和名倉山〜雲取山
- GPS
- 14:08
- 距離
- 45.6km
- 登り
- 3,238m
- 下り
- 3,242m
コースタイム
- 山行
- 13:37
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 13:55
天候 | 雲→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
秩父湖〜和名倉山 破線ルートであるが一般道並みに良好 リンノ峰〜山ノ神土 笹道のトラバース道は歩きにくい 雨天時は滑りやすいだろう |
写真
感想
始めて和名倉山に登ったのは20年以上前、山梨県側から日帰りでの往復でした。当時、奥深い秩父の秘峰と称されていた和名倉山は、山梨県側からのルートが整備されたようで、興味をそそられ登りました。数年後、秩父側からのルートが整備されたことを知り、ずっと気になっていました。あの奥深い山が、秩父湖方面から一気に登れるってどういうことなんだろうと。
2年前から予定していましたが、なかなか天候とのタイミングが合わずにいました。ようやく梅雨の晴間、その機会に恵まれました。ワクワク感が半端ないです。
秩父市の予想最高気温が34℃なので、暑さとの勝負を覚悟しました。足元は、最も涼しいスタイルのサンダルです。
二瀬ダムの駐車場からスタート、ヤフー天気では朝から晴れマークでしたがどんより雲に覆われ涼しいです。こんな時こそ暑くなる前にできるだけ先に進みたいと思いますね。吊り橋を渡ると急な登りになりました。湿度が高いので蒸し暑い。かなりの急登で一気に標高を上げていく感じです。破線ルートですが、よく整備されています。いったん急登が終わると平坦区間になるので脚休めできました。相変わらずあつい雲で、風も強く高度を上げたせいで涼しいです。あれ、今日って晴れじゃなかったっけ、暑いんじゃなかったっけ。
平坦区間を終えると再び急登になります。強風でむしろ寒いと感じます。ミッドウェアを持ってくるべきだったと後悔。急登がおさまってくると山頂が近い感じになります。予定通りのペースで誰もいない山頂へ到着。視界の全くない木々に覆われた山頂、味があって好きですよ。二瀬尾根は、笹薮がひどいイメージでいましたが、笹などなく以外にも分かりやすく、よく整備されていました。
ここから、秩父主脈へ向けて20年前に歩いたルートをいきます。ガスにつつまれ幽玄な感じ、暑さはどこへ、薄着なので寒いです。途中で初めての登山者にすれ違いました。山の神に接続する手前の笹のトラバース道は、濡れていて滑りやすく苦戦しました。山の神から秩父主脈縦走路となります。ほぼ予定どおりのペースです。将監小屋に下って水分補給します。暑くないので次の水場の雲取山荘まで1Lでいけそうです。ついでに泥だらけの足元をリフレッシュ、かなり冷たい水でした。
急登を登って縦走路に復帰します。だんだん明るくなってきて、ガスがとれ始めます。暑さを感じるようになってきましたが、風があるので暑さに苦しむことはありませんでした。しかし、段々と足取りが重くなってきました。軽めの頭痛と眠気に襲われました。食欲がなく固定物が喉をとおりません。エネルギー切れぎみで増々ペースダウンの悪循環です。
飛龍山の登りはきつかったです。久々の長丁場で疲労困憊です。なんとか雲取山へ到着しました。失速したので予定より遅れました。ゴールが見えてきました。雲取山荘で水分補給し最後の下りにそなえます。頭痛は緩和し、食欲はないけどパンを食べることができたのでエネルギーが出た感じです。今回のコース、和名倉山までの登りだけイメージしておりまして、雲取山からの下りは、完全にノーチェックでした。下りなので3時間で駐車場まで戻れるだろうと考えていました。過去に三峰神社までの経験があります。白岩山を筆頭にいくつかの登り返しがあれほど激しかったとは記憶にありませんでした。三峰神社からは登山道を下ると効率的なのですが、標高が下がって蒸し暑く、危険生物リスクを回避するため、距離の長い車道を選択しました。結局4時間半かかりました。
後半失速して厳しかったけど、予定どおり周回できたので達成感があふれました。
久々にワラーチ百名山(プロフィール参照)を1座ゲットしました。「できるだけ厳しいコースで日本百名山を登ること」にふさわしいコースになったと自己満足しました。
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