甲信武三国めぐり

2022年09月10日(土) 〜 2022年09月11日(日)

• GPS: 20:33
• 距離: 90.8km
• 登り: 4,558m
• 下り: 4,431m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:55
• 休憩: 0:36
• 合計: 10:31

9:17 スタート地点
9:58 9:58 山宮温泉
10:42 10:42 昇仙峡口バス停
11:21 11:21 仙娥滝
11:25 11:26 仙娥滝駅
12:02 12:04 金櫻神社
13:09 13:10 マントピア黒平
13:14 13:14 藤原庵
14:05 14:05 甲府市森林浴広場
15:28 15:29 造林記念碑
16:09 16:10 水晶峠
16:21 16:23 K.K分岐
16:33 16:33 御室小屋跡
16:39 16:47 鎖場/片手廻し
16:56 17:02 片手廻し岩
17:51 17:57 五丈石
17:59 18:06 金峰山
18:23 18:23 金峰山小屋
19:20 19:21 川端下林道終点
19:44 19:44 ギガント
19:48 キューブ

2日目

• 山行: 9:11
• 休憩: 0:51
• 合計: 10:02

7:55 キューブ
7:58 7:58 きたない大岩
8:02 8:02 隠れ岩
8:28 8:28 川端下バス停
9:03 9:04 梓山
9:55 10:10 毛木場駐車場
10:26 10:26 五里観音
10:31 10:35 水場
11:17 11:17 十文字峠
11:26 11:46 かもしか展望台
11:54 11:57 十文字小屋
12:13 12:13 四里観音
14:06 14:07 柳避難小屋
15:40 15:44 赤沢谷出合
16:22 16:22 入川渓谷公衆トイレ
16:37 16:37 川又バス停
16:51 16:52 栃本関所跡
16:54 16:54 栃本公衆トイレ
17:21 17:22 荒川ふれあいログハウス
17:25 17:26 秩父湖バス停
17:53 17:53 御嶽山普寛神社
17:57 17:57 大滝温泉遊湯館
17:57 ゴール地点

天候

1日目 くもりときどきちょっとパラつく
2日目 晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き 特急あずさ3号で甲府まで
帰り 大滝湯遊館(バス)〜三峰口駅(秩父鉄道)〜お花畑/西武秩父駅

秩父市営バス
https://www.city.chichibu.lg.jp/2056.html

コース状況／危険箇所等

<金峰山>
・甲府市森林浴広場を越えると林道パートになりますが、林道からシングルトラックへの入り口はわかりづらいです。ログでは沢沿いを上がってってますがおすすめしません。そこより先にもう少しマシなトレイルがあるかと。
・造林記念碑あたりから登山道になりますが、ここも入り口不明瞭＆踏み跡薄。
・水晶峠を抜けると沢沿いをしばらく歩きます。水量多いと大変かも。
・御室小屋を過ぎてわりとすぐにある大き目のスラブはクサリがありますが、岩が濡れてるとまぁまぁ怖い思いができます。そこを越えたら頂上まで薄めの踏み跡をシャクナゲをかきわけつつ急登していく感じ。

<股ノ沢歩道>
・9/11時点ではいくつかの道標に、「登山道崩落のため股ノ沢歩道は通行止め」の表示がされてましたが、十文字小屋のおばちゃんにも状況を聞いたうえで通行しました。歩行が困難なほどに危険な崩落個所はなかったです。
・とはいえ不明瞭なトレイルと柳避難小屋までの急な下りは十分気を付けていく必要ありです。
・前日の雨で濡れた岩がビビるくらいによく滑りました。この日の靴との相性とかもあるんでしょうが、もうツルッツルでとんでもなかったです笑
・柳小屋からは緩やかに。赤沢吊り橋までいけば昔森林軌道が走っていただけあってほぼフラットな快適路です。

その他周辺情報

大滝温泉湯遊館800円。この日は時間が遅かったので入浴しませんでしたが…
http://www.michinoeki-network.jp/otaki/

写真

9/10 9:14

甲府駅スタート。北口は初めてかもしれぬ。

9/10 9:22

甲府と言えばの。

9/10 10:15

いまも採掘してるのかな？

9/10 10:26

名残りのサルスベリ。

9/10 10:27

秋ですね

9/10 11:15

なかなかの奇勝。

9/10 11:32

豆大福でエネルギーチャージ！笑

9/10 11:55

昇仙峡を抜けてしばらく行くと御岳町の集落に。

9/10 11:56

金桜神社の立派な鳥居。深田久弥は「日本百名山」のなかで、ここでランチタイムにしたと書いてます。なに食べてたんですかね？

9/10 12:00

階段も杉の木も立派。

9/10 12:04

本殿も立派。もともと金峰山に少彦名命を祀ったのが起源だそうで、関東一円から参拝者が押し寄せてきてたとか。

9/10 12:16

猫坂の途中。

9/10 12:22

祠あり。

9/10 12:26

9/10 12:36

わりと不明瞭笑

9/10 12:48

猫坂峠。かわいらしい名前。ここも「日本百名山」に出てくる。

9/10 13:39

黒平(くろべら)の集落。深田久弥はクマ肉を食わせる小屋に一泊している。けっこうな山奥で、ここから先は人家が絶えます。

9/10 14:09

森林浴広場を越えると出てくる林道入り口。

9/10 14:22

ダブルトラックが続きます。

9/10 14:31

林道脇の沢沿いに比較的明瞭な踏み跡があったのでたどっていくことにしましたが途中で消失。しょうがないので強引に右手の尾根に上がってます。この道は使わないほうがいいです。

