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Yamareco

記録ID: 448487
全員に公開
雪山ハイキング
奥秩父

金峰山(晴天の名峰歩きを満喫!:みずがき山荘からピストン)

2014年05月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:27
距離
14.7km
登り
1,315m
下り
1,330m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:41
休憩
1:44
合計
10:25
5:20
5:21
45
6:06
6:10
43
6:53
6:53
12
7:05
7:17
30
7:47
7:48
70
8:58
9:05
8
9:13
9:19
47
10:06
10:16
1
10:17
10:22
1
10:23
10:39
25
11:04
11:10
35
11:45
11:49
12
12:01
12:11
64
13:15
13:24
26
13:50
13:51
12
14:03
14:03
41
14:44
14:53
38
15:31
15:34
3
15:37
15:37
4
15:41
ゴール地点
05:22 みずがき山荘(START!)
06:07 富士見平小屋<トイレ休憩> 06:12
06:54 鷹見岩分岐
07:18 大日小屋 ※時間ロス8分程度含む
07:53 大日岩<休憩> 08:00
09:03 砂払の頭(稜線出合い)
09:12 千代の吹上
10:08 金峰山(2599m)<大休憩> 10:39
11:05 金峰山小屋<休憩> 11:13
11:33 尾根道出合
11:59 砂払の頭
13:15 大日岩<休憩> 13:25
13:50 大日小屋
14:45 富士見平小屋<休憩> 14:55
15:32 みずがき山荘(GOAL!)
天候 晴れ ときどき 曇り
※風は天気予報通りに、朝のうちは強く、お昼ごろに弱くなりました。
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:県営駐車場(無料)を利用させていただきました。
※駐車場のキャパは50台くらいで、到着時AM5:00頃には駐車率6割程度でしたが、その後に満車になったらしく、帰宅時PM4:00頃には駐車場の周辺にたくさんの路上駐車が見受けられました。
道順:中央高速須玉IC〜清里ライン(国道141)〜増富ラジウムライン(県道621)〜県道23〜みずがき山荘
コース状況/
危険箇所等
金峰山の稜線はガレ場歩き(岩稜)になりますので、その心構えを含む準備が必要と思います。

[みずがき山荘〜富士見平小屋]
樹林帯の歩きやすい登山道になります。
積雪や凍結はありませんでした。

[富士見平小屋〜大日小屋〜大日岩]
大日小屋とそこへ至る登山道の位置が、地図上に示されている位置とだいぶ違っていますので注意してください。
大日岩の付近では、大きな一枚岩の斜面を歩くポイントがいくつかあるので、積雪期や雨天では滑落に注意が必要と思います。

[大日岩〜砂払の頭(稜線出合い)]
樹林帯の登山道になります。
積雪と凍結しているポイントがあり、まわりのハイカーさんに合わせて、往路では「大日岩」で、復路では「砂払の頭」でアイゼンを装着しました。

[砂払の頭(稜線出合い)〜金峰山]
ガレ場の稜線歩きになります。
稜線に出て積雪が無くなったので「砂払の頭」で一旦アイゼンを外しましたが、金峰山小屋へのまき道との分岐からしばらく積雪と凍結があり、自分は再度アイゼンを装着しました。
1箇所ある梯子場の梯子が破損していて、応急的にロープで吊って有りました。足の置き場が滑りやすい岩なので通過に難儀しましたが、最後は無理やりよじ登りました。

[金峰山〜金峰山小屋]
ガレ場の急坂歩きになります。
小屋側1/3あたりから積雪が残っていました。

[金峰山小屋〜尾根道出合い(千代の吹上付近)]
樹林帯の登山道でたっぷり積雪が残っていました。
積雪斜面をトラバースして行くことになりますが、雪質は締まっていて、踏み抜くことはほとんどありませんでした。

