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記録ID: 4741999
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

【北アルプス】新穂高から奥穂高岳、北穂高岳をピストン

2022年10月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
15:13
距離
26.4km
登り
3,126m
下り
3,124m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:27
休憩
1:44
合計
15:11
3:35
22
4:21
4:21
24
4:45
4:45
29
5:14
5:14
40
5:54
5:58
10
6:08
6:14
16
6:30
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102
8:12
8:26
39
9:05
9:17
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9:56
9:57
14
10:11
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63
11:33
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12:06
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1
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12:23
2
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17
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12:48
59
13:47
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15
14:02
14:13
79
15:32
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24
15:57
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12
16:11
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50
17:01
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31
17:32
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17:54
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12
18:06
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5
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3
18:42
18:42
4
18:46
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鍋平駐車場。夜10時頃で深山荘前はすでに満車、鍋平は8割程埋まっていた。
コース状況/
危険箇所等
※以下感想です。記憶違いがあると思うので参考程度で。

・重太郎橋から荷継沢の手前の樹林帯に入るまでは、梯子、断崖雪壁のヘツリ、鎖場、ガレ・ザレ場などが連続し、沢への滑落、転落リスクが高く気を抜くことは出来ない。この辺りは登りと下りで同じぐらい時間がかかった。沢が増水している場合は重太郎橋が渡れても、その先の沢が渡渉不可の場合があるらしい。

・荷継沢から穂高岳山荘までは本格的な大岩のガレ場になるが、序盤では明確な道が分かりにくい。たまにテープやペンキマークを見つけるが、だからといって明瞭な道が続いているわけではなかったりする。歩きやすい場所を探しながら進むしかないが、浮石だらけなので注意が必要。
 下りの時に分かったことを参考に書くと、ちょうど標高2500mところで左側(右岸)の岩壁に白丸が現れる。近づいていくと黄ペンキで「ファイト」の岩を発見。そこからは注意深くペンキマークを伝って上部へ登る。道は上へ行けば行くほどわかりやすくなり、しっかりとした九十九折状の石の道になる。下りでは印を見つけるのが登りよりはるかに簡単で、山荘から「ファイト」までほぼ迷うことなく歩けた。ただし、谷の下部ではやはり道を見失い、ガレガレの場所を進むことを余儀なくされた。

・穂高岳山荘から奥穂高岳
序盤に梯子が連続するが、当然一方通行なので人が多い時は通過待ちでかなり時間がかかる。この辺りは石も多いので落石に注意する。山頂では写真撮影待ちの列ができている場合が多い。

