室堂から剣山荘(剱岳は暴風雨で前劔撤退)



- GPS
- 05:20
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 532m
- 下り
- 473m
コースタイム
天候 | 曇りのち強雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富山駅から室堂までは直通バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
別山乗越以降の雪渓トラバースは3カ所あった 念のため軽アイゼン装備 剣山荘近くの降りは岩が滑りやすい |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
2日間とも修行のような山行でした
【初日】
劔御前小屋でたまたまお会いした剣山荘女性スタッフさんに同行させていただいて、土砂降りのなかを剣山荘到着。早々に濡れた一式を乾燥室に干して部屋でまったりUNOなどをしておりました。
【2日目】
前日から降り続く土砂降りの雨はいっこうに止む気配なし。悲しいかな天気予報どおり。前夜、未明、早朝と状況確認するも変化なし。
小屋待機希望の2人にはいちおう「一服劔までは行く」と伝えて6時30分に2名で出発。各自セルフビレイ装備付け自分は念のため30mの補助ロープとダックテープ、携帯電話のみ持って開始。
途中で雨止んだりもしましたが、基本は強い雨脚。そして風が強い。窓やコルのようになったところでは台風かと思う風が東から西から吹き上げて抜けていくので通過時には神経を使いました。
途中何度か同行者の様子確認しながら前劔までは行きましたが、当初の予定の帰り時間をだいぶ過ぎているのと、この強風下であのブリッジを渡るのはリスクが大きいことから撤退を決めました。
心配をかけたメンバー、剣山荘の方、申し訳ありませんでした。
結局終わってみれば約半分の工程、3時間にも満たない剱岳へのアタックでしたが風の中での行動に関して非常に勉強になりました。
少しカラダを休めさせていただいて、また、たまたま居合わせた男性から温かいミルクをご馳走になり人情の温かさが沁みました。ありがとうございます。
帰りは劔沢を経由して別山乗越から室堂まで降ります。今回、荷物がとても重かったので、自分にとってはむしろこの土砂降りの中での帰りの工程のほうが気が重かったです。
別山までほぼ直登して劔御前に向けてトラバースですが小屋すぐ手前のちょっとした岩場登ったところに雷鳥さん!好都合の天候とみえて近づいてものんびりと移動。愛くるしい姿にたいへん癒されました。
そして帰りの核心部ともいうべき雷鳥沢から延々続く万里の長城…ここでも登り切ったところでたぶんツガイの雷鳥さんが…嬉しかったけど、やっぱり天候悪かったんだなぁと実感。
次回がんばります。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する