烏尾山(丹沢表尾根):仲尾根↑烏尾尾根↓、素晴らしい緑と青の空間に半袖隊長感激!


- GPS
- 05:47
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 1,397m
コースタイム
第一道標12:09⇒第二道標12:25⇒無木立広場12:30⇒杉林12:46⇒
13:18烏尾山(昼食)14:00⇒一本桜14:32⇒新芽山荘14:52⇒15:18竜神の泉15:27⇒
大倉(かぜのつりばし)15:47⇒水無川16:14⇒渋沢駅南口(食堂若竹)16:45
☆今日のスマホ万歩計

★新EK度数:37.42= 17.04+(1324÷100)+(1428÷100)÷2
→→→判定「●新EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/diary/42284-detail-56974上野原駅09:00⇒藤野駅13:45
天候 | ![]() ![]() 思ったよりカラッとして凌ぎやすかったです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
![]() ![]() 【復路】渋沢駅 ![]() 【注】下山後、酔狂で大倉から渋沢駅まで(約4.5km)歩いたので地図の赤線が長くなっていますが、大倉基点のピストンであれば約12.5kmです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況![]() ●戸川林道は意外にクルマの往来が多く、中にはブイブイ・ドライバーもいるので、交通事故に注意。 ●仲尾根は、東丹沢詳細図では 「距離1,680m、登高差580m、登り100分(拙者は87分)、ルートB級、体力度2、ヒル指数2」 「廃道化していたが、最近、再整備された美しい草地の尾根。一般向き。」 と紹介されている。 ここでのB級は「無道標」を指すと思われ、実際、道中にはお手製道標が2カ所にあるのみだった。 また赤テープ・リボンの類いもほとんどなかった。 ルートの大半は尾根筋トップを忠実に歩く急坂だが、ロープ・クサリ設置個所はない。 一部の杉木立区間を除けば大半が広葉樹林帯で、局部的にアカマツ林もあった。 また木立のない草地(無木立広場風)の空間もあった。 背後に富士山、左手に表尾根を望みながら歩く快適な道だが、砂地・浮石が多く、落石注意。 急坂が多いので、下りより上りに取った方が楽しめ、また安全である。 ●烏尾尾根は、東丹沢詳細図では、 「距離2,615m、登高差600m、降り80分(拙者は52分)、登山道A級+、体力度2」 「人工林の尾根。下部は急傾斜で浮石があり悪い。山慣れた方向き。」 と紹介されている。 全般を通じて杉木立の間を歩くため眺望皆無の地味な道筋にて面白味に欠ける。 木段等が設置されており、特に危険個所はなく、ロープ・クサリ場なし。 急坂ではあるが、ジグザグに道が切ってあり、ごくごく普通の登山道である。 ★登山ポスト ![]() ☆トイレ ![]() ★駐車場 ![]() ☆下山後温泉 ![]() ★飲食店 ![]() 珍しく二組13人もの先客で賑わっていた。 ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() (尾根上で出会ったハイカーはゼロ、烏尾山頂上で15人、戸川林道で7〜8人) ☆半袖 ![]() |
写真
感想
前夜はいわゆる「同期会」ってのがありまして、昼間の上野原・藤野での低山歩きの疲れと相まって、目覚めはスッキリ!とはいかず(';')、今日はお休みよね・・・と休養モード。
ところが6時半過ぎに起床すると、天気は昨日よりも良さそう、それに1号隊員から「まだ、居るの?」と有難い?お言葉。
今更出かけてもなぁ・・・とは思いつつも、余りにも勿体ない天気なので、8時過ぎに出陣となりました。
さぁて、何処に行こうかなぁ・・・と駅に向かう道すがら考え、弘法三山か?震生湖か?善波峠から高取山か?・・・と心は丹沢方面へ・・・消費増税前に買いこんだ土休日回数券を消化するためでもあります。
