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Yamareco

記録ID: 442222
全員に公開
雪山ハイキング
尾瀬・奥利根

*尾瀬 景鶴山* 雪の尾瀬限定の山 美しい雪原

2014年05月04日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:02
距離
25.9km
登り
1,008m
下り
1,016m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:10 鳩待峠
6:00 山ノ鼻
6:40 牛首分岐
7:10 ヨッピ橋
9:00 与作岳
9:40 景鶴山 10:10
10:40 与作岳
11:33 東電小屋
11:57 ヨッピ橋
13:35 山ノ鼻
14:40 鳩待峠


天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳩待峠駐車場 普通車 2500円
GW中日で好天が予想されていたので夜中12時に到着して車内で仮眠。
3時過ぎには既に満車状態になっていました。
コース状況/
危険箇所等
〇鳩待峠〜山ノ鼻〇
トレースがしっかりあるものの、早朝の冷え込みでツルツル・・・
今回の山行で一番怖かったのがここかも(^^;)

〇山ノ鼻〜牛首分岐〜ヨッピ橋〇
牛首分岐からはトレースが極端に減ります。湿原は凍っているものの、至る所で溶け始めています。木道が出ていても水没していて渡れないので近くを選んで歩かなければなりません。注意しないとドボンとなります。ヨッピ橋は板が外されているのでちょっぴりスリリングな鉄棒渡りとなります。

〇ヨッピ橋〜東電小屋〜与作岳〇
東電小屋までは比較的雪も落ち着いています。ところどころ木道も見え隠れしています。
東電小屋先のところの尾根から取り付きました。尾根づたいにアップダウンを繰り返しながら与作岳へと向かいます。危険なところは特にありません。

〇与作岳〜景鶴山〇
ずっと景色のいい尾根歩きですが景鶴山のへの登りが少しいやらしいです。
ここでアイゼンとピッケルを装着しました。最初に見える岩の登りは少し慎重に、その先は細いトラバースが続きますが雪質は安定していました。

