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ヤマレコ

記録ID: 454436 全員に公開 沢登り丹沢

水無川本谷水質検査 ついでに金冷シ沢〜源次郎尾根

日程 2014年05月24日(土) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れ一時曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
戸沢
・河原の駐車場で20台以上駐車可
・トイレあり
・登山届ポストは少し上がった秦野警察臨時派出所(普段は閉鎖)にあるが
 西山林道/二俣の登山届ポストともども撤去の予定あり。
 (天災等により林道が使用不可となった際に遭難事故があれば提出された
  登山計画書を回収できない可能性もあることから。
  その後は、渋沢駅北口、大倉バス停、山岳スポーツセンター前、ヤビツ峠にある
  登山届に計画書を提出してください)
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

戸沢8:32−
水無川本谷(出合)にて水質検査用の水採取−
書策新道(現在はハイカー事故多発のため秦野遭対協では立入禁止としている)−
9:07水無川本谷横断点9:20−
水無川本谷上流部にて水質検査用の水採取−
10:35金冷シ沢二俣に戻る−
金冷シ沢遡行−
12:05大倉尾根/金冷シ−
12:10源次郎尾根分派点−
源次郎尾根下降−
12:20中ノ草原(仮称)13:00−
13:35戸沢=
大倉バス停にて神奈川県勤労者山岳連盟自然保護委員に採取水を提出=
入浴(湯花楽)=
滝沢園キャンプ場(カモの会BBQに参加)
コース状況/
危険箇所等
■丹沢の沢登り記録(マウントファーム登山学校)は
 http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html

■水無川水系 金冷シ沢

 水無川本谷の標高1050mで左から合わさる支流。
 二俣の界壁に「金冷シ沢」と案内板が設置されている。
 遡行グレード:1級

‐緡近くまで水無川本谷を遡行するので、戸沢キャンプ場が起点となる。
 本谷は昔から表丹沢の代表格沢で主な滝には数十年前に鎖が付けられているが
 ここ数年、鎖の破断、プロテクションである杭の崩落が目立ち始めているので
 全面頼らない方がよい。
 F1左コーナーの鎖はまだ存在しているが、いつ破断するかは不明。
 セドノ沢を右に分けてすぐのF2左の鎖は3年前に下部が破断したので
 心苦しかったが残置ロープをこちらで設置した。
 F3左壁の高度感ある巻きルートの鎖も出だしは既に破断しており
 トラバース鎖もいつ切れるかわからない。
 F5右壁の鎖も2年前に杭の打ってある岩が崩落して今は使用できなくなっており
 昨年右側巻きにトラロープを遭対協で設置した。
 書策新道横断点からさらに上流に進み、左奥に沖ノ源次郎沢の涸れ棚、右に水量ある
 木ノ又大日沢を分けた後のF6は、えぐれた右壁コーナーにゴボウおよびアブミ用の
 残置ロープがあったが、最近上部落ち口で切れてしまい今は頼るものが何もない。
 F6を直登するならクライミング力のある方同行、または木ノ又大日沢との二俣まで戻り
 左の尾根を巻き、F6落ち口に出る。
 F7は既に滝形もなく、少し前まであったF7看板も消失してしまった。
 F8大滝の右側大高巻きルートは2本目のザレ状枝沢をトラバースして対岸に這い上がる
 箇所が年々崩れている。

 なお書策新道は一般登山道ではない。管理されていた渋谷書策(かいさく)氏がご逝去
 されたのちは整備もされていないので、次第に自然に還ることであろう。
 それでも地形図(昭文社の地図ではない)読図力、悪場のバランス力など乏しい方の
 道迷いから転落事故が多発しており、秦野市遭難対策協議会では、このような方々が
 遭難事故に遭わないよう立入禁止措置を実施している。

∀辰鰐瓩辰洞睥筌径堯
 水無川本谷の標高1050mで左から水量比2:3で合わさる支流だ。
 この二俣は3mほどの縦長岩で分かれており、その奥少し上の壁には沢名表示板あり。
 左の金冷シ沢に入ると2mほどの小滝が2つ続き、その先の3m滝を越すと
 沢は右に曲がって12m大滝が登場。晴れた青空に白の筋がよく似合う。
 直登は厳しいので、左側の砂ザレを上がり、その右側のカンテを登って落ち口に巻く。
 大滝の上にはすぐ3m滝が続く。流芯左の方が右より少し楽だが、細かいので
 クライミング力が要る。
 高巻きは先ほど巻き登ったカンテの左に白い残置ロープがあるので、これを使い
 脆い脆いルンゼを登り切る。
 対岸の左岸には青砂ザレと白ザレと色が違うザレ崩落地が2つ続いている。

3笋罰けたゴーロ状の平凡な沢を進むと、ゴルジュ内が現れ、2m滝と奥に
 暗い感じのする6m滝が架かっている。
 この直登は結構バランシーで細かく悪い。
 ゴルジュ手前右側の涸沢から6m滝落ち口上部2mに出るようにトラバースして巻く。

