中央アルプス稜線歩き(千畳敷〜空木岳)、池山尾根の下りはガイド付き!
- GPS
- 27:19
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,360m
- 下り
- 2,628m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:31
天候 | 1日目 朝のうち雨との予報でしたが、止んでいました。ロープウェイで上がっている途中から青空が広がり、宝剣岳もくっきり。ただ、極楽平から木曽殿までは木曽谷からガスが上がってきて、しばし視界をさえぎりました。 2日目 朝のうちは上空は雲一つない快晴。しかし、7時くらいからガスが湧いてきて視界をさえぎりました。 ガスに視界をさえぎられることはありましたが、2日間通して雨に降られることなく、時々素晴らしい展望が広がったので、登山日和だったと言えるでしょう。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駒ヶ池バス停から定期バスにてしらび平へ。駒ヶ池では乗客は自分ひとりのみ。次の菅ノ台バスセンターでも4名しか乗車せず。 ロープウェイも、この5名のみでした。 もっとも乗ったバスの前に2台定期バスが走っていますので、千畳敷ではそこそこの方がいらっしゃいました。 |
その他周辺情報 | 下山後、コマクサの湯で2日間の汗を流し、明治亭でソースカツ丼を食べて帰りました。 |
写真
感想
以前空木岳に登った際に歩いてみたいと思った中央アルプスの稜線。それから8年も経ってしまいましたが、今回、千畳敷から空木岳まで縦走しました。
初日の朝は雨が降るとの予報でしたが、駒ヶ根高原に着いたときには雨があがっており、さらにロープウェイで上がっている途中で青空が広がりヤッター!という気分。
稜線に出たら強風とガスとなりましたが、時々ガスが切れて展望が広がりました。
そして2日目。お日様が出た頃から周囲のガスが取れて、上空は一面の青空。登高意欲が高まりました。空木岳へはきつい急登でしたが、周りの景色を眺めながら気分良く登ることができました。ただ、山頂に着くとほぼ同時にガスが湧いてきて、周囲の景色は閉ざされてしまいました。朝2時間だけのご褒美でした。
なお、初日の雨予報のため小屋はキャンセルが相次いだようで、木曽殿山荘は2名のみの宿泊。駒峰ヒュッテは全員キャンセルで宿泊者なしだったようです。
それで、池山尾根の大地獄を過ぎた辺りで、後ろから下ってくる方と一緒になりました。駒峰ヒュッテに泊まった方はいないはずなので、駒峰ヒュッテの小屋番さんですかと尋ねたら、まさにその通り。前夜(客なし)の小屋番さんでした。そこから先、小屋番さんから駒峰ヒュッテの話、駒峰山岳会の話、登山道整備の話などを聞きながら楽しく下山しました。登山道の倒木はほとんどこの小屋番さんが伐採処理をしているとのこと。中には空中に浮いた形の太い倒木を一人で切って除去したが、自分の方に落ちてくるんじゃないかとヒヤヒヤしたとの苦労話もありました。登山道の整備本当にありがとうございます。
途中休憩した際にお名前をお聞きしたら、名刺をいただきました。名前は林秀也さん。そこには山岳ガイドとの記載も。何と、NHKの「にっぽん百名山」にて桂小場から木曽駒までを案内したガイドさんとのこと。プロのガイドさんにガイドしていただきながら下山しました。もちろんガイド料なし。さらに、林道終点まで降りたら、車を止めてあるので下まで送ってくれるとのこと。そんなつもりで同行したわけではないと一旦はお断りしましたが、でこぼこの林道を案内してやるから乗っていけと再度言われ、ありがたく同乗させていただきました。今度、お礼を兼ねて差し入れを持って駒峰ヒュッテに泊まらなきゃな!
2日間、とっても楽しく、思い出深い山行となりました!
過去に撮り貯めた「にっぽん百名山」の中から、林さんが案内している木曽駒ヶ岳を見ながらこのレコを作成しました!
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