〇景鶴山〜鳩待峠〇
景鶴山から沢づたいに降りたかったのですが、クラックなど多数見られたのでそのまま同じ道をピストンで帰ります。
朝来た雪原はずいぶん雪融けが進んでいて水没箇所が多く牛首分岐にたどり着くのに大回りして戻りました。朝はツルツルだった山ノ鼻から鳩待峠の道はザクザクで歩きやすい道になっていてホッとしました。
駐車場は真夜中には満車。
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駐車場は真夜中には満車。
鳩待峠は早朝でしたが賑やかでした。
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鳩待峠は早朝でしたが賑やかでした。
しっかりとトレースがあるもののツルツル。
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しっかりとトレースがあるもののツルツル。
雪解け水がゴーゴー。
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雪解け水がゴーゴー。
ここで日の出。あと30分早く出られたら雪原でみられたのかな?残念。
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ここで日の出。あと30分早く出られたら雪原でみられたのかな?残念。
山ノ鼻ではテントがカラフルに咲いています
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山ノ鼻ではテントがカラフルに咲いています
朝日に向かってゆっくりと歩いていきます。
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朝日に向かってゆっくりと歩いていきます。
沢を渡る木道の橋はすべて掘り起こされていました。
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沢を渡る木道の橋はすべて掘り起こされていました。
今日の至仏山は快晴です♪
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今日の至仏山は快晴です♪
水面に写る木々がまるで鏡に写っているようで素敵
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水面に写る木々がまるで鏡に写っているようで素敵
牛首分岐
しばらく歩くと木道が水没。
このあたりの雪はほとんど溶けかかっていてむこう側にわたるのに、白い雪原にそっと足を乗せてみて沈まないか試しながら抜き足差し足状態でした。
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しばらく歩くと木道が水没。
このあたりの雪はほとんど溶けかかっていてむこう側にわたるのに、白い雪原にそっと足を乗せてみて沈まないか試しながら抜き足差し足状態でした。
ようやく雪も安定。
ベンチもお目見え♪
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ようやく雪も安定。
ベンチもお目見え♪
溜息でちゃう♪
写真ばかり撮っていてちっとも進みません。
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溜息でちゃう♪
写真ばかり撮っていてちっとも進みません。
景鶴山。一度あの尾根の先にある東電小屋まで行ってから長い稜線歩きの予定。
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景鶴山。一度あの尾根の先にある東電小屋まで行ってから長い稜線歩きの予定。
景鶴山をズームしてパチリ。
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景鶴山をズームしてパチリ。
ヨッピ橋。
牛首分岐から初めての先行者
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ヨッピ橋。
牛首分岐から初めての先行者
橋の板がはずされているのでドキドキ。
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橋の板がはずされているのでドキドキ。
東電小屋。人の気配はなく完全にクローズです。
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東電小屋。人の気配はなく完全にクローズです。
先ほどのヨッピ橋から埼玉のお兄さんとお話しながら一緒に歩き始めます。
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先ほどのヨッピ橋から埼玉のお兄さんとお話しながら一緒に歩き始めます。
それほど厳しい斜度ではありませんが地味にしんどい。
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それほど厳しい斜度ではありませんが地味にしんどい。
わぁ(*'▽')あんなに近かった至仏山が遠くに。
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わぁ(*'▽')あんなに近かった至仏山が遠くに。
木々を巻き巻きズンズン進む。
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木々を巻き巻きズンズン進む。
与作岳では何組かの登山グル―プが休憩中。沢山話しかけてくださり楽しい時間をご一緒しました♪
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与作岳では何組かの登山グル―プが休憩中。沢山話しかけてくださり楽しい時間をご一緒しました♪
燧ケ岳もとっても雄大
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燧ケ岳もとっても雄大
至仏山と今日のメイン景鶴山
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至仏山と今日のメイン景鶴山
ツンととんがった感じがカッコいいです♪
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ツンととんがった感じがカッコいいです♪
昨夜ここでテント泊された方がいらしたようです。
しっかり風よけのブロックが積まれていました。
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昨夜ここでテント泊された方がいらしたようです。
しっかり風よけのブロックが積まれていました。
もうじき落ちそうな・・・
ここは絶対下りません!
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もうじき落ちそうな・・・
ここは絶対下りません!
尾瀬の景色って癒されます♪
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尾瀬の景色って癒されます♪
枯れているのだけれど、とても美しく見えたのでパチリ。
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枯れているのだけれど、とても美しく見えたのでパチリ。
こちらはスカート履いて踊っているみたい
2014年05月06日 19:42撮影
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5/6 19:42
こちらはスカート履いて踊っているみたい
このあたりでアイゼンを履き、ストックをピッケルに持ち替えます。
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このあたりでアイゼンを履き、ストックをピッケルに持ち替えます。
ここが二番目の難所?
(鳩待峠〜山ノ鼻が一番目w)
アイゼンで岩に取り付き
雪壁を登り上げます。
2014年05月06日 19:39撮影
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5/6 19:39
ここが二番目の難所?
(鳩待峠〜山ノ鼻が一番目w)
アイゼンで岩に取り付き
雪壁を登り上げます。
ちょっぴりいやらしいルート。
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ちょっぴりいやらしいルート。
ナイフリッジではあるもののそれほど高度感はありません。
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ナイフリッジではあるもののそれほど高度感はありません。
青空に向かって歩くのって気持ちいい(#^^#)
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青空に向かって歩くのって気持ちいい(#^^#)
振り返っても絶景。
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振り返っても絶景。
岩の間から至仏山を見ようと頑張ったけどちょっぴり無理
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岩の間から至仏山を見ようと頑張ったけどちょっぴり無理
木の根にアイゼンを引っ掛けないように注意しながら登っていきます。
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木の根にアイゼンを引っ掛けないように注意しながら登っていきます。
歩いてきた雪道
景鶴山登頂♪
2014年05月06日 18:30撮影
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5/6 18:30
景鶴山登頂♪
山頂より至仏山
会津駒ヶ岳
歩いてきた尾瀬の雪原
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歩いてきた尾瀬の雪原
ozesaiさんのプロフの画像みたい(*^_^*)
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ozesaiさんのプロフの画像みたい(*^_^*)
気をつけて下山開始。直前に降りていかれたおじ様二人がずるずるプチ滑落していました
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気をつけて下山開始。直前に降りていかれたおじ様二人がずるずるプチ滑落していました
下山中もずっと青空♪♪♪
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下山中もずっと青空♪♪♪
景鶴山またくるね♪
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景鶴山またくるね♪
雪の尾瀬歩きって楽しい♪
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雪の尾瀬歩きって楽しい♪
雪があるかないかのこの木道もすごく滑りやすい
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雪があるかないかのこの木道もすごく滑りやすい
燧岳・・・美しい・・・
今年も登りたいな♪
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燧岳・・・美しい・・・
今年も登りたいな♪
ちょっぴり逆さ至仏山。
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ちょっぴり逆さ至仏山。
尾瀬の管理の方かな?スコップを持って間隔を開けてこの穴を掘っていました。私達ハイキングの方々の為の安全整備、本当にありがとうございます。
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尾瀬の管理の方かな?スコップを持って間隔を開けてこの穴を掘っていました。私達ハイキングの方々の為の安全整備、本当にありがとうございます。
二日後チャレンジする予定の至仏山BCの斜面をズーム。
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二日後チャレンジする予定の至仏山BCの斜面をズーム。
まさに尾瀬って感じ(#^^#)
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まさに尾瀬って感じ(#^^#)
水芭蕉もちらほら。
尾瀬の春ですね。
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水芭蕉もちらほら。
尾瀬の春ですね。
夕食の準備までには十分間に合いそうなので
片品の有名な天王桜を見物していくことにしました。
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夕食の準備までには十分間に合いそうなので
片品の有名な天王桜を見物していくことにしました。
樹齢300年。群馬県指定天然記念物のオオヤマザクラ。この木の根元に天王様の石の祠があることから天王桜と呼ばれているらしいです。
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樹齢300年。群馬県指定天然記念物のオオヤマザクラ。この木の根元に天王様の石の祠があることから天王桜と呼ばれているらしいです。
天王桜の近くの泉に咲く水芭蕉
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天王桜の近くの泉に咲く水芭蕉
片品のマンホール。
ちょっぴり可愛いですよね
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片品のマンホール。
ちょっぴり可愛いですよね
天王桜Pの近くの解放された私有地。ザゼンソウもしっとりと咲いていました。
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天王桜Pの近くの解放された私有地。ザゼンソウもしっとりと咲いていました。

