを書く暇が全くないそうですが、今回は写真提供頂きました。コメントはmikipomが受け賜ります。
mikipomさん
テン拍装備で雪の中巡るなんて、相変わらずの凄い体力です
常念岳も蝶ヶ岳も頂からの絶景ありがとうございます。
朝青龍も登ってたの
虫刺され早く治りますように
朝青龍みたいになっちゃったmikipomさん
photogさん☆fjsaf1さん☆こんにちは〜♪(*^_^*)
私も昨年の中アで朝青龍になって帰ってきちゃいましたが、ウフフッ
fjsaf1さんはテント泊装備で重い荷物だったにもかかわらず、しっかり野菜とおつまみを持ってきてしまうところは凄いですネ
蝶側から見る常念はとってもカッコイイ〜分、とてもキツイですネ
スゴイ
皆さま☆お疲れさまでした(*^_^*)
mikipomさん・・早く良くなりますように
ゴホゴホ、コメントいただきありがとうございます。
朝青龍もまっつあおでした!アレルギー体質なのでなおさらひどく症状がでてしまうんですよ
でも景色は最高でしたよ
コメントいただきありがとうございます!
もうそれは本当にひどい腫れようで、ほっぺたの厚みが3倍くらいになってしまったんではないかと
このルートはホントウにキツイですね〜、今日もまだ筋肉痛が残っています。(というか、風邪で節々が痛いのもあって、もうボロボロです
でも夏場はとてもじゃないけど、バテバテでしょうから、行くなら残雪期のほうが足腰への負担も少ないし、よさそうな気がしております
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