北岳
- GPS
- 29:06
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 2,087m
- 下り
- 2,075m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:24
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:09
天候 | 1日目曇りのち晴れのち雨 2日目ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大樺沢コースは通行禁止 |
写真
感想
メンバー全員初めての北岳でした。目的はキタダケソウだったため、あまり良い天気ではなさそう(特に強風)でしたが、とりあえず行ってみることになりました。
20時に岩手を出発、3人で運転を交代して、予定通り4時少し前に芦安駐車場に到着。準備をして5:15始発のバスで広河原に向かいました。バスは3台来たので、待っていた人全員がバスに乗ることができました。ほとんど寝てないので、バスの中では爆睡、あっという間に広河原に着きました。天気は回復傾向で、ふもとは晴れ(強風)、山の上はガスに覆われている状態で出発。急登をゆっくり登りましたが予定より早めに白根御池小屋に到着しました。暑くてアイスがおいしかったです(本当は生ビールが飲みたかったけど・・・)。
ゆっくり休憩してから草すべりコースへ。ここからは花が多く見られ楽しみながら登りましたが、疲れが出てきて私のペースが落ちてきました。途中からは眠くなって頭がボーっとしてきたので、日陰を見つけて10分ほど横になって眠ったところ、少し復活して何とか歩けるようになりました(熱中症になりかけていたかも)。
稜線に張り付いていた雲もいつの間にか取れ、富士山が見えるようになってきて皆のテンションもアップ、稜線のお花畑に私のテンションもアップ、写真を撮りまくりながら進みました。特にキバナシャクナゲがたくさん咲いていてきれいでした(岩手
にはない)。
肩の小屋へは50分遅れで到着。テントを設営し、風は強めなものの天気の良い今日のうちに山頂へ行こうと出発したものの、あっという間に雲に覆われてきて小屋前まで来たところで雨が降ってきました。仕方がないので山頂アタックは翌日にすることにしてビールと水だけ買ってテントに戻りました。
ところが、このビールがいけなかった。私は片頭痛もちでこの日もやはり寝不足と暑さから登っている途中から頭痛があり、薬を飲んで抑えていたのが、ビールを飲んだところひどくなってしまいました。起きていられなくなり夕食もあまり食べずに寝てしまいました。外はずっと雨が降っていて明日はどうなることかという感じでしたが、予報通り明け方には雨が上がりました。
3:00起床、朝食を食べ終わって外を覗いてみると、先ほどまでガスガスで何も見えなかったのが、東側のガスが取れて、鳳凰三山とその向こうの朝焼けがとてもきれいに見えました。笠をかぶった富士山まで見えました。ご来光を期待して急いで出発準備して小屋前で待ち構えましたが、少し雲が邪魔してなかなか上がってこないのであきらめて山頂へ向けて出発しました。10数分後、登っている途中で幻想的な日の出を見ることができ、これはこれで良かったです。この後は稜線はガスに覆われ何も見えなくなりました。
登頂して記念撮影した後は、キタダケソウ群生地に向かいました。こちら側の登山道はあまり整備されておらず足場の悪いところもありました。池山吊尾根分岐を少し下ったところに最初のキタダケソウが咲いていました。隣にハクサンイチゲも咲いていたので違いがとても分かりやすかったです。さらに下って北岳山荘へのトラバース道に入ると、斜面にたくさん咲いていて感激しました。時間が押していたので、トラバース道の途中で引き返しましたが、十分堪能することができました。
テント撤収後下山開始、途中から右俣コースを下りました。こちらは花はまだあまり咲いていなかったですが、タカネグンナイフウロを見ることができました。二俣からは白根御池小屋へ向かいましたが、細かいアップダウンがあり、結構長いトラバース道でした。白根御池小屋からは順調に下り、12:00のバスに余裕で間に合いました。
1泊2日のあわただしい遠征でしたが、念願のキタダケソウも見られて大変楽しい山行でした。
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