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Yamareco

記録ID: 4614494
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳源次郎尾根敗退

2022年08月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
13:05
距離
17.2km
登り
1,635m
下り
1,816m

コースタイム

日帰り
山行
6:16
休憩
1:32
合計
7:48
7:06
12
7:18
7:21
15
7:36
7:54
8
8:02
8:02
20
8:22
8:24
122
10:26
10:37
36
11:13
11:15
0
11:15
11:49
47
12:36
12:58
116
14:54
日帰り
山行
5:22
休憩
1:51
合計
7:13
3:31
30
4:01
4:04
31
4:35
5:12
17
5:29
5:29
24
5:53
6:46
11
6:57
6:57
66
8:03
8:12
76
9:28
9:29
5
9:34
9:34
13
9:47
9:50
16
10:06
10:07
20
10:27
10:30
1
10:31
10:32
12
10:44
10:44
0
10:44
ゴール地点
天候 1日目晴れのち雨、2日目雨
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
雪渓はほとんどありません。
予約できる山小屋
素晴らしい天気です。
2022年08月22日 07:07撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/22 7:07
素晴らしい天気です。
地獄谷から蒸気が上がっています。
2022年08月22日 07:33撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/22 7:33
地獄谷から蒸気が上がっています。
剱御前小屋が稜線にちょこっと見えます。「いい天気!明日までもちますように。」
2022年08月22日 08:08撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/22 8:08
剱御前小屋が稜線にちょこっと見えます。「いい天気!明日までもちますように。」
雷鳥沢を登っていると次第にガスがかかってきました。
2022年08月22日 09:49撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/22 9:49
雷鳥沢を登っていると次第にガスがかかってきました。
上市警察署剱沢警備派出所前の、ホワイトボード。これを見て雪渓の状態を確認しました。
2022年08月22日 11:14撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/22 11:14
上市警察署剱沢警備派出所前の、ホワイトボード。これを見て雪渓の状態を確認しました。
源次郎尾根のとりつきを少し登り、岩が見えたところです。
2022年08月22日 12:43撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/22 12:43
源次郎尾根のとりつきを少し登り、岩が見えたところです。
下ってきた剱沢雪渓を振り返ります。このあたりはしっかりとした雪渓です。ここから下は、とけて穴が開いているという情報です。右の設計は平蔵谷です。たくさんクレバスがありました。
2022年08月22日 12:44撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/22 12:44
下ってきた剱沢雪渓を振り返ります。このあたりはしっかりとした雪渓です。ここから下は、とけて穴が開いているという情報です。右の設計は平蔵谷です。たくさんクレバスがありました。
これが、源次郎尾根のとりつきです。うすく道が見えます。傾斜が緩やかに見えますが、急です。小屋に戻る途中雪渓があと少しで終わるころ、雨になりました。
2022年08月22日 12:56撮影 by  A001XM, Xiaomi
2
8/22 12:56
これが、源次郎尾根のとりつきです。うすく道が見えます。傾斜が緩やかに見えますが、急です。小屋に戻る途中雪渓があと少しで終わるころ、雨になりました。
夕方再びきれいに晴れました。
2022年08月22日 18:19撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/22 18:19
夕方再びきれいに晴れました。
3:30から登り始め、一服乗越を越え、コルに降りたところから日の出を見ようと思いました。もうすでに、雨がちらちらと降っていました。前剱は、ガスの中なのに、先行する人々は果敢にもその中に突入していきました。
このあと、雲がみるみる下がって(ほんの10秒ぐらい)日の出は見えませんでした!
このあと、雨がひどくなり、撤退を決定。
ヘッドランプが剱澤雪渓を降りていたので、源次郎かほかのコースかに挑戦した人がいるみたいです。
2022年08月23日 04:51撮影 by  A001XM, Xiaomi
1
8/23 4:51
3:30から登り始め、一服乗越を越え、コルに降りたところから日の出を見ようと思いました。もうすでに、雨がちらちらと降っていました。前剱は、ガスの中なのに、先行する人々は果敢にもその中に突入していきました。
このあと、雲がみるみる下がって(ほんの10秒ぐらい)日の出は見えませんでした!
このあと、雨がひどくなり、撤退を決定。
ヘッドランプが剱澤雪渓を降りていたので、源次郎かほかのコースかに挑戦した人がいるみたいです。
とぼとぼと帰っている道中です。剱沢小屋と剱山荘の間の雪渓です。残り合わずか。
2022年08月23日 05:46撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/23 5:46
とぼとぼと帰っている道中です。剱沢小屋と剱山荘の間の雪渓です。残り合わずか。
ここだけ、雪渓の端を歩きます。
2022年08月23日 05:48撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/23 5:48
ここだけ、雪渓の端を歩きます。
天気が悪くて悔しいけど、そのかわり、ライチョウが5羽ほどいました。
天気が悪くて悔しいけど、そのかわり、ライチョウが5羽ほどいました。
シラマタノキかな
2022年08月23日 08:20撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/23 8:20
シラマタノキかな
イチゴ
2022年08月23日 08:21撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/23 8:21
イチゴ
クマが食べるらしいです。大きい。もう終わりの時期です。
2022年08月23日 08:21撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/23 8:21
クマが食べるらしいです。大きい。もう終わりの時期です。
雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。あと少し。16張ぐらいしかテントがありません。
2022年08月23日 09:20撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/23 9:20
雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。あと少し。16張ぐらいしかテントがありません。
雷鳥荘は、外の有料トイレが閉鎖されていました。かわりに、中のトイレを使ってよいそうです。きれいな水洗で、水も飲めます。
2022年08月23日 10:06撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/23 10:06
雷鳥荘は、外の有料トイレが閉鎖されていました。かわりに、中のトイレを使ってよいそうです。きれいな水洗で、水も飲めます。
つきました、つきました。やっと!
2022年08月23日 10:45撮影 by  A001XM, Xiaomi
1
8/23 10:45
つきました、つきました。やっと!
室堂バスターミナルで、あたたかい山菜そばを食べました。初めて食べました。かまぼこがユニークです。いつもは、暑いのでそんな気になれませんが、今日は、雨でぐっしょりぬれて、暖まりたい気分でした。
2022年08月23日 10:58撮影 by  A001XM, Xiaomi
8/23 10:58
室堂バスターミナルで、あたたかい山菜そばを食べました。初めて食べました。かまぼこがユニークです。いつもは、暑いのでそんな気になれませんが、今日は、雨でぐっしょりぬれて、暖まりたい気分でした。

