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Yamareco

記録ID: 4611219
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

(権兵衛峠)〜経ヶ岳 北沢山=お花畑

2022年08月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:08
距離
13.5km
登り
1,083m
下り
1,076m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
0:45
合計
6:11
6:13
6:19
46
7:05
7:08
23
7:31
7:40
75
8:55
9:08
59
10:07
10:09
17
10:26
10:29
28
10:57
11:01
21
11:22
11:24
8
11:32
11:35
9
登山開始時に駐車場に3台、1台は出発後の模様、もう1台はエンジン音がしているので準備中と思われました。
トップバッターで行かれた男性には経ヶ岳の山頂で、マットを外付けで縦走する方として追いつきました。
その後下山では、ご夫婦とすれ違い、中央分水嶺で男性2人、その先で男性1名×2、コイノコで男性1名+女性1名+夫婦2組+男女4人組、北沢山下りで男性1名+7人パーティー(経ヶ岳ではなく、北沢山辺りまでとおっしゃっていました)+女性1人とすれ違いました。
最後に駐車場間近で荷物はペットボトルだけといった男性に出会い。「御嶽山が見れるところはあるか」と聞かれ「アンテナピークまで行けば見えます」とやり取りしました。
7人パーティーやペットボトル男性に先の状況を聞かれたときに、お花畑や景色の具体的状況やコースタイムなど冷静に伝えられるようになれれば良いのに・・・と思いました。 ※「もうすぐですよ」位は言えても気の利いた一言が出てこない。。。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅:大芝高原(前夜泊) 4:30出発
権兵衛峠駐車場(約30台) 5:07到着
 以前は20台となっていましたが拡張したようで30台は確実です。
 到着時3台、下山時20台
 駐車場奥に自然落下式トイレ(臭くなく、ペーパー、天水タンク手洗い)
 ※手前が女性、男性入口は反対側
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんが、
・登山道に張り出したお花畑は朝早いと「露払い」でびしょ濡れに。。。
・経ヶ岳直下は急登=帰りは激下り 注意
・登山口には「クマ出没注意」の案内
・コイノコの先に岩場と迂回路分岐あり、岩場短く両手両足活用で難易度高くない
伊那側から権兵衛トンネルを抜けて直ぐ「ようこそ木曽路へ」看板手前を左に入る
1
伊那側から権兵衛トンネルを抜けて直ぐ「ようこそ木曽路へ」看板手前を左に入る
左折した先の突き当りに「左矢印:経ヶ岳(権兵衛峠登山口)」案内あり左へ進む ※右は通行止め
左折した先の突き当りに「左矢印:経ヶ岳(権兵衛峠登山口)」案内あり左へ進む ※右は通行止め
凡そ30分で権兵衛峠登山口の駐車場に到着。
駐車場奥にはトイレがあります。
凡そ30分で権兵衛峠登山口の駐車場に到着。
駐車場奥にはトイレがあります。
駐車場からの山並みと雲海
駐車場からの山並みと雲海
駐車場から先「伊那側」へは「全面通行止」
駐車場から先「伊那側」へは「全面通行止」
駐車場から山頂まで単純標高差約750m/コースタイム4時間のスタートです。「クマ出没注意」とあり「熊鈴の番です」。
駐車場から山頂まで単純標高差約750m/コースタイム4時間のスタートです。「クマ出没注意」とあり「熊鈴の番です」。
山頂まで歩行距離5.6Km。13℃で肌寒くアウターを羽織ってスタート。
山頂まで歩行距離5.6Km。13℃で肌寒くアウターを羽織ってスタート。
標高1700m付近で荷物用?モノレール発見
標高1700m付近で荷物用?モノレール発見
モノレールは一気に上って行く。人間は九十九折れで登って行く。
モノレールは一気に上って行く。人間は九十九折れで登って行く。
アンテナピークに到着
アンテナピークに到着
アンテナピークの建物に吸い込まれていくモノレール
アンテナピークの建物に吸い込まれていくモノレール
山麓の「基地」まで700mの長さとの表示
山麓の「基地」まで700mの長さとの表示
〇〇ナデシコ?
コオニユリ
アンテナピークにある
四等三角点「松ノ木平」
アンテナピークにある
四等三角点「松ノ木平」
かろうじて残っている標示杭と三角点
かろうじて残っている標示杭と三角点
「岳見岩」に到着
「岳見岩」に到着
ただの岩のようだが・・・
ただの岩のようだが・・・
岩の右側に回り込むと目の前に「御嶽山」
岩の右側に回り込むと目の前に「御嶽山」
「おんたけさん」
「おんたけさん」
「まっくん岩(三兄弟)」
実は真ん中の岩のすぐ後ろに「見守るお母さん岩」?が・・・
赤布ハチマキもきまっています
「まっくん岩(三兄弟)」
実は真ん中の岩のすぐ後ろに「見守るお母さん岩」?が・・・
赤布ハチマキもきまっています
「まっくん」
確かに岩の形状に似ています
「まっくん」
確かに岩の形状に似ています
