北海道ツアーの計画はすでに出来上がっている。ヒグマ対策の熊除けスプレーに加えて、いかにクマにこちらの存在を知らせるかということで準備したのが、携帯ラジオ
家電ショップで実物を見るも、日本メーカーの製品に納得するものが見つからない。どれもこれも携帯ラジオなのだ。小さくて受信機能も優れるのだろうが、求めているものとはちょっと違う。それなりの音を出してこちらの存在を知らせたいのだ
ネットで物色するとポータブルスピーカーを見つけるものの、スマホなどからbluetoothで通信するものがほとんどだ。音質はすぐれているが、持続時間は5−8時間程度。カメラのように予備バッテリーに交換することができないものばかりで、スマホのように充電しなくてはならない
もう一度、携帯ラジオに戻ってネットで調べると、写真の中国製の優れものを発見
「Gemean J-189 USB 小型 ラジオ 充電式 bluetooth ポータブル ワイド fm am 携帯 ラジオ ミニ、懐中電灯付き 対応 AUX SD MP3」という製品
以下の点がこちらのニーズにピッタリ
−乾電池のように予備バッテリーに簡単に交換できる
−ラジオの他に、USBやマイクロSDやbluetoothで好きな音楽を流せる機能がある
−スピーカー機能がそこそこで熊に知らせるには十分な音量が出る
−大きさも価格も手ごろ(iPhone8よりコンパクト。私が注文したときはアマゾンで本体1999円。予備バッテリーは890円/個だった)
北海道ツアーは先延ばしなので、どこかで試す機会をねらっていた。登山者の多い北アでは、音楽を流しながらの登山はヒンシュクを買いそうなので、今回久々に南プスに出かけたのを機会に試すことにした
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2567942.html
今回の試用で以下の点を確認でき、期待通りの性能であることが分かった
−登山口から10時間ぶっ通しでマイクロSDの音楽を流すことができた(新品のバッテリーということもあるが、10時間を過ぎたところでbattery lowのアラーム音)
−それなりの大きさで音を流し続けたが、音量・音質とも十分満足できる
−下りの途中からbluetoothを使ってスマホから音楽を流したが、4時間経過した時点で問題なし(どこまで行けるか後日試すつもり)
−今回のグレゴリー65Lザックの腰ベルトのポーチにすっぽり収まる(片方はメッシュ状なので、通音もバッチリ。もう一つのカリマー40Lザックも腰ベルトのポーチにすっぽりだが、メッシュではないので通音に難あり。肩ベルトに括りつける等の工夫をすればOK)
この価格なので防水機能はないが、良い買い物ができたと思う。ご紹介まで
写真左の上段は、現物と箱。下は大きさの比較対象としてiPhone8
写真右はバッテリー蓋を外した本体裏側とジッパー式小型袋に入れた予備バッテリー
南アルプスで試してみた…場所が気になります。
黒戸や鳳凰じゃ登山者多くてさほど熊出んでしょうし。
レコ楽しみですね
10月頭に南嶺やるつもりなんですが去年熊(といっても子熊でしたが)に遭ったんで熊鈴装備に加えようかと考えてます。
取り付き尾根も下降する尾根も間違いなく登山者に会わないでしょうし、南嶺は熊が多いって農鳥オヤジも言ってましたから。
さすがトムさん、脱帽です
笹山ダイレクト尾根↑、大門沢↓で白峰南嶺の北部を周回しました
ダイレクト尾根取り付きから大門沢の下り途中までに、お会いしたのは私よりご年配の方お一人でした。日帰り周回で、私をサーっと抜いて行かれました
3時過ぎの真っ暗な中でのスタートでしたし、いつ熊さんに出会ってもおかしくない状況でしたので、試すにはもってこいでした
ビートルズの全13CDから好きな曲だけマイクロSDにコピーし、延々と繰り返し流しました。中期から後期の小難しい曲はみんなカットで、初期の頃の明るく軽快な曲が中心です
なかなか使い勝手よかったです
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