○トイレ
みずがき山荘(100円)、富士見平小屋(100円)、大日小屋、金峰山小屋

○水場/水分補給
富士見平小屋、大日小屋(水量未確認)、金峰山小屋(缶ビール売ってました。)

○登山ポスト
みずがき山荘(駐車場)、富士見平小屋、大日小屋

○登山計画書
ヤマレコの提出機能(メール)を活用して、山梨県警へ提出しました。
※遭難時を考慮して、車の登録ナンバーと車種(ボディーカラー)も合わせて知らせるようにしています。

○最終コンビニ
須玉IC付近の2つのコンビニ(青い看板のお店)が最終です。
おはようございます!今回の山行は、みずがき山荘近くの県営無料駐車場からスタートです。駐車場は予想していたより埋まってませんでした。梅雨による中断期間の前に百名山の名峰をふもとからガッツリと歩きたいと思います。
2014年05月17日 05:16撮影 by  XQ1, FUJIFILM
1
5/17 5:16
おはようございます!今回の山行は、みずがき山荘近くの県営無料駐車場からスタートです。駐車場は予想していたより埋まってませんでした。梅雨による中断期間の前に百名山の名峰をふもとからガッツリと歩きたいと思います。
駐車場の看板の所に登山ポスト(登山者名簿保管箱)が備え付けてあります。
2014年05月17日 05:17撮影 by  XQ1, FUJIFILM
1
5/17 5:17
駐車場の看板の所に登山ポスト(登山者名簿保管箱)が備え付けてあります。
駐車場から100mほど歩いてみずがき山荘、まだひっそりとしています。トイレのために立ち寄りましたが、駐車場の奥から登山道へショートカットできるようでした。
2014年05月17日 05:21撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 5:21
駐車場から100mほど歩いてみずがき山荘、まだひっそりとしています。トイレのために立ち寄りましたが、駐車場の奥から登山道へショートカットできるようでした。
コースタイム
(もちろん無雪期)
富士見平 50分
瑞牆山頂 2時間50分
金峰山頂 4時間10分
2014年05月17日 05:22撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 5:22
コースタイム
(もちろん無雪期)
富士見平 50分
瑞牆山頂 2時間50分
金峰山頂 4時間10分
当たり前ですが、ここまで来ると歩き出しから自然林です。地元で植林帯を見慣れている自分には、ちょっと新鮮です。
2014年05月17日 05:25撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 5:25
当たり前ですが、ここまで来ると歩き出しから自然林です。地元で植林帯を見慣れている自分には、ちょっと新鮮です。
左手にいわいわした瑞牆山を見ながら進みます。
2014年05月17日 05:50撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 5:50
左手にいわいわした瑞牆山を見ながら進みます。
今日のがっかり代表、自分も気を付けよう。
2014年05月17日 06:02撮影 by  XQ1, FUJIFILM
1
5/17 6:02
今日のがっかり代表、自分も気を付けよう。
富士見平小屋の水場は水量豊富でした。おいしいお水です。今回も「山頂でお茶」を目論んで 500ml調達しましたが...。
2014年05月17日 06:03撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 6:03
富士見平小屋の水場は水量豊富でした。おいしいお水です。今回も「山頂でお茶」を目論んで 500ml調達しましたが...。
富士見平小屋とテン場のある富士見平に到着しました。小屋泊またはテン泊されたと思われるパーティーの皆さんが、山行前で準備体操をされてました。
2014年05月17日 06:07撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 6:07
富士見平小屋とテン場のある富士見平に到着しました。小屋泊またはテン泊されたと思われるパーティーの皆さんが、山行前で準備体操をされてました。
小屋よこのトイレ(使用料\100)をお借りしてから、金峰山を目指しました。
2014年05月17日 06:08撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 6:08
小屋よこのトイレ(使用料\100)をお借りしてから、金峰山を目指しました。
富士見平小屋前の展望ポイントより、写真はイマイチですが、今日はクッキリ見えてました!
2014年05月17日 06:12撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 6:12
富士見平小屋前の展望ポイントより、写真はイマイチですが、今日はクッキリ見えてました!
今日のスミレ代表、ちょっと色が淡いですが タチツボスミレ(立壷菫:スミレ科)の仲間でしょうか。
2014年05月17日 06:17撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 6:17
今日のスミレ代表、ちょっと色が淡いですが タチツボスミレ(立壷菫:スミレ科)の仲間でしょうか。
登山道の樹間から真っ白な女王(仙丈ヶ岳:3033m)と貴公子(甲斐駒:2967m)のツーショットがクッキリと見えました!
2014年05月17日 06:42撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 6:42
登山道の樹間から真っ白な女王(仙丈ヶ岳:3033m)と貴公子(甲斐駒:2967m)のツーショットがクッキリと見えました!
そうですね。
