二転三転、甲斐駒ヶ岳北沢峠日帰り


- GPS
- 05:56
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,126m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:56
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
百名山88座目は甲斐駒ヶ岳。
【いきさつとルート設定】
天気の関係で8月6日から8日の薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳を断念した関係で、気力、体力、休日は十分ある。今シーズンの百名山がこれで終わってしまうのはもったいない。そこで以前から考えていた北沢峠に泊まり、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳を登る計画を練った。6日の時点で北沢峠こもれび山荘の予約を見ると、9日土曜日に1つだけ空きがあった。10日の天気が曇予想だったが、すぐに予約した。ところが、だんだん10日の予報が悪くなり、雨の降り始め時間がどんどん早まってくる。泊まる気満々で準備をしていたが、8日20時の出発直前に泣く泣く諦めて、甲斐駒ヶ岳日帰りに変更することにした。前日だとキャンセル料は20%で2800円。結果として10日は各地で荒天だったので決断は正しかったと思うが、自分の都合の良い日に何とか予約できた山小屋をキャンセル料を払って中止するのは迷いに迷った。前回の北アルプスの計画もそうだが、山小屋登山は天気予報をみて中止か実行かの見極めが難しいと感じた。
【戸台パーキングのバス場所取りと乗車について】
9日1時に到着。事前情報だとバス切符購入と乗車の2箇所で荷物を置いて場所取りをされる方が多いと聞いていたので、みてみると、この時点でかなりの荷物が置いてある。前週の黒部アルペンライン立山駅は3時30分に私が直接並んで場所取りをしていたので、それに比べればまだましだった。自動車で仮眠をとり、4時30分に荷物の場所に移動する。この日は4時40分から切符販売が始まった。始発バス予定は5時30分だったが、5時過ぎには1台目のバスが出発し、私は4台目のバスに乗れた。ちなみに帰りのバスは13時10分のバスを目指して歩いた結果12時10分頃北沢峠に到着。12時28分に臨時バスが出てそれに乗って下山した。待ち人の人数をみて臨時バスを増発する感じがした。
【甲斐駒ヶ岳に登ってみて】
<北沢峠から仙水峠>
比較的なだらかな斜面。前半は沢沿いの道で気持ちいい。仙水小屋を過ぎると視界が開けるが岩がゴロゴロしていてやや歩きづらい。
<仙水峠から駒津峰>
やや急斜面。所々、視界が開ける場所があり、高度をあげると鳳凰三山、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳の眺望がよくなる。今回の山行ではガスがかかっていなかったので、一番楽しめた道のりだった。
<駒津峰から山頂>
駒津峰に着くと鋸岳、北アルプス、甲斐駒ヶ岳がよく見える。今回はガスが出始めていたが、ギリギリセーフだった。山頂まではアップダウンが何度かありそれなりに大変だった。直登ルートを登ったが急な岩登りの場所が長く、体力的には前週の剱岳カニのタテばいよりもきつかった。帰りは正規ルートを下ったがここは砂礫で滑りやすく気を使った。
<駒津峰から北沢峠>
双児山までは視界が開けていて眺めがいい。晴れていれば正面に仙丈ヶ岳が見えると思うのだが、この日は見えなかった。双児山からは樹林帯歩き。整備されていて歩きやすい。
<全体的にみて>
計画段階の累積標高差や歩行距離をみてそれほどの難易度は感じていなかったが、予想以上にきつかった。久々の長距離運転後の数時間の仮眠登山になったことが大きな原因だと思う。当初は山小屋に早く着いてすぐ寝るつもりで計画を練っていたので、睡眠不足は辛かった。3000m級の日帰り登山は油断禁物だと思った。全体的に気温が低く快適に登れたのが救いとなった。
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