六百山 難儀して下ってきたら、バス待ちの列が河童橋まで続いていた!


- GPS
- 08:53
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 860m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 2:59
- 合計
- 9:41
天候 | 晴 沢渡3時、15度無風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
0263-92-2511、6:00〜19:00 2023年4月17日(月)〜11月15日(水)運行 https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/sawando/#lnk_table さわんど駐車場⇒上高地 5時(平日は6時)から30分間隔 40分ほど 上高地(最終は17:30)⇒さわんど駐車場 7/19-8/24まで始発は5時 片道1,500円、往復2,800円(7日間有効) さわんど駐車場 https://www.kamikochi.or.jp/access/sawando/ 1日800円、市営:24時間(自動ゲート)、午前0時前に駐めると2日分になるので注意!民間:5:00頃〜。 上高地食堂 0263-95-2039 6時〜14:30ラストオーダー https://www.m-kamikouchi.jp/shokudo/info/#group |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は上高地バスターミナル近くの登山届箱(登山センターかな)に入れました。 中畑沢から尾根に取り付く地点(右岸のダケカンバが突き出た地点で2050m)の大きなピンテ(左岸)が見つからず(多分無くなっている)、10〜20m登った地点から尾根に入った。 山頂手前の岩場(逆層ぎみ)の上り下り。その上の核心部のロープは左フットスタンスに乗るまでの1〜2手が嫌らしい。その上はハイマツ帯の踏み跡からすぐに山頂に着く。 下りのガラ場は2足歩行だと崩れるので4足歩行(クライムダウン)した。崩れずに快適に下れるが傾斜が緩むと腕が疲れるので2足歩行に戻した。 ーーーーーーーーーーーー AIによ六百山 上高地の「六百山(標高2,469m)」は、明確な登山道が存在しないため、一般登山の対象ではなく、バリエーションルート(道なき道)を歩く山になります。 ◼ 六百山(上高地西側)の難易度評価 評価項目 内容 難易度 登山道の有無 一般登山道なし、踏み跡・尾根ルートのみ ★★★★★ ルートファインディング 地形図・GPS・読図スキル必須 ★★★★★ 技術的な要求 藪こぎ・ガレ・滑落リスクあり ★★★★☆ 体力的負荷 上高地からの標高差約1,000m ★★★★☆ 遭難リスク 道迷い・滑落・単独では危険 ★★★★★ アクセス 上高地までは容易 ★★☆☆☆ ◼ 総合難易度:★★★★★(超上級者向け) 中・上級登山者でも、一般道の経験しかない方には不向き。 ーーーーーーーーーーー |
写真
感想
何年も前から行きたかった山。行ってきた感想「再訪はないかな」です。好天の元、行けて良かったです。山頂から穂高の展望が素晴らしかった!満足しました!ちなみに私の前のレコは5月5日です。当日も私だけの貸し切り登山でした。
距離4km、標高差1000mに満たないのに久々に膝ガクガクで下山しました。
だいぶ前にjunjapaさんのバイブル的なレコを見て行こうと思いながら時が経ち、今回はnomoshinさんのレコも参考して行ってきました。
★ガラ場で岩を崩さない降り方習得しました!
四つん這いでクライムダウンするんです。岩が崩れるんで四つん這いで登ったら崩れなかったので、下山でその逆やったら岩はほとんど崩れなかった。急な岩場と違い、素早く手足を下ろせます。速度がやや遅くなるのと、長くやると手が疲れるのが欠点。傾斜が強いほど有効。
浮き石だらけのガラ場を2足歩行すれば、移動時は1点支持になり、体重がその1点に集中されるので、そりゃ崩れますよ。クライムダウンなら3点支持ですから崩れないわけです。
★2050mの尾根取り付きのピンテ見つけられず!下山時に分かったんですが、中畠沢と尾根の際にあった長目のピンテが無くなっていた。その奥に小さなピンテがあった。そこは通ったが見落とした!結局、正規取り付きから10m程登った地点から尾根に取り付いた。しばらく藪漕ぎして踏み跡に合流。
★夏草の繁茂!これがガラ場以上にやっかいだった!
