富士山 須走口ルート
- GPS
- 07:44
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,788m
- 下り
- 1,773m
コースタイム
6:44 2370m シール装着
11:10 山頂 浅間大社奥宮
11:57 滑走開始
12:40 2370m 滑走終了 徒歩スタート
13:13 須走口駐車場
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場からブル道を登るつもりが、なぜか「もぼろしの滝」への道に踏み入ってしまいタイムロス。登りのGPSトラックデーターは参考にしないでください。 2370mよりシール登行可能。 下りも同地点まで滑走可能でした。 雪質はザラメ |
写真
感想
昨年に続いての富士山BC
昨年は富士宮ルート&お鉢滑走を堪能したので、
今回は滑走重視で須走ルートを選択した。
前日のレコに雷で撤退の情報が載っていた。そして当日は不安適中、朝から山頂に笠雲が見える。しかし登り始めるとピークが見えてきたので安心していると横から巨大な入道雲が発達中、焦る(汗。ゴロゴロと来たら即効下る決意をして歩みを進める。
駐車場から2370mまでは登山靴で登行。板と靴を担ぐとずっしりと肩に重さがかかった。以後はシール登行可能だったが、クランポンを忘れシールの効きが今一だったため3090mで板を担いで登る事にした。あとはひたすら高度を上げる作業、ただただ辛いだけだが、時折見せる青空に励まされ、早く登頂しないと雷も怖いので自分を叱咤し足を上げ続ける。やっぱり富士山に来たんだなと変なところで実感した。
ピークに着いた途端に大量のガスがwww
なんとさっきまでの青空が嘘のようにガスに包まれてしまった。滑走にも危険を感じる程の濃さなのでしばらく様子を見てガスの抜けた合間を縫って滑走を開始した。雪質は思った通り状態の良いザラメ。快適に高度を下げる事は出来た物の、これで青空だったらと悔やまれる。途中から一層ガスが濃くなりルートロスの危険を感じGPSと踏み跡を頼りに慎重に高度を下げた。GPSが無かったら停滞を余儀なくされただろう。かなりの人数が入山していたので皆無事に下山してくれる事を願った。
2370mまで降りるとガスは晴れ、これから370mを足で下ると思うと憂鬱な気分になるが、気持を切り替えて再びスキーと靴を担いで高度を下げた。
1時間早く行動を開始していれば。。
やっぱり早起きは三文の得ですね!!
車中泊は眠れないと思っていたが、結構眠れた。
初富士山で気持ちも高ぶる。
最初、道を間違え、タイムロス。薄いやぶを越え、ブル道へ戻る。中々雪原には出ない。上部の雪渓には先行する登山者が3人ほど見える。
雪渓に取り付くと標高は2400m。ここからは須走の駐車場から富士山頂まですべてが臨める。しかし、山頂にはガスがまき、その速度も南側へ早い。ここまでの登りはペースが中々上がらず、ふくらはぎにも張りがある。
雪渓の雪の状態はまあまあ固く、登るには歩きやすい。
次第に斜度が上がり、ジグザグにキックステップを入れながら登る。スキーを履いた人はやはり早い。
山頂にかかるガスは消え、期待は膨らむが、中々近づかない。右手側からはスバルライン登山口からの登山者が見える。
次第に南側からの積乱雲が近づく、北風になんとか押しとめられている。天気が心配になる。雷が鳴れば、即撤退か?
足を速め、山頂を急ぐ。標高が上がるにつれ、新雪が混ざり、表面もわずかに氷っている。
そしてようやく鳥居をくぐり、山頂へ登頂。神社は閉まっている。
天気も悪くなり、残念ながら、お鉢巡りと剣ヶ峰は断念。近くの伊豆岳3749mへ登る。ここからはお鉢の中が望め、滑りこんでいる人たちも見える。
スキーを装着し、登ったルートを下る。ややガスにまかれ、すこーし残念。でも、雪はいい状態。
相方のGPSでルートを確認しながら下山。
初富士山に満足した山行でした。
コメント
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umasouさん、 akadakoyashiさん、こんにちはです。
長野からの遠征&登山&滑走 お疲れ様でした。
笠雲が出ると風が強いのですが、なんとか山頂への登頂と滑走が出来ましたね。
やはり入道雲を横目で見れるのが富士山ならではの眺めです。
登り数時間、下りは・・・は仕方が有りませんが動画で拝見した滑りは何とも気持ちが良さそうです。
今年8月は富士山は登る予定です。
ではでは
kintakunteさん
コメントをありがとうございます
そうなんです、笠雲を見たときには強風を覚悟したのですが思いの外に山頂でも風に煽られる事はありませんでした。ラッキーでした!!
下りが嫌いな僕としてはBCは持ってこいで下りの行動時間を考えなくていいのはありがたいです。でもそろそろ夏支度を始めようと思います。
8月の富士山は泊まりですか?
あの賑わいは独特ですよね、楽しい山行になることをお祈りしています
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