2014年05月17日 06:51撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 6:51
そうですね。
鷹見岩への分岐を通過、このあと大日小屋までの間で、実際には迷って無かったけど道に迷ったと思い引き返して時間をロスしました。※道標に従って明瞭な登山道を進みましょう。
2014年05月17日 06:54撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 6:54
鷹見岩への分岐を通過、このあと大日小屋までの間で、実際には迷って無かったけど道に迷ったと思い引き返して時間をロスしました。※道標に従って明瞭な登山道を進みましょう。
この道標の所まで来ていれば、正解の登山道を無駄に引き返さなくても良かったのですが...。
2014年05月17日 07:17撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:17
この道標の所まで来ていれば、正解の登山道を無駄に引き返さなくても良かったのですが...。
地図上では、飯森山のピークの真東側に位置するはずの大日小屋が、実際は全く異なる場所に有りました。また、地図上の登山ルートの表示も実際と大きく異なっていました。
2014年05月17日 07:18撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:18
地図上では、飯森山のピークの真東側に位置するはずの大日小屋が、実際は全く異なる場所に有りました。また、地図上の登山ルートの表示も実際と大きく異なっていました。
大日小屋のテン場からは鷹見岩(2092m)の眺望が良かったです。
2014年05月17日 07:19撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:19
大日小屋のテン場からは鷹見岩(2092m)の眺望が良かったです。
今回の山行では、時期的に花の期待は全くしていなかったのですが、好きな山の花の一つであるバイカオウレン(梅花黄連:キンポウゲ科)に会うことができ、先ほどの道迷いで曇っていた気分が少し晴れました〜。
2014年05月17日 07:22撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 7:22
今回の山行では、時期的に花の期待は全くしていなかったのですが、好きな山の花の一つであるバイカオウレン(梅花黄連:キンポウゲ科)に会うことができ、先ほどの道迷いで曇っていた気分が少し晴れました〜。
「先日の山番組で積雪期にピッケルを駆使して登っていたのはこの辺だな〜」とか考えながら岩場を進みました。
2014年05月17日 07:24撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:24
「先日の山番組で積雪期にピッケルを駆使して登っていたのはこの辺だな〜」とか考えながら岩場を進みました。
お助けロープを頼りに一枚岩を登ります。
2014年05月17日 07:25撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:25
お助けロープを頼りに一枚岩を登ります。
大日岩の手前で展望が開けました。ここからの眺望は素晴らしかったです。まわりのハイカーさんと一緒に、しばし風景の撮影会になりました。
2014年05月17日 07:42撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:42
大日岩の手前で展望が開けました。ここからの眺望は素晴らしかったです。まわりのハイカーさんと一緒に、しばし風景の撮影会になりました。
南アルプスの方々が勢揃いです。手前には昨年11月に登った茅ヶ岳と金ヶ岳の稜線もクッキリと見えてます。
2014年05月17日 07:42撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 7:42
南アルプスの方々が勢揃いです。手前には昨年11月に登った茅ヶ岳と金ヶ岳の稜線もクッキリと見えてます。
仙丈と甲斐駒
2014年05月17日 07:42撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 7:42
仙丈と甲斐駒
白峰三山と手前に鳳凰三山
2014年05月17日 07:42撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 7:42
白峰三山と手前に鳳凰三山
中央アルプスの方々
2014年05月17日 07:43撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:43
中央アルプスの方々
八ヶ岳には少し雲が掛かっていましたが、大きくて迫力がありました。
2014年05月17日 07:44撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:44
八ヶ岳には少し雲が掛かっていましたが、大きくて迫力がありました。
さて、先に進みます。
2014年05月17日 07:46撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:46
さて、先に進みます。
八丁平ルートとの分岐、大日岩の肩のところが、ちょっとした広場になっていてベンチもあるので、自分も含めて周りのハイカーの皆さんは休憩しながら、ここでアイゼンを装着してました。
2014年05月17日 07:53撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 7:53
八丁平ルートとの分岐、大日岩の肩のところが、ちょっとした広場になっていてベンチもあるので、自分も含めて周りのハイカーの皆さんは休憩しながら、ここでアイゼンを装着してました。
青空に大日岩が映えます。ここは絶好の休憩ポイントです。
