2014GW山行 登山道のない山へ(2)笈ヶ岳…予想以上の大賑わいの人気の山


- GPS
- 08:59
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,112m
- 下り
- 2,116m
コースタイム
5:02野猿広場
5:46大きな岩
7:04−7:16冬瓜平分岐(アイゼン着ける)
8:03冬瓜山
8:40シリタカ山
(1度右に外れる)
9:59−10:13笈ヶ岳
11:03 シリタカ山手前トラバース道
(ところどころでコースアウトしてます)
12:22−12:30冬瓜平分岐(アイゼン外す)
13:21大きな岩
13:57野猿広場
14:19中宮自然保護センター駐車場
*ルートはカメラのGPSロガーのずれのポイントを適当に直してますので実際とは異なるルートもあります参考までに、標高差なども同じです。
天候 | 晴れでほぼ無風の大快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
だいたい50台くらい停めれる駐車場あり(無料)、トイレや自販機もありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇自然保護センター〜野猿広場 林道歩きで2回トンネルを潜ります、途中に分岐ありますが川沿いのほうに歩いていきます。 〇野猿広場〜冬瓜平分岐 川を渡ると一気にロープ場のスタートの急登となります。それほど危険箇所ありませんが急です。 〇冬瓜平分岐〜冬瓜山 ここで多くのかたがアイゼンの脱着されてました、今回はここから上はぼぼ残雪状態でした。 〇冬瓜山〜シリタカ山 頂上は雪なく切れてる岩場になってます、そこから先もやや雪がなくなりつつありました。 〇シリタカ山〜笈ヶ岳 ここからは左側にトラバースしながら稜線に登りつめていきます、高度感ややありです(自分的にはつらい(笑) 〇下山時トラバース道〜冬瓜平経由の分岐まで トラバースしてから高度下げて冬瓜平まで行きそこから左に進みます、ここは間違えやすいかも(当然間違えた僕(笑)) ●登山ポストはないと思います。 ●下山後の温泉は少し戻って一里野温泉に「温泉センター天領」があります。 http://www.ichirino.gr.jp/leisure/3.html |
写真
感想
前日の野伏ヶ岳の登山を終えて藪で傷だらけになった後に次に向かったのは白山スーパー林道入口方面でした。
次に目指す山は200名山の『笈ヶ岳(おいづるがたけ)』…多分、冬期限定で一番有名な山じゃないかなと思います。
夕方、やや暗くなる頃に駐車場に着くとなんともうかなりの台数の車が停まってて明日の登頂に備えてる感じ、前日のひっそりした山との違いを感じました、ここが300名山と200名山の違いなのかな?
ただ、ワタクシ、異様に眠いのでバタンキュー、起きてだいたい4時前くらいでしょうか!
ツアーのバスまで着いて登山開始、そしてゾクゾクとヘッドライト付けて登って行きます・・・まるで富士山みたいです(驚)
まあ、今回は明日も休み、焦ることなく朝食食べて時間かけて準備してから登山開始です。
何が嬉しいかというと下山してから帰宅しなくてもいいということ(普段は翌日仕事の中最低200kmの運転が常に待ってますので)、それだけでも心に余裕があります。
事前にレコなどで調べてあってトンネルを2つ越えるとすぐに野猿広場にここから急登のロープ場があり、適宜団体さんを先行させてもらいました。
冬瓜平分岐でアイゼンを着け行きはそのまま冬瓜山目指します、昨年の男鹿山と同じような雪の回廊を歩いて頂上へ先端がやや岩場のリッジですが先に進みます。それにしてもどれだけ人気あるんでしょうかこの山、かなり多くのかたが登られておりました。
シリタカ山から稜線までの登りはやっぱり苦手な雪の登り、1人右にコースアウトして登れなくなり皆さんの進んでる方向に戻ってきました(笑)
稜線からは2つのピークを超えて頂上へ
頂上で同タイミングだったガイドさんいわくなかなかない絶好の景観だそうです、確かに霊峰白山を目の前にして立山連峰、北アルプス、乗鞍、御嶽山などきれいに見渡せることができました。
ちょっと休憩して苦手な下山開始です(笑)
無事トラバースまで戻り、今度はもっと苦手なトラバースを進みます(汗)
そこも突破して冬瓜平へ出てそこから幾度がコースアウトしながら分岐へ戻りました。
分岐でアイゼン外して後は下って下山するのみ、怪我しないようにしながら無事に下山となりました。
このまま翌日は違う山をこの界隈で登る予定でしたが思いっきり天候が悪いのでどうしようか悩んでましたがガスで迷うのもイヤですし眺望ゼロの登山もまあ今回はいいんじゃないかと思い、そのまま地元愛知県豊橋市に1日だけゲリラ帰省(だいたい300km)することに友人の経営する居酒屋に顔出しに行くことにしました。
・・・定休日ではないのにたまたまのタイミングで休み(号泣)
・・・他の知り合いも店も定休日(GWくらい休まないでくださいよー!)
