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Yamareco

記録ID: 4718542
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳-蝶ヶ岳(三股-大滝山経由でチャリ周回)

2022年09月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
13:07
距離
48.6km
登り
3,258m
下り
3,270m

コースタイム

日帰り
山行
12:29
休憩
0:38
合計
13:07
0:02
24
0:26
0:26
7
0:33
0:33
53
1:26
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8
1:34
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11
1:45
1:52
91
3:23
3:26
61
4:27
4:33
35
5:08
5:08
4
5:12
5:17
86
6:43
6:46
35
7:21
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10
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7:33
7
7:40
7:40
22
8:02
8:02
4
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8:11
3
8:14
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21
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36
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4
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8
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73
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10:42
53
11:35
11:36
41
12:23
12:23
45
13:09
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
前日のうちに下山口となる三郷スカイライン展望台にチャリデポ。
その後ほりでーゆー四季の郷の横にある須砂渡ゲート前で車中泊。
翌朝0時に須砂渡ゲートから三股に向けて徒歩でアプローチした。
(通常なら三股まで車で入るところだが、下山後にチャリで三股まで登る場合下りの車が多くなることを想定し交通事故リスク回避の観点で下から徒歩とした)
コース状況/
危険箇所等
◆須砂渡ゲート〜三股登山口
・アスファルトメインの林道約9km、標高差550mを徒歩でこなす。
・夜中0時過ぎでも登ってくる車がいるので注意する。

◆三股登山口〜常念岳
・前常念手前のゴーロ帯までは歩きやすい登山道。迷うような場所もない。
・ゴーロ帯は足の踏み場に気をつける。落とし穴は深いので落ちると大けがにつながる可能性がある。

◆常念岳〜蝶ヶ岳
・常念からの下りは少しガレ場&ザレ場なので注意が必要。
・あとはめっちゃ歩きやすい登山道でアップダウンもそれほどでもない。
・この区間はやはり往来する人が多い。

◆蝶ヶ岳〜大滝山
・こちらも迷いようのないしっかりした登山道。
・だがこのルートはかなりマイナーなので会ったのは一人だけ。
・大滝山山頂も無人。だが絶景なのでここはほんとおススメ。