9/10 14:53

山と高原地図(2012)でも防火帯の中の道としてあるのですが、シダ類が繁茂してて歩きづらかった…足がジャキジャキになりました笑

9/10 15:04

9/10 15:29

造林記念碑前で林道にいったん復帰。

9/10 15:29

ここから再度トレイルに入っていきますが、あまり目立たずちょっとわかりづらかったです。

9/10 15:31

9/10 15:45

雰囲気はいいです。クマが出そうですが。

9/10 15:56

このあたりも静かないいところ。

9/10 16:01

9/10 16:10

水晶峠

9/10 16:15

9/10 16:15

ザ・奥秩父。

9/10 16:24

このあたりルート消失してて半分沢登りみたいになってました。

9/10 16:32

御室小屋跡。

9/10 16:39

スラブ。濡れてたんでなかなかでした笑 クサリなかったらちょっと厳しかっただろうなぁ。。

9/10 16:56

上部はハシゴなんかも残っててまだ歩きやすいほうかも。

9/10 16:58

立派な岩のオブジェ。

9/10 17:00

17時になってようやく晴れてきた。

9/10 17:04

9/10 17:17

五丈岩が見えて俄然元気づけられます。

9/10 17:25

富士山ちょこっとだけ見えてる。

9/10 17:27

しゃくなげに苛まれます笑

9/10 17:28

鉄山への稜線美しい。

9/10 17:29

もうちょいかな。

9/10 17:46

雲がすごい。

9/10 17:52

雲がすごい2。

9/10 17:53

着いたー。

9/10 17:56

なかなかの五丈岩。

9/10 18:02

放射状な光線。一日の終わり。

9/10 18:03

雲がすごい3。

9/10 18:05

9/10 18:22

金峰山小屋の岩峰にあるやつ。

9/10 19:46

下山を急ぎ廻り目平へ。

9/10 20:45

焚火ありがたい〜！

9/11 6:36

おはようございます。

9/11 7:58

廻り目平はよいキャンプ場ですね。

9/11 8:08

いい天気のなかぶらぶらと走っていきます。

9/11 8:12

屋根岩方面かな。

9/11 8:17

9/11 8:25

川端下(かわはけ)の集落。高原野菜の農家さんが多い。

9/11 8:40

天気いいなぁ。

9/11 8:44

一面のレタス畑！

9/11 8:55

9/11 9:02

梓山の外れあたり。

9/11 9:13

芸術的に積み重ねられた丸太！カラマツかな。

9/11 9:19

シシウドもそろそろ終わり。

9/11 9:27

千曲川上流部。

9/11 9:33

たわわにススキが揺れる道。

9/11 9:40

毛木平に向かう千曲川右岸の道はけっこう荒れてました。

9/11 9:42

ここらへんはよき。

9/11 9:56

毛木平駐車場。にぎわってます。

9/11 10:38

十文字小屋への道。

9/11 10:58

よきよき。

9/11 11:03

9/11 11:17

十文字峠。

9/11 11:19

十文字小屋。おばちゃんお元気そうでした。

9/11 11:27

カモシカ展望台から。初めて行きました。

9/11 11:33

五郎山。遠くに八ヶ岳もはっきり。

9/11 11:33

三宝山。甲武信ヶ岳よりも高いんですよね、あんまり知名度高くないけど。実は埼玉県最高峰でもある。

9/11 11:59

と、まあこんな貼り紙がされてましたが、気を付けていけば大丈夫でした。

9/11 12:01

深い森の中につけられた一筋のトレイル。

9/11 12:21

崩落というのはこれなのかな。峠側からいうと栃本分岐からしばらく巻き気味に行ったあたり。歩行による通過は可能です。

9/11 12:25

9/11 12:33

9/11 12:41

倒木はデフォルト笑

9/11 12:50

そろそろトリカブトもおしまい。

9/11 13:22

9/11 13:59

真ノ沢の吊り橋。ここまできたらほっと一安心。

9/11 14:00

真ノ沢と股ノ沢の出合。

9/11 14:05

ところどころ道に桟橋がかかってます。

9/11 14:07

柳避難小屋。

9/11 14:08

中きれいでした。釣り師さんが多いようですが、一度泊まってみたい。

9/11 14:31

柳避難小屋〜赤沢吊り橋までは入川の左岸を大きく高巻きます。いくつかの小さな沢を越えていくのですが、場所によってはちょっと面倒なところもあり。

9/11 15:06

9/11 15:12

ここ面倒でした。ハシゴが破損しており、クサリを頼りにパワープレーで引きずりあがるみたいな感じ。

9/11 15:37

森林軌道の残骸。

9/11 15:44

入川水量まじすごい。

9/11 15:50

こんなとこレール通してたんだなぁ。

9/11 16:31

さらに下ると雁坂トンネルに続く国道が見えてきました。

9/11 16:44

行ってみたかった栃本の集落。南面の斜面だいぶ高いところにありました。甲州街道・中山道の間道だった秩父往還が通っており、関所があったそう。

9/11 16:49

シュウカイドウが盛りをむかえてました。

9/11 19:03

最後は秩父でタンメンを笑

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

Kopokopo

田部重治の著作でたまに出てくる甲府〜金峰山のルート。金桜神社や猫坂、御室川といった地名にも心惹かれてそのあとをたどってみました。
実際に行ってみると登山道はだいぶ荒れていましたが、逆に往時の雰囲気をとどめているようでもありじんわり趣きを感じさせる2日間となりました。