そのまま2人の友人と軽く飲んで散会、友人宅に泊めてもらいました。
翌日、友人と昼食食べてからyama59さんも待つ(はず)の尾瀬に向かいます、だいたい400kmちょいでした。
そしてこのシリーズの第3弾はやはり登山道ない『景鶴山』へとつながります↓
初コラボは尾瀬の景鶴山!!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-442829.html
なかなか自分的には楽しい登山となりました、移動は大変でしたけどね!
コメント
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drunky さん、タフな三連発お疲れ様でした!
5日の中日はあるものの(休みなってない
とか、山登り以上に疲れちゃいそうですね
また回を重ねる事にどんどんワイルドになり、下ろしたての
ズボンまで破るなど、リスクも高そうなので当然ながら真似出来ません(笑)。
4日は私も常念岳へ登っておりましたが、本当に良いお天気でしたね!
「冬期限定」なんて、何だかビールみたいですが、夏だと登れない山、
なんて、凄く手つかずの自然の中と言う感じで、とても素敵です
また辺りの展望も素晴らしい! 白山ホントにカッコいいです!
ホントまだまだ雪深いエリアと言う感じですし、地図見ると、何やら魅力的?
な山々が多いみたいですが、今シーズンはこの辺りも攻めて行かれるのでしょうか?
"登山道のない山シリーズ" 始め、複活した今後のdrunky さんらしい
レコ、是非、楽しみにしておりますね
kazuroさん こんにちは
ズボンは切るし(太ももも)、ストックは先はなくなるしとなかなかブルーにさせてくれる1日でしたが登頂できて嬉しかったです、なかなかまたチャレンジしようなんと思いませんもんね、遠いし!
移動はGWの帰省渋滞もあるのでそのへんを考えてうまく下道を利用するなどしてました、おかげで距離はありましたが行きの渋滞のみで済んでよかったです。
白山、漢字の通りのド迫力の山でしたよ、どっから見てもカッコイイどっしり鎮座してる霊峰です、今夏登りに行きたいなあと考えております。だんだんと攻めるエリアが遠くなっていくのも登山の楽しみですよね(戻りは泣くほどきついこともありますが)
『登山道のない山シリーズ』は今年のGWの企画ですのでまあそんなに続くことないと思います(でもまだ登りたい山もいくつかありますが)
今度はゆっくり高尾山山頂でまったり的なゆるい登山レコもアップできるように心がけたいと思います(笑)
笈ヶ岳の山頂、メチャメチャ混んでますね
登山道のない山じゃないみたい(笑)
みなさんお元気ですよねー
写真で見るかぎり、雪の感じ・・・前日の野伏ヶ岳より登りやすかったんじゃないですか?
藪もないし
200名山と300名山の違い、今回の『登山道のない山へ』シリーズでは山頂標識の違いでしょうかね?(笑)
お疲れさまでした
yama59さん こんにちは
…そしてハッピーバースデーー
笈ヶ岳、日本百名山著者の深田氏のふるさとでもあり『もし登ってたなら百名山に加えてた』なんて書いてあり『百一番目の山』なんていわれることもあるみたいです。そして基本この時期に登頂可能・・・どおりでこれだけ大人気なわけですよね、もし百名山に選出されてたら登山道出来てたことでしょうね
まあ、前日の藪こぎと比べれば距離長くてもなんだかうれしかったですよ、はるかに登りやすかったですね
はたしてこの山が夏になるとどんな感じになるのかはわかりませんが冬瓜平分岐までは間違いなく来れるでしょう、そこから先に激藪かなって気もします
yama59さんも縦走お疲れ様でした、夏の槍を目標にこれからも頑張ってくださいね(笑)
こんにちは、drunkyさん(^^)v
あらら、三連チャンだったんですねぇ
そして、このエリアから尾瀬に繋がるのですか!?
