大門山は遠かった


- GPS
- 07:34
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 1,761m
- 下り
- 1,762m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ブナオ峠に続く県道は、復旧の見込みなしです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ブナオ峠まで片道10キロの廃林道歩き。クマ出没注意。 ブナオ峠から赤摩木古山分岐までは、比較的快適。 その先、山頂まで400m区間が笹薮。踏み跡はあるにはある。 |
その他周辺情報 | ▼温泉 ○くろば温泉 0763-67-3741 10-21 火休 ¥600 P50台 ▼食事 ○五箇山旬菜工房 いわな 11-15 17-20 火休 0763-67-3267 道の駅上平ささら館の中 ▼大門山バッジ 調べた限り、なし。 |
写真
感想
北陸遠征2日目は。大門山です。数年前に登ろうと思って行ったことがあったのですけども、十分に下調べをせず、ブナオ峠に続く県道が通行止めであることを現地で知って、登れなかったという因縁の山。その時は、かわりに大笠山に登ったんだったかな。で。その後も、何度か北陸遠征を企てていたのですけども、県道が復旧してもすぐにまた通行止めになってを繰り返しているうちに、ついに致命的な土砂崩落で復旧の見込みなしになってしまいました。林道を歩くと、国道分岐からブナオ峠まで片道10キロ。ここは避けたい。
仕方ないので、別のルートを模索すると、残雪期にタカンボースキー場から登るルートと、境川ダムから登るルートがあることを知る。境川ダムからのルートは、かつては登山道があった、、、らしい。じゃあ、そこから行くかとなって、登山口にて車中泊。翌朝、登り口を探すも、まるで道形が見つからない。ほぼ藪というか完全に藪。この時期は特に分からない。マダニも心配。なので、急遽、道の駅に車を置いて、片道10キロを歩くことにしました。
鹿の骨は転がってるわ、熊のフンチはあるわ。ひび割れたアスファルト路面からは植物が芽吹いている。車両通行止めになって、たかだか数年でここまで植物が繁茂するのかという荒れ具合。いずれ、道そのものがなくなってしまいそうな勢い。昨日の安平路山に続いて、長大な林道歩き。足が痺れるわい。ブナオ峠から山頂手前400m地点にある分岐までは、比較的快適な登山道。分岐から山頂までの区間が笹藪が濃い。山頂が近づくにつれて悪い予感も濃い。思った通りの眺望に乏しい山頂だった。生きて再び、この場所に来ることはないだろうことを確信して、下山した。
下山後の温泉は、この辺りで、唯一、行ったことのなかったくろば温泉へ。もう何度もこの辺りには来ていて、付近の温泉で日帰り入浴できるところは、全て入ってしまった。
食事は、前回、店主が入院中とかで食べられなかったハクビシン鍋を予定していたんですけども、この暑いのに、鍋料理もいかがなものかと思い、以前、食べてまた食べたいと思っていた、いわな寿司にありつきました。これはいいねえ。
▼北陸遠征1日目 安平路山(長野県飯田市)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4442647.html
▼北陸遠征2日目 大門山(富山県南砺市)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4443458.html
▼北陸遠征3日目 金剛堂山(富山県南砺市)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4444895.html
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自分が行ったのは、9年前ですが、ブナオ峠から、大門山〜赤摩木古山〜見越山〜奈良岳を往復しました。
林道が開通したばかりの6月初旬でしたが、お花がいっぱい、残雪の大笠山を間近に望みながらの素晴らしい山行でした。
あの林道は、ブナオ峠に行くだけの林道で、途中に、なんの施設もないので、もう復旧させることは無い気がします。ブナオ峠野営場も、どこにあるのか分からないような感じでしたし。今まで、なぜか通行止めと復旧を繰り返してましたけども、もう、あのボリュームでは、復旧の見通しは立たない感じと思います。大門山はどこから登っても、登頂困難峰になってしまいました。
ブナオ峠からであれば、赤摩木古山まで往復しようかと思っていたので、今回も赤摩木古山までくらいは行こうと思っていたのですが、分岐から大門山頂までの濃い笹薮に阻まれたことで、赤摩木古山へ行く気は完全になくなりました。ブナオ峠から登れた頃がうらやましいです。あの林道歩きは、正直、無意味。
今後、登る予定の山で、次に通行止め復旧の見込みなしになりそうな山は、冠山ですかね。2023年に冠山峠道路ができてしまうと、林道冠山線の利用価値が、冠山に登る以外にはなくなってしまいますから。それまでには、登っておかないと。ここも、冬季閉鎖期間が長すぎて、なかなか登れません。
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