ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 468830
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

望岳台-十勝岳-美瑛富士避難小屋-オプタテシケ山

2014年06月21日(土) 〜 2014年06月22日(日)
 - 拍手
533m その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
33:39
距離
30.1km
登り
2,352m
下り
2,351m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

0800 望岳台
1210 十勝岳       1230
1625 美瑛富士避難小屋

美瑛富士避難小屋      0545
0815 オプタテシケ山    0920
1130 美瑛富士避難小屋   1230
1735 望岳台
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ガスガスの中、スタート
1
ガスガスの中、スタート
時々ほんの少し見える青が嬉しい。
3
時々ほんの少し見える青が嬉しい。
到着。
4時間もかかりました。。
7
到着。
4時間もかかりました。。
トレースがあり迷う箇所はありませんでしたが、もし無かったら視界の悪い時は注意が必要だと思います。
2
トレースがあり迷う箇所はありませんでしたが、もし無かったら視界の悪い時は注意が必要だと思います。
ほとんど写真も撮らず、ヨレヨレで小屋着。
小屋が高級ホテルに見える。
2
ほとんど写真も撮らず、ヨレヨレで小屋着。
小屋が高級ホテルに見える。
私が小屋で休んでいる間に友達がナッキーさんに会えたそうです!(ずるい!笑)
翌日ベベツ岳でも会えましたが、写真を撮る余裕はありませんでした。
10
私が小屋で休んでいる間に友達がナッキーさんに会えたそうです!(ずるい!笑)
翌日ベベツ岳でも会えましたが、写真を撮る余裕はありませんでした。
定番、山カレー。
最近はひよこ豆入りがお気に入りです。
10
定番、山カレー。
最近はひよこ豆入りがお気に入りです。
23:00過ぎ、満天の星空。
8
23:00過ぎ、満天の星空。
翌朝。気持ちよく晴れました。
6
翌朝。気持ちよく晴れました。
手前が人間のおうち。
奥がナッキーさんのおうち。
5
手前が人間のおうち。
奥がナッキーさんのおうち。
前日はガスで前が見えなかったけど、今日は眩しくて前が見えない。嬉。
5
前日はガスで前が見えなかったけど、今日は眩しくて前が見えない。嬉。
オプタテシケとニペソツ。
オプタテは昨年標高が修正されたので、どちらも2013m。
14
オプタテシケとニペソツ。
オプタテは昨年標高が修正されたので、どちらも2013m。
気持ちの良いトレイル。
3
気持ちの良いトレイル。
ケルンより
オプタテシケ山頂より。
表大雪の山々。白がきれい。
8
オプタテシケ山頂より。
表大雪の山々。白がきれい。
振り返る十勝連峰。
あのトンガリのそれぞれに誰かが立っている。
きっと微笑んでいる。
6
振り返る十勝連峰。
あのトンガリのそれぞれに誰かが立っている。
きっと微笑んでいる。
山頂cafe♪
最近は珈琲と餡の組み合わせがお気に入りですが、どうしてもお供えっぽく見えてしまいます。
16
山頂cafe♪
最近は珈琲と餡の組み合わせがお気に入りですが、どうしてもお供えっぽく見えてしまいます。
さて、帰らねば。
2
さて、帰らねば。
6月の空を歩く人。
5
6月の空を歩く人。
山ではみんなモデル。
ただ立っているだけで画になる。
10
山ではみんなモデル。
ただ立っているだけで画になる。
歩いているだけで画になる。
4
歩いているだけで画になる。
険しかった道を振り返る。
真ん中の雪渓を11時の方向から5時の方向へ下りました。
3
険しかった道を振り返る。
真ん中の雪渓を11時の方向から5時の方向へ下りました。
ミネズオウ。
エサを欲しがるヒナのような花も可愛いけれど、やっぱり蕾の時が好き。
2
ミネズオウ。
エサを欲しがるヒナのような花も可愛いけれど、やっぱり蕾の時が好き。
先が見えないわくわく感。
4
先が見えないわくわく感。
斜めったマットから漂うヨレヨレ感。
6
斜めったマットから漂うヨレヨレ感。
あともうちょっと、のところで雨が。
1
あともうちょっと、のところで雨が。

感想

1年で1番悲しい日、夏至。
「おはようからおやすみまで山の上♪」を企て十勝連峰へ。
当初は十勝岳山頂でご来光を、と思っていましたが、
天気が悪かったので予定を変更して土曜日の朝に望岳台をスタートしました。