・涸沢岳から北穂高岳
穂高岳山荘から北穂高岳を往復するのは今回で2度目である。梯子や鎖場が連続し危険地帯ではあるが、個人的な感想では、慌てず慎重に手足の位置を選んで進めばそれほど怖い、難しいという感じではなかった。むしろ何気ない場所で足を滑らせて滑落などしないようにしたい。
鍋平からバスターミナルに降りてきた。
2022年10月01日 04:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 4:02
鍋平からバスターミナルに降りてきた。
白出(しらだし)沢出会い。毎年荒れて整備が必要な区間。
2022年10月01日 05:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 5:14
白出(しらだし)沢出会い。毎年荒れて整備が必要な区間。
重太郎橋までは比較的歩きやすい緩やかな傾斜の歩きやすい道。
2022年10月01日 05:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 5:36
重太郎橋までは比較的歩きやすい緩やかな傾斜の歩きやすい道。
真新しくみえるガレ場をいくつか通過。
2022年10月01日 05:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 5:52
真新しくみえるガレ場をいくつか通過。
重太郎橋。ここまで二時間弱。
2022年10月01日 05:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 5:54
重太郎橋。ここまで二時間弱。
重太郎橋からハシゴ、鎖場が続く。整備はしっかりなされている。
2022年10月01日 06:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 6:06
重太郎橋からハシゴ、鎖場が続く。整備はしっかりなされている。
二つ目の沢を渡渉し、ザレ場を少し上がって岩壁を鎖で登る。これはを見下ろしたところ。
2022年10月01日 06:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 6:14
二つ目の沢を渡渉し、ザレ場を少し上がって岩壁を鎖で登る。これはを見下ろしたところ。
荷継沢(小屋跡)。ここで奥穂ピストンの登山者の方に追いつく。
2022年10月01日 06:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 6:30
荷継沢(小屋跡)。ここで奥穂ピストンの登山者の方に追いつく。
はじめは草が生えた地帯を通過する。
2022年10月01日 06:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 6:39
はじめは草が生えた地帯を通過する。
徐々に道が分からなくなる。時折このようなテープが現れるが少ない。
2022年10月01日 06:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 6:51
徐々に道が分からなくなる。時折このようなテープが現れるが少ない。
なんども道を見失い、修正を繰り返して登っていく。
2022年10月01日 06:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 6:59
なんども道を見失い、修正を繰り返して登っていく。
左側の岩壁に白丸の目印。ただし、他の岩にもマークがあり、正解は一つではなさそう。下りでは山荘から目印を忠実にたどるとこのマル印にたどり着いたのだが。
2022年10月01日 07:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 7:05
左側の岩壁に白丸の目印。ただし、他の岩にもマークがあり、正解は一つではなさそう。下りでは山荘から目印を忠実にたどるとこのマル印にたどり着いたのだが。
「1.30分 スベル アビナイヨ」これを見つけると安心。ただしこの先少しわかりにくくなった。
2022年10月01日 07:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 7:20
「1.30分 スベル アビナイヨ」これを見つけると安心。ただしこの先少しわかりにくくなった。
穂高岳山荘(白出のコル)まであと少し。終盤はマークも分かりやすく、足場もよくなって歩きやすくなる。もっとサクサクと登っていきたいところだが、脚が重くそうはさせてくれない。
2022年10月01日 07:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 7:57
穂高岳山荘(白出のコル)まであと少し。終盤はマークも分かりやすく、足場もよくなって歩きやすくなる。もっとサクサクと登っていきたいところだが、脚が重くそうはさせてくれない。
穂高岳山荘到着。バスターミナルから4時間ちょい。そう考えると意外と近い。奥穂へ向かう登山者の姿が見える。
2022年10月01日 08:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 8:11
穂高岳山荘到着。バスターミナルから4時間ちょい。そう考えると意外と近い。奥穂へ向かう登山者の姿が見える。
少しエネルギー補給してさあ行きますか。
2022年10月01日 08:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 8:13
少しエネルギー補給してさあ行きますか。
少し上って槍ヶ岳方面。北穂高岳までの岩稜が良く見える。こうしてみるとかなり近く感じる。
2022年10月01日 08:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 8:38
少し上って槍ヶ岳方面。北穂高岳までの岩稜が良く見える。こうしてみるとかなり近く感じる。
穂高岳山頂。写真の列は3人程度だったが、撮らずに奥の広場へで休憩。
2022年10月01日 08:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/1 8:57
穂高岳山頂。写真の列は3人程度だったが、撮らずに奥の広場へで休憩。
