北アルプス 蝶ヶ岳 絶景のテント場でまったり

2022年07月08日(金) 〜 2022年07月09日(土)

• GPS: 16:10
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,568m
• 下り: 1,568m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:51

6:39 三股駐車場
6:54 7:00 三股登山口
7:33 7:34 ゴジラみたいな木
8:54 8:58 まめうち平
9:49 9:50 蝶沢
10:46 10:54 第二ベンチ
11:22 11:25 最終ベンチ
11:44 11:44 大滝山分岐
11:55 12:15 蝶ヶ岳ヒュッテ
13:59 14:27 蝶ヶ岳
14:30 テント場

2日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 2:57
• 合計: 7:32

5:20 テント場
5:47 5:47 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
5:56 5:57 蝶ヶ岳三角点
6:03 6:17 蝶槍
6:28 6:30 蝶ヶ岳三角点
6:42 6:42 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
7:00 9:10 テント場周辺
9:17 9:18 大滝山分岐
9:30 9:36 最終ベンチ
9:43 9:49 第二ベンチ
10:25 10:26 蝶沢
11:02 11:10 まめうち平
11:52 11:58 ゴジラみたいな木
12:34 12:36 三股登山口
12:52 三股駐車場

天候

7/8 曇ときどき小雨
7/9 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

安曇野側の三股にある登山者用駐車場から
※駐車場は第一と第二の二か所。
　今回は金曜の朝着で第一は半分ほど埋まってました。

コース状況／危険箇所等

特筆するような危険個所や道迷いするようなところは無し。
上から下まで整備が行き届き、とても歩きやすい。
※蝶ヶ岳から蝶槍までは森林限界を越えているので、こちらも快適な稜線歩き。