装備

個人装備
(小屋置き)はぶらしセット 貼るカイロ2 手ぬぐい 充電器セット(コード2種 コンセント イヤホン) デオドラント マスク5 下山時着替え(パンツ 長袖シャツ 靴下) 携帯トイレ(サニタクリーン便袋) 超防臭チャック袋 アンダースパッツ 寝袋用シーツ270g 帽子 サコッシュ 計画書 虫さされ軟膏 飲料1L(500mL×2本) ストック1                  <br />            (行動パック)モバイルギアポーチ スマホを入れるジップロック 飲料2L(500mL×4本) ごみ袋 サングラス ネオプレングローブ 地図(地形図+ジップロック+鉛筆+消しゴム) ゼリー飲料 行動食(バナナチップス グミ) ヘルメット ヘルメット下帽子 軽アイゼン 日焼け止め 救急セット(絆創膏 テーピング40mm レスキューシート) 雨具(下) 防寒着(フリーストレーナー) 中厚ズボン ハードシェル 登山靴(アプローチシューズ) ザック20L ガベッジバッグ4L 弁当 アミノ酸(2200mg4000mg3000mgゼリー2) ヘッドランプ 予備電池(単4×3本)ヘッドランプ用 GPS(スマホ) 歯ブラシ 歯間ブラシ 保険証 携帯トイレ ポケットティッシュ アルコールティッシュ ごみ袋小 60m直径6mmロープ レインコート(下) ハーネス クイックドロー かんつきビナ カラビナ5 スリング120×3本 スリング60×2本

感想

あこがれの源次郎尾根を一人で行こうとしましたが、悪天候とそれを乗り越える体力がないので、今回はあきらめました。
剱沢小屋には、電話予約のときから源次郎と伝えていたのですが(電話のときは、難しかったら懸垂で降りてね!と助言)、心配されてとめられました。あらためて「登ったことがある人と行った方がよい。」と助言をいただきましたが、初めてのところを探しながら登るわくわく感も山の楽しみです。そうは言われたけど、天気がよければがんばろう、と思いました。
「下見のときに、とりつきが分からなかったらやめた方がよい。」そうです。
とりあえず、下見ではとりつきも分かり、途中まで登ってみました。壁が見えたところでもどりましたが、見えた壁は、安全に登れそうでした。

しかし…助言をいただいた通り、安全と楽しみとの兼ね合いが難しいです。次回は、一緒に行く人を探したいです。威圧感ある尾根だったので、気持ちが楽かも。
小屋の方には、アルパインクライミングの経験も必要だと助言をいただきました。「穂高は登ったことがある?」と言われました。
わたしの経験は、フランスのプレールや、サンジャネ、カランク他。タイのトンサイ。国内では、海金剛やベルジュエールやセレクションや南稜レモンなど。うんと若いころの西穂から槍。ボルダリング。
ロープとアイゼンに加えて、テント泊セットを持っていく自信がなかったので小屋どまりにしたのですが、テントで泊まれるぐらいの体力があった方がよいのかもしれません。来年に向けてがんばります。

一日目の17:00に、剱沢キャンプ場に行って山の天気予報のメールを確認。ソフトバンクは小屋の周りでは入らないので、小屋の若い方に前剱小屋から電波がとんでくるので、剱沢キャンプ場のトイレの方に行くとソフトバンクが入ると教えていただきました。ありがたい。
天気予報によると、明日の6:00〜12:00は霧になっていました。そして12:00以降は雨!12:00に山頂までいけるかどうか自信がないことと、霧が濃かったら初めてのルートを探すのは難しいと思って、源次郎尾根中止の決定をしました。

でも、このまま帰るのは残念だから、別山尾根から剱岳に登ろうと思いました。天気が悪そうなので、3:30出発としました。
朝起きたら、月がぼんやりとやっと見える状態で、予想より悪いです。
下山が一緒になった方の話では、2:00の天気予報で雨に変わったそうです。
ヘッドランプで登ると、知っている道でも迷います。崖の上の方から「こっちが登山道ですか。」と声をかけてきた方がいました。「違いますよ。」と言ったら崖を降りてこられました。
わたしも、踏み跡をたどっていたら、一服乗越の手前で草付きを歩いてしまいましたが、どうやら岩の道があったようです。

一服乗越と前剱の間のコルで、日の出を見ながら進退を決めようと思って休んでいたら、後立山連峰の上の雲がなんだか動いた気がして、目をこらすと確かにぐんぐん下がってきている!あっという間に山を隠し、日の出が惜しいところでみえませんでした。徹底の決断。

あとは荷物をまとめて帰るだけです。しまい仕事は楽しくないですが、途中でライチョウと会えたことがよかったです。

11:20の室堂から美女平へのバスの乗れました。ほぼ満員でした。隣に座った地元の大学生と楽しく話してあっという間に下界へ!

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