記録ID: 4494975
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊
蓬峠越え 谷川岳から土樽へ馬蹄形縦走の下見に
2022年07月17日(日) 〜
2022年07月18日(月)



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 12:24
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,138m
- 下り
- 1,850m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:47
距離 9.7km
登り 1,101m
下り 886m
16:18
天候 | 17日(日)午前中は曇り午後は雨 18日(月)曇り時々陽がさしてくる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
18日(月)土樽駅から上越線で土合駅へ。谷川岳インフォメーションセンターまで歩き車を回収 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天神平から谷川岳:概ね整備された道です。雨上がりで木道や岩場は滑りやすい箇所ありました。 肩の小屋下の雪田は消えていました。 谷川岳から一ノ倉岳:稜線を歩きます。岩を巻いたりする所にはペンキの矢印があり、わかりやすいです。鎖場が数カ所。 一ノ倉岳から茂倉岳:稜線を歩く道ですがなだらかになります。途中湿原のような広場があり、いい雰囲気です。 茂倉岳から武能岳:小さなアップダウンを繰り返します。笹原が茂って道が見えないところがあります。またこの辺りから雨が激しくなり、岩場の上り坂はシャワークライミングのような様相になりました。 武能岳から蓬峠:緩やかに笹原を下ります。しかし刈り払いがしてないので笹をかき分けていく感じ。周囲はお花畑です。 蓬峠から土樽(蓬新道):始めは笹原に付けられた道を下ります。途中数カ所の渡渉あり。また短い距離ですがザレた斜面のトラバースがあります。 |
その他周辺情報 | 宿泊した蓬ヒュッテの情報です。 2食付き7500円、小屋に着くと管理人さんが暖かいルイボスティーで迎えてくださいました。 マットはありますがシュラフを持参してください。 トイレはバイオトイレで清潔です。 |
写真
午後1時過ぎから本格的に雨が降り出し、写真が撮れませんでした。武能岳の登り返しは登山道を滝のように水が流れ、まるでシャワークライミングのような状態でした。雨具を付けていても、防水性のあるはずの靴の中もびしょ濡れ。
心が折れそう( ; ; )
心が折れそう( ; ; )
武能岳の先でも雨は止まず、胸まである笹原の中を蓬ヒュッテまで歩きました。笹原の中にニッコウキスゲやミヤマシシウドが群生する美しい道でした。刈り払いをしてほしいところですが、花の季節が終わるまではそのままで‥というお話を蓬ヒュッテの管理人さんに聞き納得。
2日目。蓬ヒュッテでは優しい管理人さんと同年輩の宿泊者さんたちとで話が盛り上がり、夜はゆっくり休めました。
相変わらずのガスの中、蓬新道から土樽へ下山します。管理人さんが鐘を鳴らして見送ってくださいました。美味しいご飯、ありがとうございました。
相変わらずのガスの中、蓬新道から土樽へ下山します。管理人さんが鐘を鳴らして見送ってくださいました。美味しいご飯、ありがとうございました。
先週まで雪渓が残り通過しづらいと皆さんが書いていた沢は、すっかり雪渓がなくなり安全に通過できるようになっていました(写真なし)
ここは土砂が崩落し道が消失したのか、トラバース必至!草地に近い部分を注意して通過しました。
ここは土砂が崩落し道が消失したのか、トラバース必至!草地に近い部分を注意して通過しました。
山の安全広場で。高波吾策さんの胸像がありました。高波吾策さんは旧国鉄土樽山荘の管理人で、遭難の多い上越山地の安全のために万太郎山から土樽へのルート(吾策新道)を私費を投じて切り拓いた方だそうです。
撮影機器:
感想
仲間から蓬峠越えをやらないかと誘われ、それならここ数年来課題になっている馬蹄形縦走にしてはどうかと考えました。
何回かトライするも台風の影響で途中敗退したり、雷に怯えて行くのを止めてしまったり。
今回はその時のメンバーがそろわず、2人ですが下見で行ってみようと計画しました。
ところが今回も1日目武能岳の手前から土砂降りにあい、雷鳴も聞こえる中、まるでシャワークライミングのような状態の登山を余儀なくされ、衣類も靴の中もびしょ濡れ。心折れてしまいました。
2日目の天気予報がせめて穏やかなものだったらともかく、午後から再びの雨、雷‥、とても最後の白毛門の長い下りをやり切れる気がしないので、当初にエスケープルートとして予定した蓬新道を下山することにしました。
私は1日目前半、友人は2日目にそれぞれ体調が悪く、やはり蓬峠越えにして正解だったと今は思います。
馬蹄形縦走ルートは反時計回りに白毛門から笠ヶ岳手前までと、時計回りに谷川岳から蓬峠までの区間を歩いたことになります。健脚の方は日帰りで完走してしまうルートを、何回挑戦すれば歩き切れるのか、はなはだ情けない状況ですが、あまり老けこまないうちに達成できるようがんばりたいと思います。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:792人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する