ウペペサンケ山〜丸山〜二ペソツ山
hajimetani
その他5人 - GPS
- 128:00
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,653m
- 下り
- 2,532m
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30日；仮登山口−（0.5）−登山道合流−（4-）−1399標高点−（+）−天場（C1）
31日；C1―（3-）−E峰−（1+）−�景�−（0.5）−W峰−（2+）−1389コル（C2）
1日；C2―（1+）−南丸山−（1+）−沢中Co.1400―（2.5）−1120二股（C3）−（0.5）−噴泉塔
2日；C3―（4.5）−丸山−（0.5）−泥壁上−（1+）−大平コル丸山WL（C4）
3日；C4―（1）−大平コル−（2.5）−大平コル大平山WL（C5）
4日；C5―（2+）−大平山−（2）−ニペソツ山−（+）−デルタ上−（1.5）−前天北東沢−（1）−小天コル−（2-）−16の沢出合（下山）
| 天候 | 期間中ずっと高気圧の圏内．道内各地で異常高温． |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
基本的にウペペサンケ山W峰〜ニペソツ山までの区間は夏道でない． 踏み跡は若干ある． |
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感想
30日 コンタあげ
ウペペサンケ登山口まで修さんに送っていただく．ありがとうございました．仮登山口から登山道までの新たな道は快適．登山道に雪は無い．急斜区間にも倒木はあるが，慎重に通過すれば問題なし．1399標高点少し先の雪渓でC1．
31日 ウペペサンケ乗っ越し
整備された快適な登山道を進みE峰まで．龍の背は偵察しM1空身．確かに細く高度感が多少ある．風があれば怖いだろう．コルには雪あり．全てBushわきを進める．氷化区間はBushの中． W峰から1386コルまでは踏み跡あり，ブッシュはほとんど漕がない．イシカリベツESC.については後述．コルちょい先の雪渓上でC2．
1日 沢中をゆく…
南丸山まではBushを漕いだり雪堤を使ったりして進む．南丸山から丸山が一望できるのだが，雪の少なさに一同戦々恐々する．東丸山とのコル方向へ少し降ろしてからブッシュを漕いで沢中へ降ろす．Co.1400位から沢中雪渓．斜度は緩い．沢中，雪が少なくなってくると，想像していたよりも面倒くさい沢歩き．SBや飛び石で渡渉する．1本目の赤茶けた沢を確認し，2本目の隣の尾根を詰めると噴泉塔にでてしまう．（反省後述．）来た道を戻って，この日は結局Co.1120二股でC3．
2日 ウペニペ最強Bush：丸山
二股からは近年流行の微尾根を詰め，Co.1450位からトラバースして沢を渡りガレにのる方針で行く．が上部あまりにもBushが濃すぎる．極い．みなおおやられ．次回からは沢を詰めるルート（ただし，斜度は結構ある．昔の記録参照．）や噴泉塔のほうから尾根（こちらは南丸山から見た感じ，雪が結構下まで残っていた．）を行く方法も考えてみてはいかがであろうか．ガレは慎重に歩いてもらう．泥壁はルンゼの火口側草付きを泥尾根入り口まで降ろす．掴むものは確かに貧弱だが，無い訳ではなく，ルンゼ内よりtension低く感じる．泥尾根は尾根右側の踏み跡．泥壁〜泥尾根は偵察した事もあり，M1空身．泥尾根は全荷で行ける程度のレベル．この日は丸山WLでC4．ニペソツ山の展望できる素晴らしい天場．
3日 ホゲホゲ移動日
雪渓を狙って行くが結局当たらず樹限まで．WLの小雪渓でC5．道内各地で異常高温を記録．暑い．大平コルには笹を踏み倒せばテントを張れるような場所はいくらでもある．
4日 二ペソツ乗っ越し，そして完走へ
前日の段階で3つのガレよりかなり左にいる事を知っていたが，行けそうなのでそのまま大平山Peak近くまで小さいガレとハイマツBushを漕いで行った．南稜までもブッシュを漕ぐ．上からみたら踏み跡は尾根の東側よりにあった．（3つのガレを使えば，南稜まで踏み跡があるらしい．）さて，いよいよ南稜．全体的に細くて急で落ちたらヤバい場所を長時間歩く．集中して行く．雪はひとかけらも無かった．靴幅は歩く所に植生があり，細いが安定している．へつりは靴幅すぐ上の微ポコを右から左へトラバースする所であろう．靴幅よりも高度感あるが，行条は付けなくて良いのではないかと思う．同じような場所は南稜にはいくらでもある．B.S.ポイントは，東側ルート．簡単．結局南稜では空身対処なし．Peak手前でtopを譲っていただく．みんなありがとう．ウペペからの歩いた稜線，尾根，谷が見え，感動する．
Peakからキレットまでは全体的にガレている．まさに浮き石・落石・滑落注意の夏道だ．小天の岩はM1空身でへつって杉沢まで下山．完走と安全に下山できた事を皆で喜び，この晩はスパ4ピッチとコーヒー焼酎2.7Lで宴会をした．
糠平温泉で1週間分の垢を落とし，帯広で中華をたらふく食って帰札．本当に良い山行だった．ありがとう裏大雪．
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