2014年05月17日 07:59撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 7:59
青空に大日岩が映えます。ここは絶好の休憩ポイントです。
自分は10本爪でいきます。
2014年05月17日 08:11撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 8:11
自分は10本爪でいきます。
予想通り、砂払の頭(稜線)までの樹林帯の斜面には積雪と凍結が有り、雪山ハイクの様相となりました。
2014年05月17日 08:26撮影 by  XQ1, FUJIFILM
1
5/17 8:26
予想通り、砂払の頭(稜線)までの樹林帯の斜面には積雪と凍結が有り、雪山ハイクの様相となりました。
雪山の樹林帯を登りきって、稜線(砂払の頭)に出ると、大パノラマが出迎えてくれました。稜線は日当たりが良く、ぱっと見で積雪は無さそうだったので、ここで一時的にアイゼンを外してザックの外側にぶら下げました。
2014年05月17日 09:03撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 9:03
雪山の樹林帯を登りきって、稜線(砂払の頭)に出ると、大パノラマが出迎えてくれました。稜線は日当たりが良く、ぱっと見で積雪は無さそうだったので、ここで一時的にアイゼンを外してザックの外側にぶら下げました。
霊峰 ど〜ん。
2014年05月17日 09:08撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 9:08
霊峰 ど〜ん。
百名山の瑞牆山(2230m)の全容を眼下に見下ろすことができました。
(^^)v
2014年05月17日 09:09撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 9:09
百名山の瑞牆山(2230m)の全容を眼下に見下ろすことができました。
(^^)v
瑞牆山から小川山(2418m)の稜線
2014年05月17日 09:10撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 9:10
瑞牆山から小川山(2418m)の稜線
ゴールの山頂と五丈岩へと続く稜線、うっやっぱり険しそう。
2014年05月17日 09:11撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 9:11
ゴールの山頂と五丈岩へと続く稜線、うっやっぱり険しそう。
山と高原地図で(危)マークが付いている「千代の吹上」の崖をちょっと覗き込みながら通過します。登山道自体はちゃんと道幅が確保されています。
2014年05月17日 09:12撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 9:12
山と高原地図で(危)マークが付いている「千代の吹上」の崖をちょっと覗き込みながら通過します。登山道自体はちゃんと道幅が確保されています。
絶壁です。
2014年05月17日 09:12撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 9:12
絶壁です。
今日の霊峰は始終素晴らしい!の一言でした。
2014年05月17日 09:19撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 9:19
今日の霊峰は始終素晴らしい!の一言でした。
ガレた稜線のアップダウンを進みます。ずーと五丈岩が見えているのですが、なかなか近づきません。
2014年05月17日 09:25撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 9:25
ガレた稜線のアップダウンを進みます。ずーと五丈岩が見えているのですが、なかなか近づきません。
金峰山小屋へのまき道との分岐、ここからの斜面に積雪と凍結が見られたので、ここで再びアイゼンを装着しました。しばらく雪があったので、自分としては正解だったと思っています。
2014年05月17日 09:30撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 9:30
金峰山小屋へのまき道との分岐、ここからの斜面に積雪と凍結が見られたので、ここで再びアイゼンを装着しました。しばらく雪があったので、自分としては正解だったと思っています。
青空をバックに山頂と五丈岩のツーショット、もうすぐです。
2014年05月17日 09:57撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 9:57
青空をバックに山頂と五丈岩のツーショット、もうすぐです。
裏?から失礼します。
2014年05月17日 10:04撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 10:04
裏?から失礼します。
そしてついに、神々しい五丈岩と...
2014年05月17日 10:08撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 10:08
そしてついに、神々しい五丈岩と...
奥秩父の盟主 金峰山(2599m)に登頂することができました!道中の雪山歩きも含めて、バリエーションに富んだ歩き応えのあるルートでした〜。ちなみにザックは五丈岩の近くにデポして空身でガレ場の山頂に来ました。
2014年05月17日 10:13撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 10:13
奥秩父の盟主 金峰山(2599m)に登頂することができました!道中の雪山歩きも含めて、バリエーションに富んだ歩き応えのあるルートでした〜。ちなみにザックは五丈岩の近くにデポして空身でガレ場の山頂に来ました。