久しぶりの小屋泊装備は12kg。
病み上がりのせいもあってか、十勝岳まではありとあらゆる人に抜かれ4時間以上もかかりました。
冬には1800m地点位までしか来られなかったので初の山頂でしたが、残念ながら展望はなし。
ぐったり休憩した後、美瑛富士避難小屋へ。
ザックが重く、身体はさらに重く、途中から頭痛と吐き気に見舞われつつ
最後は本当にヨレヨレになりながら小屋に辿り着きました。
昨年何度か小屋泊を経験した事で少し慣れた気になっていましたが、
10kgオーバーのザックを背負うのは久々のことでした。しんどかった。。。
鎮痛剤を飲み少し横になって、やっと元気になりました。
この日、小屋には6名が宿泊。
定番のトマトカレーを食べ20時頃就寝。

23時頃、テン泊していた星の紳士に教えてもらった通りガスが抜け、
満点の星空に天の川もくっきり見ることができました。
登山を始めて以来ずっと、いつか撮りたいと思い続けている構図が頭の中にあって、
今年は是非叶えたいと思います。
知識も無いし、そんなに良いカメラは買えないけれど。

朝はのんびり寝て、ご来光は夢の中。
必要装備だけをまとめて友達が持ってくれて、手ブラで歩かせてもらいました。(感謝!)
昨日とはうって変わって、晴天!
高度を上げ角度を変えるたびに色んな山が見えてきて、
山座同定ってどうしてこんなに楽しいんだろう・・・
この日見えて1番嬉しかったのは、増毛の黄金山。(これも星の紳士が教えてくれました)
増毛山塊の端っこにぴょこんと小さく尖っていて、とても可愛い〜
一度しか登った事はないけれど、なんだかとってもお気に入りで、いつも探してしまう気になるアイツ。

表大雪もずっと見えていたけれど、オプタテの山頂に立って初めて重鎮トムラウシがお目見え。
憧れの縦走路。私には遠い。遠過ぎる…

山頂でのんびりおにぎりを食べて、
バカリーさん(勝手に命名)を追いかけつつナッキーさんを探しつつ、小屋まで戻りました。
体調に少し不安もありましたが、少し軽くなったザックを背負い、12:30下山開始。
小屋を出た頃からまた雲行きが怪しくなり、時々小雨がちらつきました。
ポンピ沢手前の急降下では背中の荷物に身体がもっていかれそうになり、ひやっとする場面も。
「帰りは下るだけ〜」なんて思っていた甘い考えの自分を反省。
途中何度か雨にあたりましたが、望岳台に着く直前で、大粒の雨が。
山の厳しさに有難く打たれつつ、今回の旅を終えました。

終わってみれば、大満足!だったけれど、今回は反省点が多い山行でした。
いまの自分にあったレベルの計画を組まなくては、と思います。

同じ日にテン泊していた星の紳士や、
2日目にサンダルを拾い颯爽と届けてくれたサンダル紳士(Gacchiiさんありがとう!)
そして何より、いつものろのろの私と共に歩いてくれる紳士に、感謝感謝です。

どうしてこんなに好きなのかわからないけれど、
山で起きるすべてが、やっぱり最後には楽しいに変わる。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1630人

コメント

サンダル紳士(笑)です
お疲れだった様ですね そんな風には見えなかったですが
ナキウサギに会えたのは羨ましいです!
私はかなり縁が無く、緩く10年以上登っていますが2回程しか見たことないです(笑)しかも瞬きしたら居ない…みたいな
また何処かの山で!
お疲れ様でした〜
2014/6/26 22:34
Re: サンダル紳士(笑)です
Gacchiiさんこんばんは。
ナッキーさんはテン場のすぐ近くで会えたみたいですよ。
2日目のベベツ岳でも2匹ほど現れました。瞬きしたら居なくなってましたけど。笑

私はナッキーさん生息地に足を踏み入れたのは昨年からですが、
昨年は運良くニペソツ、白雲岳、黒岳で見ることができました。
おそらく歩くスピードが遅すぎて、警戒されないのかも(^^;
鳴き声がしなくても、意外と近くに「ポェ〜」っと佇んでいたりしました。

またいつかどこかで会えますよう(^_^)ノ
2014/6/27 0:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら