大峯奥駈道(奈良吉野山〜熊野本宮大社)
- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
近鉄吉野駅 04:40
金峯神社 06:35
四寸岩山 08:25
大天井ヶ岳(昼飯) 10:50 - 11:30(昼飯)
山上ヶ岳 15:10
小笹宿 16:10
5月1日
小笹宿 04:45
大普賢岳 06:30
行者還岳 09:05
行者還岳避難小屋 10:00(昼飯・水補給)
弥山 13:35
八経ヶ岳 14:25
楊枝ケ宿小屋 18:00
5月2日
楊枝ケ宿小屋 04:45
釈迦ヶ岳 07:15
天狗岳 09:30
地蔵岳 10:35
涅槃岳 12:10
転法輪岳 16:00
行仙小屋 18:40
5月3日
行仙小屋 05:00
笠捨山 06:40
蜘蛛の口をすぎた林道との出会 12:50(昼飯)
玉置神社駐車場(売店・自販機あり!!) 15:40
5月4日
玉置神社 03:30
大森山 05:30
五大尊岳 06:35
大黒天神岳 08:00
吹越峠 09:45
大斎原 11:15
天候 | 4/30 曇 5/1-5/4 晴れ 雨は4/30朝にちょっと降っただけ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:本宮前バス停よりJR田辺駅→特急くろしおにて大阪方面へ |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
笛
筆記具
保険証コピー
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
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共同装備 |
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
ビデオカメラ
車
|
感想
一年前に近畿最高峰の八経ヶ岳に登った際に出会ったおじさんから教えてもらった大峯奥駈道へチャレンジしてきました。ちょっと行程に無理があったけどとりあえず無事に完走出来て良かったです。
GPSのログをまとめてみると、
距離:109km
累積標高差:+10,938m, -11,112m
と、これまでの山行とは比べ物にならないぐらい歩きました。
つけてた万歩計の値も20万歩を超えてるし、これから2週間ぐらいは歩かなくてもいいな。
山全体を思い出してみても、さすが修験道の道といった感じで、目の前の山は必ず登ります。巻道とかほとんど期待しない方がいいです。最初の方は、「まさか、あれも登るの?それはないやろ〜」とか思ってましたが、最後の方は「はいはい、あれも登るんでしょ」と言った感じでした。ただ、頂に立たないと見えない山もあるわけだし、巻道が必ずしも楽ではないということを考えさせられる登山でした。
山上ヶ岳は祖父が生前よく登っていたということで、あれだけ歩いたのだからどこかで同じ土を踏むかなぁと思ってたけど、昔の道は今は危ないので閉鎖されてました。頂上では山開きの準備が行われてました。
小笹宿は4名ほどが泊まれる小屋でした。結局、先着の1名と私、そしてこれから同じ小屋に泊まることになった方と3名でした。1組の方がテント泊されてましたが、この時期は混むようです。水場はすぐ近くに川が流れてました。
2日目のメインは弥山・八経ヶ岳でしたが、それまでの大普賢岳とか七曜岳、行者還岳をかなり手こずってしまいました。が、昨日ひねって痛くなってた足が何故か回復。行者還岳小屋の手前の水場はかなりの勢いで水が出てたので当分図れることはなさそうです。
大普賢岳や弥山、八経ヶ岳は雪がそこそこ残ってました。これから雪解けに伴い、踏み抜くことも多くなるのでより注意が必要かと思います。
明星ヶ岳から楊枝ケ宿小屋までの区間で危険(というか怖い)箇所が複数ありました。
3日目の朝から釈迦ヶ岳を目指して登り始めたわけですが、聞いていた通りの急登でした。ほとんど垂直に登ってるんじゃないのかと思ってしまうぐらい。(ただ、釈迦ヶ岳に辿り着くまでの道はほぼフラットで歩きやすかったですが・・・)
釈迦ヶ岳山頂では先行されてた方が休んでおられ写真を撮ってもらいました(ありがとうございます)。が、ガスってて見晴らしは悪く、風がきつかったために休憩もそこそこにして下りました。今日は釈迦を登ったからあとは楽だなぁというわけには行かず、行仙岳に辿り着くまでにかなりへばってしまいました。途中の持経の宿や平治の宿で何度泊まろうかと思ったことか・・・。結局、行仙岳で夕日を迎え、行仙小屋についた頃にはかなり薄暗くなってました。10名弱ぐらいが宿泊され、ほとんどの方が寝ておられました。
行仙小屋を出て、玉置神社までの4日目は、笠捨山付近がメイン。まず笠捨山の急登でへばり、地図の参考時間が全く参考にならないと愚痴を言い、地蔵岳では釈迦ヶ岳より急な鎖場を越え、さらに下りで道を見失ったためかなり危険な崖に向かってしまったりと散々でした。また、香精山へむかう道でピンクのテープを張ってある方に進んでるといつの間にか登山道から離れて下っていってました。地図はちゃんと確認しないと・・・。
その後はいったって普通の道(見えてる山は全部登る道)でした。なぜかGPSがうまく電波を受信できてない区間が有ります。
ちなみに、玉置神社ではお神酒が頂けます。私は1杯でフラフラになりましたが・・・。あと、駐車場には綺麗なトイレと売店が有ります。うどんやさんま寿司が売ってますし、ビール・お酒も飲めます。水場は神社境内か駐車場へ向かう途中の路駐スペースにありますが、どちらも水量は少ないです。
最終日ということなので3時に起きて3時半に出発。星空がとても綺麗でしたが、カメラをセッティングして星空撮影をする気力が残ってませんでした。大森山が一番つらかったですが、昨日買っておいたさんま寿司の力で乗り切りました。登ってる途中で日の出を迎えました。ずっと同じ小屋で泊まってた方から、本宮ではせっかくだから川を渡りたいと言ってたのを思い出し、最後は河原へ。地元の方がイベントをやっている横で裸足で渡河しました。膝辺りまで水があるとなかなか歩くのもままならないです。
まぁ、無事に本宮に辿り着きお参りも済ませて(めっちゃ人が多く並んでおられたので遥拝させて頂きました)旅はおわり。
田辺までバスで行って、温泉「弁慶の湯」で汗を流し、特急くろしおで帰りました。熊野古道の地ビールがとても美味しかったです。
t_matsuさん、はじめまして。
行仙宿山小屋でご一緒させていただいた?と思います。その節はお世話になりました。
さて、私も地蔵岳の鎖の先のコースを間違えて散々な目にあいました。でもお互い事故らずに突破できて良かったですね。
それから、最後の川ですが、渡れたんですか! あの水量では無理と判断して車道から橋で渡りました。
またどこかの山でお会いできたらと思います。
jm1bwoさん
コメントありがとうございます。そして、行仙宿山小屋でもお世話になりました。
地蔵岳の下り、よくよく見るとテープが貼ってあったのですが、登りに疲れて見落としてしまいました・・・。ほんと、お互い無事で何よりです。
熊野川ですが、川遊びをされてた地元の方が真ん中辺りで立っておられたので、行けるかなと思って行きました。結構ギリギリだったと思います。
こちらこそ、どこかの山でお会いできればお話させて下さい。
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