「観音岩」・・・
何と言ったら良いか・・・難題です。
「観音岩」・・・
何と言ったら良いか・・・難題です。
北沢山山頂直下からお花畑が始まります
北沢山山頂直下からお花畑が始まります
花と立ち枯れの木と空(だから?)
花と立ち枯れの木と空(だから?)
景色に酔ってる
花と青空
北沢山は行程の中間地点
気温は15℃になりましたが、花畑を抜けるそよ風が心地良い
北沢山は行程の中間地点
気温は15℃になりましたが、花畑を抜けるそよ風が心地良い
三等三角点「曲り尾」
三等三角点「曲り尾」
ヤマトリカブト?
ヤマトリカブト?
北沢山から先は花のトンネル。
笹のように刈る訳にも行かず、一番乗りで来たデメリット(蜘蛛の巣と朝露)として「露払い」でびしょ濡れになって進みます
北沢山から先は花のトンネル。
笹のように刈る訳にも行かず、一番乗りで来たデメリット(蜘蛛の巣と朝露)として「露払い」でびしょ濡れになって進みます
「アヤメ山」
途中に「アヤメ・ササユリの保護にご協力ください」の看板があったのでタイミングによっては素晴らしいアヤメが見れたかも
「アヤメ山」
途中に「アヤメ・ササユリの保護にご協力ください」の看板があったのでタイミングによっては素晴らしいアヤメが見れたかも
「コイノコ」に向かって気持ちの良い尾根歩き
「コイノコ」に向かって気持ちの良い尾根歩き
ノアザミ?
人間が近づいても 蝶 は逃げません
ノアザミ?
人間が近づいても 蝶 は逃げません
蕾だけど、これが「ササユリ」か?
蕾だけど、これが「ササユリ」か?
「コイノコ」到着
「コイノコ」到着
「コイノコ」には幾つかのベンチあり
景色も良いのでひと休みするのに丁度良いかもしれません
「コイノコ」には幾つかのベンチあり
景色も良いのでひと休みするのに丁度良いかもしれません
美味しそうな木の実
美味しそうな木の実
右は30m先の展望地を過ぎて岩場経由
左は迂回路
行きは展望+岩場で進みます。
右は30m先の展望地を過ぎて岩場経由
左は迂回路
行きは展望+岩場で進みます。
展望地(おんたけ・のりくら・やりほたか)
展望地(おんたけ・のりくら・やりほたか)
おんたけ
のりくら
やりほたか
やや段差のある岩場を降りる(両側の岩に足をかけて降りられます)
やや段差のある岩場を降りる(両側の岩に足をかけて降りられます)
ザックが邪魔にならないように谷に背を向け岩につかまりながら細いトラバース(倒木の根が邪魔です)。
ザックが邪魔にならないように谷に背を向け岩につかまりながら細いトラバース(倒木の根が邪魔です)。
5分程で通過してきました。
5分程で通過してきました。
「日本中央分水嶺」と書かれた2043mピーク
「日本中央分水嶺」と書かれた2043mピーク
四等三角点「黄蓮沢」
四等三角点「黄蓮沢」
まだまだ先は長そうです。
標高差は100mですが1度下った先の山が経ヶ岳です
まだまだ先は長そうです。
標高差は100mですが1度下った先の山が経ヶ岳です
山頂に着いたようです
山頂に着いたようです
「経ヶ岳 頂上」に到着です
「経ヶ岳 頂上」に到着です
経ヶ岳頂上で「まっくん」がお出迎えです
経ヶ岳頂上で「まっくん」がお出迎えです
あれっ? 三角点無いじゃん??
あれっ? 三角点無いじゃん??
少し離れた休憩場所の足元にありました
少し離れた休憩場所の足元にありました
二等三角点「経ヶ嶽」・・・どっしりと立派です
二等三角点「経ヶ嶽」・・・どっしりと立派です
岩場経由に戻ってきました。帰りは迂回路を進んでみて長く感じましたが、実測時間はほぼ同じでした。
岩場経由に戻ってきました。帰りは迂回路を進んでみて長く感じましたが、実測時間はほぼ同じでした。
気持ちの良い・・・
気持ちの良い・・・
気持ちの良い・・・
気持ちの良い・・・
中間地点「北沢山」に戻りました。 気温18℃
中間地点「北沢山」に戻りました。 気温18℃
次は、アンテナピークを目指します
次は、アンテナピークを目指します
陽射しの清々しい登山道
陽射しの清々しい登山道
青空を背負ったアンテナピークに戻りました 気温20℃
青空を背負ったアンテナピークに戻りました 気温20℃
モノレールの頂上から400m,山麓の基地から300mの地点
モノレールは、ここで登山道の尾根から外れます。
モノレールの頂上から400m,山麓の基地から300mの地点
モノレールは、ここで登山道の尾根から外れます。
駐車場に戻ってきましたが・・・
駐車場に戻ってきましたが・・・
トイレ左脇にあった「何かの山頂」まで0.15Kmの案内に誘われて先に進む
トイレ左脇にあった「何かの山頂」まで0.15Kmの案内に誘われて先に進む
この先「水飲場」となっていますが・・・
この先「水飲場」となっていますが・・・
直ぐそばに落ちる水滴
直ぐそばに落ちる水滴
「頂上」の標識がありました。
権兵衛峠(この場所)そのもののことだろうか?
「頂上」の標識がありました。
権兵衛峠(この場所)そのもののことだろうか?
この頂上は信濃川と天竜川の分水嶺と書かれています
この頂上は信濃川と天竜川の分水嶺と書かれています
峠の脇には、朽ち果てた木橋の先に・・・
峠の脇には、朽ち果てた木橋の先に・・・
登山コースがありました。
登山コースがありました。
以前は登山届用ポストだったと思いますが、現在は枯れ葉の格納庫です。
以前は登山届用ポストだったと思いますが、現在は枯れ葉の格納庫です。