その他周辺情報

下山後の温泉は「ほりでーゆ〜四季の郷」
山道を降りてきてすぐ

写真

7/8 6:29

3時間半のドライブで三股の駐車場に到着。
ただいま6時半。
奥の方に見えるのは・・・前常念あたり？？？

7/8 6:39

6時40分スタート。
今日はテン泊なのでゆっくり登る。

7/8 6:54

林道を15分ほどで登山口。
登山届を提出。

7/8 7:01

登山口から5分で三叉路。
帰りは常念からここへ降りてくる。

7/8 7:12

＋10分ほどで本沢を渡る吊り橋に。
ここを右折して常念へ登るルートもある。

7/8 7:24

登山口から30分で「力水」。
超絶うまい！！
上部に水場を表示した地図もあるけれど、実質的にはここがラスト。

7/8 7:33

1時間弱でゴジラ（笑

7/8 8:03

ずーっと足元にはゴゼンタチバナ。
下部はそろそろ終盤なのか、色が抜けてきている。

7/8 8:39

お、ギン様。

7/8 8:48

まめうち平。
ここまでちょうど2時間でした。

7/8 8:50

今のところ青空が覗いている。

7/8 9:06

足元の悪いところには、こんな踏み台があったりする。
とても整備が行き届いている。

7/8 9:21

2時間40分。
標高2000m地点。
だいたい半分ですな。

7/8 9:49

なかなかカッコいいですね。

7/8 9:50

こちらはウサギさんみたいで、カワイイ。

7/8 9:57

こちらもカワイイお花です。
縁取りの無い個体ね。

7/8 10:03

階段続きでうへ〜って見えますけど、文字通り「全て」の階段が規格化されているという圧倒的な整備力。
おまけに踏板が広くて登り、下りともとても歩きやすい。

7/8 10:20

もうダメだ〜ってところにはベンチあり。
絶妙です（笑

7/8 10:38

群生は少なかった。

7/8 10:58

だいぶ登ってきましたよ〜。

7/8 10:58

116-1-1。
116箇所目の階段の1個目の1段。
おそらく160箇所くらいある・・・脱帽。

7/8 11:16

超絶カワイイ（笑

7/8 11:17

シソじゃないよね（汗

7/8 11:20

この黄色を見ると、高山に登ってきたなって実感する。

7/8 11:22

最後のベンチ。
ほとんど着いたようなものだけど、ちょっと休憩。

7/8 11:25

後日名前が解りました。
ken222さん、ありがとうございました。

7/8 11:44

大滝山方面の分岐。
ここで休憩している方が多かったです。

7/8 11:49

森林限界を超えた！！
妙に力が漲る（爆

7/8 11:49

青空も若干あり。

7/8 11:50

小屋だ！！
常念岳の肩だけ見える。

7/8 11:55

あいや〜（笑
11：55。山頂（ほぼ）到着。
駐車場から5時間とちょっとでした。
※写真が無いけど槍の穂先が見えた時は怖かった（笑

7/8 13:28

周囲が見えたのは到着した後の一瞬でした。
現在1時半。
テントを張って天気待ち。

7/8 13:27

周囲は何も見えないけど、足元は美しい・。

7/8 13:28

キンバイの皆さん。

7/8 13:52

今日の寝場所。
風が無くて快適。
というか、2日間を通して風がほとんど無かった。

7/8 13:53

もう少し！！
だけどダメ〜

7/8 13:56

山頂に行くのを忘れていた（笑
ちょうど2時。
蝶ヶ岳2677m。

7/8 14:14

山頂から小屋。

7/8 14:25

常念岳。
明日はここまで行く予定。
（自分はリタイア）

7/8 14:30

ライチョウさん登場。
テント場の裏というか、そのものというか・・・

7/10 11:32

可愛いお姿。

7/8 14:35

南アで見る皆さんよりナーバスな印象を受けた。

7/8 14:59

再び山頂をウロウロ。

7/8 15:02

蝶ヶ岳ヒュッテさん。
テント泊は2000円/人。
お水は200円/1L。
ホントは小屋泊にしたかったんだけど、台風の予報を見てる間に満室になってしまった。

7/8 17:25

小雨が降ってきたので、夜ご飯はテントで。
今日の献立はタイカレーのレトルト。

おやすみなさい。

7/9 3:53

翌朝4時。
晴れていたので朝焼けを楽しむ。

7/9 4:02

槍穂も素晴らしい。
実際はもっと暗いんだけど、このカメラは明るく撮れる。
ちなみに手持ちです。

7/9 4:01

松本方面の街明かり。

7/9 4:09

常念岳もクッキリ。

7/9 4:13

常念岳へ向かう仲間を見送る。
自分は調子がイマイチなので、山頂でマッタリしてからゆっくり降りる。
なんかモアイ像みたいだな（笑

7/9 4:24

蝶ヶ岳で日の出待ち。

7/9 4:27

グラデーションが美しい。

7/9 4:30

お日様に向かっていく飛行機。
写ってないけど、輝く機体がいい感じでした。

7/9 4:33

穂高の皆さん。

7/9 4:35

おはようございます。
7月9日4時35分。

7/9 4:36

ピッカピカの朝です。

7/9 4:37

槍ヶ岳。
そのうち行くでしょ。

7/9 4:38

ちょっと開け気味。

7/9 4:38

肉眼だとこっちかな。

7/9 4:38

御岳山、乗鞍岳、焼岳。
手前は霞沢岳。

7/9 4:39

皆さん、朝焼けを堪能中ですね。

7/9 4:41

テン場もガサガサしてきました。

7/9 5:24

朝ごはん食べて、ただいま5時半。
さすがに時間があるので蝶槍まで行ってくる。

7/9 5:25

天空のお散歩です。
完全手ぶらで最高。

7/9 5:31

ず〜っと槍を見ながら歩ける。

7/9 5:35

蝶槍までの登山道は優しい顔を見せてくれました。
もちろん、今日のところは・・・ですが。

7/9 5:47

