羅臼岳(岩尾別ルート)。木下小屋の先はクマ遭遇に注意
- GPS
- 08:03
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,427m
- 下り
- 1,384m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:04
天候 | 小雨、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
私はすぐ下の地の涯の駐車場に駐車。駐車場にトイレあり。20台程度か? 共に無料。余裕で駐車できたが、シーズン中は駐車場所を見つけるのに苦労するだろう |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは木下小屋の前にあり(私はコンパスで提出) 北海道警察へもネット提出できる: https://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/consult/yama-mail/tozan_mail.html 木下小屋から大沢: 木下小屋から登りはじめ30分くらいの間での熊目撃が多い。当日も登りで3名が同時に成獣1頭と遭遇(ソロとカップル)。下山時も2名(別のカップル)が小屋のすぐ手前で成獣2頭を目撃 私は30分程の時間差があるが、遭遇しなかった。不安な方は、知床自然センターで熊撃退スプレーをレンタルできる(1000円/24時間)。気休めにはなる https://www.shiretoko.or.jp/higumanokoto/bear/spray/ 私は熊よけ鈴x2に加えて、携帯プレーヤーで音楽をガンガン鳴らした https://www.yamareco.com/modules/diary/85406-detail-219519 登山道は明瞭だが、枝や幹が登山道にせり出し、何度も頭をぶつけた 大沢から羅臼平: 登山道から雪渓に移動。下山時にこのポイントを見逃しやすく、藪漕ぎ復帰となる。羅臼平の手前まで雪渓を進む。目印がないので、GPSで進む方向を何度も確認。雪渓は左手前方に進む感じ。ストックとチェーンアイゼンか軽アイゼンでも行けるが、まだ本格アイゼンとピッケルを推奨 羅臼平から山頂: 羅臼平手前から岩清水の先まで雪のない登山道を進む。岩清水前後はハイマツ帯で、顔の高さに枝がある。その先に再度雪渓がある。ここもストックとチェーンアイゼンか軽アイゼンでも行けるが、本格アイゼンとピッケルを推奨 雪渓の途中、右側に登山道へ復帰するポイントあり。その先は岩ゴロ帯を登って山頂へ なお、羅臼町側から登る人は、昨年から飼い犬を襲っている巨大熊「RT」にご注意を! https://gendai.ismedia.jp/articles/-/96113 |
その他周辺情報 | コンビニ: 岩尾別へ行く手前の知床の街中にセブンイレブンやセイコーマートあり 日帰り温泉: 地の涯。1000円。TEL:0152-24-2331。11:00〜18:30(最終受付18:00)。露天風呂は混浴で湯浴み着の着用が必要。脱衣所に置いてある。あるいは持参する |
写真
感想
羅臼岳のために12本爪アイゼンとピッケルを持ってきた。がしかし、出発時にチェーンアイゼンに変更。結果的には、これで問題なかったが、せっかく持っていった12本爪アイゼンを使用しない手はなかった。大沢と山頂直下の雪渓は、もっと容易に歩行できただろう
ピッケルを持ってきたもう一つの理由は、万一クマに襲われたときに、一矢を報いるため。羅臼岳は遭遇率が高い。事実、この日は私を含めて7人が木下小屋から入山したが、小屋から30分くらいのところで3人(カップルとソロ)が成獣1頭に遭遇。下山時はご夫婦が木下小屋のすぐ手前で成獣2頭に遭遇した
朝に遭遇した3人のうちの一人が写真を撮っていて見せてもらったが、とにかくでかい。これじゃ、ピッケルで立ち向かうどころじゃないと痛感。1週間ほど前には、小屋から20分位のところで、子熊2頭と母熊1頭に遭遇した登山者もいる。私は遭遇しなかったが、幸運に感謝するばかりだ
羅臼はオリジナルの計画より1日早い山行となった。翌日にすれば、もう少し良い天気で歩けることは分かっていたが、次の斜里岳の天候が予断を許さないので、羅臼と斜里を1日ずつ早めることにした
ヤマテンの予報では、出発時点の6時頃は曇りで、山頂に着く12時前後は晴れ予想だった。ところが登山口に到着すると小雨。1時間待ったが止まない。少し後に到着した神奈川からのご夫婦が、雨の中を出発した。遅れること15分で、私も腹を括って傘をさして出発
登りだして40分程で雨は止んだが、その後は下山途中までガス。下りて温泉に浸かった後にすっかり晴れとなった。ヤマテンの予報より回復が3時間程ずれた。こんなガスガスの登山は、昨年4月初旬に、息子と出かけた谷川岳以来だ。予報のズレは仕方ない。連戦ではこういう時もある
クマと遭遇することなく、ご無事で何よりでした。
「下山すると晴れ」は登山あるあるですが、旅先では晴天を待っていられないので、雨天・曇天もやむなしですね。
斜里岳は晴天だったようで、レコを楽しみにしています。
ところで温泉はいかがでしたか。
カムイワッカ湯の滝など、知床の温泉はすごくいいイメージがあったので。
いまだ行ったことがないのですが、世界遺産にもなっている知床、そのうち行ってみたいと思っています。
46年前も現地で知り合った旅人たちから進められましたが、時間的な関係でスキップしました
今回もスキップしましたが、昔入りそこなった岩尾別温泉だけは押さえたので良しとしました
もしあの日の山行を中止して雨天停滞日としていたら、多分時間つぶしに出かけたと思います
斜里岳のレコは出来上がっています。明朝にでもアップします、なかなか面白いコースでした
羅臼岳登山🏔無事下山出来てお疲れ様でした❗️
私も羅臼岳登山は深夜2時から登りましたが、ヒグマが怖くてビクビクしながら登山した事が思い出します。知床半島はヒグマの生息が多くて遭遇する確率が高いですよね。
斜里岳のレコアップ楽しみにしております。
北海道では深夜の行動は怖くて私にはできません
遭遇した人に写真を見せてもらったら、とんでもなくでかい!
出くわしたら頭が真っ白になって体が凍り付きそうです
羅臼岳からカムイワッカへと周回してみたいですが、ヒグマが絶滅でもしない限りとても無理です
斜里岳は、当日の朝に三井コースから清岳コースに変更しましたが、大正解でした。里山で遊んだ子供の頃に戻り、沢の渡渉を楽しむことができました
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