感想

山を始めて最初に登ったのは群馬県民がこよなく愛する赤城山。
そして2回目に行ったのが尾瀬ヶ原でした。
尾瀬ヶ原の木道を歩きながらそこで出会ったおじ様にあの山は景鶴山っていうんだよって教えてもらいました。
ただ、藪藪のお山で雪のある時期にしか登れないんだよ。って。。。
頭にずっとその言葉が残っていた。

雪山も少しずつ歩き始めたこの頃。
ふっと、「そうだ。あの景鶴山行けるかな?」って。
前日の3日は結婚式に参列していたし、翌日の5日はしっかり仕事。GWなんてほとんど私には無縁。。。
本当は小屋泊でゆっくりと歩きたいけれど4日は好天に恵まれそうなので日帰りだけど決行!
3日は夜9時半に帰宅。あわてて支度をして出発。真夜中の12時に鳩待峠の駐車場に到着。
今回初めての車中泊。夜中寒くてツエルトを引っ張り出したり、強風で車がゆらゆら揺れるなどほとんど眠れず。
それでも暗いのが苦手な私は明るくなるのを待って持参したおにぎりをかじり出発。

鳩待峠から山ノ鼻までがトレースあるものの早朝の冷え込みでツルツルの氷状態。
アイゼン履こうか本気で悩みました(^^;)この山行で一番の核心部だった事は間違いないです!!

朝日を浴びながら気持ちよく長い長い雪原を歩きます。
尾瀬の朝って気持ちいい。ひんやりとした空気をいっぱい吸い込んで歩く歩く。

ヨッピ橋からちょっとの間ご一緒させていただいた埼玉のお兄さんはアイゼンを履いたまま板を外された鉄の棒だけのヨッピ橋を器用に渡られていました。怖がりの私には到底無理です( ゜Д゜)

晴天に恵まれ、沢山の方々が景鶴山に登られていました。
山頂では下山するのがもったいなくてしばらくのんびりと景色を堪能ました。

それでもいつまでも居る訳にいかず、後ろ髪を引かれる思いで下山開始。
下山途中、数人のグループの中の紅一点の女性にこの先の景鶴山の様子を尋ねられる。。。
ん???あれ??もしかしたら???
「きゃぁぁぁぁ!yasubeさん!!!」
彼女は私が山歩きを始めたばかりの頃すごく優しくしてくださったお姉さん。
私が山を辞めようと悩んだ時以来、連絡が途絶えていたの。
嬉しくて嬉しくて思わず抱きついちゃいました!!!
この偶然の出会い嬉しくてたまらなかったです。

尾瀬での出会い。
この二日後にも至仏山BCへ行ったのですがそこでもまた出会いが。
尾瀬って人を結びつける何かがあるのかもしれませんね♪

またひとつ素敵な思い出の山行となりました。








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