樹林帯に覆われた奥秩父の山々、右にどっしりとした国師ヶ岳(2591m)/北奥千丈岳(2601m)と左手前に朝日岳(2579m)、前回は、こちら側の大弛峠から尾根伝いに歩いてきました。
2014年05月17日 10:14撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 10:14
樹林帯に覆われた奥秩父の山々、右にどっしりとした国師ヶ岳(2591m)/北奥千丈岳(2601m)と左手前に朝日岳(2579m)、前回は、こちら側の大弛峠から尾根伝いに歩いてきました。
では、五丈岩に戻って休憩です。左に霊峰富士、右に南アルプスの峰々と贅沢な立ち位置です。
2014年05月17日 10:15撮影 by  XQ1, FUJIFILM
1
5/17 10:15
では、五丈岩に戻って休憩です。左に霊峰富士、右に南アルプスの峰々と贅沢な立ち位置です。
先ほどまで歩いていた岩稜を一望しながら、良く登ってこられたな〜と自画自賛しました。
2014年05月17日 10:19撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 10:19
先ほどまで歩いていた岩稜を一望しながら、良く登ってこられたな〜と自画自賛しました。
霊峰と五丈岩のツーショットです。今日は五丈岩に対して、山行の安全を祈願させていただきました〜。
2014年05月17日 10:21撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 10:21
霊峰と五丈岩のツーショットです。今日は五丈岩に対して、山行の安全を祈願させていただきました〜。
五丈岩を見ながら富士見平で調達した湧き水でお茶する目論見だったのですが、今シーズン初の2500m超標高の影響もあってか、その気にならずおにぎり1個と行動食(写真)1個を水で喉に通すのが精一杯でした。
2014年05月17日 10:27撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 10:27
五丈岩を見ながら富士見平で調達した湧き水でお茶する目論見だったのですが、今シーズン初の2500m超標高の影響もあってか、その気にならずおにぎり1個と行動食(写真)1個を水で喉に通すのが精一杯でした。
五丈岩の前でしばらく登頂の余韻に浸った後、時間にも余裕がありトイレにも行っておきたかったので、今回は山頂直下の金峰山小屋を経由して下山することにしました。
2014年05月17日 10:39撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 10:39
五丈岩の前でしばらく登頂の余韻に浸った後、時間にも余裕がありトイレにも行っておきたかったので、今回は山頂直下の金峰山小屋を経由して下山することにしました。
山頂から金峰山小屋へは、ガレた急坂を下りますが稜線よりは歩きやすかったです。また、小屋の手前にはまだ積雪が残っていました。
2014年05月17日 10:43撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 10:43
山頂から金峰山小屋へは、ガレた急坂を下りますが稜線よりは歩きやすかったです。また、小屋の手前にはまだ積雪が残っていました。
金峰山小屋は営業してました。小屋内で山バッチを1つ購入して、屋外のトイレをお借りしました。小屋前のベンチで休憩していたところ長野県側の廻目平方面から登られて来たパーティーとお会いしました。
2014年05月17日 11:05撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 11:05
金峰山小屋は営業してました。小屋内で山バッチを1つ購入して、屋外のトイレをお借りしました。小屋前のベンチで休憩していたところ長野県側の廻目平方面から登られて来たパーティーとお会いしました。
小屋前にも目立つ巨岩がありました。「四丈半岩」との呼び名が付いているようです。
2014年05月17日 11:12撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 11:12
小屋前にも目立つ巨岩がありました。「四丈半岩」との呼び名が付いているようです。
小屋前から五丈岩を見上げます。
2014年05月17日 11:12撮影 by  XQ1, FUJIFILM
1
5/17 11:12
小屋前から五丈岩を見上げます。
金峰山小屋から尾根道までのまき道は北側斜面の樹林帯で積雪がたっぷり残っていました。雪斜面のトラバースが続くのでアイゼンを付けた方が安全と思います。雪は締まっていて踏み抜くことはほとんどありませんでした。
2014年05月17日 11:28撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 11:28
金峰山小屋から尾根道までのまき道は北側斜面の樹林帯で積雪がたっぷり残っていました。雪斜面のトラバースが続くのでアイゼンを付けた方が安全と思います。雪は締まっていて踏み抜くことはほとんどありませんでした。
無事に尾根道に合流できました〜。
2014年05月17日 11:33撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 11:33
無事に尾根道に合流できました〜。
南アルプス
オールスターズ
2014年05月17日 11:37撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 11:37
南アルプス
オールスターズ
絶景の稜線を引き返します。
2014年05月17日 11:37撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2
