槍ヶ岳(飛騨沢コース)
- GPS
- 13:26
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,184m
- 下り
- 2,187m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 3:43
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:36
天候 | 初日は晴れ、翌日は曇り一時霧雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは、新穂高ロープウェイ(16:55発)、平湯温泉乗換(17:55発/実際には18:00発)、松本バスターミナル(19:23着)、松本駅からあずさ(20:10発)新宿行き。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白出沢出会までの林道が長く、下山時は特に長く感じる。 白出沢出会からしばらく進むとと大小の岩がごろごろあり、浮石もあるため注意。 千丈乗越から飛騨乗越までの道は滑りやすく、下りには特に注意。 |
その他周辺情報 | 新穂高ロープウェイから少し下ったところにある中崎山荘奥飛騨の湯では、日帰り入浴が可能です(大人900円)。露天風呂は源泉かけ流しで、お湯には白い湯の花が含まれています。浴場の中で北アルプスの水が自由に飲めます! https://www.okuhida.or.jp/archives/3311 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 山荘で食事をとることを想定していたが、提供時間が短かったり(槍平小屋では13時半まで)、朝早過ぎたりして食べられなかった。 |
感想
この連休は、槍ヶ岳と大喰岳、中岳、南岳を、槍平小屋でのテント泊をベースに回る計画を立てました。久しぶりのテント泊で何でもかんでもザックに詰めたので、ザックは相当重くなっていました。
新穂高ロープウェイから林道を歩きます。林道だけで400メートル以上高度を稼ぐのでとにかく長いです。穂高平小屋へのショートカットもありましたが、急で滑りやすいようなので、そのまま林道を直進します。穂高平小屋を経て林道を歩き、奥穂高岳登山口を越え、白出沢出会に出て河原を渡ります。ここから登山道らしくなります。
蒲田川の右俣を緩やかに登って行くのですが、道には大小の岩がごろごろ転がっていて、しかも浮石もあるため気を使います。チビ沢を渡り、さらに登って行くと滝谷出会に到着。ここからは滝谷ドームが見えます。木橋を渡り、河原を横断して対岸に渡ります。そこからさらに進んで南沢を渡ると、間もなく槍平小屋に到着。
槍平小屋でテント場を予約すると、翌日は台風が来ているので朝早く槍ヶ岳に登ってピストンがよい、翌日のテント泊はしないほうがいい、南岳周回もしないほうがよい、と言われたため、翌日は槍ヶ岳ピストンに変更し、一泊で下山することに変更しました(穂高岳ロープウエイ発の松本行きに接続するバスの最終は16時55分)。
翌日朝3時半前に起床し、4時過ぎにヘッデンをつけて登山開始。ヘッデンを使ったのは初めてでしたが、結構明るく道を照らしてくれます。しかし、大きな沢を渡るときなどに、対岸のピンクのテープを見つけるのは難しく、沢を直登したりと2度ほど道を間違えました。さらに登って行くと森林限界を超えるあたりで空が白み始め、笠ヶ岳方面が見えてきました。千丈沢を越えて登って行くと、山頂方面は段々ガスが出始めました。飛騨乗越に出ると風が結構強く、槍ヶ岳山荘のテントは風に飛ばされそうになっていました。
槍ヶ岳山荘に着きましたが、槍の穂先はガスで覆われています。待っていると晴れてくるかもしれないと聞きましたが、帰りのバスの時間があるので、ガスが薄くなった頃合いに穂先へ向けて登り始めました。岩稜には指示がはっきり書いてあり、岩も掴めるところが多くて(クライミングとの比較で)、気持ちよく登れました。ただ、梯子や鎖は霧雨で濡れていて滑りやすかったので、鎖は持たないようにし、下りるときには手袋をして梯子を掴みました。
山頂は風が強く、4名ほどしかいませんでした。写真を撮ってしばらく待ちましたが、ガスが晴れる気配はなかったため下りました。とはいえ、昨年行けなかった槍ヶ岳に登れたので嬉しかったです。槍ヶ岳山荘でパンケーキを頂き、下山を開始。下山中に霧雨が強くなり、千丈沢までは滑りやすかったです。よくあることですが、下山中に雨が止んで虹が見え、振り返ると青空が…台風の影響はどこに?
槍平でテントを片付け、1本早いバス(13時40分発だと思っていましたが、実は13時46分発)に乗れるかもしれないと思って、そのまま下山を再開。結構暑く、浮石に気を付けて歩くので、なかなか疲れます。最後の林道が長く、新穂高ロープウェイに到着したのは13時42分頃。13時40分のバスはもう諦めていたところ、通り過ぎたローププウェイ前に止まっていたバスから13時46分発のバスが間もなく発車しますとのアナウンスが。一度坂を上りましたが、行き先が違うのではと勝手に考えてやめ(実はこれが本来のバス)、中崎山荘の温泉に入ることにしました。温泉は気持ちよく、着替えもできたので、これはこれでよかったです。
帰りのバスで、裏銀座コースをそれぞれ回っていた人たちと一緒になり、2人は同じコースで同じ山荘の食堂で対面で食べていたことに初めて気づいたようで、楽しく話をしました。今回は槍ヶ岳からの景色はあまり楽しめなかったですが、表銀座コースなどでまた来たいと思いました。
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