快晴の伊藤新道【高瀬ダムIN 新穂高OUT】
- GPS
- 20:53
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 2,545m
- 下り
- 2,765m
コースタイム
- 山行
- 2:23
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:33
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 2:51
- 合計
- 12:56
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:51
天候 | 1,2日目:晴れ 3日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰り 新穂高12:55発バス→平湯温泉14:55発バス→松本駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
秋の水量の少ない時期でしたが、最大の難所はガンダム岩で腰まで浸かります。 |
写真
感想
念願の伊藤新道へ。
伊藤新道は近年開通を予定しており、そうなる前に一度このクラシックルートを通ってみたかった。沢登り未経験、単独行の為入念に下調べをしてこの日を迎えました。
初日:高瀬ダム〜晴嵐荘〜噴湯丘
天気の良い爽やかな秋のハイキング。噴湯丘と周辺の温泉は写真で見るよりずっと素晴らしかった。川の音、冷たさ、温かさ、硫黄の匂いと五感で感じる湯俣はまた遊びに行きたいです。晴嵐荘の温泉も最高。24時間何回でも入り放題。
2日目:晴嵐荘〜伊藤新道〜三俣山荘〜鷲羽岳
本番の日。日の出の時刻とともに出発。昨日見に行った噴湯丘を通過しその先の奥へ。渡渉、ヘツリ、高巻きとクリアしながらアドベンチャー感覚で進んでいくのが楽しい。ただ水が冷たい、渓谷だから中々日が差さず寒いのでなるべく休憩しないように進んでいく。
順調に進むと、難所の一つガンダム岩へ。ここが深かったら撤退しようと決めていた。でもあれ、岩の下にロープが張ってあった、おそらく最近つけてくれたのだろうか、水が深ければあまり意味もない気がするが精神的に大分ラクに通過出来た。
この後も数か所渡渉を繰り返す。
そしていよいよ最大の難所、第三吊橋跡へ。有名な「引き返す勇気を」のペンキを発見。でもあれ、何か人がいっぱいいる、、、どうやら新吊橋の設営にTVの取材が入ってるらしい。渡ろうとする前に対岸からカメラ回してやってきた、自分が渡ろうとするとカメラマンがもっかい戻って「撮って良いですか」と。緊張感ゼロ、渡渉ポイントと水の深さも丸分かり。こうしてあっけなく今年最大のチャレンジは幕を閉じました。。
一気に緊張感がなくなり、このまま赤沢出会いへ。ここで沢靴を脱ぎ登山靴へ。無事沢登りの区間を突破できて安堵しました。
赤沢から展望台までは激急登。2日目の中盤でようやく登山らしくなってきた。息が切れるがガンガン進む。展望台まで来た。ここから見える槍と硫黄尾根の景色を是非見てみたかった、感動ー。
残りは緩やかな登りで遂に伊藤新道踏破!三俣でテントを張り鷲羽岳へ登頂。夕暮れ時にちょうどガスってしまいアーベンロートはお預け。でも全然満足
3日目:三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六岳〜新穂高
帰りはバスなので高瀬ダムへ戻らず新穂高方面へ。三俣蓮華岳からご来光を。雲が多かった分美しく空が焼けました。もうこれだけで今日は満足♪ この後は終日曇りだったけど、下りる分にはちょうど良い天気でした。
天気にも恵まれて念願の伊藤新道を歩くことができて素晴らしい山行となりました。今年一番楽しかったかな。この道を開拓した先人には本当に尊敬の念を抱きます。現在一生懸命道の修復に取り組んでいる方々に感謝しながら、開通後は再びここを歩きたいと思います。
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