苦労の先の大絶景！【塩見岳】

2022年09月03日(土) 〜 2022年09月04日(日)

• GPS: 31:39
• 距離: 28.8km
• 登り: 2,546m
• 下り: 2,553m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 1:48
• 合計: 8:02

6:18 スタート地点
7:01 7:29 鳥倉林道登山口
8:22 8:25 豊口山のコル
9:07 9:10 ほとけの清水
9:37 9:55 塩川・鳥倉ルート合流点
10:10 10:56 三伏峠小屋
11:12 11:16 三伏山
12:14 12:20 本谷山
14:20 塩見小屋

2日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:53
• 合計: 8:43

5:14 塩見小屋
6:08 6:12 塩見岳西峰
6:15 6:31 塩見岳
6:33 6:55 塩見岳西峰
7:42 8:07 塩見小屋
9:35 9:38 本谷山
10:23 10:48 三伏山
10:59 11:01 三伏峠小屋
11:12 11:20 塩川・鳥倉ルート合流点
11:43 11:43 ほとけの清水
12:30 12:35 豊口山のコル
13:15 13:18 鳥倉林道登山口
13:57 13:57 鳥倉林道ゲート（駐車場）
13:57 ゴール地点

天候

9/3 ガス、雨、ガス
9/4　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

9/3
02:30　自宅発
05:20　鳥倉林道駐車場着
06:00　行動開始
9/4
14:00　行動終了
　＊風呂なし直帰
16:50　自宅着

コース状況／危険箇所等

三伏峠5/10あたりで土砂崩れによる登山道寸断箇所あり。雨の日は要注意

写真

9/3 5:57

鳥倉林道駐車場　5時過ぎ時点でまだまだ余裕。トイレもあるので安心です。

9/3 6:10

本日のヤマテン予報は、ガス時々晴れ。明日の好天予報に期待しスタート

9/3 7:20

開始間もなく、雨に降られ、辿り着いた登山口でしばし雨宿り。
ここで青空が見えなかったら、まじ「ここで撤退」していたかな。結構な雨でした

9/3 7:42

三伏峠までは1/10刻みが目安となります

9/3 8:27

南アルプスは本当に静かで、山深かった。

9/3 8:36

時折出現する危険な木製階段。滑らないように慎重に進みましょう

9/3 9:10

ほとけの清水。たらふく頂くつもりでしたが、同僚の生水事件を思い出し自重

9/3 9:25

崩壊階段は多数点在。土砂崩れで登山道を遮断している個所が1か所。序盤は歩きやすく、後半はちょと滑落注意です

9/3 9:39

8/10標識で腰を下ろしての初めての休憩。静かな山歩きのはずが、つかず離れずの騒がしい中国人グループに辟易。テレビでみたようなけたたましい会話、本当に勘弁して欲しい

