北岳バットレス（第５支尾根経由第４尾根）

2022年07月29日(金) 〜 2022年07月30日(土)

• GPS: 14:10
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,287m
• 下り: 2,009m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:59
• 休憩: 5:07
• 合計: 14:06

1:41 白根御池小屋
2:02 2:29 大樺沢二俣
5:22 9:05 第四尾根主稜取付
11:53 11:59 北岳
12:09 12:09 両俣分岐
12:15 12:16 北岳肩ノ小屋
12:31 12:34 小太郎尾根分岐
12:37 12:39 草すべり分岐
13:24 14:05 白根御池小屋
14:40 14:45 第二ベンチ(2059ｍ)
14:59 14:59 第一ベンチ(1880ｍ)
15:25 15:26 白根御池分岐
15:41 15:42 広河原山荘
15:44 15:45 広河原・吊り橋分岐
15:52 広河原インフォメーションセンター

天候

１日目・午前中晴れ、午後雨のち曇り
２日目・午前中晴れ、午後雨のち曇り

写真

7/29 7:49

午前中はピーカン

7/29 13:09

左上にのびているクラックが第５支尾根へ向かう取り付き

7/30 4:11

日の出前に取り付きへ

7/30 4:14

ロープをさばいてGO

7/30 4:40

第５支尾根。ランナウトしまくり

7/30 5:06

Ｄガリー大滝の上。正面のルンゼをフリーで登る。

7/30 5:18

横断バンド。

7/30 5:27

この部分だけ落ちたら真っ逆さま

7/30 7:06

フェイスのようなリッジのような。もう少し右に行くと灌木のあるルンゼがあるのでそこを登ったほうがいい。

7/30 7:28

第４主稜線の取り付き

7/30 7:43

フッジサーン🌋

7/30 7:52

やさしいスラブ

7/30 8:12

快適

7/30 9:17

城塞ハングと北岳

7/30 10:02

マッチ箱

7/30 10:47

城塞ハング

7/30 10:53

バランシーだった

7/30 11:06

終了点

7/30 11:07

お疲れ山

7/30 11:42

このあと大雨

撮影機器：

Galaxy A41 SC-41A docomo サムスン

感想

ぞうげ

１日目はＢＣの設置＆下見。
登山道の２５００ｍ付近にバットレス沢、Ｃ沢、Ｄ沢がありそれぞれバットレス沢は涸れ沢、Ｃ沢、Ｄ沢には水が流れている。
取り付きまでのアプローチはＣ沢とＤ沢の間にある。

１ピッチ目の第５支尾根取り付きはフリーでも行けそう。アプローチシューズでクリア。クラックにそって登ると終了点がある。残置支点はあまりない。

２ピッチ目はフェイスというかスラブというか、アプローチシューズだと少し緊張。残置は少ない。

Ｄガリー大滝上のルンゼはコンテで登った。

ルンゼ上には横断バンド開始の支点があるが、５０ｍロープだと長さが足りない。ヤバいのは５ｍ程度で、そこの取り付きにも支点がある。

３ピッチ目は横断バンド先の灌木まじりの岩場。ここでクライミングシューズに。残置支点はなくどこを登ればいいのか迷う。ルンゼを登ったほうがいいと思う。登ったフェイスは緊張した。

４ピッチ目はフェイスからルンゼにトラバースして小テラスへ。問題なし。

５ピッチ目はリッジを登る。傾斜があるのでちょっと緊張。このピッチで第４尾根主稜線取り付きに到着。

主稜線取り付きからマッチ箱まではトポだと５ピッチなのだが４ピッチで到着してしまった。
イマイチピッチをきる支点がわからない。
基本的には快適だが三角形の垂壁は細かくＡ０してしまった。

マッチ箱下から終了点までは４ピッチ。
終了点はそれぞれ明確だった。
城塞ハングは支点がまったく信用できず緊張の登攀。

終了点から登山道までは踏み跡明瞭。

バットレスは城塞ハング以外は快適に登攀できる素晴らしいルートだった。
難点は山頂に行く頃にはガスってしまうことが多いことか。