◆大滝山〜三郷スカイライン展望台
・今回のルートの中でもっとも整備されていて歩きやすい区間だった。
・しかしやはりマイナールートなので会ったのは3人のみ。
・冷沢登山口に下りたところの分岐が少々わかりづらい。(3つルートがあるが登るルートを取れば大丈夫)
・冷沢登山口から展望台までは3kmちょいのダートの林道歩きとなる。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
今日は久しぶりに常念〜蝶を周回しよう。大滝山付きで。三股まで入れるのにあえてチャリで周回するため須砂渡ゲートから歩いていく。
2022年09月25日 00:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/25 0:01
今日は久しぶりに常念〜蝶を周回しよう。大滝山付きで。三股まで入れるのにあえてチャリで周回するため須砂渡ゲートから歩いていく。
いきなりの狸君。
2022年09月25日 00:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/25 0:21
いきなりの狸君。
ここが冬季ルートの東尾根取付き。
2022年09月25日 00:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 0:33
ここが冬季ルートの東尾根取付き。
次は狐君。ピンボケ。
2022年09月25日 00:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/25 0:43
次は狐君。ピンボケ。
真夜中なのに結構車が登ってくる。轢かれないように気をつけないと。
2022年09月25日 01:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 1:27
真夜中なのに結構車が登ってくる。轢かれないように気をつけないと。
三股の第一駐車場は既に満車。下の第二駐車場に下っていた。
1
三股の第一駐車場は既に満車。下の第二駐車場に下っていた。
三股のトイレは営業中。
2022年09月25日 01:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 1:35
三股のトイレは営業中。
登山口到着。下から歩いたので2時間弱かかった。
2022年09月25日 01:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 1:45
登山口到着。下から歩いたので2時間弱かかった。
さて登山の部スタート。
2022年09月25日 01:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 1:53
さて登山の部スタート。
7.1km標高差1,500mくらい。頑張ろう。
2022年09月25日 01:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 1:53
7.1km標高差1,500mくらい。頑張ろう。
松本の夜景がきれいだった。
2022年09月25日 03:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 3:53
松本の夜景がきれいだった。
星空もバッチリ。天気はよさそうだ。
2022年09月25日 03:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 3:55
星空もバッチリ。天気はよさそうだ。
前常念のゴーロ帯。歩きづらいが飽きないので嫌いではない。
2022年09月25日 04:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 4:32
前常念のゴーロ帯。歩きづらいが飽きないので嫌いではない。
避難小屋。ここまでくればもうちょい。
2022年09月25日 04:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 4:33
避難小屋。ここまでくればもうちょい。
ピーカンだなぁ。雲海だなぁ。
2022年09月25日 04:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 4:54
ピーカンだなぁ。雲海だなぁ。
常念が見えてきた。また雪の季節に来たい。
2022年09月25日 05:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:04
常念が見えてきた。また雪の季節に来たい。
常念からの槍は一本槍なのでカッコいい。
2022年09月25日 05:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:06
常念からの槍は一本槍なのでカッコいい。
常念乗越との分岐まできた。下から登ってくる登山者が1名見えた。
2022年09月25日 05:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:08
常念乗越との分岐まできた。下から登ってくる登山者が1名見えた。
ピクリ!貸し切り!
2022年09月25日 05:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:15
ピクリ!貸し切り!
富士山と甲斐駒、北岳、仙丈とか。
2022年09月25日 05:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:23
富士山と甲斐駒、北岳、仙丈とか。
こっちは八ヶ岳。
2022年09月25日 05:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:23
こっちは八ヶ岳。
御来光いただきました。
2022年09月25日 05:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:37
御来光いただきました。
モルゲンロート!
2022年09月25日 05:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:40
モルゲンロート!
穂高と涸沢カールも。
2022年09月25日 05:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:40
穂高と涸沢カールも。
いやぁー雲海いいねぇ。
2022年09月25日 05:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:44
いやぁー雲海いいねぇ。
蝶ヶ岳への縦走路。
2022年09月25日 05:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:49
蝶ヶ岳への縦走路。
御嶽山と乗鞍岳
2022年09月25日 05:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 5:49
御嶽山と乗鞍岳
蝶槍と蝶ヶ岳
2022年09月25日 05:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/25 5:56
蝶槍と蝶ヶ岳
こんなところに池あったっけ?いつも雪の時期に歩くから知らなかった。
2022年09月25日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 6:49
こんなところに池あったっけ?いつも雪の時期に歩くから知らなかった。
野口五郎まで見える。
2022年09月25日 07:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
6
9/25 7:09
野口五郎まで見える。
蝶の稜線から振り返って蝶槍と常念
2022年09月25日 07:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
9/25 7:26
蝶の稜線から振り返って蝶槍と常念
いつ来ても素晴らしい縦走路。
2022年09月25日 07:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/25 7:33
いつ来ても素晴らしい縦走路。
