谷川主脈縦走（西黒尾根→平標山）
its_yuko
体力度について
- GPS
- 28:01
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,464m
- 下り
- 2,258m
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- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:37
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:23
| 天候 | 晴れずっと晴れ（大障子避難小屋のコルのみ夜風強い） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
｜（13） 0553東京 0608（JR新幹線とき301号・新潟行） ｜ 0657高崎 0711（JR上越線・水上行） ｜（1’07） 0817水上 水上駅（バス3番乗り場）谷川岳ロープウェイ駅行 08:30発 (20分) 08:50着 関越交通 水上線（次は30分後） ●混んでいて次のバス30分待ってと言われたが立って乗った （円/IC使える） 【復路】平標登山口バス停（平日）38分 南越後観光バス ｜1300 【1420】これに乗れた 1640 1825 1942 越後湯沢行き（660円/IC使えず） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・頭と名の付くピーク前後はすべてトンガった痩せ尾根で、処理に気を使った。落ちたらアウト。 ・水場への降り口は笹が払われていて広くなっておりわかりやすい。 ・何かのブログで「水場と反対の斜面で用を足そう」と書いてあったが、ムリ。斜面が急で笹だらけ。風が強いと遠くにも行けず小屋の近くで済ます事になるが、せめてティッシュだけは持ち帰って欲しい。 ・女子には厳しいトイレ環境だ。稜線上は隠れる場所がほぼ見当たらない。 ・水は汲みに行かずに肩の小屋で500cc2本購入。 1日目は1300cc＋500cc /消費1000cc 2日目は1200cc＋500cc＋300cc /消費1500cc（残500cc？） ・谷川岳（両耳）はスルーした |
| その他周辺情報 | 日帰り温泉 ●越後湯沢駅内にあるぽんしゅ館の風呂。800円で大小タオル付き。 化粧水乳液もあり |
写真
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さくっと簡単に書いて提出
でもココで泊まるにはちと時間が早すぎる
万太郎はあっち→と書いてありまだかーとなる
笹に覆われていて見ずらい道もある
今回ストックは1本
個人的には充分岩場も出てくるし
テントも数張り行けそう
何より風が弱い
国土地理院の地図より稜線の先にあった（私のGPSでは）
松手山へ肩の家を通った方がラクだったのかも。。
松手山からの眺めが良かった記憶があったのでこちらをチョイスしたが、もう景色はお腹いっぱいでした
肩の家を通った方がラクだったのかも。。
松手山からの眺めが良かった記憶があったのでこちらをチョイスしたが、もう景色はお腹いっぱいでした
一般道標だからタイム稼げると思ったけど脚ぼろっぼろで標準タイムギリギリ状態
装備
| 個人装備 |
テント
テントマット
銀マット
ペグ
テント用タオル
シュラフ(1)
シュラフカバー(1)
ザックカバー(1)
ランタンLED
ストーブ
ガスカートリッジ(1)
コッヘル（鍋）
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
プラティパス2lヘッドランプ
予備電池
バッテリー
1/25000地形図
コンパス
笛
ライター
カトラリー
飲料（もしくは水筒）
ティッシュ（トイレットペーパー）
バンダナ（手ぬぐい・怪我用）
バンドエイド
タオル
食器
シェラカップ
水筒
時計
日焼け止め
非常食
行動食
携帯電話
レインウエア
防寒着（薄手のダウン）
帽子
ネックゲイター
水
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
計画書
保険証
入浴道具
マスク予備
|
|---|---|
| 備考 | 着ていったもの持って行ったもの ・finetrackショートパンツ・中厚タイツ・ジオラインロングスリーブアンダー・ハーフスリーブT・patagoniaフーディニ・ナノエアフーディ・R2ベスト・ダウンパンツ（シュラフカバー無し） ・ペグを忘れないように！ ・シューズがイマイチ。トレランシューズに替えようかな・・ |