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ 半ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 トレラン靴 予備靴ひも ザック 行動食 ハイドレーション2リットル 予備水(熱中対策水500ml) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 結束バンド 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ココヘリ

感想

19日(金)に休みを取り、週末は混みそうな経ヶ岳(二百名山)を権兵衛峠登山口からピストンしてきました。日の出とともにスタートでしたので登山者も少なく途中の景色や花々に足止めされながらも9時頃には山頂に到着しました。下山は約25名の方とすれ違いました。登山開始時に3台だった駐車場の車は20台程に増えていました。
下山後にトイレの先に進む方向に0.15Kmで山頂と書かれていたのでおまけで登頂とピストンしてきました。山頂=権兵衛峠ということだったようです。
その先にも登山コースと書かれていましたが先に進まずに駐車場に戻りました。
帰宅後に調べると20分程登ると「牛首1490m]にある三等三角点「北沢」があった筈ですが、下調べが悪く逃してしまいました。

駐車場からアンテナピークまでは緩やかな登りかと思ったら、モノレールと並行する標高1700m辺りから急登で約45分。小さなお花畑と、三角点、そして山並みが開けます。
途中「岳見岩」を逃してはいけません。岩を右手に回り込むと真正面に「御嶽山」がドーンと目に飛び込んできます。
「まっくん岩(三兄弟)」は置いといても、「まっくん」というキャラクターは覚えておきましょう。 (想像ですが)まっくん=松ぼっくりの妖精 ではないかと思います。
北沢山山頂が近づくとお花畑が始まります。アンテナピークから北沢山までは約50分。距離的には山頂が丁度中間地点になります。
先に進むと「アヤメ山」の標識がありましたが、季節が一致すれば素晴らしい景色だったのだと思います。気持ちの良い尾根を登った先は「コイノコ」ここには幾つかのベンチがあり、景色も良いのでひと休みするのも良いでしょう。
途中、岩場経由と迂回路があり、岩場は短距離ですが両手を使って下りや谷に背を向けて岩につかまってトラバースなどがあり(難易度は高くない)ますが、その手前に「展望地(おんたけ、のりくら、やりほたか)」があるので、岩場が嫌いな方は展望地から戻って迂回路を進むのが良いかもしれません。もちろん雨や曇りなら展望地のメリットはありませんので、迂回路一択になります(雨の岩場は避けましょう)。
そして、日本中央分水嶺と書かれた「黄蓮沢(オーレン沢)」三角点ピーク。
経ヶ岳山頂直下の急登を含む45分間の先に景色の良い経ヶ岳山頂と立派な二等三角点が休憩用の沢山のベンチとともに待っています。そして頂上看板には忘れてはいけない「まっくん」のお出迎えがありました。

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コメント

junjapaです。ずいぶん前に中央アルプス全山縦走を目指して経ヶ岳から入山したことがありました。そのとき、経ヶ嶽頂上から権兵衛峠まではヤブ漕ぎでえらい苦労をしました。11月だったので、ピッケルを持っていったのですが、ヤブ漕ぎでプロテクターをパーティー全員が無くしたことが思い出です。今回この記録をみて一般道になっていたことに大変驚きました。いつの間にやら?という感じです。でも仲仙寺から登るよりは楽だと思うので好適なルートができたと考えてよいですね。あの時は暗いうちから仲仙寺を登り始めたのですが、時間切れでアンテナのあるピークあたりで天気図をとりました。御岳のシルエットがとても印象的でした。
2022/8/22 20:40
junjapaさん
ずいぶん前のことなんでしょうね。
このルートについては、2019年ごろに「経ヶ岳を愛する会」によって開通し、2020年6月20日に開通記念登山(兼、道標設置)が行われたという記録がありました。
駐車場のある登山口までの道路も荒れていないので使い易いルートだと思います。また、御嶽山をを見るためにハイキングでアンテナピークに向かう人やパーティーで北沢山まで行くといった方々(御嶽山眺望狙い)にも出会いましたので気軽に登れる山になったのだと思います。平日でも20台の車がありましたし、「土日は凄い人出だよ」という会話も聞こえてきました。
仲仙寺〜経ヶ岳経由でアンテナピークまで現在は積雪無しのコースタイムが7時間ですから、途中からルートも無い積雪の中をご苦労されたものと思います。
現在はコイノコ〜北沢山間の花畑ゾーンを除いて笹ヤブは刈られていましたので、登山道整備に感謝しながら登りました。
2022/8/23 19:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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