5/17 11:37
絶景の稜線を引き返します。
振り返って、五丈岩に別れを告げます。またいつかお会いしましょう。
2014年05月17日 11:40撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 11:40
振り返って、五丈岩に別れを告げます。またいつかお会いしましょう。
木曽の御嶽山(3067m)、3000m級の山はまだ真っ白ですね〜。
2014年05月17日 11:43撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 11:43
木曽の御嶽山(3067m)、3000m級の山はまだ真っ白ですね〜。
乗鞍岳(3026m)と右手前に八ヶ岳連峰の最南端の編笠山(2524m)でしょうか。
2014年05月17日 11:43撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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乗鞍岳(3026m)と右手前に八ヶ岳連峰の最南端の編笠山(2524m)でしょうか。
中央アルプス、左端は百名山の空木岳(2864m)のようです。
2014年05月17日 11:43撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 11:43
中央アルプス、左端は百名山の空木岳(2864m)のようです。
砂払の頭(稜線出合い)まで戻って来ました。ハイカーの皆さんが最後のパノラマを惜しんで休憩および樹林帯の凍結路に備えてアイゼンを装着されてました。
2014年05月17日 11:59撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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砂払の頭(稜線出合い)まで戻って来ました。ハイカーの皆さんが最後のパノラマを惜しんで休憩および樹林帯の凍結路に備えてアイゼンを装着されてました。
大日岩まで戻ってきました。肩の広場で皆さん食事や休憩されてました。
2014年05月17日 13:23撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 13:23
大日岩まで戻ってきました。肩の広場で皆さん食事や休憩されてました。
ふもとに近づくと新緑がきれいでした。
2014年05月17日 14:35撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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ふもとに近づくと新緑がきれいでした。
富士見平小屋前に咲いていたシャクナゲもきれいでした。
2014年05月17日 14:46撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 14:46
富士見平小屋前に咲いていたシャクナゲもきれいでした。
富士見平小屋にて購入した「太るコーラ」で生き返ることが出来ました〜。また「小屋オリジナル山バッチ」も入手しました。
2014年05月17日 14:50撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 14:50
富士見平小屋にて購入した「太るコーラ」で生き返ることが出来ました〜。また「小屋オリジナル山バッチ」も入手しました。
富士見平小屋のテン場は賑わってました。その後もテン場へ向かう何人かのハイカーさんにお会いしました。
2014年05月17日 14:53撮影 by  XQ1, FUJIFILM
5/17 14:53
富士見平小屋のテン場は賑わってました。その後もテン場へ向かう何人かのハイカーさんにお会いしました。
今日一日お天気に恵まれて良かったです。
2014年05月17日 15:24撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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今日一日お天気に恵まれて良かったです。
お疲れ様でした!今回も無事に山行を終えることができて、登山道を整備されている方々と山の神様に感謝いたします。梅雨前の晴天のもと、名峰歩きを満喫することができました。
2014年05月17日 15:32撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/17 15:32
お疲れ様でした!今回も無事に山行を終えることができて、登山道を整備されている方々と山の神様に感謝いたします。梅雨前の晴天のもと、名峰歩きを満喫することができました。
金峰山小屋で購入した山バッチ、五丈岩と共に奥秩父で良く見かけるシャクナゲがデザインされています。
2014年05月18日 21:06撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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5/18 21:06
金峰山小屋で購入した山バッチ、五丈岩と共に奥秩父で良く見かけるシャクナゲがデザインされています。
富士見平小屋で入手したオリジナル山バッチ、こちらは金峰山頂からの風景がデザインされています。
2014年05月18日 21:06撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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富士見平小屋で入手したオリジナル山バッチ、こちらは金峰山頂からの風景がデザインされています。