上高地方面。霞沢岳と藪漕ぎで苦労させられた六百山。
2022年09月25日 07:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/25 7:43
上高地方面。霞沢岳と藪漕ぎで苦労させられた六百山。
これぞ蝶ヶ岳の景色だね
2022年09月25日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
13
9/25 7:54
これぞ蝶ヶ岳の景色だね
ヒュッテ到着。寄らんかったけど。
2022年09月25日 08:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 8:01
ヒュッテ到着。寄らんかったけど。
登頂!
やっぱりここまで来ると登山者さんも多かった。
2022年09月25日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/25 8:06
登頂!
やっぱりここまで来ると登山者さんも多かった。
ここのテン場もいいよね。最高のロケーションだ。
2022年09月25日 08:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 8:08
ここのテン場もいいよね。最高のロケーションだ。
ヒュッテと常念岳。
2022年09月25日 08:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
9/25 8:09
ヒュッテと常念岳。
普通は三股へ戻るけど今日は大滝山経由で帰るよ
2022年09月25日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 8:14
普通は三股へ戻るけど今日は大滝山経由で帰るよ
一気に人が減って静かな樹林帯歩きに。
2022年09月25日 08:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 8:22
一気に人が減って静かな樹林帯歩きに。
池塘もある。
2022年09月25日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/25 8:36
池塘もある。
日陰には霜が降りていた。
2022年09月25日 08:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/25 8:39
日陰には霜が降りていた。
大滝山からみた蝶ヶ岳。すんばらしいのです。
2022年09月25日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9
9/25 8:50
大滝山からみた蝶ヶ岳。すんばらしいのです。
蝶の稜線越しに眺める槍ヶ岳。
2022年09月25日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8
9/25 8:50
蝶の稜線越しに眺める槍ヶ岳。
誰もいないからセルフも撮りまくり笑
2022年09月25日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
9/25 8:57
誰もいないからセルフも撮りまくり笑
大滝山北峰到着。ここがテン場になっている。
2022年09月25日 09:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/25 9:14
大滝山北峰到着。ここがテン場になっている。
謙虚な山頂標識。
2022年09月25日 09:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 9:15
謙虚な山頂標識。
ほい、槍です。
2022年09月25日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9
9/25 9:16
ほい、槍です。
あとで向かう鍋冠山。この時点では未踏。
2022年09月25日 09:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/25 9:21
あとで向かう鍋冠山。この時点では未踏。
いやぁ素晴らしい稜線。もっと登られていい山だと思っている。
2022年09月25日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/25 9:22
いやぁ素晴らしい稜線。もっと登られていい山だと思っている。
右の鍋冠山へ向かう。初めてのルートなのでドキドキ。
2022年09月25日 09:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
9/25 9:23
右の鍋冠山へ向かう。初めてのルートなのでドキドキ。
ハクサンフウロとモンシロチョウ。夏の名残。
2022年09月25日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/25 9:25
ハクサンフウロとモンシロチョウ。夏の名残。
これまで以上に歩きやすい素晴らしい登山道だった。
2022年09月25日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/25 9:48
これまで以上に歩きやすい素晴らしい登山道だった。
ちゃんと脇の笹薮も刈られている。
2022年09月25日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 9:53
ちゃんと脇の笹薮も刈られている。
鍋冠山初登頂!
2022年09月25日 10:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 10:37
鍋冠山初登頂!
登山口まで降りてきた。けどこの先もまだ林道歩きが残っている。
2022年09月25日 11:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 11:33
登山口まで降りてきた。けどこの先もまだ林道歩きが残っている。
林道なんだけど車は走れないね。
2022年09月25日 11:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 11:37
林道なんだけど車は走れないね。
こんな石も落ちてるし。
2022年09月25日 11:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/25 11:51
こんな石も落ちてるし。
そもそもゲートのカギがかかってるし。
2022年09月25日 12:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/25 12:04
そもそもゲートのカギがかかってるし。
ようやく舗装路まで来た。
2022年09月25日 12:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 12:14
ようやく舗装路まで来た。
チャリは無事。お楽しみダウンヒル。
2022年09月25日 12:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/25 12:15
チャリは無事。お楽しみダウンヒル。
ここから松本の見晴らしが素晴らしくてカメラマンがこぞって景色を撮影していた。
2022年09月25日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/25 12:17
ここから松本の見晴らしが素晴らしくてカメラマンがこぞって景色を撮影していた。
展望台もある。ここで夜景みたら素晴らしいだろうな。デートにどうぞ。
2022年09月25日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/25 12:17
展望台もある。ここで夜景みたら素晴らしいだろうな。デートにどうぞ。
1時間ほどチャリを漕いで須砂渡ゲートに帰還。
おつかれさまでした!
2022年09月25日 13:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/25 13:09
1時間ほどチャリを漕いで須砂渡ゲートに帰還。
おつかれさまでした!