南方の眺め。上高地の谷、霞沢岳、焼岳、乗鞍岳、遠くに御嶽。
2022年10月01日 08:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/1 8:59
南方の眺め。上高地の谷、霞沢岳、焼岳、乗鞍岳、遠くに御嶽。
そしてジャンダルム。できるだけ早いうちにチャレンジしたい。
2022年10月01日 09:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 9:00
そしてジャンダルム。できるだけ早いうちにチャレンジしたい。
前穂高岳、遠くには富士山。このまま前穂を登って岳沢へ下山。西穂高山荘に登り返して鍋平へ戻るのもありと考えていた。
2022年10月01日 09:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/1 9:01
前穂高岳、遠くには富士山。このまま前穂を登って岳沢へ下山。西穂高山荘に登り返して鍋平へ戻るのもありと考えていた。
北方面の眺め。遠くは立山、白馬連峰も見える。
2022年10月01日 09:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/1 9:12
北方面の眺め。遠くは立山、白馬連峰も見える。
結局戻る。この時点で想定より脚に疲労が蓄積。休憩中に左内太ももの筋肉が痙攣。だがまだ時間も早く、とりあえず北穂へ向かい、そこから先はついてから考える。
2022年10月01日 09:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 9:57
結局戻る。この時点で想定より脚に疲労が蓄積。休憩中に左内太ももの筋肉が痙攣。だがまだ時間も早く、とりあえず北穂へ向かい、そこから先はついてから考える。
涸沢岳。眺めの良い場所だが山頂が断崖絶壁でけっこう危ない。
2022年10月01日 10:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 10:13
涸沢岳。眺めの良い場所だが山頂が断崖絶壁でけっこう危ない。
ここから眺めると北穂がさらに近く感じられる。北穂まで一旦かなり下っている。
2022年10月01日 10:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 10:14
ここから眺めると北穂がさらに近く感じられる。北穂まで一旦かなり下っている。
一方、奥穂方面。こちらも圧巻。
2022年10月01日 10:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
10/1 10:15
一方、奥穂方面。こちらも圧巻。
涸沢岳からの下りが難所だという声が聞こえてきた。
2022年10月01日 10:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 10:22
涸沢岳からの下りが難所だという声が聞こえてきた。
右側が北穂山頂。左側は滝谷ドームというやつか。
2022年10月01日 10:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 10:45
右側が北穂山頂。左側は滝谷ドームというやつか。
最低コル。奥は前穂の岩稜。
2022年10月01日 11:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:00
最低コル。奥は前穂の岩稜。
右俣の谷がよくわかる。槍平小屋も見えた。
2022年10月01日 11:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:08
右俣の谷がよくわかる。槍平小屋も見えた。
奥壁バンド。そんなに危険な感じはなかったが、それだけに油断しやすい。
2022年10月01日 11:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 11:09
奥壁バンド。そんなに危険な感じはなかったが、それだけに油断しやすい。
振り返って涸沢岳。奥に奥穂。
2022年10月01日 11:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 11:12
振り返って涸沢岳。奥に奥穂。
2022年10月01日 11:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:20
長い鎖場、鉄の杭もある。
2022年10月01日 11:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:31
長い鎖場、鉄の杭もある。
振り返って滝谷ドームか。クライミング中のパーティがいて、下でもたついている人にしきりに激を飛ばす声がこだましていた。ちなみにこの岩峰は巻く。
2022年10月01日 11:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:41
振り返って滝谷ドームか。クライミング中のパーティがいて、下でもたついている人にしきりに激を飛ばす声がこだましていた。ちなみにこの岩峰は巻く。
最期の登り。
2022年10月01日 11:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:53
最期の登り。
北穂高岳山頂。前回はここで高山病になり、ふらふらになりながら穂高岳山荘に引き返した。今回はそれほどではないが、頭痛が出始めていた。
2022年10月01日 11:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/1 11:59
北穂高岳山頂。前回はここで高山病になり、ふらふらになりながら穂高岳山荘に引き返した。今回はそれほどではないが、頭痛が出始めていた。
槍ヶ岳と大キレットを望む。あわよくば大キレットを越え南岳までと期待していたが、この迫力に気おされてしまい今回もまた引き返すことに。来年はもっと鍛えて日帰り槍穂縦走したい。
2022年10月01日 12:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 12:02
