仙丈ヶ岳（大仙丈ヶ岳まで足を伸ばせば）

2022年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 06:08
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,410m
• 下り: 1,405m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:39
• 休憩: 1:29
• 合計: 6:08

距離 12.5km 登り 1,410m 下り 1,410m

7:19 北沢峠
7:29 7:30 大平山荘
8:00 8:04 薮沢大滝
8:09 8:11 藪沢徒渉点
8:44 薮沢小屋
8:57 9:00 藪沢小屋分岐
9:04 9:06 馬の背ヒュッテ
9:16 丹渓新道合流
9:44 9:50 仙丈小屋
9:54 地蔵尾根合流
10:08 11:00 仙丈ヶ岳
11:23 11:27 大仙丈ヶ岳
11:49 11:57 仙丈ヶ岳
12:09 仙丈小屋分岐
12:29 12:35 小仙丈ヶ岳
12:53 12:54 薮沢大滝ノ頭
13:27 北沢峠

◆2021年以降の仙丈ヶ岳
・2021年10月3日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3595247.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆林道バス利用者駐車場を利用（1000円）
◆伊那市営南アルプス林道バス（仙流荘〜北沢峠・往復2740円（手廻り品料金込み））

写真

7/24 7:20

出遅れたため、仙流荘から乗り込むバス便は折り返しの第2陣となり、見込みよりも少し遅れて北沢峠に到着。出発の準備を整えると、

クリンソウに見送られながら、歩き始めます。

大平小屋から樹林帯を抜けて藪沢に飛び出すと、お花の数が一気に増えます。グンナイフウロのほか、

目立つのは黄色いお花。ミヤママンネングサ、

シナノキンバイ、

シナノオトギリ、

マルバダケブキ、

キバナノコマノツメなど。

7/24 8:36

纏わりついた雲を振り払った甲斐駒ヶ岳の雄姿を背にして、渓流沿いを登っていきます。

さらに藪沢を登り詰めると、ミヤマガラシ、

ミヤマキンポウゲ、

ウサギギクを見かけ、大滝ノ頭からの道と合流するとひと歩きで馬の背ヒュッテに導かれます。

ネットフェンスに囲まれた道を歩いていくと、ハクサンフウロや、

ヨツバシオガマを見かけ、

7/24 9:25

馬の背分岐点を通過してハイマツの尾根道を進むようになると、ほどなく藪沢カール越しの仙丈ヶ岳が見えてきます。

ハクサンシャクナゲに目が留まり、

7/24 9:30

中央アルプスと北アルプスが見渡せる好展望地から、穂高岳・槍ヶ岳連峰をズームアップ。

カラマツソウを見かけ、水場を横目に登っていくと、

7/24 9:47

仙丈小屋に達し、目指す仙丈ヶ岳の頂上を見定めます。

尾根に取り付くとやがて岩稜帯に差し掛かり、岩陰にはコイワカガミや、

チングルマが咲き、

7/24 10:39

仙丈ヶ岳の頂上に到着します。

7/24 10:20

ここでアマビエ32号とアマビエ33号のコンビが登場。雲の隙間から顔をのぞかせる富士山と、北岳、間ノ岳という標高第1位から第3位までの高山を前に、疫病退散を祈願します。

7/24 10:30

藪沢カールを見下ろし、今にも雲に巻かれてしまいそうな甲斐駒ヶ岳を望みます。

大仙丈ヶ岳まで足を伸ばします。岩尾根の道を進んでいくと、コケモモや、

イワオウギに続いて、

ハクサンイチゲを見つけます。

ほんのりと緑色を帯びた花弁が素敵で、癒されます。

さらにイワベンケイ、

シコタンソウとタカネシオガマなどを見かけながら、

7/24 11:23

大仙丈ヶ岳に達します。来し方には仙丈ヶ岳、

7/24 11:26

野呂川を隔てて対峙する北岳と間ノ岳がさらに近づいたように感じ、両アマビエも目を見張ります。長大な仙塩尾根が彼方の塩見岳へと続いています。

イブキジャコウソウや、

チシマギキョウを見かけながら、

7/24 11:33

仙丈ヶ岳に戻ります。

仙丈ヶ岳でひと息ついたら、下山は小仙丈尾根へ。こちらはタカネニガナでしょうか？

ハイマツの陰にはゴゼンタチバナ。

7/24 12:28

小仙丈カール越しの仙丈ヶ岳を背に、小仙丈ヶ岳に達し、

ミヤマダイコンソウや、

クルマユリを見かけながらハイマツの尾根道を下ると、やがて樹林帯の中となり、北沢峠を目指します。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　花の仙丈ヶ岳へ。仙流荘前バス乗り場には朝早くから長蛇の列ができていて、折り返しの第2陣のバス便に乗り込み北沢峠へ。樹林帯を抜けて藪沢に入ると色とりどりのお花に迎えられ、中でも黄色いお花が目立ちます。途中の好展望地から見通せた北アルプスの山々は、仙丈ヶ岳の頂上に登り着く頃には雲の中。それでも北岳、間ノ岳と時折姿を見せてくれる富士山の眺めが秀逸。ひと息ついたら、岩尾根に咲くお花目当てに大仙丈ヶ岳まで足を伸ばすことにします。すると、出会えたのはほんのりと緑色を帯びたハクサンイチゲ。その後は小仙丈尾根を辿って下山しました。