三股から常念岳〜蝶ヶ岳


- GPS
- 10:07
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,086m
- 下り
- 2,072m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰ってきた時は9割ほど埋まってました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股〜常念岳 標高2000m辺りから雪道になります。 早い時間帯なら軽アイゼンがあれば安心です。 森林限界を越えた岩場は雪が無いのでアイゼンは外した方がいいでしょう。 前常念岳から常念岳までの稜線はほぼ雪道です。 特に常念岳直下は締まった雪なのでアイゼンがあったほうがいいでしょう。 常念岳〜蝶ヶ岳 常念岳からの下りは南斜面のためほとんど雪が無いのでアイゼンは必要ないでしょう。 樹林帯に入ると雪が出てきます。 2回ほど結構な雪の斜面を登りますが、遅い時間になって雪が緩んでいればキックステップで登れます。 P2592からの下りは道が分かりづらかったです。 かなり強引に抜けてきました。 蝶槍への登りの途中から雪が無くなり、以降蝶ヶ岳までほとんど雪はありません。 蝶ヶ岳〜三股 まめうち平まで完全な雪道です。 かなりの傾斜でステップが切ってありますがアイゼンがあったほうが登り、下りともしやすいと思います。 まめうち平以降は完全な夏道です。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
天気が良さそうなので三股から常念岳、蝶ヶ岳を周回してきました。
皆さんのレコを見ると雪が残ってるらしくかなり時間がかかることが予想されるので3時にヘッドランプを点けてスタートしました。
常念岳への登りは最初から急です。
木の根が出たりしてるので白毛門に似た雰囲気があります。
途中までは順調に夏道を登ります。
2000mを越えたあたりから雪が出だすとほぼ直登で登っていきます。
一旦なだらかになり、また急になる手前で軽アイゼンを付けました。ついでに朝食のパンを食べます。
でもすぐに森林限界を越えて岩場になり外しました。。ストックがあればアイゼンはいらなかったです。
岩場は多少ガレていますが、手がかり足がかりがあるので比較的登りやすいです。
前常念岳まで来ると穂高連峰がよく見えます。
ここで冷たい風が出てきたのでアウターを着ました。
また、常念岳に向かう稜線に雪があるので軽アイゼンを付けました。
雪が無くなる場所もありますが、付けておいたほうが安全かと思います。
特に常念岳直下は急なのでアイゼンはあった方がいいです。
山頂には誰もいませんでした。絶景を独り占めです。
すぐに常念小屋から一人来られましたが。
一通り写真を撮ったら蝶ヶ岳へ向かいます。
蝶ヶ岳へ向かう下りは南斜面のためかほとんど雪が無いのでアイゼンを外しました。
樹林帯に入ると雪が出だしますが、アイゼンは付けませんでした。
というかこのあとは一回も付けませんでした。
P2592への登りは比較的雪が緩んできてたのでキックステップで登ります。
このあと、最初の下りのルート取りが難しかったです。
夏道は雪崩の危険があるため通らず踏み跡に従って樹林帯の中を強引に通りました。
なんとか切り抜け蝶槍に向かいます。ここの登りも雪が緩んでいたのでキックステップで登りました。
途中からは雪が消え夏道になりました。
蝶槍が穂高岳〜槍ヶ岳のほぼ正面になるのでしょうか。すばらしい絶景でした。
ここまで来れば後はなだらかな稜線なので景色を楽しみながら、写真を撮りながら歩きます。
蝶ヶ岳までやってくると三股からどんどん登ってこられてます。
写真を撮ったりパンを食べたりしながらのんびり過ごしました。
風は蝶ヶ岳にしては穏やかな方だと思いますが、止まっているとやっぱり寒いです。
絶景に後ろ髪を引かれる思いですが、下山を始めます。
こちらのルートはまめうち平まで完全な雪道でした。
また、急斜面、トラバースがあるのでアイゼンを付けた方が良かったかもしれません。
そしてどんどん登ってきます。かなりの人数とすれ違いました。30人以上はいたんじゃないでしょうか。
テン泊の大きな荷物を持ってのあの急登はかなりきついでしょうね。
まめうち平以降は完全な夏道でした。安全に下れます。
天気もよく、道も比較的安全に歩けました。
ほんと、来てよかったな〜って思いました。
何回来ても飽きない絶景でした。
お久しぶりです、1月に阿弥陀岳でお会いしたyamayaです。
いつもながらスマートな山行ですね
1週間前に1泊でこの逆コースを狙いましたが、簡単に追い返されてしまいました。
自分では登れませんでしたが、このレコを登った気がしました。
次のレコも期待しています
コメントありがとうございます!
個人的に、常念岳と蝶ヶ岳の間の稜線は日本で一番いい景色だと思ってます。
特に蝶槍と蝶ヶ岳の間はなだらかなので、その景色を眺めながらのんびり歩くことができますし。
1週間前は大変でしたね。天気には勝てませんよね。
一度谷川岳でホワイトアウトに遭遇しましたが、生きた心地がしませんでした(笑)
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