気分は17歳、火打山登山50周年記念＆妙高山

2022年07月31日(日) 〜 2022年08月01日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,892m
• 下り: 2,091m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:20

10:30 笹ヶ峰登山口
12:50 13:00 富士見平分岐
13:30 14:00 高谷池ヒュッテ
14:20 14:30 天狗の庭
15:30 15:40 火打山
16:20 16:30 天狗の庭
16:50 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 2:05
• 合計: 8:40

4:30 高谷池ヒュッテ
5:30 5:30 黒沢池ヒュッテ
5:50 6:00 大倉乗越
7:20 7:30 長助池分岐
8:35 8:40 妙高山(北峰)
8:45 9:05 妙高山
9:30 9:30 燕登山道九合目・鎖場
10:00 10:10 光善寺池
11:20 11:30 称明滝
12:00 13:00 燕温泉黄金の湯
13:10 燕温泉バス停

　今回は「火打山登山50周年記念」登山として、妙高高原駅からバスで笹ヶ峰に向かう。泥道が続く高谷池ヒュッテまでは、けして楽な道ではなかったが、天狗の庭は今も「天上の楽園」のような素晴らしい花園だった。
　火打山の山頂では霧が深く、50年前に見て感動した展望が見られず残念だったが、記念撮影をして高谷池ヒュッテに戻る。
　翌朝は妙高山に向かったが、大倉乗越からルートを間違え約40分程ロス。山頂からは、手前の火打山から北アルプス、高妻山、黒姫山など勢揃いした絶景が見られて感激。
　下降は急で険しく、気が抜けない道だったが、50年前と同じく燕温泉に浸かり記念旅行は終了、バスで関山駅に下山した。

天候

31日、1日とも晴後曇、一時雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

妙高高原駅発笹ヶ峰行バス　9時35分利用
燕温泉発関山駅行きバス　14時30分利用

コース状況／危険箇所等

全体に滑りやすい露岩や泥道が続き快適ではない。大倉乗越から長助池分岐までのトラバース道でルートを間違えたので要注意

その他周辺情報

燕温泉の黄金湯は男女別の露天風呂で嬉しいが熱かった

写真

7/31 13:51

夏雲湧く火打山山頂

7/31 13:54

キャンプサイトに咲くクルマユリ

7/31 13:59

高谷池の湿原巡り

7/31 14:07

可憐なピンクのコイワカガミ

7/31 14:08

お馴染みのチングルマ

7/31 14:17

ワタスゲは湿原の風物詩

7/31 14:19

天狗の庭に咲くコバイケイソウ

7/31 14:42

火打山の中腹から見た天狗の庭

7/31 15:35

展望のない霧の山頂、元気な男性三人組に写真をお願いする

8/4 9:27

50年前、火打山山頂にて

7/31 16:15

雲晴れて、雷菱の赤茶色の岩場が見えてきた

7/31 16:30

一瞬の光芒が美しかった

7/31 16:35

50年前と同じ風景を見せる天狗の庭にお別れをする

8/4 9:28

50年前、火打山手前の天狗の庭

7/31 16:43

今も咲き乱れるハクサンコザクラの群落

7/31 16:48

高谷池と今夜の宿となるヒュッテ俯瞰

8/4 9:27

50年前、高池池を俯瞰

7/31 16:52

ヒュッテ近くで高貴なキヌガサソウも見つけた

7/31 17:51

夕食はカレーとハヤシのダブルライス

8/1 4:32

高谷池ヒュッテを早朝に出発

8/1 4:48

8月初めての日の出を拝む

8/1 5:02

妙高山と黒沢池の懐かしい風景

8/1 5:28

懐かしき黒沢池ヒュッテ

8/4 9:28

50年前、宿泊した黒沢池ヒュッテの前にて

8/1 5:53

大倉乗越から見た妙高山

8/1 7:08

大倉乗越からのトラバース道で間違い、湿原まで下降したので約40分以上のロス

8/1 8:00

岩場に咲く可憐な花

8/1 8:35

妙高山北峰直下の祠

8/1 8:36

苦しい登行の末、妙高山北峰に到達

8/1 8:38

北峰からの火打山・焼山の展望が嬉しい

8/1 8:43

高妻山は晴れてるが、妙高山頂上には怪しい雲が拡がる

8/1 8:45

最高点2454m峰で一服

8/1 8:53

これが妙高大神？

8/1 9:02

黒姫山・高妻山の大展望

8/1 9:03

青春の思い出の山・火打山にお別れをする

8/1 9:05

遠く野尻湖を見ながら、燕温泉方面へ下山開始

8/1 9:29

途中の鎖場を通過、結構ハードな道だと思う

8/1 10:02

疲れて光善寺池にて一休み

8/1 11:01

北地獄谷の源流で足を冷やすが、流水には酸味があった

8/1 11:14

紫陽花の青色が涼し気

8/1 11:23

この称明滝の迫力は一見の価値あり

8/1 12:01

正午に燕温泉黄金湯に到着、ここで突然のにわか雨

8/1 12:37

ワイルドな露天風呂で登山の疲れを癒す

撮影機器：

Xperia XZ SO-01J docomo SONY

感想

alpsommet

　17歳の時登った夏の火打山の風景を見ながら、その時々の記憶を思い出しながら歩いた。特に天狗の庭付近のハクサンコザクラや、頂上付近に咲くウサギギクの変わらぬ姿を見て嬉しかった。今回は高谷池ヒュッテに宿泊。ここは一泊夕食付き9,000円で、カレーとハヤシのダブルで楽しめる夕食で食べやすかった。また、新型コロナ対応のため混雑感もなく、快適な一晩を過ごした。
　妙高山登山の際、大倉乗越からのトラバース道でルートを間違えて大いに反省。結局、体力を消耗して苦しい山頂への登りとなった。　　　
人生二度目となる山頂からの風景は凄かったが、上空に暗雲が立ち込めて不安な気分。山頂から前後した登山者二人に励まされながら燕温泉に下山して、小雨の中、黄金湯に浸かって登山の疲れを癒した。最後、温泉街の売店で瓶ビールを飲み、カップラーメンを食べて山旅を締めくくった。

This mountain trip was my "50th anniversary of climbing Mt Hiuchi".
I started from Sasagamine（笹ヶ峰）. The trail to Kouyaike （高谷池）hut was slippery and muddy. It was not easy for me, but after passing Hutte, the Tengu no Niwa （天狗の庭）area was a beautiful garden, just like a 'flower paradise'.
At the top of Mt Hiuchi（火打山）, I couldn't see the view because of the fog, but it reminded me of when I was 17 years old.
The next morning, I headed for Mt Myoko　(妙高山）, but lost about 40 minutes by taking the wrong trail. The steep climb to the summit was hard, but I could enjoy the great views of the mountains, such as the Northern Alps, Mt Takatsuma（高妻山）, Mt Kurohime（黒姫山） and my favorite, Mt Hiuchi.
The descent from the summit was also steep and uncomfortable for me, but I was lucky to be able to visit Tsubame Onsen（燕温泉） as I did 50 years ago. I was happy to have made my anniversary trip safely.
Descending by bus to Sekiyama（関山） Station.