ホントは寄から鍋割峠に行きたいけどなぁ・・・時間が遅すぎるし・・・。
で、最終的に、戸川林道からお初の仲尾根を歩いて表尾根の烏尾山へ登り、そのまま、ここも歩いたことがない烏尾尾根を下れば午後4時には大倉に戻れるだろう・・・と踏んで行って来ました。
烏尾山へ直登できる仲尾根は、4月下旬のnavecatさんとのコラボ山行「書策新道⇒マルガヤ尾根」の代替案にも上がった道ですが、今まで意識することもありませんでした。
その時に、navecatさんもまだ歩かれたことがないと伺い、そんなに貴重な?道なのかと漠然と思ったのですが、機会があれば
行ってみたいと考えておりました。
この道は、吉備人出版の東丹沢詳細図では「青(紫)色」のルートです。
鍋割山稜に通じる「マルガヤ尾根」と同じ扱いです。
するとバリっぽい道なのか・・・でも書策新道ほどではあるまい・・・青色でも実線なのだから・・・と色んな思いを巡らせながら戸川林道をポクポクと歩いて行きます。
良く晴れた日でしたが、竜神の泉で一息ついた後も、木陰がそれなりにあるため順調に進みます。
途中で、タクシーに追い越されました・・・いいなぁ・・・と思うか、そりゃ手抜きだよ・・・と思うか。
さて、1時間20分の林道歩きを経て、取付き地点に達しし、「今日のその時」へ突入します。
マルガヤ尾根とは異なり、「仲尾根」と道標があるので登山口で迷うことはないでしょう。
最初は見ての通りの杉木立の中のジグザグ急登ですが、踏み跡が複数あります。
が、いずれも最後は広葉樹林帯の中のやせ尾根の急坂に収斂します。
ここから先は・・・お〜まいごっど!Oh, My God!
新緑と青空が織りなすファンタジーの世界に突入しました。
階段・・・ありません。木道・・・ありません。山小屋、ありません。道標・・・手作りっぽいのが二つだけ。
何もかも大倉尾根とは違います。
急登・急坂で辛いものはありますが、ロープもクサリもなく、危険個所はありません。
尾根筋トップの踏み跡もほぼ確かに続いています。
途中から背後に富士山、左手に丹沢主要部、右手に秦野の街並み・・・。
途中には、マルガヤ尾根を思い出させるような無木立空間が広がります。
いやぁ、楽しい・愉しい道でした。
(個人的な思いとしては、団体さんで行かないで下さい・・・落石も怖いですから。)
下りは、時間がないので予定通り、烏尾尾根を下りました。
あまり展望のない杉木立の中の尾根道ですが、木段や塀がきちんと整備された登山道で、非常に下り易かった。
一時間もしないうちに新芽荘前の戸川林道に下ってきました。
今回は出立が遅過ぎたので「仲尾根⇒烏尾山⇒烏尾尾根」コースにしましたが、次回は「仲尾根⇒烏尾山⇒三ノ塔⇒三ノ塔尾根」がもう一段の距離と岩場が加わって愉しいかな?とふと思いました。
大倉から伊達と酔狂で渋沢駅まで歩きましたが、「やはり路面は暑い⇒駅前で一杯⇒若竹の女将さ〜ん」となって突撃してきましたが、二組13名もの先客がいたのでビックリしました。
見慣れぬ光景なものですから・・・。
聞けば、大倉尾根ボッカ駅伝の関係の方々がいらっしゃったようです。
拙者は「20分一杯勝負+冷ややっこ」にて寸暇を惜しんで来ました。
隊長
コメント
この記録に関連する登山ルート
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就業時間中ですが、10時からサッカー観戦していました。
無事コスタリカに勝ったので、仕事しようと思ったけどその前にヤマレコめぐり。
のうちクビになりそう…
日曜日は気温の割に、湿度が低くカラッとして過ごしやすかったですね。
写真を見ると稜線の風が心地よさそう。
婿立ち広場、もとい無木立広場、レジャーシート敷いて昼寝したいです。
確かに無木立広場では、富士山や表尾根縦走路の眺望があるので、レジャーシートでゴロゴロするには良さそうな所でしたよ。
拙者もその場でそう思いましたから・・・。
気温は高くとも、湿度が低くて歩きやすい日がいいですねぇ
半袖隊長
出だしから顔ザブしたい日でしたね。
緑ちゃんが美しい
私も緑らばーずとしては滴り具合に胸がトキメきます。
空もいい青でいい写真♪
高い場所だとヒルはいないのでしょうか??