感想
越後方面の紅葉は10月初旬が見事だ。
昨年は巻機山（米子沢）で堪能したので、今年は主稜線に行きたいと考えていた。
ロングトレイル途中には営業小屋は無くトイレも無い。ソロ女子にはハードルが高いトレイルなのだ（結果途中女子にはひっとりも会わなんだ！）
スタートは西黒尾根。ロープーウェイを使えば身体もラクだ。気もラクだ。敢えて苦労を選んだのだが、足が持つのか不安だった。
肩の小屋で水を2本とビールを調達し（汲みには行かない）、一般登山者がわーきゃーとピース写真撮影しているそのバックの稜線へと歩み出る・・はずだったがなかなか勇気が出ない。本当に自分に踏破できるのか？避難小屋は？風は？逡巡する。
そこへファーストペンギン！ひとり歩み出た！
これで行かない理由がなくなった。よしいくか・・
最初のオジカ沢のカシラもトンガっていて鎖があった。今後全てのカシラの前後はこんな調子で処理に気を使う。しかし以後鎖は皆無。
最初のオジカ避難小屋を見学後、ルートは2つに分かれる。ここで少し迷う。追い越したファーストペンギンがそっちで間違いないです！と後ろからサポートしてくれた。南に伸びる尾根は俎��(まないたぐら)川棚ノ頭への道（藪漕ぎ）らしい。私は西へ。その後はほぼ下り基調で予定通り15:30頃大障子避難小屋着。ホッとする。
主のような男性が、ハイあなたはこっちと割り振ってくれる。風は強い。おそらく7.8mは吹いていたと思う。小屋の裏にテントを張ろうとしたが、おやめなさいと止められた。おやめなさいコールを押切りひとりはツェルト、ひとりは先に行くと減り、結果5人でシェア。
初めての避難小屋泊はそこそこ快適で人間模様も面白かった。5人で山の話をしてから18:00就寝。夜中にゴーゴーと風は強まりおそらく10mは越えていたと思われる。ツエルトは無事？それより明日行動できるのか。でもここで待っても誰も助けに来てはくれない。0400に起きて外に出るとツェルトの人はすでに居なかった。強風の中闇夜の稜線を歩いて行ったのだろうか。
朝ごはんを5人が済ませ、わたしは3番目に出発（05：05）。ヘッデンは不要だ。風が強く寒いのでレインウェアを着る。途中で脱ぐ時間は勿体ないが致し方ない。途中大障子の頭への道で夜が明けた。素晴らしい眺めだ。遠く富士山も見える。ずっとずうっとこの景色が続く稜線雲上散歩だ。
ゆっくり休めたので西黒尾根の疲れは和らいでおり、万太郎の登り返しもそう辛くはなかった。万太郎からの下りで見えていた尾根が進行方向と思っていたがこれが間違い。頭が？となるがコンパスと地図とGPSで修正。
越路非難小屋はこじんまりしていて風も弱くテントスペースも広く、次回はここだな、と思った（もう行かないけど笑）。毛渡乗越手前で4番目に出発した男子に追い抜かれた。早い。彼は私の2倍程の荷物を担いでいる。エビス大黒の頭への登り返しは覚悟していたのでハーハー言いながらもこんなもんかと過ぎた。そして稜線散歩もある意味単調でお腹いっぱいになってきた（贅沢）・・・
仙ノ倉山からの登山者に数名出会ったがその中のひとりが愉快な方だった。大障子小屋に以前自分が使って助かったというテント（どう見てもポップアップ？）をデリバリーするという。ザックの後ろに括り付けて「亀仙人みたいでしょ」とニコニコ嬉しそう。こういう人たちに支えられて非難小屋が維持されているのかと少し心があったかくなった。
あとは仙ノ倉山の登りのみだが、知らぬ間に疲弊していたのかこの登りが辛かった。。広い頂上に出た瞬間ザックを投出し、ああああ終わった〜！と呟いた。
一般登山者がわーきゃーとピース写真を撮っている。足を滑らせたら滑落？脚が上がらなくなったら疲労遭難？のような任侠な世界が一瞬にしてキラキラのランドネの世界へ。あの細い稜線の旅は夢だったのか？とふと思った。
仙ノ倉山から平標山までのあのなだらかな階段が辛い。そして平標山から松手山、登山口まで脚がもつれて滑る押さえが効かない足が痛い。アスファルトの地面を踏んだ時は感激した。
14:20のバスで越後湯沢駅へ。ぽんしゅ館温泉の酒風呂でサッパリと汗を流しご褒美と言い訳しのへぎ蕎麦とビール。フツーが幸せなんだと感じられるのもあのトンガった細い稜線を歩き通したからこそ、かな。
稜線で出会った人
・避難小屋5人ツェルトの1人先に行った1人
・追い越されたのはおそらくランの人2人？
・平標からのすれ違いは確か4.5人
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