感想

今回の山行は、奥秩父の盟主と呼ばれ日本百名山/山梨百名山にも選ばれている金峰山(2599m)を、ふもと(みずがき山荘)からの定番コースで歩いてきました。

[計画の経緯]
金峰山は昨年、国師ヶ岳(2592m)/北奥千丈岳(2601m)と合わせた山行計画で大弛峠からの尾根伝いルートから登頂しているのですが、その時に「こんな素晴らしい山なら、次回はぜひ麓からのルートで登ってみよう」と決意を固めました。そして、いつ計画を実行するかをずっと考えていたのですが、日が長く暑すぎず寒すぎない、山行には最適な季節である梅雨前のこの時期に、雪山の要素もあって自分的にはちょっとハードな山行が予想されるこの計画を実行することにしました。ちなみに、ちょうど一年前には、こちらも晴天のもと、急坂の登山道で有名な甲武信ヶ岳(2475m)に登らせていただきました。
山行ルートとしては、単純なピストンだけでは無くて、当日の体調などの状況を見て山頂直下の金峰山小屋に立ち寄って下山するルートも考えていました。実際、山頂に到着して時間的にも体力的にも余裕があったので、金峰山小屋に立ち寄ってから下山した訳ですが、トイレもお借りできたし、下山時に通過するには気が重かった「岩稜+積雪/凍結のポイント」も、まき道によって回避することができたので、正解だったと思っています。

[お天気]
とっておきの山行計画を実行に移すには、やはりお天気が重要なので、天気予報をこまめにチェックしていました。17日は「終日晴天、午前中は風が強いが、お昼にかけて風は弱まる」との予報でした。風の強い午前中はほとんど樹林帯を登っているので風の影響は少ないと予想し、また風が強い方が春霞が飛ばされて良好な眺望が得られるのではないかな〜と考えましたが、ほぼ予想通りの展開となり始終素晴らしい眺望を満喫することができました。