槍ヶ岳と大キレットを望む。あわよくば大キレットを越え南岳までと期待していたが、この迫力に気おされてしまい今回もまた引き返すことに。来年はもっと鍛えて日帰り槍穂縦走したい。
北穂高小屋。売店が外にある。
2022年10月01日 12:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 12:17
北穂高小屋。売店が外にある。
くつろぐ登山客。ゆっくりしていきたい気持ちもあるが、頭痛が増してきている気がして早めに引き返す。
2022年10月01日 12:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 12:17
くつろぐ登山客。ゆっくりしていきたい気持ちもあるが、頭痛が増してきている気がして早めに引き返す。
最低コルから涸沢岳を見上げる。大荷物の縦走登山者の人もいて大変そうだった。
2022年10月01日 13:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 13:06
最低コルから涸沢岳を見上げる。大荷物の縦走登山者の人もいて大変そうだった。
すれ違いでの待ち時間は往路と比べるとぐっと減った。
2022年10月01日 13:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 13:19
すれ違いでの待ち時間は往路と比べるとぐっと減った。
2022年10月01日 13:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 13:21
西側からガスが沸きあがってきた。
2022年10月01日 13:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 13:55
西側からガスが沸きあがってきた。
テンバにはテントの花が咲いていた。ほぼ張る場所はないようだった。あとは下るのみだが頭痛が悪化。頭痛薬を飲む。
2022年10月01日 14:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 14:00
テンバにはテントの花が咲いていた。ほぼ張る場所はないようだった。あとは下るのみだが頭痛が悪化。頭痛薬を飲む。
ガスが濃くなり、異世界へ吸い込まれるように下っていく。下りでは岩の状態が分かりやすく、上面につけられたマークが見やすいので、登りより確実にルートをたどることができる。
2022年10月01日 14:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 14:23
ガスが濃くなり、異世界へ吸い込まれるように下っていく。下りでは岩の状態が分かりやすく、上面につけられたマークが見やすいので、登りより確実にルートをたどることができる。
無音で気味が悪い。
2022年10月01日 14:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 14:49
無音で気味が悪い。
例の白丸に到達。ここまでほとんど迷うことなし。
2022年10月01日 15:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 15:01
例の白丸に到達。ここまでほとんど迷うことなし。
この先はどうだったか。確かこのまま山沿いに下ったが、ザレていて歩きにくく、最終的には道がなくなったはず。
2022年10月01日 15:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 15:03
この先はどうだったか。確かこのまま山沿いに下ったが、ザレていて歩きにくく、最終的には道がなくなったはず。
ガスが晴れだす。
2022年10月01日 15:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 15:31
ガスが晴れだす。
沢の渡渉。増水すると厳しい。
2022年10月01日 15:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 15:55
沢の渡渉。増水すると厳しい。
重太郎橋。あってよかった。コルからここまでちょうど二時間。
2022年10月01日 16:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 16:12
重太郎橋。あってよかった。コルからここまでちょうど二時間。
穂高平小屋。ここから近道を選択。はじめはよいが、最後は石ゴロゴロの急斜面となる。登りでは使いたくない。
2022年10月01日 17:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 17:32
穂高平小屋。ここから近道を選択。はじめはよいが、最後は石ゴロゴロの急斜面となる。登りでは使いたくない。
バスターミナル。鍋平までの登りは意外とサクサクと脚が動いて驚く。よくあることだが。
2022年10月01日 18:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 18:09
バスターミナル。鍋平までの登りは意外とサクサクと脚が動いて驚く。よくあることだが。

感想

 体力不足は明らかだったが、あわよくば槍穂の縦走を狙おうと新穂高に来た。今年歩きたかった場所が大キレットだったので、槍まではさすがに無理でも大キレットを経由し南岳までならなんとか行けるかもしれないと思っていた。歩き始めるとはやり脚はそれ程軽くはなかった。奥穂ピストン終了まででかなり脚を使い切った感覚があり、大キレットに突っ込む余力はなさそうだった。奥穂からの眺めがすばらしく、満足してしまったというのもある。しかし、まだ時間も早かったのでとにかく北穂までがんばり、そこで判断すると決断し進んだ。北穂からの大キレットの眺めは想像以上の迫力だった。一目見てこれは厳しいと即断。5年前と同様ここで引き返すことに。来年は万全の準備をして必ず槍穂縦走するぞと誓い、穂高岳山荘に戻った。下山中頭痛が悪化し、引き返して正解だった。課題の多い山行となったが、来年の新たな目標ができてよかったと思う。それにしても頭痛と脚の痙攣癖をなんとかしないとな。

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