記録ID: 4442673
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
長衛小屋テント2泊で甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳を登ってきました
2022年06月26日(日) 〜
2022年06月28日(火)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 14:17
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,372m
- 下り
- 2,362m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:37
距離 10.1km
登り 1,232m
下り 1,239m
2日目
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:34
距離 9.6km
登り 1,142m
下り 1,150m
天候 | 1日目(6/26)晴れ。 2日目(6/27):甲斐駒ヶ岳は山頂に雲が流れ山頂付近視界なし。駒津峰から鳳凰三山、富士山が見えた。 3日目(6/28):仙丈ケ岳は快晴。富士山、北岳、塩見岳が見えた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・仙流荘から伊那市が運行する南アルプス林道バス(12:10発)で北沢峠まで行き、徒歩15分で長衛小屋テントサイト着。幕営。 【情報1】・甲府方面(広河原)から北沢峠へのバスは、2019年の台風の被害が復旧していないため、2022年は(も)運行休止です。 【情報2】令和4(2022)年7月14日入庫車両より、南アルプス林道バス利用者駐車場が有料になります。5日以内 1,000円。5日を超えるとき 5日までごとに1,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【長衛小屋―甲斐駒】 ・コース概要:長衛小屋から仙水小屋、仙水峠経由で巻道を使って登頂、下山は摩利支天、駒津峰、双児山経由で北沢峠に降りました。 ・仙水小屋に行く途中は堰堤の巻で1か所急なところあり。他に渡渉、鎖場あります。 ・仙水小屋の上は森林限界との境を仙水峠まで歩きます。あまりマークがありません。ケルンや、木についているマーキングを注意深く探して歩きました。 ・六万石付近から鳳凰三山と富士山が見えました。 ・甲斐駒の最後の登りは直登と巻があります。直登する場合、ヘルメット着用が安全です。長衛小屋ではヘルメットのレンタルがあります。(600円だったと思います)私は登りも下りも巻道を使いました。 ・下山時に摩利支天に回りました。ロープが張ってあり、特に危険個所はありません。途中の甲斐駒ヶ岳の東側は岩がそそり立っています。 【長衛小屋ー仙丈ケ岳】 ・コース概要:長衛小屋から2合目の合流に登り、小千丈経由で山頂へ、下山は仙丈小屋、馬の背ヒュッテ、藪沢小屋経由で二合目合流からテンバに下山、テント撤収し、下山しました。 ・テンバから2合目の合流に向かう途中に、登山道と取水施設に行く道の枝分かれがあります。木についている(上にある)マークを見て歩くと問題はありませんが、私は下を見て歩いていたので、小屋の取水施設の道に入ってしまいました。取水口のところで登山道がなくなっていて、無理して少し歩いてから道を間違えたと判断、引き返しました。あのまま無理して進んだら滑落・遭難の可能性あります。 ・小仙丈ケ岳経由の仙丈ケ岳の道に危険個所はありません。富士山、北岳、塩見岳が見えます。 ・小仙丈ケ岳からはるか下に長衛小屋のテンバが見えます。 ・仙丈が岳山頂から仙丈小屋、馬の背、藪沢小屋経由で大滝の頭五合目に出る途中には雪渓が6か所あります。アイゼンは必要ありません。1か所は渡渉と雪渓がつながっていて、雪渓がひさしのようになっているので、ストックで踏み抜けないことを確認して雪渓に上がりました。 ・私は見ませんでしたが、朝7:50頃山頂ですれ違った人が馬の背小屋の上のハイマツで子供をたくさん連れた雷鳥を見たと言ってました。声で気がついたそうです。すれ違った他の人はライチョウいなかったと言っていたので、運がよかったなあと羨ましかったです。 |
その他周辺情報 | ・下山後、仙流荘で入浴しようと思いましたが、火曜日休館日です。 。バス乗り場にみはらしの湯の割引券がありました。遠いので汗を流してさっぱりするのは諦めました。みはらしの湯も第1、3の火曜日休みです。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
南アルプス林道バスです。運転手さんが周辺の木、花、岩などのガイドをしながら走ってくれます。対岸の鋸岳の近くの風穴(アメリカだとアーチ―)行きはわかりませんでしたが、帰りにバスの中に張っている写真を見てようやく場所がわかりました。
北沢峠のバス待合所。
イスに番号が振ってあるので、先着順に座るか荷物を置いて場所を確保。乗客が多いとバスの増便が出ます。28日に下山する時はバスが2台出て、乗り残しなしでした。
イスに番号が振ってあるので、先着順に座るか荷物を置いて場所を確保。乗客が多いとバスの増便が出ます。28日に下山する時はバスが2台出て、乗り残しなしでした。
橋を渡ったところ、
左に行くと仙水荘、仙水峠経由甲斐駒ヶ岳。
右に行くと栗沢山、仙水峠経由甲斐駒ヶ岳。
この2日間、前になったり後ろになったりして歩いた大学山岳部のグループは、青木鉱泉から鳳凰三山の地蔵岳を越え、早川尾根を通過して栗沢山経由で長衛小屋まで来たらしい。すごい!
左に行くと仙水荘、仙水峠経由甲斐駒ヶ岳。
右に行くと栗沢山、仙水峠経由甲斐駒ヶ岳。
この2日間、前になったり後ろになったりして歩いた大学山岳部のグループは、青木鉱泉から鳳凰三山の地蔵岳を越え、早川尾根を通過して栗沢山経由で長衛小屋まで来たらしい。すごい!
甲斐駒ヶ岳山頂。(2,967m)
黒戸尾根や鋸岳方向への縦走路があります。
前回甲斐駒ヶ岳に登ったのは2005/7/23。
北沢峠から登り黒戸尾根を下山。10時間ほどの行程で、駒が岳神社からバスで韮崎に出ました。
黒戸尾根や鋸岳方向への縦走路があります。
前回甲斐駒ヶ岳に登ったのは2005/7/23。
北沢峠から登り黒戸尾根を下山。10時間ほどの行程で、駒が岳神社からバスで韮崎に出ました。
日本で1番目に高い山富士山と、2番目の北岳。
仙丈ケ岳からだとこのように並んで見えるんですね。
この日は北だけの上に厚い雲がかかっていて、太陽の光が遮られてしまいました。
登っている間、雲が消えるかもしれないと思いましたが、結局消えませんでした。
そのため、北岳は黒い感じになっています。
仙丈ケ岳からだとこのように並んで見えるんですね。
この日は北だけの上に厚い雲がかかっていて、太陽の光が遮られてしまいました。
登っている間、雲が消えるかもしれないと思いましたが、結局消えませんでした。
そのため、北岳は黒い感じになっています。
感想
甲斐駒ヶ岳は2回目の登頂です。1回目は2005年7月23日。
仙丈ケ岳は2005年8月6日の登頂でした。
いずれも広河原まわりの日帰りのきついスケジュールでした。
長衛小屋にテントを張って、それぞれを1日で往復すると、6-7時間で往復できます。
荷物を軽くすることができて、楽しい充実した登山でした。
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