ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4752834
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

快晴の伊藤新道【高瀬ダムIN 新穂高OUT】

2022年10月01日(土) 〜 2022年10月03日(月)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
20:53
距離
42.3km
登り
2,545m
下り
2,765m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:23
休憩
0:10
合計
2:33
8:51
45
スタート地点
9:53
10:03
25
10:28
10:28
51
11:19
11:19
5
2日目
山行
10:05
休憩
2:51
合計
12:56
5:54
5:54
23
6:17
6:21
24
6:45
6:53
43
7:36
7:37
44
8:21
8:27
44
9:11
9:11
141
11:32
11:32
150
14:02
15:50
75
17:05
17:49
42
18:31
3日目
山行
6:37
休憩
1:14
合計
7:51
4:20
44
宿泊地
5:04
5:04
15
5:19
5:54
26
6:20
6:20
26
6:46
6:46
24
7:10
7:28
37
8:05
8:05
2
8:07
8:07
18
8:25
8:26
2
8:28
8:28
21
8:49
8:49
9
8:58
8:58
10
9:08
9:11
23
9:34
9:44
2
9:46
9:46
21
10:07
10:08
13
10:21
10:22
9
10:31
10:31
8
10:39
10:40
25
11:05
11:05
18
11:23
11:23
9
11:32
11:33
9
11:42
11:42
11
11:53
11:53
11
天候 1,2日目:晴れ
3日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
行き 七倉まで車。高瀬ダムまでタクシー
帰り 新穂高12:55発バス→平湯温泉14:55発バス→松本駅
コース状況/
危険箇所等
秋の水量の少ない時期でしたが、最大の難所はガンダム岩で腰まで浸かります。
高瀬ダム。ここからスタートです
高瀬ダム。ここからスタートです
2時間半ほどで晴嵐荘
2時間半ほどで晴嵐荘
今日は噴湯丘まで遊びに行きます
今日は噴湯丘まで遊びに行きます
おおーここが伊藤新道の入り口。硫黄の匂いがすごい
おおーここが伊藤新道の入り口。硫黄の匂いがすごい
湧いてます
天然の温泉や〜
これが天然記念物の噴湯丘か、中々の大きさ。
2022年10月01日 13:02撮影 by  X-S10, FUJIFILM
1
10/1 13:02
これが天然記念物の噴湯丘か、中々の大きさ。
魚も住まない苔も生えない硫黄成分を含んだ川
1
魚も住まない苔も生えない硫黄成分を含んだ川
翌朝。快晴。今日が本番です
翌朝。快晴。今日が本番です
ここから槍ヶ岳を目指す人マジですごい
1
ここから槍ヶ岳を目指す人マジですごい
昨日進んだ所より更に進むともう一つ噴湯丘が
昨日進んだ所より更に進むともう一つ噴湯丘が
ここは高巻き
新第一吊橋があった
新第一吊橋があった
有難く使わせてもらいます
1
有難く使わせてもらいます
難所の一つ、ガンダム岩まで来ました
難所の一つ、ガンダム岩まで来ました
ロープが張ってあった!ここは腰まで浸かります
ロープが張ってあった!ここは腰まで浸かります
旧第一吊橋の跡?
旧第一吊橋の跡?
ようやく渓谷に日が差してきました。さみい
ようやく渓谷に日が差してきました。さみい
ついに来た。ここが最大の難所、第三吊橋跡。「引き返す勇気を」のペンキ文字。いよいよ。
1
ついに来た。ここが最大の難所、第三吊橋跡。「引き返す勇気を」のペンキ文字。いよいよ。
と思ったら、あれれ?人がいっぱいいる。
1
と思ったら、あれれ?人がいっぱいいる。
取材撮影中、、、!しかも難なく渡っとるやん!
2
取材撮影中、、、!しかも難なく渡っとるやん!
カメラマン「あ、ちょっと僕もっかい戻るんで撮影して良いっすか」
俺「あ、はい、、、」
2
カメラマン「あ、ちょっと僕もっかい戻るんで撮影して良いっすか」
俺「あ、はい、、、」
緊張感ゼロのまま最大の難所がこうして幕を閉じた
2
緊張感ゼロのまま最大の難所がこうして幕を閉じた
うーんこれまでの下調べは何だったんだろうと思いながらとにかく進みます
1
うーんこれまでの下調べは何だったんだろうと思いながらとにかく進みます
第四吊橋跡のワイヤー。青空に映えています
第四吊橋跡のワイヤー。青空に映えています
赤い岩壁がかっこ良い!
2022年10月02日 08:43撮影 by  X-S10, FUJIFILM
1
10/2 8:43
赤い岩壁がかっこ良い!
水流は結構強いまま。まだ油断はできません。
水流は結構強いまま。まだ油断はできません。
第五吊橋跡
少し高巻きして赤沢出会いに到着!ここで沢装備から通常装備に換装
2022年10月02日 09:58撮影 by  X-S10, FUJIFILM
1
10/2 9:58
少し高巻きして赤沢出会いに到着!ここで沢装備から通常装備に換装
来た道を振り返る
来た道を振り返る
ここからは赤沢方面へ進みます。赤いね、赤沢。
ここからは赤沢方面へ進みます。赤いね、赤沢。
ホース発見。ここからようやく登山道に入ります。
ホース発見。ここからようやく登山道に入ります。
と思ったら激急登。
と思ったら激急登。
一気に標高を上げます。
一気に標高を上げます。
展望台まで来ました
展望台まで来ました
ここからの槍と硫黄尾根を見たかったんだよな〜
2022年10月02日 11:58撮影 by  X-S10, FUJIFILM
1
10/2 11:58
ここからの槍と硫黄尾根を見たかったんだよな〜
伊藤新道ついに踏破!
2022年10月02日 13:57撮影 by  X-S10, FUJIFILM
2
10/2 13:57
伊藤新道ついに踏破!
テントを張って、鷲羽岳へ。
1
テントを張って、鷲羽岳へ。
光が良い感じ
2022年10月02日 16:59撮影 by  X-S10, FUJIFILM
10/2 16:59
光が良い感じ
夕暮れ前に少しガスが多くなってしまった
夕暮れ前に少しガスが多くなってしまった
焼けたら最高だったのにな。まあ仕方無い
焼けたら最高だったのにな。まあ仕方無い
翌朝。三俣蓮華岳で日の出を迎えます
2022年10月03日 05:24撮影 by  X-S10, FUJIFILM
10/3 5:24
翌朝。三俣蓮華岳で日の出を迎えます
おおー焼けてきた
2022年10月03日 05:42撮影 by  X-S10, FUJIFILM
10/3 5:42
おおー焼けてきた
素晴らしい朝焼けでした
1
素晴らしい朝焼けでした
通ってきた伊藤新道を振り返る。このまま新穂高まで一気に下る。お疲れ様でした
2022年10月03日 07:59撮影 by  X-S10, FUJIFILM
2
10/3 7:59
通ってきた伊藤新道を振り返る。このまま新穂高まで一気に下る。お疲れ様でした

感想

念願の伊藤新道へ。
伊藤新道は近年開通を予定しており、そうなる前に一度このクラシックルートを通ってみたかった。沢登り未経験、単独行の為入念に下調べをしてこの日を迎えました。

初日:高瀬ダム〜晴嵐荘〜噴湯丘
天気の良い爽やかな秋のハイキング。噴湯丘と周辺の温泉は写真で見るよりずっと素晴らしかった。川の音、冷たさ、温かさ、硫黄の匂いと五感で感じる湯俣はまた遊びに行きたいです。晴嵐荘の温泉も最高。24時間何回でも入り放題。

2日目:晴嵐荘〜伊藤新道〜三俣山荘〜鷲羽岳
本番の日。日の出の時刻とともに出発。昨日見に行った噴湯丘を通過しその先の奥へ。渡渉、ヘツリ、高巻きとクリアしながらアドベンチャー感覚で進んでいくのが楽しい。ただ水が冷たい、渓谷だから中々日が差さず寒いのでなるべく休憩しないように進んでいく。
順調に進むと、難所の一つガンダム岩へ。ここが深かったら撤退しようと決めていた。でもあれ、岩の下にロープが張ってあった、おそらく最近つけてくれたのだろうか、水が深ければあまり意味もない気がするが精神的に大分ラクに通過出来た。
この後も数か所渡渉を繰り返す。
そしていよいよ最大の難所、第三吊橋跡へ。有名な「引き返す勇気を」のペンキを発見。でもあれ、何か人がいっぱいいる、、、どうやら新吊橋の設営にTVの取材が入ってるらしい。渡ろうとする前に対岸からカメラ回してやってきた、自分が渡ろうとするとカメラマンがもっかい戻って「撮って良いですか」と。緊張感ゼロ、渡渉ポイントと水の深さも丸分かり。こうしてあっけなく今年最大のチャレンジは幕を閉じました。。
一気に緊張感がなくなり、このまま赤沢出会いへ。ここで沢靴を脱ぎ登山靴へ。無事沢登りの区間を突破できて安堵しました。
赤沢から展望台までは激急登。2日目の中盤でようやく登山らしくなってきた。息が切れるがガンガン進む。展望台まで来た。ここから見える槍と硫黄尾根の景色を是非見てみたかった、感動ー。
残りは緩やかな登りで遂に伊藤新道踏破!三俣でテントを張り鷲羽岳へ登頂。夕暮れ時にちょうどガスってしまいアーベンロートはお預け。でも全然満足

3日目:三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六岳〜新穂高
帰りはバスなので高瀬ダムへ戻らず新穂高方面へ。三俣蓮華岳からご来光を。雲が多かった分美しく空が焼けました。もうこれだけで今日は満足♪ この後は終日曇りだったけど、下りる分にはちょうど良い天気でした。

天気にも恵まれて念願の伊藤新道を歩くことができて素晴らしい山行となりました。今年一番楽しかったかな。この道を開拓した先人には本当に尊敬の念を抱きます。現在一生懸命道の修復に取り組んでいる方々に感謝しながら、開通後は再びここを歩きたいと思います。

山のVlogを公開しています。宜しければチャンネル登録をお願いします。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:706人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら