記録ID: 441454
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳-笠新道日帰り
2011年09月23日(金) 〜
2011年09月24日(土)


体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
4:41バスターミナル発-6:05笠新道登山口-9:36杓子平-11:34抜戸岳-13:05笠ヶ岳山荘-13:25山頂-16:04杓子平-18:38-登山口-19:38バスターミナル
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
宿着。
まだ夏のつもりでいたが、上高地近辺の道路の温度計は10度と出ていた。
寒い。防寒装備持って来ていない。
安房トンネルに入ると癒やすように暖かかったが、抜けた先は6度だって。
鼻水流しながら新穂高の宿に着いた。
少々ぼろいが、素泊まり3,300円、掛け流し温泉付き(キレイ、朝まで入れる)はステキ。
来週西穂に登るつもりだったので空きを聞いたら空いてないって。残念。
まだ夏のつもりでいたが、上高地近辺の道路の温度計は10度と出ていた。
寒い。防寒装備持って来ていない。
安房トンネルに入ると癒やすように暖かかったが、抜けた先は6度だって。
鼻水流しながら新穂高の宿に着いた。
少々ぼろいが、素泊まり3,300円、掛け流し温泉付き(キレイ、朝まで入れる)はステキ。
来週西穂に登るつもりだったので空きを聞いたら空いてないって。残念。
風呂に入って生き返った。
酒盛り開始。
コンビニメシだけだと寂しいかと思って、昨日食い残した浅漬けを持って来ている。
新田次郎の本が面白くて読んでたら、飲み過ぎ&23時になってしまった。
3時起きの予定だけどダイジョブか?
酒盛り開始。
コンビニメシだけだと寂しいかと思って、昨日食い残した浅漬けを持って来ている。
新田次郎の本が面白くて読んでたら、飲み過ぎ&23時になってしまった。
3時起きの予定だけどダイジョブか?
【2日目】
朝。4:13。
今回の笠ヶ岳は、標高差1,800m、昭文社のコースタイム14時間のロングコース。日帰りでやるつもりだが、頂上に着いた時間と体力次第では、泊まりも視野に入れている。
なので、飲み過ぎて3時に目覚ましが鳴ったとき、だいぶ悩んだ。
もうちょっと寝て、今日は泊まりでいいや、とも思ったが、気合で起きて準備する。それでもメシと準備に一時間以上かかってしまった。
外は寒い。息白い。
朝。4:13。
今回の笠ヶ岳は、標高差1,800m、昭文社のコースタイム14時間のロングコース。日帰りでやるつもりだが、頂上に着いた時間と体力次第では、泊まりも視野に入れている。
なので、飲み過ぎて3時に目覚ましが鳴ったとき、だいぶ悩んだ。
もうちょっと寝て、今日は泊まりでいいや、とも思ったが、気合で起きて準備する。それでもメシと準備に一時間以上かかってしまった。
外は寒い。息白い。
林道をテクテク歩く。
前に3人居て、私含め、4人が全員ソロである。
こういうのは珍しいというか初めてな気がする。
団体はまだバスの中でまだ着いていないのか、あるいは槍とか穂高に行っているからかも知れない。
本当は今日は西穂から奧穂に行くつもりだったが、穂高岳山荘が団体客で大混雑というので来週に延期して、今日は笠ヶ岳に来ている。
前に3人居て、私含め、4人が全員ソロである。
こういうのは珍しいというか初めてな気がする。
団体はまだバスの中でまだ着いていないのか、あるいは槍とか穂高に行っているからかも知れない。
本当は今日は西穂から奧穂に行くつもりだったが、穂高岳山荘が団体客で大混雑というので来週に延期して、今日は笠ヶ岳に来ている。
6:05。
登山口着。左は水場。
ここで若い、下手すると高校生くらいの若者が追いついてきた。
聞くと、これから薬師岳に行くという。どこに泊まるのと聞いたら、日帰りで、向こう(たぶん折立か)に降りるという。高瀬ダムから鷲羽の日帰りしたことあるからたぶん大丈夫だと。
調べてないので知らんが、私なら2泊しても行けるか分からない。薬師岳までの直線距離でも20km近くある。
いでたちはジャージにランニングシューズだった。緑のザックは、何が入ってるのか知らないがパンパンだった。
ちょっと想像力の範囲を超えた人と会ってポカンとしてしまった。山で加藤文太郎(山にもよるが1日60km歩けるらしい)に会ったらこんなふうになるかも。
こういうひとがトレランを開発したのかも知れない。
登山口着。左は水場。
ここで若い、下手すると高校生くらいの若者が追いついてきた。
聞くと、これから薬師岳に行くという。どこに泊まるのと聞いたら、日帰りで、向こう(たぶん折立か)に降りるという。高瀬ダムから鷲羽の日帰りしたことあるからたぶん大丈夫だと。
調べてないので知らんが、私なら2泊しても行けるか分からない。薬師岳までの直線距離でも20km近くある。
いでたちはジャージにランニングシューズだった。緑のザックは、何が入ってるのか知らないがパンパンだった。
ちょっと想像力の範囲を超えた人と会ってポカンとしてしまった。山で加藤文太郎(山にもよるが1日60km歩けるらしい)に会ったらこんなふうになるかも。
こういうひとがトレランを開発したのかも知れない。
巨大な山群が見えてきた。
中央やや左の、信じられないほど尖ったピークが目を引く。あれがジャンダルムかと思っていると、一緒に眺めていたおっさんが、あれはたぶん間ノ岳、その左のコルが天狗のコルだと教えてくれた。
天狗のコルにはテントを2張り張れるスペースがあるという豆知識も教えてくれた。
ということは、この左にはさらにジャンダルムと奥穂高が控えているということらしい。
中央やや左の、信じられないほど尖ったピークが目を引く。あれがジャンダルムかと思っていると、一緒に眺めていたおっさんが、あれはたぶん間ノ岳、その左のコルが天狗のコルだと教えてくれた。
天狗のコルにはテントを2張り張れるスペースがあるという豆知識も教えてくれた。
ということは、この左にはさらにジャンダルムと奥穂高が控えているということらしい。
さっきのおっちゃんの話と数が合わないと悩んでいたら、おっちゃんが天狗のコルと言ったところにきらめく屋根が。
あれは穂高岳山荘じゃん。
このあと、自分で地図と尾根とピークを確かめたら、おっちゃんが間違ってたのが分かりました。
やっぱ、部分しか見えないと特定は難しいのだね。
あれは穂高岳山荘じゃん。
このあと、自分で地図と尾根とピークを確かめたら、おっちゃんが間違ってたのが分かりました。
やっぱ、部分しか見えないと特定は難しいのだね。
振り返って穂高。
中央が奧穂、左に涸沢岳、北穂高、へこんだところが大キレット、登り返して南岳。
中央の異常に細くとんがったのがジャンダルム、右に下って天狗の頭、間ノ岳、そして西穂高。あとは右に下っていくと新穂高ロープウエイの駅がある。
穂高⇒西穂は、来週行く予定。ここから見てもかなりデンジャラスなのがわかる。
中央が奧穂、左に涸沢岳、北穂高、へこんだところが大キレット、登り返して南岳。
中央の異常に細くとんがったのがジャンダルム、右に下って天狗の頭、間ノ岳、そして西穂高。あとは右に下っていくと新穂高ロープウエイの駅がある。
穂高⇒西穂は、来週行く予定。ここから見てもかなりデンジャラスなのがわかる。
おにぎりと槍ヶ岳。
やはり異常な角度だ。
あ、そうそう、槍の左のぴょこんとしたのが、アルプス一万尺で有名な「小槍」。
ザイルが無いと行けなくて、アルペン踊りは難しいらしい。
今調べたら、この歌29番まであるんだって。びっくり
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB
やはり異常な角度だ。
あ、そうそう、槍の左のぴょこんとしたのが、アルプス一万尺で有名な「小槍」。
ザイルが無いと行けなくて、アルペン踊りは難しいらしい。
今調べたら、この歌29番まであるんだって。びっくり
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB
これ、左手、奧穂のアップ。
左のくぼみが穂高岳山荘、そこから右に上り詰めると奧穂。約1時間。
そこから来週のお楽しみ、ロバの耳とジャンダルム。3時間かかるらしい。
下りきって天狗のコル。これも3時間かかるらしい。
楽しみで仕方ない。
色が変なのはカメラの設定間違えたのか。
左のくぼみが穂高岳山荘、そこから右に上り詰めると奧穂。約1時間。
そこから来週のお楽しみ、ロバの耳とジャンダルム。3時間かかるらしい。
下りきって天狗のコル。これも3時間かかるらしい。
楽しみで仕方ない。
色が変なのはカメラの設定間違えたのか。
ちょっと休んでいる間に貼られた貼り紙。
これから更に人が来るようだ。
普通の小屋だと、「布団1枚のスペースにX人」と書かれるのだが、ここは本当に布団を共有するのだろうか。しかもソロなら知らない登山者と?目覚めちゃったらどうすんだ。
これから更に人が来るようだ。
普通の小屋だと、「布団1枚のスペースにX人」と書かれるのだが、ここは本当に布団を共有するのだろうか。しかもソロなら知らない登山者と?目覚めちゃったらどうすんだ。
小屋のテラスから。
ここからしばらく槍は雲に隠れる。
残念がっている声を何度か聞いた。
抜戸で写真撮ってて良かった。
どんなに天気が良くても、しっかり景色見たければ、午前中に頂上に着け、ということらしい。
ここからしばらく槍は雲に隠れる。
残念がっている声を何度か聞いた。
抜戸で写真撮ってて良かった。
どんなに天気が良くても、しっかり景色見たければ、午前中に頂上に着け、ということらしい。
これたぶん、立山と思って撮っている。
真ん中が別山で、その右のこんもりしたのが立山か。
左の雲の中に剱岳がいると思っていたが、いま地図見たら、中央のヤツが、別山の後でピークだけ見せている剱岳かも知れない。
真ん中が別山で、その右のこんもりしたのが立山か。
左の雲の中に剱岳がいると思っていたが、いま地図見たら、中央のヤツが、別山の後でピークだけ見せている剱岳かも知れない。
これが最後にすれ違ったパーティーだった。
いま15時30分だから、私の足でテン場着が17時くらいか。
だけど、この下にもう一人いて足を引っ張っているようだった。
足の遅いヤツを上で待って、フラフラのやつが追いついたら先に進むという、最悪のパターンだ。
せいぜい上でケンカしないようにと思う。
いま15時30分だから、私の足でテン場着が17時くらいか。
だけど、この下にもう一人いて足を引っ張っているようだった。
足の遅いヤツを上で待って、フラフラのやつが追いついたら先に進むという、最悪のパターンだ。
せいぜい上でケンカしないようにと思う。
水を飲んで若干生き返る。
この後は、林道をひたすら下った。
星がむちゃくちゃキレイだった。あと、ランプに小さい蛾が寄ってきてうっとうしかった。
上を向いて歩いていると、時々地面のミゾにつまずいた。
足はガクンガクンになってたので、登りと同じくらい時間かかった。
この後は、林道をひたすら下った。
星がむちゃくちゃキレイだった。あと、ランプに小さい蛾が寄ってきてうっとうしかった。
上を向いて歩いていると、時々地面のミゾにつまずいた。
足はガクンガクンになってたので、登りと同じくらい時間かかった。
19:38。
バスターミナル着。
下山届けを出す。
途中、一番怖かったのは、どこから現れたか知らないがヘッドランプを付けた人が私の後を歩いていたこと。
私が一番最後だと思っていて、暗がりをビビリながらずっと歩いていたので、気づいて誰か後にいるというのがすごく怖くて、待って話せば気の良い登山者かもしれないが、ジャックニコルソンみたいなやつだったらと思うと恐ろしくて、早足で歩いていた。
その後ランプは消えて、車に追い越されたから、たぶん登山者だろうと思いたい。
バスターミナル着。
下山届けを出す。
途中、一番怖かったのは、どこから現れたか知らないがヘッドランプを付けた人が私の後を歩いていたこと。
私が一番最後だと思っていて、暗がりをビビリながらずっと歩いていたので、気づいて誰か後にいるというのがすごく怖くて、待って話せば気の良い登山者かもしれないが、ジャックニコルソンみたいなやつだったらと思うと恐ろしくて、早足で歩いていた。
その後ランプは消えて、車に追い越されたから、たぶん登山者だろうと思いたい。
撮影機器:
感想
省略。
昔の記録を転載。
ツーリング記録も兼ねていたので、GPSのルートがバイク走行部分も含んでいます。
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