[迷っていなかったのに道迷いで時間ロス]
鷹見岩の分岐を過ぎて大日小屋に向かう途中、事前の地形図読みから「 飯森山を巻いて行くんだよね〜」と思っていたのに対して、どうも見てもピークを巻かずに谷筋に向かって進んでいるので、カプセル怪獣「ガーミン」で現在位置を確認したのですが、やはり地図上の登山道からだいぶ離れているところを歩いていることが判りました。そのまま進むと地図上の大日小屋にはとても辿り着かない状況だったので「あれ〜、またやっちまったか、いったいどこで間違ったんだ〜」直近の道標で方向はちゃんと確認したし、登山道は明瞭だし、目印テープも登山道を示しているけど、後続のハイカーもなかなか来ないので、仕方なく山行の鉄則に従って道標のあるところ(鷹見岩の分岐)まで引き返すことにしました。数百メートルほど引き返したところで後続のハイカーさんに出会ったので「この道、地図と違ってるのですが、金峰山へ行けますかね〜。」と意見を聞いてみましたが「さっき通過した道標(鷹見岩の分岐)の指し示す方向だし、明瞭な踏み跡のある登山道なので大丈夫でしょう」とのことで、そのまま進んでみることになりました。しばらく進むと写真16の看板が現れ、自分が歩いていた登山道は間違っていなかったことが確認できました。登山者の多い百名山のメジャーな登山ルートでこのような事態に陥るとは、まったくの予想外でした。

[2600m級の高度影響]
今シーズンはじめての2500mを超える高度での山行になるので、高度による影響(いわゆる高山病)を心配していましたが、動悸や頭痛など思っていたほどの影響は無かったように思います。ただ山頂では食欲が沸かず、おにぎり1個と行動食1個を喉に通すのが精一杯で、山頂でお茶するために富士見平小屋の水場で調達した「美味しい湧き水」は、不本意ながら自宅へのお持ち帰りとなりました。

[石突プロテクター紛失]
今回の山行中にトレッキングポールの石突プロテクターを1つ紛失してしまいました。岩場などではプロテクターが無いと突いた時のグリップが落ちるし、感触も不快になってしまいます。また、現在メインで使用しているポールでは2度目の紛失なので、対策として次回からは予備を1つ用意して携行することにしました。

[まとめ]
そんなこんなで、今回の山行ではいろいろなことがありましたが、梅雨前の晴天のもと素晴らしい景色を眺望しながら、雪山や岩稜を含むバリエーションに富んだ名峰歩きを満喫することができました。

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コメント

お疲れ様でした!
gutenさん、こんにちは

いいですね!金峰山
特にこちらのコースは、苔生す静かな山歩きが楽しめる前半と、開放的な大パノラマの後半と、魅力満載のコースですよね
山頂付近は大絶景ですし
レコを拝見して、今すぐにでも行きたなりました

そういえば、gutenさんとは昨年瑞牆山でお会いしましたが、金峰山でもすれ違っていたんですよね〜、と思い出しました

金峰山、お疲れ様でした〜
2014/5/19 10:10
Re: お疲れ様でした!
funkyさん、こんばんは〜

期待通り良かったです!金峰山
funkyさんもお好きなお山のようですね。

今回は稜線に取り付いた時点で強風が収まっていたので、晴天のもと素晴らしい眺望を満喫しながら、岩稜を歩き通すことが出来ましたが、積雪/凍結路でのキックステップで体力を消耗してしまったからか、山頂でお茶ができなかったのが心残りです。まあ、次頑張ります。

なんと、瑞牆山の1ヶ月半も前にfunky隊と金峰山で接近遭遇していたとは
何かのご縁を感じますね〜、またどこかのお山でお会いしましょう

コメントありがとうございました。
2014/5/19 23:36
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