お馴染みのロングドライブ、久々に「drunky ワールド」を垣間見た気がします(^-^;
そうそう、こちらの「おいづるが岳」(ワタシのスマホでは変換できませんw)、
積雪期限定のお山なんですよね、最近ヤマレコで知りました
が、山頂のその賑わいっぷり、いっそ夏道ルートを作ってしまえば良いのに!
と思うのはワタシだけでしょうか(笑)!
でも、この時期限定だからこそ!というのもあるんですかね
あ、ズボンの方ゴシュウショウ様ですm(__)m
ただdrunkyさんの大切なボディを守って貰えたと思えば…
でも藪藪にかなりやられたのですね(^-^;
野伏ヶ岳もお疲れ様でした(^^)v
kamasenninさん こんにちは
本当は4連チャン計画でしたが5/5の雨で1日休みを入れて余分なドライブして愛知に帰省しました、石川〜岐阜〜愛知〜長野〜尾瀬と走りまくったGW休みでしたね(渋滞避けるため久々に愛知の奥三河抜けて飯田まで走りました、長かった
確かにここまで人気だと夏道の登山道を作ればいいのにと思ってしまいます。
でもないからこそ雪の回廊歩きのできるこのシーズン(厳冬期だとアプローチでラッセル地獄っぽい)に人気があるんでしょうね、ガイドツアーまであるとは予想外でしたけど
ズボン、マジで泣きたかったです
温泉でももやすね見ると相当藪で傷ついてました、やはり藪こぎはきついですね!
『おいずるヶ岳』の笈は『おい』で検索すると漢字出てきますよ。「修験者,遊行者が法具,仏像,経文,衣類などを納めて背負い歩く箱」のことだそうです。
山頂の岩が確かに四角くてそんな感じですよね、だからそう名前がついたんでしょう、なかなか登り応えのある山でした。
こんにちはdrunkyさん
笈ヶ岳は人気の
無風の大快晴
『残雪期限定!登山道のない山!!』は
登山時期を見極めるのが微妙で大変ですね
早すぎても雪が厳しすぎるし
遅すぎても藪漕ぎ&踏抜き地獄にはまりそうですし。。。
難易度が変わりますね
『登山道のない山』シリーズはまさか続くのですか。。
危険な香りがしますよ
道の無い
バリ方面に進みそうですか
wazaoさん こんにちは
自分にしては珍しいくらいの無風の快晴の素晴らしいコンディションでした!
なんだかいつ以来なのかと思えるくらいの絶景でうれしかったです
登山道のない山は登る時期もそうですし、何よりも気象条件をしっかり見極めないと怖いですよね、特にガスって視界不良になるとたちまち何処に進むかわからなくなるので不安になっちゃいます(今回の笈ヶ岳に関しては迷っても人が多いのでちょっと待ってれば必ず正規のコースがわかりますが)
『登山道のない山』シリーズはそんなに続かないと思います、今後は時折になると思います、もしくはとある日にいきなり更新なくなってるかもですが
これからはだんだんと歩く距離をのばして夏のロング山行をしっかりできる体を作っていきたいと思いますね
drunkyさん、こんにちは!
GWは登山道のない山シリーズだったんですね
最近この山のレコをよく見る気がしますが、やはり期間限定のお山は人気なんですね
それにしても、GW中の移動距離がすんごいですね〜
こちらは東京→千葉→駒ヶ根→東京でしたが、その移動だけでも結構疲れましたよ
最近ロープウェイ山行ばかりなので、お財布に優しい山に登りたいです(笑)
miyucchiさん こんにちは〜
GWは色々悩んで楽しい登山したいなあと思ったてたら・・・こうなりました(笑)
それにしても初日の東名の深夜の渋滞には参りましたね、マジで到着朝じゃんってかなりあせってました、おかげで初日はものすごく眠い登山になっちゃいましたけどね
miyucchiさんのパワフルなレコはいつもうらやましく拝見してますよ、かっこいいなあって思いながら
それにしても高速代&ガソリン代で本当にいつも財布カラカラになってます、山道具の破損や紛失あるともうショック大
今度は地元の鋸山のロープウェーでも楽しく乗れる日を夢見ます(笑)
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