横尾からの合流。
梓川から標高差は約1000m。
3時間40分ほど掛かるようです。

7/9 5:50

ここでもライチョウと遭遇。
ヒナが8羽もいる子だくさんのお母さんでした。
みんな大きくなるといいね〜。

7/9 5:57

前方に蝶槍が見えてきました。
常念と被ってしまったので解りづらいけど、それなりに三角形。

7/9 6:03

蝶槍。
2670mくらいかな。
小屋からゆっくり歩いて40分でした。

7/9 6:05

こちらは本家。
だいぶ近くに見える。

7/9 6:04

ここもそのうち歩くことになるんでしょうか・・・
大切戸。

7/9 6:05

蝶ヶ岳。
優しい山容ですね。

7/9 6:06

大天井岳から燕岳方面。
行きたい山ばかりです。

7/9 6:12

常念岳。
仲間たちはどこまで行けたかな。
まだ樹林帯の中だとは思うけど・・・

7/9 6:28

三等三角点「蝶ヶ岳」
選点は明治39年5月27日。
観測隊は蝶沢から登ってきたらしい。

7/9 6:29

帰りは乗鞍方面を見ながら。

7/9 6:23

お花シリーズ。

7/9 6:33

イワベンケイ。
だったはず。

7/9 6:44

これはお花が終わったところ？？？

7/9 6:47

茂みの中のシャクナゲ。

7/9 6:49

それにしても沢山の人が歩いてるな。
さすが北アルプス。

7/9 6:52

いつでもこの景色。
素晴らしい。

7/9 7:17

片付けに掛かる。

7/9 8:04

穂高を見てマッタリ中。
昨日のライチョウが出てきた。

7/9 8:09

行動パターンが昨日と全く同じで面白い。

7/9 8:11

陽が高くなってきました。
降りる前に撮影大会。

7/9 8:20

いつかは歩く？大キレット。
行きたいような行きたくないような・・・

7/9 8:20

唐沢カール。
あれがザイテンクラートで、白出のコルで、なんて適当に見てる。

7/9 9:10

9時10分。
お腹いっぱいになったので降ります。
皆さまサヨウナラ。

7/9 9:12

最後の最後は槍の穂先。
目の錯覚で異様に大きく見えます。
月と同じでカメラでは全然大したことないけど、昨日見たときは目を疑ってしまった。

7/9 9:30

山頂から20分。
最後のベンチ。

7/9 9:32

常念岳。
仲間はちょうどこのタイミング（9時半）で登頂していた。

7/9 10:20

山頂から1時間と10分。
蝶沢。

7/9 10:21

登山道では伏流水になっているけど、上部で水音がするので水は取れるのかもしれない。
（あくまで想像です。お勧めしません）

7/9 10:21

常念に雲が掛かってきた。
空中にロープがあるのはナゾだけど、おそらく降りるなって意味だと思われ。

7/9 10:26

昨日は気づかなかった黄色いお花。

7/9 10:44

山頂から1時間半で標高2000m。
おおよその中間点。

7/9 11:53

山頂からほぼ3時間。
ゴジラの木。

7/9 11:56

ゴジラの木から三股まで1キロ。
蝶ヶ岳まで5.4キロ。

7/9 12:12

山頂からちょうど3時間。
沢と出会いました。
このあとすぐにある「力水」でクールダウン。

7/9 12:18

前の写真とこの吊り橋の中間に「力水」がある。

7/9 12:19

あ〜遡行したい。

7/9 12:28

吊り橋から10分で常念からのルートと合流。
仲間の話では蝶ヶ岳へのルートと違って、整備無し＆激降りらしいです。

7/9 12:30

登山口到着。
わざわざ冷えたジュース売りにきてた。
でも「力水」でたんまり補給してきたので無用です（笑

7/9 12:36

帰着申告は無用とのこと。

7/9 12:36

あとは林道をダラダラと降りていく。

7/9 13:03

山頂からちょうど4時間で駐車場着。
2日の山行終了〜。
仲間が降りてくるまでお昼寝だ。

7/9 16:58

わざわざ松本に出て「から揚げセンター」へ。
山賊焼にチャレンジするも、半分はお持ち帰り。
石井スポーツ寄ればよかったかな？

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

superfrog

台風一過の晴天を狙って蝶ヶ岳から常念岳への周回ルートに行ってきました。
結果的には体調が完全ではなかったので常念岳は断念しましたが、快適な天空のお散歩を堪能することができました。
槍穂を見ながらまったりできる今回のコースは最高です。
時間が許せば数日を掛けて燕岳への縦走を楽しみたいなと。
【登り】
手を使うような急斜面もザレ場もガレ場もありません。
よっこらしょみたいな場所は全て階段化されていて快適に登れます。
自分の足で5時間かかるので、それなりに長い登りではありますが、ヤバイコースでは全くありません。
森林限界を超え、稜線に出たら見える槍の穂先は異様に大きく見えてゾッとします。
ぜひご覧ください（笑
【宿泊】
テント場はヒュッテのすぐそば。
今回は風が全くなかったので良くわかりませんが、悪い場所ではないと思います。
ちなみに高い所に張れば寝ながらにして夜明けを楽しむことができるかと。
暴風時は知らんけど・・・
【稜線：蝶ヶ岳〜蝶槍】
ほぼ天国です（笑
拡がる絶景とは裏腹に、北アルプスとは思えないゆるゆるの稜線です。
とは言えガスが出たり雷様に遭遇したら、斜度もはっきりしないし、遮るものが何にもないので地獄ですけど。
それにしても今回はたくさんのライチョウさんにも出会えてラッキーでした。
【降り】
整備のおかげでなんの問題もありませんでした。
特に、普段は嫌になる階段がここでは非常に頼もしく、整備に大感謝です。

同行した仲間は、昨年聖岳で途中棄権した時のメンバーで、今回も迷惑を掛けてしまったけど、常念岳からの降りの状況を聞くととんでもない様子だったようで、結果的にリスクは回避できました。
としておく。