感想

シルバーウィーク後半の三連休も台風襲来。どうなってんの?
けど最終日の日曜日はよさそう、ということで日帰りでお手軽北アルプスに出かけることにした。
そだなー久しぶりに常念と蝶ヶ岳でも周回してみようか。普通の周回なら三股起点でグルっと、ということになるのだが、そういえば大滝山から三郷村につながるルートは未踏だったのでチャリを使って少しビッグに周回することにした。

前日のうちに下山口となる三郷スカイライン展望台にチャリデポ。
普通はその後車で三股登山口まで向かうのだが今回はかなり下の須砂渡ゲートから徒歩でスタートすることにした。
理由は下山後のチャリだ。
連休最終日でかなりの車が三股に押し寄せるに違いない、そうなると午後の下山タイムにチャリや車で登っていくと狭い林道のすれ違いがかなり面倒。
だったら時間はかかるが須砂渡ゲートから三股まで歩いてしまおうということになった。どうせ歩いても2時間もかからないはず。
ということで0時にゲートを徒歩でスタート。真夜中なのに車がどんどん登ってきて驚いた。さすが連休。そして徒歩作戦は多分成功だ。

駐車場の車はやはり多かった。上の第一駐車場は既に満杯。
第二駐車場もそれなりに車は多かった。
まだ2時前だったので車中泊している人が多そうだったがお先に常念に向けてスタート。自分が先頭かと思ったが登っていくと先行者が2名もいて驚いた。

しかし天気がいい。松本も夜景も星空もバッチリ。こんな快晴の日は自分にとっては奇跡だ。台風一過最高。贅沢を言うともうちょっと雲は欲しいけど。
前常念のゴーロ帯で写真撮影。少し寒くなってきたのでカッパを羽織って山頂を目指した。
ちょうど山頂手前で白み始めて常念と槍のシルエットがはっきり見えてきた。
振り返ると雲海とオレンジ色に染まった地平線…すんばらしい。
常念岳の山頂には既に誰か待ってるかな?と思っていたがまさかの無人、一番乗りだった。
ここから蝶ヶ岳の稜線歩きならどこからでも槍穂が眺められるので敢えて山頂で待たずに歩き始める。
そのうち雲海の上からまばゆい太陽が昇り槍と穂高連峰をオレンジ色に染め上げた。久しぶりのモルゲンロート。
いつ来てもこの稜線はいい。冬の方がもっといいけど。

蝶ヶ岳に近づくにつれてスライドする登山者も増えてきた。きっとヒュッテに前泊していた方々だろう。
蝶ヶ岳の山頂も多くの人で賑わっていた。
さてここからマイナールートに突入。大滝山へ向かう。
大滝山は以前テン泊して徳本峠に抜けたことがあったが、今回は三郷村へつながるルートへ降りてみる。
未踏ルートはワクワクドキドキ感がいい。
狙い通りめっちゃ人が少ない。大滝山も貸し切り。稜線も貸し切り。みなさんテントするならここですよ。
驚いたのは鍋冠山へ向かう登山道が芸術的な整備具合だったこと。まるでウッドチップを敷き詰めたようなフカフカな登山道で幅も広く傾斜もなだらか。
こんな歩きやすい登山道は滅多にお目にかかれない。ちょっと距離が長いのが辛いが贅沢は言っていられない。
三股から蝶ヶ岳を目指すなら三郷村から大滝山でいいのでは?と思ったほどだ。

下山後はデポしておいたチャリで須砂渡ゲートまで1時間ほど漕いで帰還。
真夏じゃなかったので登り返しもそれほど暑くなくて助かった。

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コメント

バイクなら坂も楽々です❗
2022/9/26 20:31
そうですね。
人力にこだわらずオートバイを載せられる車をお持ちの方ならそちらの方が断然便利だと思います!
2022/9/26 21:51
初コメします

スカイラインから大滝山まではほんとよく整備されてますよね
ガシガシ進めるいい道です
しかも無駄立派なトイレありますしw

大滝山荘は穴場ですね!
2022/9/28 12:46
oyamasuki_yさん、はじめまして。
大滝山〜スカイラインの登山道は今回初めて歩きましたがその整備っぷりにはある種の感動を覚えました。
ただ歩かれているだけならカチカチに踏み固められたり根っこが露出したりして逆に歩きづらかったりしますがこの道は障害物もなくフカフカで膝にも優しい素晴らしい道でした。
静かで雰囲気も良いので混みそうなときはこのルートから蝶ヶ岳へ抜けるのも全然ありですね。
2022/9/28 20:06
プロフィール画像
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