火打山＆妙高山（笹ヶ峰より）神リフレクション

2022年07月09日(土) [日帰り]

• GPS: 10:04
• 距離: 25.4km
• 登り: 2,174m
• 下り: 2,171m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:33
• 休憩: 1:31
• 合計: 10:04

3:41 笹ヶ峰登山口
4:12 4:13 黒沢橋
5:09 5:09 富士見平分岐
5:37 5:39 高谷池ヒュッテ
5:52 5:53 天狗の庭
6:12 6:19 ライチョウ平
6:40 6:58 火打山
7:15 7:18 ライチョウ平
7:35 7:35 天狗の庭
7:46 7:47 高谷池ヒュッテ
8:04 8:04 茶臼山
8:21 8:26 黒沢池ヒュッテ
8:41 8:44 大倉乗越
9:09 9:10 長助池分岐
10:01 10:05 妙高山(北峰)
10:06 10:06 日本岩
10:07 10:42 妙高山
10:43 10:43 日本岩
10:48 10:48 妙高山(北峰)
11:18 11:18 長助池分岐
11:43 11:50 大倉乗越
12:01 12:01 黒沢池ヒュッテ
12:25 12:26 黒沢丸太橋
12:38 12:38 富士見平分岐
13:18 13:19 黒沢橋
13:43 13:44 山小屋明星荘
13:45 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

妙高山までの雪渓、特にトラバースは気を使った。
スパイクなしの人もたくさんいましたが、ストックは個人的には必要と感じた。

その他周辺情報

赤倉温泉滝の湯（500円/人）
開放的な大きな露天一つのみ。
硫黄の香りの温泉がとても良かった。
水圧の強すぎるシャワーや暑すぎるかけ湯、100円帰ってこないタイプのコインロッカー等やや不便に感じるが、お湯が良いので◎

写真

7/9 3:40

深夜でも明るい登山口。助かります。

7/9 4:39

12曲がりを曲がってる最中に後立山連峰がモルゲンタイムに。

7/9 4:39

木の隙間から見えました。ラッキー。

7/9 5:17

突然火打山と焼山ドン。

7/9 5:17

焼山の美しいドーム型。

7/9 5:35

高谷池ヒュッテ。鋭利な屋根、顔に見える窓。

7/9 5:42

素晴らしい立地の小屋。
ここでテン泊は最高だろう。

7/9 5:46

迫る火打山。

7/9 5:50

コバイケイソウ

7/9 7:37

ここが噂の天狗の庭！

7/9 5:52

無風で池塘は鏡と化す。
美しい逆さ火打。

7/9 5:55

最高のコンディションです。

7/9 5:55

天国です。

7/9 6:36

山頂へのビクトリーロード。
ここまで木道整備されてるとは。

7/9 6:48

山頂到着

7/9 6:42

焼山方面

7/9 6:42

後立山連峰

7/9 6:42

戸隠山〜高妻山

7/9 6:43

これから向かう妙高山。遠いな。

7/9 6:44

妙高山は登りきつそう

7/9 7:27

シャクナゲ

7/9 8:00

キヌガッサ

7/9 8:04

突然の茶臼山

7/9 8:25

ドーム型の屋根が特徴的な黒池ヒュッテ

7/9 8:56

妙高山へ向かう途中の雪渓トラバースは慎重に

7/9 9:14

100mほどの大きめの雪渓を登る

7/9 10:02

到着ーー、ラストの登りはきつかった

7/9 10:03

あそこから来ました

7/9 10:10

南峰

7/9 10:11

妙高山山頂は広々としている

7/9 10:24

天空の庭園
これを見ながらゆるりと休憩

7/9 12:05

下ってきまして黒沢池。ここはとてもよかった。

7/9 12:11

誰もおらず独り占め

7/9 12:12

ワタスゲの群生が圧巻

7/9 12:12

フワフワ

7/9 12:13

歩いてくる人is me

7/9 12:17

最高の木道歩きだった

7/9 12:22

イワカガミ

7/9 12:42

後半はバテた

7/9 13:45

お疲れんした

撮影機器：

EOS RP ボディ CANON

Google Pixel 6 128GB SIMフリー Google

感想

DAISAKUN

心揺さぶられる事件に衝撃を受け、山へ行く気が遠のいた。が、準備も万端だったので重い腰をあげて行こう。火打・妙高登山は2年前から妄想していたが、なかなかタイミングがなかった。遂に実現できた。

スタートは3時半。気温は13°c 。涼しくて半袖で歩くとちょうどよい気温だった。整備された木道に感動しながら進む。12曲がりを歩いている途中で日の出の時間に。ちょうど眺望がある場所にいたため、日に当たった後立山連峰が綺麗に見えた。
どんどん進んでいくと火打山、焼山が見えた。初めて間近で見る名峰はとても良かった。高谷池ヒュッテからは池塘が沢山あり、天国のような場所。天狗の庭では風がなく鏡と化した池塘が火打山を映し出しており、素晴らしい風景だった。近くにいたグループも感嘆の声を上げていた。そこから火打山まで暑い登りに耐え無事登頂。360度の眺望で素晴らしかった。ハエがぶんぶん飛んでいるのが気になったが、補給をして妙高山へGO。なかなか遠そうだが行くしかない！

ゆるゆると歩いて黒沢池ヒュッテに到着。今日は日帰りだが、夏のテン泊に向けてあえて45Lザックで来た。荷物を一部デポしたい気持ちを抑えて出発。大倉乗越ですれ違った男性に、この後の雪渓が少し危ないという情報を教えていただく。気を引き締めて行こう。個人的には、外輪山の雪渓トラバースがストックがないと怖かった。しかも上を見ると落石が落ちてきそうな雰囲気。念のためヘルメットをかぶって突破。100mくらい続く登りの雪渓は滑りはするものの怖くはなかった。ラスト山頂までの登りは案の定きつく、ヒイヒイ言いながら登った。登頂すると北峰の標識と沢山の休んでいる人がいた。山頂は南峰までつながり、広々とした空中庭園のようだった。南峰の後立山連峰が見える場所でゆっくり食事タイムをした。その最中、山頂まで来て後立山連峰を目の当たりにしたおじさんが「やっぱ山はいいなぁー！」と大きな声を上げていた。久しぶりに山に登られたのだろうな、と思いながら本当にそのとおりですよねと心の中で共感した。単純に感動できる山はやはり素晴らしい。心もきれいになる。これだから山は癖になる。

最後黒沢池の横切る木道が素晴らしかった。群生したワタスゲに誰もいない木道が素晴らしかった。ずっとここにいたい気分で帰りたくなかったが、なんとか足を動かして無事終了。
2か月前の槍ヶ岳登山よりも距離、荷物の重さ、靴の重さ、累積標高ともに楽なはずだったが、今回の方が疲労感があった気がした。暑さや運動不足がおそらく原因だろう。アップダウンの繰り返しなのもそうなのだろうか。。
他の山域では天気はよくないところも多そうだったが、うまく晴れ間を狙って最高の登山ができて大満足でした。