踏み跡は、一端見つければ大体トレースできますよ。しかし、草が繁茂していて足元が全く見えない。例えば笹の繁茂だと踏み跡が見えなくても、下が岩でゴロゴロのパターンは少ない。日光、尾瀬、群馬トレイルいずれもそうですね。ところが六百山の踏み跡は岩ゴロゴロがほとんど。つまり草を綺麗にかき分けないと足を踏み出せないのだ(特に下り)。ストック1本持参して使ったが不十分、それと草の抵抗で腕が疲れる。
★核心部は例のロープ5m。最初の2手は一気に行き、残りは靴のフリクションを利用してロープで体を上げる感じ。下りもロープにぶら下がるのでは無く、岩場の懸垂下降のように靴のフリクションを利用して、体を岩から離して下る感じでした。ロープ下の岩場(西穂の逆走スラブに似ている)は高度感はあるが、ホールドが豊富で難しくはない。しかし危険箇所であることに変わりは無い。
下山時の奥の二俣から左にルートがずれていたので堰堤下で30mトラバースすればOKと思ったが、なんと5mのフェンスが張り巡らされ迂回を余儀なくされた。その間(森の中)も踏み跡はありました。ガラ場はどこも同じに見えたが、結果、正規ルートの方が崩れにくいのでしょう。
下りでログが停止(2150m→1950m)していたので、上り下りで高低差や距離に誤差があります。原因はヤマレコアプリから写真撮影したからだと思う。
当日、連休の中日であれだけハイカーが上高地を訪れたわけだが、六百山に行ったのは俺だけ!
ロスタイムは奥の二俣を行き過ぎたのと尾根取り付き探しで都合1時間。登りで取り付きミスからの藪漕ぎと下りでメインルートから外れたガラ場下りで都合30分位ロス。らくルートだと10時間46分になってますが、休憩込みで7時間くらいが標準かなと思いました。朝露は少なく、濡れたのはふくらはぎから下だけ。
★膝ガクガクで河童橋に下山後、立ったままバス待ち90分は何気に堪えた。
備忘録:水2Lとゼリー1個。予想以上に時間がかかったので水はギリギリでした。靴はスポルティバのローカット。
7月度遠征
19日 阿弥陀岳南陵
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8434724.html
20日 六百山 難儀して下ってきたら、バス待ちの列が河童橋まで続いていた!当レコ
コメント
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最近Kenさんが顔出ししているので、もしかしらた地元かお山でばったりしたらお声がけするかもしれません(笑)
Kenさんの様に年齢を感じさせずチャレンジできるように頑張っていきますよ‼
私のレコは正規ルートから外れてる箇所があるのであまり参考になりません(笑い)
顔の全体像が分からないようにしてますが、最近はヒゲで分かったしまうかも
遠慮せずに声がけしてください
Nerisaruさんの頑張り、敬服してます!
コメントありがとうございます!
山も凄いけどバスターミナルも凄い!
寧ろバスターミナルの待ち時間の方が先が読めなくて辛そうです
山は夏草の繁茂で足の置き場に注意したのとガラ場の下りだけが大変でした。後はたいしたこと無かったです。
待ちは2時間見とけば問題無いかと。最終を過ぎても並んでいれば乗れるでそこは安心。グループ登山の方はみんなタクシーみたいで列の横をスタスタ歩いてターミナルに向かってました。
並んでるときにAIにタクシー運賃聞いたら7000〜8000円だったと記憶。タクシーは予約制かもしれないし、待ちそうだし往復券持ってるし、おとなしく90分待ちました。
コメントありがとうございます!
仰る通り中畠沢は岳沢の天狗沢同様に残雪期の方が良い感じがしました。笹だと背が高く払いのけやすいですが、あそこの夏草は背が低いので、かがまないと払いのけられなくて腰と膝に負担がかかりました。浮き石は大きくても簡単に動くのが沢山あり、上に人がいたら落石が怖いと思いました。
さすがに再訪は無いかと思います(笑)
もしあるとしてらGW中にします。
コメントありがとうございます!
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