9/3 10:08

【あと200歩看板】誰もが歩数をカウントするんでしょうね。ちなみに私は大股で挑戦しましたが、全く届かなかったです。

9/3 10:09

10:09　日本一標高が高い「峠」に到着。道中にそう記されてましたが、本当かどうかは未確認です

9/3 10:08

コロナ閉鎖中の山伏峠小屋で大休憩。小雨をさけ軒下をお借りしました。

9/3 11:00

1時間近く休憩し三伏峠小屋からカッパを着込んでリスタート。
この先、着たり脱いだりの繰り返しとなりました

9/3 11:15

11:15　三伏山2615m
真っ白ー！何もみえない。前回の笠ヶ岳に続き天気予報に恨み節。なんでやあ〜

9/3 12:14

小屋から1時間ちょいの本谷山。雨脚も強くなり、ちょっとげっそり。明日は晴れる、それだけを信じるのみです

9/3 12:55

12:55　雨脚が強くなり、悲壮感が漂い始めたのもこの頃でした。あいつ雨女か？ってまじで考えてごめんなさい

9/3 13:03

9/3 13:48

塩見小屋に上がる直前の急坂がまじつらかった。あとちょっと、あとちょっとが長い。最後は足上がんないだもんなあ

9/3 13:58

塩見新道分岐。カッパが暑く体力消耗、ハアハアふうふう。

9/3 13:59

少しだけ、分岐点で歩いてきたであろう山々を見ることができました

9/3 14:18

塩見小屋までの最後の登り。ファ、ファ、ファイトーッ。早く行ってって言わないでください。オジサン必死ですから

9/3 14:20

14:20　予定より20分遅れで到着。何かみんな寛いでまして、疲労困憊で到達した自分たちが場違いかのような・・

9/3 17:29

食事前の塩見小屋食堂。きれいでコンパクトな山小屋。ゴミは完全持ち帰り。携帯トイレは初体験。乾燥室がないのはつらいなあ

9/3 17:31

夕食。もちろん、ご飯、スープはおかわりOK。この日は相当疲れたのか、消灯前に撃沈。いびき、ひどかっただろうなあ、ご迷惑をおかけしました

9/4 5:17

9/4　翌朝5時過ぎスタート。
本日は前日の予報に反し好天。風も無風。寒くもない。最高じゃない〜

9/4 5:14

雲海に浮かぶ中央アルプスにまず感動。御嶽山も頭だしてるのね

9/4 5:29

どう？文句なしの天気。どんな景色がこの先待っているのか、期待を胸に膨らましながら進みます

9/4 5:34

山頂までは鎖場多数、簡単ではありません。久々の高度感に緊張しました

9/4 5:42

どんどんいくよ

9/4 5:46

上がってきた小ピークを振り返ると、バックに中央アルプス！

9/4 5:47

幾つもの難所を慎重にクリア。ザレ場もあって落石しないよう緊張がピークに達します

9/4 5:55

ストックはしまった方がいいですね

9/4 5:51

緊張感が足らない方もみえます

9/4 5:52

眼下には小さくなった塩見小屋

9/4 5:55

遠くに見えるのは未踏の悪沢、赤石岳。方面だと思われます

9/4 6:09

あと少し、あと少し

9/4 6:05

塩見岳西峰3047m。この景色、感動しました！！

9/4 6:08

西峰から東峰へ。

9/4 6:13

06:13　塩見岳東峰3052m。天端は狭かったので、この1枚。

9/4 6:24

東から西峰側。北アルプス槍ヶ岳の穂先も良く見えます

9/4 6:29

甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、なんて贅沢な縦走路なんでしょうか。このコンディション下なら私でも歩けると思う、…思う

9/4 6:29

蝙蝠尾根。遠く彼方は何が見えてるのかな？

9/4 6:44

富士山バックに塩見小屋弁当。稲荷ずしが結構なボリュームで食べきれません

9/4 6:46

下山前に集合写真。逆光ですがうまく撮ってもらいました。感謝

9/4 6:50

また来れるかな

9/4 6:51

名残惜しいですが下山です。もう少しゆっくりしたかったですが、仕方ありません

9/4 6:56

9/4 7:45

07:45　デポした荷物を回収。8時までなら部屋にデポが可能でした

9/4 8:01

山伏峠は遥か遠く。今更ながら歩いてきたこの距離に卒倒。頑張って戻るとしますか

9/4 7:59

往路で見られなかった景色を復路で楽しみます。

9/4 9:23

昨日はガスに雨、本日はこの天気、ある意味山を満喫しました

9/4 9:32

カメラを向けると空元気

9/4 9:43

やっぱり雨降ってようが、降ってまいが、年寄りにこの距離はしんどい。日帰りできるパワーが羨ましいです

9/4 9:52

のぞき岩。行きは真っ白やったなあ

9/4 10:26

10:30　三伏山　ここで最後の見納め昼食タイム。

9/4 10:52

山伏峠小屋テント場。閉鎖しててもテントはOKなのね

9/4 11:28

9/4 11:56

9/4 13:12

13:12　登山口まで下山。自転車・・・がほしい。謝りながら去っていく自転車乗りの兄さん、別に謝らんでええのよ

9/4 13:20

どえれぇ先の駐車場をみて、ショック死しました。行きは洋々だったからなあ

9/4 13:29

しっかりCTどおり40分の林道歩き。3組の日帰組に抜かれ、ゴール直前で自転車に抜かれました。次回はキックボードもってこよう。

撮影機器：

Xperia XZ3 SOV39 au SONY

α6400 ILCE-6400 ボディ SONY

感想

take0317

行きたかった塩見岳、やっと登ることができました。
初日は、ガスと雨、カッパを着たり脱いだりで、休憩もままならず、かなり疲れてしまいましたが、翌日は晴天。苦労した分、喜びもひとしお。飛び込んでくる景色には本当に感動させられました。
雲海に浮かぶ富士山、南アルプスの中心からみる山々、もう言葉では言い表せません。

登山を始めて今年でちょうど10年、54歳。百名山は57座、腰痛に、半月板損傷と不安材料をかかえ、完踏はあきらめていますが、南アルプスの残り4座だけは、是非登ってみたいと思う山登りとなりました。