ケムンパスな様子もなく、惹かれます
標高が上がっても、ヒルはいますよ。
拙者は昨年、北丹沢の焼山(標高1059米)で食いつかれましたから
ケムンパス君も少々ぶら下がっておりました。
この時期、ケムンパス君を見かけない山域を探すのは難しいのではないでしょうか?
自然がない・・・との証ですからねぇ。
しかし、あっという間に梅雨入りしてしまいそう・・・。
しとしとピッちゃん、しとピッちゃん♪
仲尾根、行かれましたね
なかなか良さそうな魅力のある尾根ですね。
早ければ今月中に行ってきます
「若竹」、ボッカ駅伝関係の皆様が来られていたのですね。
半ズボン隊長が紛れ込んでなくて良かったです
確かに「若竹」にお客様がいらっしゃると空気が薄く
感じてしまいます。慣れない光景
仲尾根は、下りに使った烏尾尾根と比べてみると、明らかに人の手が入っていません。
木段も壁もテープもジグザグ道も、何もありませんでした。
あるとすれば、カヤトを伐採した跡ぐらいかな?
その点でマルガヤ尾根に似ていると思いました。
女将さんが「歩荷駅伝があったから・・・」とおっしゃっていました。
もしかして半ズボン隊長が・・・と思ってチラ見しましたが、いらっしゃいませんでした。
今までで拙者の経験した最多客数でした
土昼は
hamburg
この日は休養かなぁ・・・と漠然と思っていましたが、あまりにも好天なもので、つい・・・
しかしあっという間に梅雨入り
こうなると「行っておいて好かったぁ
こんばんは〜
仲尾根という存在を初めてしりました
なんだか魅力的な広場に出るのですね
烏尾尾根はアナグマ2頭に遭遇した懐かしの尾根です
今回はいませんでしたか〜?
DuckyMomo
仲尾根は「山と高原地図」には載っていないのかもしれません。
最近、再整備されて復活した道らしいですよ。
ずっと尾根筋トップを歩き、広葉樹林ばかりですから、明るく開放的な道です。
機会があればご案内しますよ
烏尾尾根でアナグマに遭遇ですか
今回は一人のハイカーにも出逢いませんでした
ほうほう、仲尾根、良さげですネ〜。急登といい、無木立広場といい。景色もなかなかで、新鮮なアングルも。
実はこの仲尾根、大昔山友と沢登りに入れ込んでいた頃、沢詰め(多分新茅)後の下山ルートとして使った覚えがあるんです。でも、景色は全く覚えがありません
なのに、この暑い中長い林道歩きに、さらに渋沢まで車道歩きをプラスとは
取付きを除けば、ず〜〜〜っと尾根トップを歩くので、明るく伸びやかなイメージです。
バカ尾根と違って、階段・木道などの構築物は一切ありませんし・・・
拙者のあとから、5人組パーテイがバラバラと登って来られまして、先頭の方が「我々は沢をやってきた」ようなことを話されたんです。
拙者は良く事情に通じていないものですから「沢???」と思っただけで、その後、突っ込んで話すことはなかったのですが、新芽の沢を詰めて、最後に仲尾根に合流されたんでしょうか?
林道歩きも長いですが、車道歩きも長いですねぇ。
お陰で、生ビール代(450円)が半額(バス代230円)浮きましたが・・・
まだ居るの ですか。愛情表現なんでしょうね。
行ってビックリ、明るくて開放的な自然のままの尾根でした。
今後も赤テープなどがヒラヒラしないといいな・・・と思いました。
まだ居るの・・・有難いお言葉です
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