コイワカガミに癒されて - 甲斐駒ケ岳・黒戸尾根


- GPS
- 11:50
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,356m
- 下り
- 2,358m
コースタイム
02:15 竹宇駒ケ岳神社
03:40 笹ノ平分岐
04:50 刃渡り
05:15 刀利天狗
05:50 五合目小屋跡
06:40 七丈小屋
07:40 八合目御来迎場
09:05 山頂神社
09:15-09:45 甲斐駒ケ岳山頂
10:25 八合目御来迎場
10:50 七丈小屋
11:30 五合目小屋跡
12:15 刃渡り
12:55 笹ノ平分岐
14:00 尾白渓谷駐車場
天候 | 晴時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
総じて案内板は明瞭でした。 七丈小屋の水道はまだ使えません。 山小屋も無人状態で、水を買うことが出来ずに難儀されていた方数名にお目にかかりました。ただ、下山途中で小屋のご主人らしき方が、大荷物を担いで登られていたので(ご苦労様です)、今晩から再稼働かもしれません。 七丈小屋から上では所々に残雪がありますが、アイゼンをつける程のものではありません。 ただ、下山時に足を滑らせた拍子に小枝が目に当たり、コンタクトレンズを飛ばされました。高くつきましたが、眼球が傷ついていたかもしれないことを考えるとラッキーであったかも。 平日と言うこともあってか、すれ違った方は10名強でした。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
黒戸尾根の日帰りというのは、自分とは別世界のイベントだと思って、皆様のご活躍を読ませて戴いていました(それほどMっ気もありませんし)。
が、50の坂を下り始め、体力劣化&肩・腰・膝のキシミも常態化。「行くなら今でしょう! 登りで10時間かけたとしても、夏至時分なら明るいうちに戻ってこれるかな」、と休暇届を出し、梅雨の晴れ間の深夜、中央自動車道を西へ(半分、怖いもの見たさも)。
皆様のレコから、登り7時間が自分にとって理想的な省エネペースと自己判断し、要所要所での予定通過時間を仮決め。(1)息が切れないペースに抑えること、かつ(2)突発的な負荷を膝に与えないことを基本に。プラスマイナスの時間調整は特に行いませんでしたが、結果的に、ほぼイメージ通りの歩きが出来ていたと思います。
ただ、想定外であったのは、八合目御来迎場から二本剣(本当は三本剣なんですか?)への岩場。見ないようにはしていたものの、つい下を見てしまい(高所恐怖症気味です)、「もう一度このルートを下るのか」と思った瞬間、めまい症状が顕れて、落ち着くまでに20分程ほどしゃがみこんでいました。登ること自体は嫌いじゃないのですが、遥か下の谷底が見えてしまうと、本能的に体が過剰反応を起こしてしまうことがあるため、もしものことを考えると、自分にとってこの岩場の通過はこれっきりにした方が良いと思いました(下山時には、水を飲んで、心を整えてから無事通過できましたが)。
総消費水量 3リットル(登り2ℓ、下り1ℓ)と完売。
2.5リットル前後を想定して少し多めに持って行きましたが、荷物を軽くするため五合目あたりから気持ち多めに飲んでいました。
黒戸尾根コースは、登山路自体の面白さに加え(この長大なコースを整備されてきた関係者の方々には全く頭が下がる思いです)、花あり、歴史ありとバラエティに富んでおり、とても楽しめました(ヤマレコに登場される方々ほど高速移動は出来ませんが)。
ただ、ここの岩場はトラウマに。次回は八合目までか(ここまででも十分楽しめます)、北沢峠コースですね。
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