上高地の裏山 六百山〜霞沢岳

2014年05月16日(金) 〜 2014年05月17日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,654m
• 下り: 1,640m

コースタイム

前日14:00 上高地「西糸屋山荘」到着。入下山予定の中畠沢と八右衛門沢や稜線偵察
16日　河童橋5:00-二股6:40-7:00中畠沢雪渓中間7:30-西尾根へ取り付き8:40-10:40六百山山頂11:00-最高点2470m12:10-17:50 K1 18:00-19:30南斜面ビバーク5:20-9:50JP（ジャンクション・ピーク）10:20-12:50徳本峠13:40-明神15:00-16:00河童橋（西糸屋山荘入浴・休憩）18:30

天候

16日〜19日快晴の予報

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

沢渡より往復タクシー（定額料金制で5人だとバスよりも安価）

写真

5/16 6:21

中畠沢二股上部、落石注意

5/16 6:51

上高地が遙か下！

5/16 8:54

六百山西尾根から霞沢岳への稜線

5/16 8:54

暗雲現れ、風が強くなる

5/16 10:46

六百山山頂の三角点

5/16 12:11

最高点を振り返って

5/16 12:11

K1迄の縦走路は小ピークとザレも多い

5/16 12:13

背丈ほどの這い松の藪こぎは体力腕力、脚力勝負。

5/16 16:36

縦走路中間辺りの3本槍？

5/16 17:56

やっと一般路のK1到着

5/16 17:57

K1マーク

5/17 4:48

4時48分ありがたく太陽光線の温もりを感じる。

5/17 4:48

穂高側はガスッていた。

5/17 4:48

ツエルト2張りを撤収。

5/17 6:16

K1南斜面は急で長く時間を要した。

5/17 10:07

JPからの明神岳

5/17 10:09

JPに着いてやれやれ・・

5/17 13:06

徳本峠で思わずばんざいとなった。

5/17 16:06

昨日朝5時に出発今日の16：00河童橋着でこのバリエーションの周回に35時間を要した。

撮影機器：

PowerShot A640 CANON

感想

higean

Webで昨年の7月頃より情報収集を始め、残雪量が成否を決めると判断、今年は積雪が多かったので5月末から6月頭と計画。しかし、現地の情報はそれほど雪は多くなく5月連休直後が最適とアドバイスをいただいた。
予定を前倒して燕岳山行の3日後だが、天候も良さそうな平日の16，17に決行、前日に上高地に入り各沢の偵察もし、ハードな山行へゆったりと充電した。稜線上の残雪は少なくK1に向かって右は沢の突き上げで、白くザレ、左は緩んだ雪でずっぽり、真ん中の強靱な這い松帯を腕力と脚力で何度と無く交差した。16日の午後の天候は強風とあられ混じりに急変、一般ルートのあるK1迄抜けてエスケープを考え、先へ急いだ。踏み跡は藪より右側、沢の突き上げるリッジ近くにあるが、突風でそのリッジは危険となり左雪面を時間を掛けて進めるだけ進んだ。こんな訳で、計画の霞沢岳と八右衛門沢の下降は見送りとなった。