い垢阿防弦1230m二俣。
 右俣の方が広く水量も多いが、水はすぐにゴーロの中に消え、地形図を見ても
 塔ノ岳直下はガレ場になっているから、こちらもすぐに水の消える左俣へ進む。
 右、左から入ってくる枝沢をやり過ごし西南西方向へ進めば、先の方から
 大倉尾根を登降するハイカーの姿が稜線上に見えてくる。
 適当なところから小尾根を登って喧噪の大倉尾根に飛び出す。
 管理一般登山道しか知らない多くのハイカーには突然変なところから
 這い上がってきたこちらはさぞや奇異な存在に映るでだろう。
 早いことこの喧噪から逃れようと、花立山荘100m上部から東側の源次郎尾根に外れた。
 この尾根は上部途中に「上の草原」「中の草原」「下の草原」を要し昼寝するなら
 最高だが、特に下降に使う場合は地形図を見てもわかる通り、太った尾根につき
 道迷いが多く初めてでは相当高度な読図力が必要だ。
 過去の道迷い報告および事故では、大抵南側の源次郎沢途中の崖に出てしまい、
 転落につながっている。
 まずは上の草原から中の草原に行くためのコツとザレ場の下降、標高1080m付近の
 植林帯に入ったところの尾根の選択のコツなどなど。
 地図を読み取れる力とザレ急斜面を下降できる力が備わっていなければ
 いかにVルート好きな方とはいえ入らない方が無難だと思います。
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図 [pdf]

写真

戸沢を出発
今日の目的は水無川本谷水質検査用水採取で、ついでに久しぶりに金冷シ沢に行くつもり
2014年05月24日 08:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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戸沢を出発
今日の目的は水無川本谷水質検査用水採取で、ついでに久しぶりに金冷シ沢に行くつもり
本谷の書策新道横断点
2014年05月24日 09:20撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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本谷の書策新道横断点
左奥には沖ノ源次郎沢涸れ棚が見える
2014年05月24日 09:38撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左奥には沖ノ源次郎沢涸れ棚が見える
本谷F6右コーナーの残置ロープも切れていた
2014年05月24日 09:45撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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本谷F6右コーナーの残置ロープも切れていた
本谷を行く
2014年05月24日 09:53撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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本谷を行く
金冷シ沢二俣の案内板
2014年05月24日 10:08撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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金冷シ沢二俣の案内板
採水を終え戻って金冷シ沢へ入る
2014年05月24日 10:37撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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採水を終え戻って金冷シ沢へ入る
小滝を越えて
2014年05月24日 10:38撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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小滝を越えて
3m滝と奥に金冷シ沢の大滝12m
2014年05月24日 10:40撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3m滝と奥に金冷シ沢の大滝12m
左のザレから巻く
2014年05月24日 10:45撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左のザレから巻く
大滝の上には3m滝
2014年05月24日 10:48撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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大滝の上には3m滝
残置ロープを頼りに脆いルンゼを上まで巻く
2014年05月24日 10:50撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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残置ロープを頼りに脆いルンゼを上まで巻く
ゴルジュが見えてきた
2014年05月24日 11:16撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ゴルジュが見えてきた
ゴルジュ内の2mと6m滝
2014年05月24日 11:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ゴルジュ内の2mと6m滝
1
右から巻く
2014年05月24日 11:24撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右から巻く
6m滝の上から
2014年05月24日 11:27撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6m滝の上から
標高1230m二俣
2014年05月24日 11:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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標高1230m二俣
左俣
こちらに向かう
2014年05月24日 11:46撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左俣
こちらに向かう
稜線上は大倉尾根
たくさんのハイカーが行き交っている
2014年05月24日 12:01撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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稜線上は大倉尾根
たくさんのハイカーが行き交っている
大倉尾根に上がる
2014年05月24日 12:07撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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大倉尾根に上がる
いつもながら喧噪の中
2014年05月24日 12:11撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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いつもながら喧噪の中
とっとと源次郎尾根へ逃げる
2014年05月24日 12:13撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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とっとと源次郎尾根へ逃げる
源次郎沢の詰め
2014年05月24日 12:14撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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源次郎沢の詰め
上の草原(仮称)
2014年05月24日 12:17撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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上の草原(仮称)
中の草原(仮称)
2014年05月24日 12:22撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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中の草原(仮称)
下の草原(仮称)
2014年05月24日 12:51撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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下の草原(仮称)
表尾根方面
2014年05月24日 12:51撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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表尾根方面
戸沢へカムバック
2014年05月24日 13:30撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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戸沢へカムバック

感想/記録
by kamog

毎年定例的に行っている丹沢の沢および水場の水質調査。
県連盟の会長から「水無川本谷採水担当会が急遽行けなくなってしまったのでお願いできないかな」と
依頼を受けた。
仕事も今日はないので受けることにする。
本谷は仕事でも多く行っているので、採水ついでに数年前行ったきりの金冷シ沢に寄り道。
大滝と上流部のゴルジュ滝以外は特に難しくもなく割と明るい沢だ。
詰めあがると大倉尾根はヒト、ヒト、ヒト。
相変わらずの喧噪なので源次郎尾根へ逃げ、草原で行動食を食べてさっさと下山した。
途中、木ノ又大日小屋へ歩荷したというベテラン山家さんとおしゃべり。
一旦地元の湯花楽で汗を流し、明日の丹沢クリーンハイクのため滝沢園にテント泊するというカモの会に誘われて
BBQと心地よい風に癒しの一時を過ごさせてもらった。
差し入れに買ってきたイチゴワインが旨かった−。
訪問者数:755人
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