秀麗なる「魔の山」谷川岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 648m
- 下り
- 822m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
自宅から489.5キロ! 谷川岳ロープウェイ駐車場、1日/500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天神峠から熊穴沢避難小屋まで幾度か現れるトラバース道は木の枝が登山道を遮っていたり、雪が緩んでいるので滑落注意。 避難小屋から天狗の留まり場まで鎖場があるが、比較的イージーなので 慎重にいけば問題なし我々はほとんど3点支持で登りました。 天神ザンゲ岩から肩ノ小屋間での雪渓はしっかりと残っていてかなりの 急斜度ですがロープが張ってありますので、ロープ沿いにキックステップで登り降りました。 尾根道は、ほとんど雪がないが岩場は雪解け水で滑るので下山時には特に注意してください。何度か転倒しかけました。 登頂中に小規模な雪崩を目撃しました、皆さんも注意してください。 今回アイゼン、ピッケルは持参したものの使用しませんでしたが、備えあれば憂いなしです。 |
写真
感想
トマの耳、オキの耳、猫の耳に見えることから”耳二つ”という愛称もあるという。
この言葉が耳について離れず頭の中で木霊します。
山が呼んでるなと・・・そんな訳で谷川岳に出掛けてきました。
かっては、「魔の山」と恐れられた遭難者世界一の山、その多くは一の倉沢を登るクライマー
だそうです。我々は、もちろん安全第一、谷川岳山頂登山コースを行きます。
しかし油断は禁物です。日本海と太平洋の気流がぶっかり天候が急変することがあるというので・・・
ナビによると自宅から谷川岳まで489.5k、5時間44分、かなり遠いということで、
前日17:40に自宅を出発しましたが・・・俗世での激務がたたり
睡魔に負けて梓川SAで車中泊し、当日4:00に梓川SA発ち7:15に土合口に到着しました。
7:30ロープウェイに乗車して約10分天神平着、リフトで天神峠に
ここから仰ぎ見る谷川岳、朝日岳に感激!双耳峰が威風堂々としている。
山の価値は標高がすべてではないと思う。
さあ、いくぞと天神尾根の登山コースに入ります。
雪道と木道が混じり合う小さなアップダウンを繰り返す登山道、雪解けにぬかるんだ道、
黒光りした岩場が滑りやすい。暑くなってきたが、稜線を吹き抜ける爽やかな風が火照った
体をクールダウンさせてくれる。
しばらくすると、勾配がきつくなり、ガレ場が・・・鎖場も現れるが、3点支持で難なく
クリアー、視線を見上げると笹の向こうには谷川連峰の稜線が・・・美しい!
森林限界を超え天狗の溜まり場に着きます。ここは爽やかな風が吹く絶景ポイントです。
谷川岳の左に美しい山稜、右手に西黒尾根、振り返れば天神平!富士山もなんとか・・・心眼でみえる
針葉樹がほとんどなく広葉樹の多いこの山の新緑は、森の香りが立ち込め樹林帯歩きも精神が癒されます。
肩の小屋直下の登りは急斜面です。雪道の急登を登りきると
すぐに立派な方位塔が見えてくる。肩の小屋に到着、こじんまりしたかわいい小屋だ。
肩の小屋から10分でトマの耳に登頂!すばらしい眺望が・・・ここから望むオキの耳は・・・たまらんいいです
ここからド迫力の展望を楽しみつつオキの耳まで天空漫歩。山屋至福のひと時です。
緊張感もほぐれ”きてよかった〜”と相棒とハイタッチ!のぼりの疲れもどっかいっちまった〜
素晴らしい眺望なんですがはじめての山域、山座同定に四苦八苦!
事前に学習しておけばよかったな〜少し霞んでいたのが残念でしたが、
初めて見る,清らかな山容に心が洗われるようでした。
肩の小屋まで下り、展望を楽しみながら小休止。バッチを購入して下山します。
美しい草木を愛でながらのんびり天神平を目指して歩く・・・
岩ひばりのさえずりを聞きながら余裕綽々で・・・
しかし天神峠分岐〜天神平のルートでまさかの道迷い、あせります。引き返すかどうか思案中に
山の神が君臨、親切な登山者の方の先導で無事天神平に到着することができラッキーでした。
リフト乗り場が見えたことで気が緩みトレースを見落としたのです。
この経験を糧にして、慢心せず安全で楽しい山行を心掛けたいと思う。
今回は、車中泊で往復1000キロの遠征、さすがに疲れました・・・
次は紅葉の季節に水上温泉で一泊してゆっくりとこの山を楽しみたいと思う。
こんばんは、sajimotoさん。
谷川行かれたのですね
遠いですね〜
お疲れ様でした。
実は私、トマの耳しかまだ踏んでないんです
リベンジをと考えつつも疎遠になってます(笑)
私も水上温泉
kuniyanさん、こんばんは、コメントありがとうございます。
北穂高往復すごいですね!すばらしい画像、拝見させていただきました。
又、次のレポ期待したいます
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する